[CC110] … 箱弄り(取り付け穴開け)

【この記事の所要時間: 127秒】

箱の取り付け穴開けに取り掛かった。

箱にはカブシリーズ各車・各キャリアに対応した穴開け位置合わせの型紙が付属しているが、若干キャリアとの位置をずらして併せてステーを追加するため箱底部にキャリアとステーを置いて現物合わせで穴開けをした。

穴開け予定位置にキリで印&滑り止めを打ち、そこにΦ2mm⇒Φ4mm⇒Φ6mm⇒Φ8mmの順に穴開け。
サイズを細かく段階的に換えたのはハンドドリルを使ったため。
それでもΦ6mmとΦ8mmの穴を開ける際には結構力が必要だった。

開けた穴は縁のバリを取った後、クリアペイントを筆塗りして保護しておく。
 

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上下に並んでいる幅広のステーは箱の付属品、その後ろ(右側)の細いステーは追加した汎用品。
いずれもΦ6mmのボルトで締める。
ちょっと判り難いが爪楊枝が立っている位置にボルトを通す。

箱の底部には厚さ3mmの耐候・耐油性ゴムシートを貼り付けている。
キャリアとの接触部分のガタつきを防ぎ、衝撃を吸収し、ボルト穴からの浸水を防ぐのが目的。

シートに座った際の背中や腰から10cmほど空けるために箱の装着位置を後ろにずらしている。
ステーで固定されるのは前半分強だが、キャリア自体は箱後端から5cm辺りまで接しているので安定感は損なわれていない。


箱の装着は現在予定しているカスタマイズが全て完了した後。
クロスカブとベースになっているスーパーカブ(JA10)はキャリア下のスペースが狭いためボルト締めなどがかなりし難いらしい。

それにしても…やっぱりデカイな(笑
左右はキャリアの幅とほぼ同じなのでさほど気にならないが、後ろに結構長く伸びそうな感じ。
テールライト/ブレーキライトやウィンカーの後方からの視認性が気になるところ。

[CC110] カスタマイズパーツ到着…弁当キャリア、ブレーキペダルカバー

【この記事の所要時間: 240秒】

昨日届いていたクロスカブ用のカスタマイズパーツ二つ。
それぞれ別の発送者だが昨日早い時間帯に配達されていたものだろう。

 

弁当キャリア

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アウトスタンディングモーターサイクル [AA04/JA10] スーパーカブ50・110専用弁当キャリア(1)

カブのレッグシールドとシートの間、センターカバーを跨ぐように装着するキャリアだ。

同様のキャリアとしては他にも、ベトナムキャリア(通称「ベトキャリ」(2)タイプ1タイプ2バンクキャリア(3) 等が有るが、荷物置きとして最も使い易そうでシンプルなこの「弁当キャリア」を選んだ。

荷物を置く面のサイズは横250×縦210mm(最大)。
横幅がやや広いため乗車時には足の接触が気になるが、実際に使っている人達によるとさほど邪魔にはならず、むしろ足の内側で挟み込むことにより姿勢が安定するという効果も有る様子。

遠出する際に、工具や雨具(レインウェア、レイングローブ)、必要であればガソリン携行缶を置くのに使う予定。
リアキャリアには大きな箱(65L)を載せるが、これらの濡れたり汚れたりし易い物は分けて置きたいし、箱に入れなければその分収納スペースに余裕が出来る。

余り良くないと言われているメッキや溶接、バリの存在については、ざっと見た感じでは特に問題無し。
棒材や板材も太く厚くしっかりしている。

取り付けはレッグシールドを固定しているボルトに共締めするため、電装周りのカスタマイズが完了した後になる。

 

ブレーキペダルカバー

[warning]クロスカブのリアブレーキペダルは従来のカブに比べてやや大きいらしく、このブレーキペダルカバーも結論から書くと『装着不可』でした。
ペダル側かカバー側を数mm削れば装着出来ますが、ひとまず保留しています。[/warning]

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キジマ スクエアー・ブレーキペダルカバー(213-149)(4)

クロスカブのリアブレーキは一般的なバイク同様にペダル型。
以前、店頭で実車を見た際に、踏む面が少々狭い上に突起が少なく滑り易いかな?という印象が有り。
実際に跨がって操作した(踏んだ)時も、ライディングブーツを履いていたが靴底が濡れていると滑りそうな感触だった。

更に、上述の弁当キャリアを装着すると足先がやや開きそうなので、ブレーキペダルの接触面を拡張し更に滑りにくくするためのカバーを装着することにした。

アルミ合金製で靴底が接する面には深い突起が付いたゴムが貼られている。
サイズは横70×縦53mm(最大)。
スクエアーといっても角は丸くて各辺も面取りがされているので、靴が滑っても傷付きにくい。

カブ用のブレーキペダルカバーは他にも色々出ているが、デザインや工作精度、靴への傷避けなどからコレを選んだ。
他社の製品は安価だけど造りが今一つなことと、角が尖っていて靴に傷がつきそうだったので…。


納車前にしてカスタマイズパーツばかり色々集まってきた。

  1. クロスカブにも装着可。 []
  2. 実は、弁当キャリア⇒ベントウキャリア⇒ベトキャリ…だと勘違いしていた(苦笑 []
  3. 銀行員が手提げバッグを置くのに使ったのが名前の由来? []
  4. ラベルに記されている価格は定価だが実売は二千円台半ば。 []

[CC110] シフトインジケーターのケース作成

【この記事の所要時間: 219秒】

クロスカブにはシフトインジケーターを装着する予定で、既に部材一式を入手電気系の加工(ハーネス作成…カプラ、ギボシ端子装着)も済ませている。

 

シフトインジケーター本体

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シフトインジケーター自体には簡単な防水処理が施されているが、クロスカブに付けっぱなしにするとなるともう少し保護性を高めたい。
また、そのままでは直射日光下では見辛いので、日除けやスモーク板を付けるなど視認性も高めたい。

シフトインジケーターを使っている人の多くが同様の目的でアクリル板等を使ったケースを作っているので参考にさせて頂くことにした。

 

購入した部材

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・アクリサンデー板(アクリル材、半透明スモーク、厚さ2mm)
・アクリサンデー接着剤(アクリル樹脂用)
・アクリサンデーカッター(プラスチック用)


シフトインジケーターを実測し、先ずはアクリル材と同等の厚さのダンボール紙でモックアップを作成。
そのモックアップで細かい調整をした後でアクリル材を切り出した。
専用カッターは流石に使い易くて、小さな部材でも割れたり欠けることなく綺麗に切断出来た。

切断面を整形後、接着剤で接着。
アクリサンデー接着剤は非常にサラサラした液体で、突き合わせた二枚のアクリル板の接触面に容易に浸透して直ぐに固着する。
手に付着しても直ぐに洗えば問題無く、他の接着剤みたいにベタベタすることは無い。
但し、アクリル板に付着すると直ぐに反応して表面が荒れる(薄く溶ける)ため要注意だ。

全体が組み上がった後で角や端面を削って整える。
ガタつきを防ぐためハーネステープを巻いたシフトインジケーター本体を差し込んで大径の熱収縮チューブを被せて熱収縮し、ケーブルの引き出し部分をタイラップで締めて完成。

 

サクっと完成品

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アクリル素材の加工は今回が初めてだが、思っていたよりは良く出来たと思う。

実のところ、写真では見えない部分にははみ出した接着剤(溶剤)で荒れた痕や、仮止めに使ったビニールテープの粘着剤が残った痕など…。
まぁ、バイクに装着すれば風雨や直射日光、埃などに常時曝されて傷んでくるのだから少々の傷や汚れを今から気にしていても仕方が無い。

尚、貼り合わせ部分はカット時の段差(1) を少し残し、出来た溝にエポキシ系接着剤を薄く盛って防水性を高める。(写真は施工前)


さて、次はクロスカブへの装着手段を考えよう。
軽量なのでマジックテープ(粘着テープで貼り付け)を使うか、タイラップ留めするか、それとも何か小物(時計やシガーソケット、等)用のハンドルブラケットを流用するか。
その辺りは納車後に現物合わせで検討だな。

  1. カッターで切り割っただけだと切断面が楔形になる。 []

[CC110] … 箱装着部材を追加調達

【この記事の所要時間: 139秒】

クロスカブに搭載するJMSラゲージBOX Lには装着用部材が一式(1) 付属しているが、ちょっと足りないかな…と感じるところ。

ラゲージBOXは縦方向(箱の長辺面がクロスカブの前後軸に平行する)でキャリアの後方へ寄せて搭載しようと考えている。
付属のステーはキャリアの前後方向に向け左右に1本ずつ配置するが、固定力強化のためキャリア後端近く横に向けてもう1本配置したい。
また、付属のプラスボルトを締め込み易い六角キャップボルトに交換したい。


早速、追加のステーと交換用の六角キャップボルト、そのボルトに対応したナイロンナット(2) を購入した。
更に、ラゲージBOXとキャリアの間に挟むゴムシートは既に1mm厚の物を購入しているが併せて3mm厚の物を買い足した。

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・NBR(ニトリルゴム)シート 500×500×3mm
・エーモン 取付金具(ステー)S633 15×300×2mm 穴径Φ7mm ステンレス製
・TRUSCO 低頭六角穴付ボルト M6 ステンレス製
・ロックファスナー ナイロンナット M6 ステンレス製

その他、小径ワッシャーは手持ち品を使う。
また、ラゲージBOX付属のナイロンナットは更なる緩み止めにダブルナットとして使う。


尚、今回は初めて利用するオンラインショップ「モノタロウ」で購入。
工具や各種部材、自動車/二輪用品、オフィス用品など豊富な品揃えと在庫を持ち、価格も良い。
バイクのレストア系Webサイトによく登場しているので興味が出て利用してみたかったというのも目的の一つ。

自宅からちょっと距離があるけれど(3) 良さそうなホームセンターが有るとTwitterで教えて戴いた。
今回は寒い&移動手段の関係で行けなかったが、いずれ是非とも訪れてみたい。

  1. ステー×2本、ボルト×4本、大径ワッシャー×4枚、ナイロンナット×4個 []
  2. 内部にナイロン素材の緩み止めが封入されているナット。 []
  3. 自転車で15〜20分位かな。 []

[CC110] … 電装弄りの下準備

【この記事の所要時間: 152秒】

クロスカブが納車されたら直ぐに取り掛かりたいカスタマイズの一つが電装周り。
GPSナビ(Garmin Zumo550)搭載に向けての電源取り出しとシフトインジケーターの装着。

いずれも部材は一通り揃っているので、出来る範囲で準備をしておこうと下準備に取り掛かった。

 

工具と部材

用意した工具と部材はこんな感じ。

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作業に掛かる前に撮った写真なので、実際は他にもピンセットやドライバなどこまごまとした工具を使った。

 

電源取り出し

バッテリーの近くに設置されているサービスチェックカプラ(HM090型4Pカプラ)にAcc経由の+12V出力とGNDが用意されているので、これを利用する。

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ひとまず接続するのはGPSナビ(+12V、GND)とシフトインジケーター(+12V)なので、カプラ(HM090型4Pカプラ・オス)とY型接続端子を組み合わせて二分岐しておこう。
もしシガーソケットも装着する場合はY型接続端子を追加して分岐を増やせば良い。

 

ハーネス作成

次に、シフトインジケーターの延長ケーブル(ハーネス)を作る。

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シフトインジケーターとの接続側は110型6Pカプラ(オス)、5速まで対応しているがクロスカブは4速なので5速用のケーブルはもちろん繋がない。
またニュートラルは標準の表示(メーターパネル内のランプ点灯)を引き続き使うため、本来の接続を残す。

ニュートラルスイッチカプラ(110型9Pカプラ・オス)はクロスカブの既装着品を流用するため端子を接続するだけ。
+12V接続ケーブルはギボシ端子(オス、メス)を各々両端に取り付ける。
尚、末端は実際の装着時に結束テープ(ハーネステープ)で処理をする。

 

GPSナビの電源端子

最後にGPSナビ(クレードル)の電源接続端子(+12V、GND)の加工。

ヘラープラグ(左の写真)からギボシ端子(右の写真)へ変更。

ヘラープラグの内部は僅かながら腐食が見られ、特に気付かなかったが水分や湿気の影響が少なくないことを実感した。
クロスカブでも電装系を弄る際は防水に気を付けよう。


さて、これで納車されれば直ぐに着手出来る。
レッグシールドを始めとして各種カバーの取り外しに手間取らなければ…の話だけども。