変わり種デジカメ OLYMPUS AIRを再購入して一週間弱…自分的には非常に珍しいことだが通勤時にも文字通り持ち回って、時々気が向いたら通りすがりに写真を撮っている。
通りすがりなのでノーファインダー(ノールック)撮影オンリー…これがなかなか面白い。
装着しているレンズがフィッシュアイ・ボディキャップレンズなので画角の面白さが有るし、どんな光景が写っているのか後で画像を見るまで分からない面白さもある。
反面、水平を出すのが難しい。
ノーファインダー撮影なので水平を出すのが難しいのは最初から判っていたことだし斜めになっているのも面白さのうち、風景なら少々傾いていようと問題無し…と思ってはいたのだが、使い勝手の良さから風景だけではなく建物や置物などを撮る機会が増えてからは、やはり水平を出したい時もある。
何か良い小物は無いものか…と探していて見つけたのが、AIR用のワンタッチ・レベラー。
AIRに装着するため一体感が有り、見た目的にもシンプルなデザインが気に入って早速注文した。
購入品
右から
・ワンタッチ・レベラー
・エビス 4本線円柱気泡管L25(L25-4L)
ワンタッチ・レベラー
3Dプリンタで作成され(受注生産)、素材はナイロン系。
カラーはこのブラックを含めて全9色が用意されている。
OLYMPUS AIRはメーカーにより各部の形状や寸法などの詳細なデータが公開されており、このようなオプションパーツを自ら設計・製作することが出来る。
ちなみに、購入先のDMM.makeでは3Dデータを送付し指定した素材で製作してもらうことも出来る。
気泡管
液体内の泡を用いて水平・垂直を確認するお馴染みの小物。
機器等への組み込み用として単品販売されている。
ワンタッチ・レベラーには付属していないので別途用意する必要がある。
尚、通常使用で水平出しをするのであれば一本でも事足りる。
組み立て
組み立てといっても裏側からパチンパチンと嵌め込むだけ。
気泡管の向きは特に無し。
装着
本レベラーはAIRの後部に装着するため、スマホアダプターとの併用は出来ない。(1)
通常使用であれば上側(縦になっている方)の気泡管は不要、こちらはAIRを90度傾けて撮影する際の水平出しに使う。
レベラーの装着向きは90°単位で変えられる。
空の写真などやや上向きで使う場合にはこの並びでは気泡管を確認し難いことに気付いたので、左に90°回転して左右並び(持った手で陰にならないように水平用の気泡管を左)に変更した。
尚、レベラーにはストラップホール等は無いため、ストラップを装着したい場合には自分で穴を開けるなどの追加工が必要になる。
このため、三脚のネジ穴にストラップマウントを装着しておいた。
(via;[AIR] 変わり種デジカメ購入 … OLYMPUS AIR 再び
アプリで傾き補正
実は、iOSに標準実装されている「写真アプリ」には傾きを容易に補正出来る機能が有る。
写真を表示して、最下段にあるメニューバーに右から二番目の三本のスライダーが並んだアイコンをタップすると編集モードへ。
最下段にあるメニューバーの左端のアイコン(上の写真で反転している)をタップすると回転処理へ。
この事例のように水平が判りやすい写真であれば、タップした時点で自動的に補正される。
また、トリミングもこのモードで行える。
- スマホを使うならアプリで水平確認出来るしね。 [↩]