X-Pro2用というわけじゃないけど、写真小物を幾つか新調した。
充電器のコンパクト化
X-Pro2付属の充電器。
割と大きめの充電器と80cmほどの長さの着脱式ACケーブルの組み合わせで、ACプラグが折り畳み式のコンパクトな充電器が主流の中では少々見劣りする。
せめてACケーブルだけでももう少しコンパクトに出来ないものか…。
充電器のACケーブルは2P(メガネ型)…そういえばノートPCのACアダプタに直結出来る2Pの電源プラグを持っていたはず。
早速探し出したのがコレ、エレコムのACアダプタ用直結プラグ(T-PCAD22V)。
差し込み部分は規格のため問題無く装着出来る。
壁コンセントに挿すと壁面から少し隙間が空くので多少の段差なら避けられる。
レンズクリーニングキット
レンズはもちろんフィルターでさえ極力触れないように普段から最大限の注意を払っている。
とはいえ、屋外で使っていれば何かが付着する恐れは常にある。
そんな時に対処出来るクリーニングキットも写真散歩に携行したい…というわけで購入。
ハクバのレンズペン3 プロキット(KMC-LP17BKT)。
マイクロファイバークロスとレンズペン(三種類)のセット。
三本のペンはいずれもクリーニングチップ(左側)とブラシ(右側)で構成され、
・レンズ用クリーナー(3D曲面チップ)
・フィルター用クリーナー(平面チップ・太)
・ファインダー用クリーナー(平面チップ・細)
と、部位ごとに使い分けられる。
マイクロファイバークロスにはペンホルダーが有り、携行時の簡易ケースにもなる。
エアブロア
クリーニングキットと合わせて持ち回りたい…というかほぼ必需品なのがエアブロア。
レンズ(フィルタ面)の埃は適宜飛ばしたい。
手持ちのエアブロアは風力と作りには満足しているものの少々大きい(特にノズルが長い)ため持ち回り時には結構嵩張る。
また、カメラ以外の埃飛ばしにも多用しているため、カメラバッグに入れっぱなしには出来ない。
それなら携行用に追加購入すれば良いじゃないか。
で、選んだのが、BERGEON(ベルジョン)No.5733。
スイス製である。
元々は時計(内部機構)の清掃用らしいが、その性能からカメラ用としても評価が高く、見た目の可愛さ(面白さ)やこうして自立する点などから人気も高い。
手持ちのエアブロアとの比較。
5733の方が太いがノズル部分が短いため収納時にはむしろ嵩張らない。
ただ、扱いやすさ(握りやすさ)と風力は手持ち品の方が上かな。
レンズクリーニングキットと一緒にカメラバッグに常備しておこう。
レンズフィルター
XF10-24mm/F4 R OISを購入した際に併せてサードパーティ製プロテクトフィルタを購入したが、純正フードとの相性がどうも宜しくない。
このフードは少々癖が強いようで、サードパーティ製フィルタを装着していると、携行時などフードを逆に被せた際に嵌まらない・固定出来ない、使用時にフードを装着する際に引っ掛かる・フィルタも一緒に回る…などの報告が少なくない。
自分が購入したプロテクトフィルタでも同様の不具合が発生して、非常に使い勝手が悪かった。
(via;[X-Pro2] 念願の超広角ズームレンズを手に入れた♪ … XF10-24mm/F4 R OIS
相対的には割安だったものの絶対的にはけして安い買い物では無かったけれど、使い勝手が悪いのは写真を撮るのも面倒になってしまうため、改めて純正フィルタを買い直すことにした。
FUJIFILM プロテクトフィルター(PRF-72)。
逆に被せた場合の固定は問題無し。
通常使用時ももちろんスムーズに着脱出来る。
カメラベースのメンテナンス
先日新調したグリップ付きカメラベースには非常に満足している。
天然木(ウォルナット)の手触りや、特にこの時期ならではの温もりが心地好い。
ただ、この時期だからなのか結構乾燥していることが気になっていた。
ウォルナットなら家具のメンテナンスと同様にオイルを塗り込めば良いのではないか?
色々調べてみると、塗布面積が狭いこともあって木工用の蜜蝋が良さそう。
尾山製材・木工用みつろうクリーム。
塗り込みと拭き上げには、昔開発仕事をしていた頃に多用していたキムワイプ S-200 ミニを使った。
指先の体温で容易に柔らかくなる。
ベタつきは殆ど無く、塗り易い。
塗布前。
すっかり乾いていて、左上のボルト部分、バッテリードア開口部、三脚ネジ穴などの周囲、全体の縁など部分的に若干毛羽立っているように見える。
30分ほど空けて二度塗りした。
毛羽立ち感は無くなり全体にシットリした感じになったが、ベタついたり湿り気が気になることは無い。
もちろん、X-Pro2に接する面には塗布していない。