クロスカブが納車されたら直ぐに取り掛かりたいカスタマイズの一つが電装周り。
GPSナビ(Garmin Zumo550)搭載に向けての電源取り出しとシフトインジケーターの装着。
いずれも部材は一通り揃っているので、出来る範囲で準備をしておこうと下準備に取り掛かった。
工具と部材
用意した工具と部材はこんな感じ。
作業に掛かる前に撮った写真なので、実際は他にもピンセットやドライバなどこまごまとした工具を使った。
電源取り出し
バッテリーの近くに設置されているサービスチェックカプラ(HM090型4Pカプラ)にAcc経由の+12V出力とGNDが用意されているので、これを利用する。
ひとまず接続するのはGPSナビ(+12V、GND)とシフトインジケーター(+12V)なので、カプラ(HM090型4Pカプラ・オス)とY型接続端子を組み合わせて二分岐しておこう。
もしシガーソケットも装着する場合はY型接続端子を追加して分岐を増やせば良い。
ハーネス作成
次に、シフトインジケーターの延長ケーブル(ハーネス)を作る。
シフトインジケーターとの接続側は110型6Pカプラ(オス)、5速まで対応しているがクロスカブは4速なので5速用のケーブルはもちろん繋がない。
またニュートラルは標準の表示(メーターパネル内のランプ点灯)を引き続き使うため、本来の接続を残す。
ニュートラルスイッチカプラ(110型9Pカプラ・オス)はクロスカブの既装着品を流用するため端子を接続するだけ。
+12V接続ケーブルはギボシ端子(オス、メス)を各々両端に取り付ける。
尚、末端は実際の装着時に結束テープ(ハーネステープ)で処理をする。
GPSナビの電源端子
最後にGPSナビ(クレードル)の電源接続端子(+12V、GND)の加工。
ヘラープラグ(左の写真)からギボシ端子(右の写真)へ変更。
ヘラープラグの内部は僅かながら腐食が見られ、特に気付かなかったが水分や湿気の影響が少なくないことを実感した。
クロスカブでも電装系を弄る際は防水に気を付けよう。
さて、これで納車されれば直ぐに着手出来る。
レッグシールドを始めとして各種カバーの取り外しに手間取らなければ…の話だけども。