[CC110] カスタマイズパーツ到着 … LEDヘッドライトキット&エコオイルチェンジャーJET

【この記事の所要時間: 451秒】

一週間後はいよいよG.W.…今年はカレンダー上の繋がりが良くて、別に休暇を追加することなく九連休。
いつものように帰省、帰省といえば久しぶりにクロスカブと再会出来る。
約一年前にクロスカブを実家に置くようになって、乗ったり弄ったり出来るのは大型連休での帰省時のみ。
そのため、毎回何かしらカスタマイズをしている。(1) 

(via;[CC110] カスタマイズ … ミディシート&専用キャリア
(via;[CC110] カスタマイズ … サブタンク装着
(via;[CC110] カスタマイズ … ベトナムキャリア TypeⅡ へ換装、専用バッグも
(via;[CC110] カスタマイズ … グリップヒーター装着
(via;[CC110] カスタマイズ … ビッグスロットルボディへ換装、リコール対処
(via;[CC110] カスタマイズ … LEDフォグライト装着

今回はヘッドライトのLED化とレバー操作式ドレンボルトへの交換を予定している。

 

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LEDヘッドライトキット

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スペシャルパーツ武川のクロスカブ用LEDヘッドライトキット

以前、LEDフォグライト装着の記事内で
[note]LEDへの交換…ライト部分に加えてドライバー/コントローラーが大きくてクロスカブのライトケース内に収まらず(これはHIDも同様)、放熱ファンやケーブル引き出しのためライトケースを加工する必要が有る。[/note]
[note]更にHIDやLEDの場合は万一故障した場合に容易に復旧出来ないという難点もある。[/note]
なんて書いていたわけだけど、ファンレスで、特別なコントローラー等が無く、ライトケースの加工が最小限という専用品の存在を知り、交換加工の難易度も比較的低い印象なので交換することにした。 
万一故障した際には復旧作業(純正バルブへの一時交換)が出来る場所/店まで既設のLEDフォグライトを補助灯にすればとりあえず自走は出来る。(2) 

 

構成品

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LEDバルブ

従来のLEDバルブは冷却用のファンが装着されていたりファンレスでも放熱用フィンが大きいため、クロスカブのライトケースに収める場合は後部を大きく切開するなどの加工が必要になり、併せて別付けコントローラーの取り付け位置も課題だった。
この製品はマイクロヒートパイプの採用でファンレス化されて放熱フィンもかなり小さく、またコントローラーは本体に内蔵され全体に小型化している。

Hi-Lo切り替え対応、Hi側はPHILIPS社製・Lo側はCREE社製の高輝度LEDチップを使用し最大で約2000LMの高輝度を誇る。
最大消費電力は約22W。 

 

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専用ハーネス

純正ハーネスのコネクタ部分に割り込ませるだけ。

 

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結束バンド(タイラップ)

 

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付属のカラーフィルム(イエロー系濃淡、ブルー系濃淡、各1枚)をバルブ表面に貼り付けることで照射光の色合いを変更出来る。
尚、カラーフィルムを貼っていない状態での色温度は約6500K。 


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お馴染みのステッカー。

ちなみに、クロスカブ用として購入した各種パーツや用品に付属していたりショップからオマケで貰ったステッカーが大量に溜まっている。
ステッカーは貼らない(むしろ既存の物も剥がす)ので使い途が無いんだな(苦笑 

 

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取扱説明書

装着方法が写真入りで詳しく記されている。
難易度は低いが、手数が多くてちょっと手間が掛かりそう。

 

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ついうっかり純正ハーネスに繋いで点灯確認しそうなので、これは気をつけよう。 

 

 

レバー操作式ドレンボルト

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麓技研(日本郵政扱い)の二輪車用エコオイルチェンジャーJET(プレミアム)

クロスカブのオイル交換は納車からずっとショップ任せ。
ショップのオイルリザーブサービスを利用しているのが一番の理由だけど、交換時の油汚れ・廃油の処理・万が一のドレンボルト穴破損も自力交換を避けている理由。
オイルリザーブサービスはひとまず置いて、 他の理由の中で交換時の油汚れとドレンボルト穴破損を回避して手軽にオイル交換出来そうなパーツを見つけたので早速購入してみた。 

 

構成品

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上左:プラグネジ…ドレンボルトの要領で本体を固定する。(六角レンチ10mm使用)
上右:本体…排出用L字ソケット(白い樹脂パーツ)装着済み。
下左:アルミパッキン…ドレンボルト周りが狭く装着しにくい場合に使用する。
下右:レバークリップ…閉鎖状態でレバーが回らないようにロックする。

 

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組み立てた状態。(アルミパッキン未使用)

 

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組み立てた状態。(アルミパッキン使用)

 

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開放(排出)状態のレバー位置。

 

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閉鎖(通常使用)状態のレバー位置。

 

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閉鎖状態で更にレバークリップを装着してロックする。

 

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本体には”FUMOTO”(メーカー名)と”MADE IN JAPAN”が記されている。

 

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説明書には装着方法と操作手順が記されている。

 

自分のクロスカブにはSP武川のアンダーフレームセットを装着しており、ドレンボルトの真下にはアンダーガードが有る。
幸いにドレンボルトとアンダーガードの間は余裕があるため、このエコオイルチェンジャーJETの装着は可能。
また、L字ソケットに適当なチューブを装着しておけば、アンダーガードを外すことなくオイルの排出が出来そう。
今まで通りオイル交換をショップにお願いする場合でも、作業の手間が省けて良いだろう。
簡単に操作出来る分、イタズラが心配ではあるけども。 

 

 

 

 

  1. 実は…昨年秋に父が亡くなり、その悲しみを僅かでも癒したくてクロスカブ弄りをしていた…。 []
  2. 法規的にはアウトかもしれないが…。 []

[Mac] MBA/11のスタンド … Bluelounge Kickflip

【この記事の所要時間: 20秒】

自宅ではMacBookAir/11をアルミ製のスタンドに載せて使っており、目線が高くなったことで首などが疲れにくくなった反面、外部キーボード&トラックパッドが必要なこととスタンド込みでは結構嵩張るのが難点。
そのため、最近はスタンドから降ろして素の状態で使う事もあるが打鍵性をもう少し良くしたい…。
手軽なのは本体後部辺りの下に何かを置いて手前に向けて少し傾斜を持たせる感じにすればいい。
容易に着脱出来るとか使わない時に折り畳むことが出来れば持ち回りの邪魔にもならないだろう。 

昨日、MBA/11の開腹をする際に道具を探していて、以前購入していた折り畳み式スタンド「Bluelounge Kickflip」を発掘。
MacBook Proの13インチ用で、MBA/11でも使えるという話を聞いて買ったのだが、装着しているカバーの脚に干渉するため使わないまま仕舞い込んでいた。
(via;[Mac] MBA/11の煤払い

 

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サイズ感

素のままのMBA/11では…

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そのまま重ねると脚に干渉しているように見えるが、粘着材は少し幅が狭く、厚さがあるためギリギリで回避出来る。

 

カバーを装着したMBA/11では…

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カバーの脚は大きい(広い)ため、粘着材にもしっかり干渉してしまう。

 

 

加工&装着

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それなら粘着材を少し切り取って干渉を無くせば良し。

 

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粘着材よりも極僅かに厚い感じだけど、しっかりと貼り付いて安定している。

 

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畳んだ状態で約5mm、立てると約25mmアップする。

 

 

使用感

立てた状態での打鍵性はかなり良好で、畳んだ状態も未装着時と比べて特に厚くなった印象は無し。
また、もう一つの効果として本体の下に空間を設けることで温度上昇を抑えると謳われているが、確かに実感出来る。
装着前と比べて内部温度の上昇が明らかに抑えられ、伴ってファンの回転数も低めになり静音性も向上した。 
他の効果としては、MBA/11を持ち回る際の指掛かりに程良い。 

 

 

 

 

 

[Mac] MBA/11の煤払い

【この記事の所要時間: 248秒】

先日、新しい(といってもMid 2013)MacBookAir/11と新旧交代して現在は半隠居状態になっている旧MBA/11(Mid 2011)。
(via;[Mac] ようこそ♪ 古くて新しいMBA/11

五年以上使い続けてきたので、そろそろ内部の清掃することにした。
また、MacBookでは内蔵バッテリーが経年劣化で膨張する事例が少なからず報告されており、幸いに今のところそれらしき症状(キーボードやトラックパッドが持ち上がったり圧迫されて挙動がおかしくなる、ディスプレイを閉めた際に隙間が生じる)は見られないが、直接見て確認しておきたい。

 

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準備

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開腹と清掃に取り揃えた手持ちの道具たち。

手前
・左:精密ドライバーセット
・中:スマホ修理ツール
・右:静電気対策用手袋


・左:MBA/11本体
・右:エアダスター

 

精密ドライバーセット

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裏蓋を開ける際に必要な★型1.2mm(PENTAGONAL 1.2)やバッテリー/SSDの脱着に必要なT4(Torx 4)を含めて計22種類のビットが一式になったセット。

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グリップはフルメタルでしっかりした造り。
ロッドを二段階で伸縮出来るため、深い部分でも使えるのが便利。

 

スマホ修理ツール

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修理ツールと銘打っているが、内容はボディやパネルなどを開ける際に使うヘラ類のセット。
MBA/11でバッテリーやSSDの交換をする際に、ショートしたり傷を付けたりしない樹脂製ヘラ(中央の四本)が 使える。

 

静電気対策用手袋

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汚れ付着防止だけではなく静電気を防ぐために手袋は必需品。

 

ピンセット

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今回は使用しなかったが、細かい部品の保持に欠かせない。

 

 

作業

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MacBookのモデルや年式によって使用されているビスの種類が微妙に異なるようだが、MBA/11(Mid 2011)ではこの二種類で裏蓋/バッテリー/SSDの脱着を行える。

 

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裏蓋を固定しているビスは長2本・短6本の計8本。

 

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使用するビットはPENTAGONAL 1.2。

 

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ビットの先端は磁化されているので、小さなビスを扱い易い。

 

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外したビスは嵌まっていた位置関係で並べておくと判り易い。
ビスには緩み止めが塗布されているが容易に緩めることが出来た。 

 

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開腹直後の様子。
思っていたほど汚れていないな…という感想。
ファン回りに有る小さな綿埃 、ファン内部やバッテリー上面にみえる塵をエアダスターで吹き飛ばせば完了。
バッテリーが膨張している気配は無し。

 

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清掃後の様子。
バッテリーには特に異常は見られないため手を付けず。 

 

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バッテリーやSSDの脱着にはTorx 4(T4)のビットが適合する。

 

 

[Mac] ようこそ♪ 古くて新しいMBA/11

【この記事の所要時間: 1215秒】

自宅で使用しているMacBookAir/11はMid 2011モデル…つまり今から6年前に登場した製品。
処理速度そのものにはさほど不満は無いものの、サイズが大きめのアプリやファイルを複数扱うケースが増えたこともあって、メモリ不足(容量4GBで増設不可)を痛感し始めてきた。
また、SSDの空き容量も乏しく(容量256GBで、本モデルは大容量品への交換不可…後発モデルはサードパーティ製の大容量SSDに交換が出来る)、この先使い続けるには不安。(1) 

一時はMacBookProへの買い換えを考えていたが、自分の使い方(常用アプリ、作業、持ち回り)を考えればサイズ的にもMBA/11がベスト。
なので同じMBA/11で上位モデルを候補に探していた。
選定条件は、Mid 2013以降のモデルでCPU/メモリ/ストレージのいずれも現在より上位であり当然USキーボード。
Mid 2013以降を条件にしたのは、このモデルからバッテリー駆動時間が劇的(カタログ値で最長5時間⇒9時間)に伸びたため。 

MBA/11は2016年(Early 2015モデル)に販売を終了したが、今も人気が高いこともあって中古はタマ数が少なく高値相場、しかも上記の選定条件を満たすものは通常販売モデルではなくBTOになり更に出物が少ない。
そんな中、ヤフオク!で自分の出品処理をしたついでにふと思い立ってチェックしたところ、上記条件を全て満たして状態も良い出品を見つけ、価格も納得出来るものだったので即決。(2)
出品者の対応も良く、落札した翌日には手元に届いた。

 

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ちなみにツイッターで呟いたところ、4/1だったこともあってエイプリルフール扱いされそうになった(苦笑

 

 

今使っているMBA/11との比較

今使っているMacBookAir/11:(以下、MBA/11-2011と記す。)

・モデル:Mid 2011
・CPU:Core i7 2677M(1.8GHz / 三次キャッシュ 4MB)
・メモリ:PC3-8500(1333 MHz) DDR3 SDRAM 4GB
・ストレージ:SSD 256GB
・ネットワーク:IEEE 802.11a/b/g/n/Bluetooth 4.0+EDR内蔵
・キーボード:US配列
・バッテリー:35Wh(最長5時間) 

購入したMacBookAir/11:(以下、MBA/11-2013と記す。)
・モデル:Mid 2013
・CPU:Core i7 4650U(1.7GHz / 三次キャッシュ 4MB)(3) 
・メモリ:PC3-12800(1600 MHz) LPDDR3 SDRAM 8GB
・ストレージ:SSD 512GB(4) 
・ネットワーク:IEEE 802.11a/b/g/n/ac/Bluetooth 4.0+EDR内蔵
・キーボード:US配列
・バッテリー:38Wh(最長9時間) 

選定条件に挙げた中で最も古い年式(Mid 2013モデル)だけど、次のEarly 2014モデルはCore i5が変更になっただけで、その他は同一(機種ID/モデルナンバー/パートナンバーも変わらず)。
更に次(最終)のEarly 2015モデルはCPUとグラフィックスがグレードアップしThunderboltも2になったが、自分の使い方では大きな違いは無く、むしろ低相場になっている古い年式の方が良いかな…と。
もちろん外観やバッテリーは新しい年式の方が高程度だと思うが、今回入手した物はそのいずれも新同レベルなので問題無し。(5)  

それに、挙げた選定条件を全て満たす高年式モデルの出物を待っていたら、いつ出会えるか分からないしね。(6) 

 

 

併せて購入した物

今使っているMBA/11-2011にはシェルカバー、キーボードカバー、パームレスト&トラックパッドカバー、ディスプレイ保護シートを装着している。
ちょっと過保護じゃないか?と思われそうだけど、自宅内外で持ち回って使う際に過敏にならなくて良いという効果がある。
中古とはいえ新調したMBA/11-2013もせっかくの高程度だし相応に保護しておきたい…というわけでほぼ同じ物を揃えた。

 

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パワサポのエアージャケット

MBA/11-2011にはspeckのカバーを装着しているが、デュアルマイク(Mid 2013以降)に対応した現行製品は造りが少し変わったせいかAmazonでの評価がやや低めだったため、評価の高いこちらを選んでみた。
…が…手触りは悪く無いもののやや滑り易い印象だったため、MBA/11-2011に装着しているカバー(speckの旧モデル)を移設した。
長らくの使用で擦り傷や曇りが有るけれど、割れやヒビは無くまだまだ充分使える。

 

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moshiのキーボードカバー(US配列用)とパームレスト&トラックパッドカバー

いずれもMBA/11-2011で使っていて大変気に入っている物。
キーボードカバーは、キートップのテカリや印字掠れを防ぎ、万が一何かをこぼしても内部への浸透を抑えてくれるので、打鍵性が多少低下しても自分的には欠かせない一品…打鍵性についてはMBA/11-2011ですっかり慣れた。
パームレスト&トラックパッドカバーは、本来の目的(汚れや傷防止)以外にもディスプレイとキーボードの間隔を増してキーボードカバーの痕がディスプレイに付きにくくなるという効果があるし、サラサラとした感触なのでトラックパッドの操作が滑らかになる。

 

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マイクロソリューションのクリスタルビューHDAG

こちらもMBA/11-2011で使用している物で、アンチグレアなのでギラギラ感が抑えられて目に優しい。
MacBookAirはディスプレイと周りのベゼル間の段差が大きく、保護シートが画面ピッタリのサイズなこともあって貼付の難易度はかなり高い。
実はMBA/11-2011ではメーカーに持ち込んで貼り込みを依頼した。
MBA/11-2013では自分で貼ったが、後述するクリーニング道具のおかげで結構良い感じに仕上がった。

 

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Apple純正のThunderboltケーブル(50cm)とMagSafe⇒MagSafe2コンバーター

MBA/11-2011からMBA/11-2013へ移行する際に、二台をThunderboltケーブルで繋いで移行元をターゲットディスクモードにすると容易且つ高速に出来る…ということでThunderboltケーブルを購入。
併せて、MBA/11-2011の予備ACアダプタを流用するためにMagSafe⇒MagSafeコンバーターを購入した。

 

 

現有機からの移行

最初は日々定期的にバックアップしているTimeMachine(NAS)から復元する方法を考えていたが、対象容量が200GBを超えていてWi-Fi経由だと丸一日掛かりそうなので見送り。
時間が掛かるのは構わないけれど、その間にWi-Fi接続が不安定になった場合の中断が心配。

次にUSB外付けHDDを使って現有機でTimeMachineバックアップした後、新調機に繋ぎ直してTimeMachineからリカバリする方法を考えたが、これもTimeMachineの新規バックアップが結構掛かりそう。

調べてみるとThunderboltケーブルで二台のMBA/11を直結して移行する方法があり、劇的に高速ということなので、この方法を採ることにした。

 

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電源をオフにした状態で二台のMBA/11をThunderboltケーブルで繋ぎ、移行元(MBA/11-2011)をターゲットディスクモードで起動する。
移行先(MBA/11-2013)は普通に起動した後、SSDの初期化⇒初期OS(10.8)新規インストール⇒最新OS(10.12)へアップデート⇒移行…の順で作業を進めた。 

 

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移行自体の所要時間は30分程度でかなり高速。
完了後に一部アプリの再認証が必要だったが、全環境がそっくりそのまま移行出来た。

 

 

ディスプレイ保護シートの貼付

さてと、実はこれが一番難しい作業(笑
貼る前に汚れや埃を如何に取り除けるかが成功の鍵。
前もって幾つか道具を購入しておいた。 

 

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・左…WHOOSH! ナチュラルスマホクリーナー(7) 
・右…attach イージークリーニングローラー 

 

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ナチュラルスマホクリーナーは付属のクロスに液状クリーナー(脱イオン水)を吹き付けて、画面を拭く。
対象は液晶画面だが、ボディやキートップなどの汚れも良く落ちる。

 

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イージークリーニングローラーは吸着性のシリコンラバーで画面上をコロコロすると埃や細かい塵、指紋などの皮脂汚れを綺麗に除去してくれる。
水洗いOKで、約10,000回も繰り返し使えるとのこと。 

 

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他に手持ちの道具…カメラ用のブロワーとミニブラシ。
ミニブラシで全体的な塵祓いをして、細かい埃はブロワーで吹き飛ばす。 

 

結果は…やはりベゼルの段差での引っ掛かりで何度かやり直すハメになり、毎回清掃したものの細かい塵が2〜3箇所混入してしまった。
まぁ、気にしなきゃ気にならない程度なので良しとしよう。

 

 

移行完了

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移行を完了し、全てのカバーと保護シートを装着して、はい出来上がり♪

移行前と全く同じ状況(常駐アプリ、常用アプリ)で使ってみて、当然だけど明らかに軽い。
MBA/11-2011ではメモリの空きが全く無く、頻繁にメモリ解放ツールが動いていたが、MBA/11-2013では余裕で空いている。(8) 
メモリの増量による効果は「速くなるのではなく、遅くならない」 というが、まさにその通り。
加えて、倍量化&高速化したSSDや、クロックは下がったもののコアの刷新で高速化したCPU、全体に高速化したGPUの恩恵も大きい。
他にはWi-FiがIEEE 802.11acに対応したことも嬉しい。 

三年前の古い機種だけど充分満足している。

 

 

(余談)液晶ディスプレイの違い

環境移行のため二台のMBA/11を並べて作業していて気付いたのが液晶ディスプレイの表示品質差。
発色やコントラストではMBA/11-2013のほうが明らかに良い。
また、両方共QuickResというアプリで疑似高解像度(1920×1080)にしているが、微小な文字の見易さもMBA/11-2013が段違いに上。

そういえば、MacBookAirに使用されている液晶ディスプレイはマルチベンダー品(サムスン、LG、AUO)で、製造メーカーによって表示品質に結構差が有ることを思いだした。
確かユーザーの評価では「サムスン製≫AUO製≧LG製」だったと思う。
但し、LG製は有志により提供されている様々なカスタムカラープロファイルを使うことでサムスン製に及ばないまでも大幅な画質改善が可能(だったはず)。

改めて二台の液晶ディスプレイ製造メーカーを調べてみると、MBA/11-2011はAUO製でMBA/11-2013はサムスン製。
MBA/11-2011を単独で使っている時にはさほど気にならなかったが、こうして見比べると全体に淡く微小文字では靄が掛かった様で、白色が真っ白ではなく僅かに黄味掛かって見える。
尚、AUO製は出荷数が少なかったのかカスタムカラープロファイルが余り提供されておらず、LG製用を含めて幾つか試してみても今一つ満足出来なかったので、結局標準のまま使い続けている。

ディスプレイの画質に拘る製品じゃないことは判っているものの、同一機種の中では優秀なディスプレイに当たって素直に嬉しい。
擬似高解像度が以前よりも明らかに実用になったしね。

 

 

 

 

 

  1. SSDは全容量の1/3〜1/2程度を空けておいた方が良いらしいが、現時点の空き容量は30GB足らずで1/8未満しかない。 []
  2. 状態の説明が分かり易く、詳細な写真が数多く(ヤフオク標準の三枚に加えて外部サービス利用で十数枚)掲載されていた。 []
  3. クロック値は下がったが処理能力は向上し省電力・低発熱になった。 []
  4. SATAからPCIeに変わってほぼ倍に高速化。 []
  5. バッテリーの充放電カウントは70ほどだった。 []
  6. MacBookAirを選ぶ層はサブマシンやネットPC的な用途がメインなので、高スペックを余り必要としていない。 []
  7. アメリカのApple Onlineでも取り扱いがある、いわばAppleお墨付きのクリーナー…らしい。 []
  8. OS X Marvericks以降では新たに導入された「メモリ圧縮」機能に影響して却って重くなったり不安定になるため、メモリ解放アプリの使用は推奨されていない。 []