簡便肩掛袋(サコッシュ)… 袖形かばん

【この記事の所要時間: 442秒】

外出時の携行品…たとえば近くのコンビニに行くような最小限のケースでもスマホ、サイフ、キーケースを持って行く。
これからのような薄着の季節になるとシャツの胸ポケットやズボンのポケットに入れるわけだが、いずれも割りと厚みがあるためポケットが膨らんで野暮ったい。
また、胸ポケットだと屈んだ際に落とす恐れもある。
それなら何かバッグに入れて持ち回れば…と考えたが、手持ちのバッグはこうした最小限の携行品を持ち回るには帯に短し襷に長しの状況。

程良い容量で嵩張らず、コンパクトで使い勝手の良いバッグを探してみたところ、サコッシュなるものに出会った。
サコッシュとは元々、自転車ロードレースでレーサーにドリンクや携行食を渡す際に使われる簡易なショルダーバッグで、その使い勝手の良さからか登山やハイキングなどでも多用され、最近は街歩きなどでも人気らしい。

これは良さそう!…といろいろ調べてみて「袖形かばん(そでなりかばん)」(⇒大人の逸品ブログ・コラボ製作秘話)を購入。
落語家の林家彦いちさんが考案し、国内の鞄メーカー「フルクリップ」が製作したもの。

 

 

前面

サイズは縦20×横30×マチ幅3cm、重さは約230g。
素材は綿(岡山デニム)、ナイロン、パラシュートコード。
岡山県は国内有数のデニム製品産地で、他にも児島デニムや倉敷デニムも有り。(1) 

 

前面にはフラップ式ファスナーポケット(縦14.5×横9cm)とファスナーポケット(縦14.5×横19.5cm)がそれぞれ一つずつ有る。

フラップ式ファスナーポケットの方にはやや幅広のバンパーを装着したiPhone8を入れているが、縦が結構すっぽり入るためストラップがないと取り出し難いかな。
iPhone8plusも大きめのケース/カバー/バンパーじゃなければ縦・横とも無理無く収まりそうなサイズ感。

ファスナーポケットは二つ折りサイフとキーケースを入れるのに程良いサイズ。
長サイフはちょっと厳しいと思う。

 

フラップは面ファスナー(ベルクロ、マジックテープ)留め…爪側が服などに引っ掛かって傷めるため余り好きじゃ無いんだな、コレ。
爪が尖っていない面ファスナーというのもあるので、そちらを積極的に使って欲しい気がする。

裏地は「鮫肌小紋柄」…高級ワサビおろし器を連想した(^^ゞ

 

Kindle Paperwhiteは縦にすれば入る。
iPad miniクラス(7.9インチ)までなら同様に縦入れ出来る。

 

 

背面

背面には横幅一杯のオープンポケットが一つ有る。

 

Kindle Paperwhiteを入れた様子。
スマートフォンや小さめのタブレットも同様に入るが、身体に当たる面のため、ハンカチやティッシュなど柔らかめの物が良いかな。
底が浅いため上から抜け落ちる心配もあるしね。

 

オープンポケットの底が浅い理由…下部に隠しジッパーの細長いポケットが一つ有る。

 

その正体は…扇子入れ♪
この「袖形かばん」の一番の特徴ともいえ、噺家さんならではの発想だろう。
噺家さんに限らず扇子を持ち回っている人は多いし、こうした直ぐに出し入れ出来る専用ポケットが有るのは便利。
扇子を使わなくても、筆記用具やペン型ライト、キーを入れるスペースとしても良い。

 

 

内側

大一個と小二個のマチ無し内ポケットが有る。

 

大きい方にはKindle Paperwhite(カバー装着)が入るが…窮屈では無いもののジャストフィットなため出し入れ時に軽く引っ掛かる。

 

小の方にはiPhone8(幅広バンパー装着)が入り、こちらは出し入れ容易。
ただし、大・小ともにマチ無しのため、たとえばKindle PaperwhiteとiPhoneの同時収納は無理だった。

 

iPad mini 4(7.9インチ)でのサイズ比較。
9.7インチのタブレットが無理なく収納出来ることを想定してサイズを決めたそうな。

内ポケットの縁や内部の縫い合わせた箇所にはいずれもパイピングが施され、全体に丁寧且つしっかりした造り。
さすが日本製といったところ。

 

 

ショルダーベルト

ショルダーベルトには製作したフルクリップが特許を取得している「ジェットグライド」という仕組みが用いられていて、ワンタッチで長さを調整出来る。

 

調整範囲は79〜132cm。

肩に掛けた状態でタブの引き手を引くだけで、軽く滑らかに長さを調整出来る。
中身の出し入れをする際にはベルトを伸ばし、携行時にはベルトを縮めて身体に密着させると安定し重さを感じ難くなる。
このベルトも袖形かばんを選んだ大きな理由だ。

 

 

パッチ

前面右下には革製のオリジナルパッチが装着されている。

考案者である林家彦いちさんのトレードマークで、拳(2) の上にカタツムリが這っているというデザイン。

革の色合いがデニム素材に合っていて、マーク自体もシンプルなので変に目立ったりせず良い感じのワンポイントになっている。

 

 

使用感

早速数回使ってみて、すっかり満足、購入して本当に良かったと感じている。
マチが薄いのでバッグを持っているという感じではなく手軽だし、そのマチも全く無いわけではなく少し(3cm)あるため、物を入れた際に変に膨らまず形が崩れにくく、身体へ当たる感触も優しい。
薄着の時期だけではなく、上着を着ていても常用したい逸品。
旅行の際にもメインのバッグに加えて行動用バッグとして活用出来そうだ。

  1. 児島デニムはかなり以前から知っていて、倉敷デニムは数年前に美観地区のアイビースクエアでのフェア?で知った。岡山デニムは実はこのバッグの記事で知った次第。 []
  2. 彦いちさんは極真空手の使い手でもあるそうな。 []