クロスカブのチェンジペダルとブレーキペダルには、靴底が接する面に滑り止めの刻みが入っているものの深さや鋭さはさほどではなく、靴底の種類(材質、デザイン)によっては今一つ喰い付きが悪いかな?という感じです。
靴底を傷めないためとか、薄い靴底でも足裏が痛くならないように…といった説も見掛けましたが、はてさて真相は如何に。
それはさておき、自分が履いているライディングブーツは靴底が元々硬いゴム製なのに加えて経年変化で更に硬くなっているせいで、ノーマルペダルでは少々喰い付きが悪く、特に靴底が濡れている時には何度か滑りそうになったことがあります。
チェンジペダルを踏み損ねても実害は余り有りませんが、ブレーキペダルともなるとやはり不安です。
アルミ製で刻みを鋭くして喰い付きを良くしたペダルカバー(カブ用)を買ったこともありますが…クロスカブはブレーキペダルが微妙に大型化(厚くなった?)しているそうで残念ながら使えず。
先日、他カブ用のゴム製カバーが流用出来ることを知り、早速装着してみました。
ペダルカバー
「D-14黒」フットブレーキ・チェンジペダル カバーセット(新型スーパーカブ専用)
アウトスタンディングで購入しました。
比較的軟らかい素材のゴム製です。
対象車種は「JA07、JA10(※クロスカブ不可)AA04」で、注意書き(赤字)でもクロスカブには使えない旨の記載が有ります。
装着
ノーマル状態
装着完了
ちょっとだけ加工
シフトペダル(前後)は特に難無く装着出来ましたが、ブレーキペダルは裏側が引っ掛かってなかなか嵌まりません。
裏の厚い面がやや長くてゴムの折り返しと干渉しているようなので、写真の部分(二箇所)を切り取って回避。
この部分を切り取っても左右(写真では左上と右下)の折り返しでペダルに引っ掛かるため、ズレたり外れる恐れは殆ど有りません。
さて、効果の程は?
ゴムも濡れると滑り易くなるという一面が有るため過信は禁物。
雨の日に乗ることはまず有りませんが、靴底を濡らした状態で試してみましょう。