トイガン ちょっと弄り … S&T Sterling mk.7

【この記事の所要時間: 649秒】

いつの間にか増えているトイガン…今回はS&T スターリング mk7(マークセブン)。
電動ガンは射出道具としては優秀だけど銃としてのリアルさでは…云々…などと以前ブログに書いたが、部屋の中でちょっと的撃ちするには射出道具としての優秀さ(安定性、手軽さ)が望ましい。
⇒【トイガン … フルスチールGBB NORTHEAST STEN GUN MK2

手持ちのトイガンはハンドガンから長物まで全てガスガン、そして半数近くは長らく放置していたので動きが渋くなり、メンテしないと撃てない状態。
上に挙げたSTENは今も快調だけど、サイズも含めて室内で的撃ちに使うのは手軽さに欠ける。
大きくてもSMGサイズでセミオートはもちろんフルオートでも撃てて、金属フェチとしてはフルメタル(出来ればスチール主体)が望ましい。
そしてもちろんデザインが好みで価格も手ごろなこと。

S&T Sterling mk.7

そして、先に挙げた条件を全て満たしたのが、S&Tという海外メーカーのスターリングmk7。
もとになった実銃については各所で詳しく解説されているので割愛するが、第二次世界大戦後から湾岸戦争の頃まで現用されたイギリスのサブマシンガンで、サイレンサー搭載型(mk5)などいくつかのモデルがあり、このmk7はSASなど向けに1980年代後半にごく少数製作されたとのこと。
映画「スターウォーズ」で帝国軍のストームトルーパーが装備しているE-11ブラスター・ライフルは、このスターリング(mk4以前)がベースになっており、S&Tからも電動ガンとして発売されている。
余談だが、このmk7はたまたま数量限定のセール品(新品)を見つけて半額程度で購入出来た。

大型ハンドガン並みのサイズで、グリップより後ろの部分が長いこともあって持った際のバランスは悪くない。
レシーバー前方に開けられたクーリングホールと、真横からマガジンを挿すスタイルが独特。
時代を考えてもやや古臭い印象だが自分的には好み。

サイトはフロント/リア共にオリジナルのままでシンプル且つ無骨。
レシーバー上部に20mmレイルが装備されているので、光学サイトなどを搭載することが出来る。

ちょっと弄り … 外観

ボルトカバーとボルトハンドルのリアルさ向上

ボルトカバー

実銃では当然ながらエキストラクターやプランジャー、ゴミ排出用に螺旋状のモールド(出っ張り)が有るが、見ての通りのっぺらぼうで、しかも粗い銀色メッキ…リアルさが無い以前に違和感しか無い。
写真には映っていないが、ボルトハンドルも全く同じ残念仕上げ。

スキルとツールが有る方々はメッキを落として各部を削り出し、塗装や黒染めなどでリアルなボルトカバーを製作されているが、スキルもツールも不十分な自分としては、せめて塗装だけでも…と考えつつ情報収集していたところ、リアルなボルトカバーが販売されていることを知り、早速購入。
⇒【FKindustry:S&T スターリング用リアルボルトカバー

3Dプリントで製作された樹脂製ながらリアルな造形で、3Dプリンタ製作の特徴である細かな溝も削り出した際のツールマークっぽく見えてなかなかの質感。
表面保護と更なる質感の向上を求めて、G.スミス.Sの黒鉄で塗装している。(元の樹脂も黒色なので非塗装のままでも違和感は無い。)
また、ボルトハンドルも黒鉄で塗装している。

各部ネジの交換

交換前
交換後

海外製で気になるのがネジの品質。
この銃に使われているのは主に六角穴付き皿ネジ。
写真は左側面だが、レシーバーの左右を留めている二本どちらも六角穴が偏芯していて更に舐めかけている状態だったので、手持ちのネジと交換した。

交換前
交換後

また、こちらのネジそのものは問題なかったが、種類が適切ではない。
皿ネジを使うのであれば対象物にザグリ(すり鉢状の凹み)を設けて、ネジを締め込んだ際にネジ頭が突出しないようにするのだが(先のレシーバー左右のネジはちゃんと処理されている)、そのザグリが無い上に円筒曲面のためネジ頭の尖った縁が引っ掛かりやすい。
手持ちの六角穴付きナベネジに交換した。

交換前
交換後

こちらはネジ自体や使用箇所には問題無かったが、プラスネジは余り好みでは無いので(舐めやすい、玩具っぽい…実銃は六角穴やマイナスが多い一方、オモチャのテッポウはプラスネジが多い印象)、手持ちの六角穴ネジに交換した。
ちなみに、六角穴付きのネジはサイズ(径・長さ)や頭の形状など、結構な種類を揃えている。

オプション装着

レーザーサイト

的撃ちなら後付けサイト、それもドットサイト(ダットサイト)よりレーザーサイト。
ターゲットに灯った赤い点目掛けて弾が吸い込まれていく…なんてロマンだよねぇ。
光学サイトのように構えて覗き込む必要がなく、赤点を合わせるだけなので手軽さもある。

‘レイルカバー

置いた状態から持ち上げる際にはレシーバー後部をレイルの上から鷲掴みすることが多いので、手に優しく・レイルにも優しく…というわけで、使っていない部分にゴム製のカバーを装着している。

バッテリーコネクタ交換、ヒューズ装着(ボックス交換)

タミヤミニコネクタ仕様、ヒューズでPON!装着

海外製電動ガンにはヒューズが実装されていないものが少なくない(というか、殆ど)。
たとえハイサイクルや高初速にしなくても、LiPo(リチウムイオンポリマー)バッテリーを使う以上は安全策を取っておきたい。
というわけで、既存のバッテリー端子(タミヤミニ)にワンタッチで追加できるヒューズユニット「ヒューズでPON!」を追加したのだが…S&Tスターリングのバッテリー収納エリアは結構狭く、写真に有るコンパクトサイズのバッテリーでも配線がかなり窮屈になってしまう。
その結果、コネクタに負担が掛かってしまったのか稀に接触不良が発生するようになったため、コネクタを変更し、併せてヒューズボックスも交換することにした。

使用部材

コネクタはコンパクトで電流容量が増し、接続安定性が高いXT30を選択。
ヒューズボックスはミニ平型ヒューズ用で使用ヒューズは20A。

ヒューズボックス加工

ヒューズボックスはなるべく小型の物を探したが、一応収まるものの少々窮屈だったため、不要な部分(蓋と連結用構造)を削り落としてスリム化した。

ピンリムーバー(タミヤミニ用)
差し込んで押し出すだけ

元々付いているコネクタは流用しないためそのまま切り落としても良かったのだが、銃から出ているケーブルの長さに余裕があまり無いため、リムーバーでピンを抜き、ギリギリの位置で切断することにした。

配線完了

交換完了。
リチウムバッテリーの配線を弄るのは少なからず緊張する。

収納

実はヒューズボックスのケーブルが想定より長くて少々窮屈になったが、まぁ許容範囲だろう。

ヒートガンミニ

熱収縮チューブを使う際に非常に便利なのがコンパクトサイズのヒートガン。
以前は半田ごての余熱やライターを使っていたが、チューブが偏って縮んだり焦げたり、余計なところまで溶けたり…などでやり直すことも少なくなかった。
このヒートガンを使うようになって失敗は皆無。
折り畳みスタンド付きなので使用中に仮置きし易く、ペン持ちスタイルだと持った手の親指でON/OFFを切り替えられる。

高利得フェライトバーアンテナ用同調ユニット製作

【この記事の所要時間: 543秒】

先日入手したMALACHITE DSP SDR RECEIVER HQには如何なるアンテナも内蔵されていないため、何か聴くには外部アンテナが必要になる。
そのため、本体入手に合わせてロッドアンテナも購入したものの、自宅内での中波放送の受信は殆ど不可(送信所が比較的近くに在って電波が強力なラジオ日本のみ聞き取れる)…まぁこれは事前に或る程度分かっていたので仕方がない。
IC-7300で使用しているアマチュア無線用アンテナ(HF帯~50MHz帯)やIC-705で使用している受信用広帯域ループアンテナ(LF帯~UHF帯対応)を使えば十分受信出来るのは確認済みだけども、せっかくの小型軽量というメリットが無くなってしまう。
⇒【今風の見えるラジオ…MALACHITE DSP SDR RECEIVER HQ

コンパクトで、せめて在京7局が良好に受信出来る中波アンテナ…そういえば昨年末にTECSUN PL-365用に作った高利得フェライトバーアンテナが有るじゃないか。
これはPL-365に合わせてミニプラグ(3.5mmΦ、2極)接続なので、一般的なコネクタ(BNC)に変換し、且つ、自立できるような構造にすれば良さそう。
ちなみに「高利得」というのはPL-365付属のフェライトバーアンテナより利得が高いという意味で、市販品などと比べて絶対的に高性能という意味ではない。
⇒【TECSUN PL-365 高利得フェライトバーアンテナ製作

コネクタ変換と自立のためには何か箱のような物に組み付けるのであれば、ついでに同調タイプにしてみてはどうだろう?
PL-365などのDSPラジオではこのフェライトバーアンテナのような非同調タイプでもラジオ側が合わせてくれるが、同調回路を付ければDSPラジオ以外にも利用範囲が広がるはず。
まぁ、MALACHITE DSP SDR RECEIVER HQはDSPと付いている通りDSPラジオなので無くても構わないと思うけど。

というわけで同調タイプの情報を探していて、同じようにフェライトバーアンテナをミニプラグ接続した構造で同調タイプの外部アンテナを作られた方のWebページに出会い、中波放送用の回路も掲載されていたので、大いに参考にさせていただいた。ありがとうございます。
ポリバリコンは偶然にも手持ち品と同じ容量(340pF×2連)だがバーアンテナのインダクタンスは記事掲載が390μHに対して手持ち品は350μHと僅かに低く、同調周波数が少し高めにシフトする。
元回路の同調範囲は300~2000kHzと広めなので(中波放送の周波数範囲は526.5~1606.5kHz)、多少シフトしても影響は無さそう。
⇒『長波受信用同調式バーアンテナ』(kerokeronyororoのblog)

主役は後ろ

使用部材

ケースと内部パーツ

この先で紹介する他の部材も含めて今回新規に購入したのは左上のケースのみで、残りは全て手持ち品。
右下のダイアルは、FT-818NDのメインダイヤルを交換した時に余った物(二個セット販売だったので)。
⇒【FT-818ND弄り … サイドアンテナ基台装着&メインダイヤル交換

脚と重石

置いた際のガタ防止と滑り止め用に少し柔らか目のゴム脚を底部に貼り付ける。
また、安定性を増すために内部(底)に鉛シートを貼り付けて重石代わりにする。

バーアンテナの嵩上げ用

フェライトバーアンテナを接続する際に操作の邪魔にならないよう嵩上げしたい。
いろいろ考えて、ミニプラグ接続なんだから一般的な変換プラグを組み合わせて間に挟めば良いじゃないか…というわけで、ミニジャック⇔RCAプラグとRCAジャック⇔ミニプラグを連結して使うことにした。
使わない時には外しておけば嵩張らない。

高利得フェライトバーアンテナ

今回のツートップの片割れ…コレが無くては始まらない。

製作

回路自体は非常に簡単だけど、各パーツの位置決めで少し悩んだ。
配線のし易さ(引き回し)、パーツの固定し易さ(特にケース内でのナットの締め込み)など。
底蓋の内側には鉛シートを約2mmくらいの厚さに重ね張りし、この写真を撮った後の組み上げ時に絶縁テープを上貼りしている。

外観

全体像

サイズはバーアンテナを真横に向けた状態で、高さ14×横幅23×奥行8㎝(突出部を含む)。

前面

左:同調用ダイヤル、右:周波数範囲シフト用スイッチ(中波放送帯では常にOFF…下側)

後面

ラジオ接続用BNCコネクタ(ややハイインピーダンス)

上面

フェライトバーアンテナ接続用ミニジャック(3.5mmΦ、2極)

底面

ゴム脚はネジ穴を覆うため、完成・動作確認後に貼り付けた。

接続ケーブル

接続ケーブル

BNC⇔SMA変換ケーブルにマッチングトランスアダプタとL型アダプタを組み合わせている。

受信比較(在京7局・昼間・屋内)

MALACHITE DSP SDR RECEIVER HQに接続

在京の7局(NHK第一、NHK第二、AFN、TBS、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本)で、ロッドアンテナ・広帯域ループアンテナ(パッシブ)・高利得フェライトバーアンテナ(同調タイプ)の受信比較を行った。
昼間、鉄筋集合住宅の屋内にて。

局名周波数
(kHz)
ロッドアンテナ広帯域ループアンテナ
(パッシブ)
高利得フェライトバーアンテナ
(同調タイプ)
NHK第一594205850
NHK第二693275851
AFN810206255
TBSラジオ954145649
文化放送1134224741
ニッポン放送1242344645
ラジオ日本1422587769
信号レベルはMALACHITE DSP SDR RECEIVER HQのシグナルレベル読み(単位:SNR)
局名周波数
(kHz)
ロッドアンテナ広帯域ループアンテナ
(パッシブ)
高利得フェライトバーアンテナ
(同調タイプ)
NHK第一594-115-83-90
NHK第二693-114-81-90
AFN810-117-79-86
TBSラジオ954-117-84-92
文化放送1134-116-92-100
ニッポン放送1242-106-93-94
ラジオ日本1422-82-62-63
信号レベルはMALACHITE DSP SDR RECEIVER HQのシグナルレベル読み(単位:dBm)

なかなか健闘している感じで、一応製作の手間は報われたかな。
ロッドアンテナではラジオ日本は十分聞き取れるが、他の6局は辛うじて受信出来ていることが判別できる程度…屋外なら十分実用になると思う。

今風の見えるラジオ…Malachite DSP SDR REceiver HQ

【この記事の所要時間: 854秒】

数年前まで、見えるラジオなるサービスがあった。(サービス提供期間:1994年~2014年)
FM多重波を利用して送信された文字情報による番組情報やニュースを内蔵の液晶ディスプレイで見ることが出来るラジオで、一般的なラジオ形態(ポケット、ポータブル)の他にPCカードタイプも有り、ノートPCなどに装着してラジオを「聴いたり」「見たり」していた。

今風の見えるラジオといえば…やや大きめの高精細カラー液晶ディスプレイ(昔の見えるラジオはテキスト数行が表示されるモノクロディスプレイ)が搭載され、各種情報やスペクトラムスコープ表示が出来る、いわば「電波を見る」ものになるだろうか。

数年ほど前からSDR(Software Defined Radio)という各種機能をソフトウェアで構成・制御出来るラジオを見かけるようになった。
PCにUSB接続してアプリケーションで操作するものや、液晶ディスプレイを内蔵して一般的なラジオのように単体で使えるものなど様々。
ラジオ好きな自分が見逃すはずはなく、以前から興味はあったのだが…様々な理由でなかなか踏み出せなかった。

その踏み出せなかった理由というのは…。

  • 種類の多さ
    オリジナルはロシア製だが、情報が公開されていることで例によって中華製のコピー品(Malahit)が大量に作られて、市場には多種多様なモデルが出回っている。
    大半が劣化コピーで劣化具合も様々な結果、中には明らかなハズレ品もあり、どれが当たりなのか見極めるのが難しそう。
  • 品質に対する不安
    上にも書いたようにコピー品故に品質もバラバラで、パーツ自体も劣化コピー品だったり正規品でも同じシリーズ中の下位グレード(明らかに性能へ影響有り)が使われている、プリント基板の作りが悪い(明らかな設計ミスが残ったままのものも)、全体的な組付けが雑…など、万が一ハズレを引いたら自分で対処するのは難しそう。
  • 外観が気になる
    自分でケースを作れるのなら基板剥き出しでも構わないが、やはり最初からケースに入った物がいい。
    ケース入りのモデルも何種類か有るものの、プリント板を箱状の組み上げた物(ハンダ付けで固定したり、組木細工のように組み合わせたり)や無骨な金属箱など、ちょっと今一つ。
    割と良い感じのデザインもあるが残念ながらサイズが大きい。
  • ファームウェア問題
    SDRなのでソフトウェア(ファームウェア)が要だけど、殆どの製品(例外は知らない)にインストールされているのは、大幅に機能制限されているデモ版か不法にロック解除した海賊版(アップデート不可)のファームウェア。
    真っ当に使用するために、正規版のファームウェアをインストールしてライセンスを入手(購入)しアクティベートするのは結構手間が掛かる。(ライセンス料もけして安くはない。)

今風の見えるラジオ的な物自体は手持ちのアマチュア無線機(IC-7300、IC-705)があるが、手軽に使えるポータブルラジオタイプも欲しい。
久しぶりにまたSDRが気になって情報収集をしていたら、上記の問題が全て対処され(最も品質が良いとされているモデルをベースに現時点で判明している不具合に対処…高品質パーツへの交換や回路定数見直しなど)、コンパクトでデザインの良い金属ケースに収められ、最新の正規版ファームウェアがインストールされた(ライセンス料も価格に含まれている)「高品質な完成品」が有志により頒布されているのを知り、早速購入した。

AFNを受信中

Malachite DSP SDR Receiver HQ
「KG-ACARS HFDL VDL MCAに感謝 受信方法 受信記録のブログPlus RTL-SDR Ando Malachite/Malahit DSP」(ゆうちゃんのパパ さん)

右側面

上から
・ボリュームツマミ(音量調整)…ツマミを手持ちの物に交換
・チューニングツマミ(受信周波数調整)…ツマミを手持ちの物に交換
・充電インジケーター(充電時:赤色/充電完了時:緑色)
・ヘッドホン端子(FMステレオ放送受信時はステレオ出力)
・充電/通信用USB-C端子(PCに接続すると外部アプリケーションで制御可能)
・プッシュSW(電源ON/OFF、液晶ディスプレイ消灯/点灯)
ちなみに、電源をOFFにすると(プッシュSWを一度押して液晶ディスプレイを消灯した後、指を離して再度長押し)、「73」のモールス符号(ーー・・・ ・・・ーー 「さようなら」の意)を模したビープ音が流れる。

左側面

受信用アンテナ接続端子(SMA)

サイズ感

NanoVNA-F(4インチ液晶ディスプレイ搭載)と比較。
突出部を除くと縦と横はほぼ同じで、厚さは本製品が三割増しくらい。

併せて購入した物

ロッドアンテナ、マッチングトランスアダプタ、L型アダプタ

本製品にはアンテナは付属していなくて、当然ながら内蔵アンテナも無いため、別途SMA接続のロッドアンテナを購入。
アンテナの長さは短縮時13cm/伸長時49㎝(実測)。
また、ロッドアンテナはハイインピーダンスなので、そのまま受信機(インピーダンス50Ω)に接続した場合はインピーダンス不整合で受信効率が低下するため、インピーダンスを整合するマッチングトランスアダプタも購入した。
アンテナ自身は根元で折り曲げられるが、マッチングトランスアダプタも含めて直立させたかったので、L型アダプタも併せて用意した。(これは手持ち品)

ちょっと弄り

液晶ディスプレイ保護フィルムを貼り付け

液晶ディスプレイ搭載機器を購入したら、先ずは保護フィルムを貼り付けるのが今のお約束。
特にタッチパネルの場合は絶対必須とも言える。

こういう機器の場合はケースを開けて少し大きめのサイズのフィルムを貼ればとても簡単な作業だけども、この製品の場合は液晶ディスプレイの縁ギリギリの位置でトップケースの裏側に貼り付けられているため、一度取り外す必要がある。
また、開口部の四隅が丸められているため、一般的な保護フィルム(この製品の液晶サイズは3.5インチ非ワイド)ではそのまま貼れない。

用意したのはフリーサイズの保護フィルム(市販にちょうど合うサイズのフィルムが見当たらなかった…3.5インチ非ワイドを謳っていても実に様々なサイズが有る)とカードなどの角を丸くカットするコーナーカッター。
保護フィルムの剥離フィルムには方眼目盛が記されていてサイズ合わせがしやすい。
コーナーカッターには角丸の半径が三種類(S:3mm/M:5mm/L:8mm)有り、Sが開口部の角丸にちょうど合う。

切り出して角を丸くした保護フィルム。

貼り付け完了。
割とピッタリ貼れて、ゴミや空気の混入もなく、なかなか良い感じ。
いずれ貼り替える(かもしれない)ことを考えて、右端は少し隙間を空けている。

ツマミを交換

上の写真の通り、ボリュームとチューニング用のツマミは、オリジナルではシルバーで両方とも同径の物が使われているが、ブラックが好みなことと、チューニングツマミを少し大きくしたい…ということで、手持ち品と交換した。

ツマミ交換後
交換品(左)とオリジナル品(右)

オリジナル品は直径15mmΦ×高さ17mm(実測)。
交換品はボリューム用(上)直径11mmΦ×高さ15mm、チューニング用(下)直径20mmΦ×高さ15mm。
チューニング用に径の大きな物を使えるように、使用頻度の低いボリューム用を出来るだけ径の小さな物にした。
ボリューム用ツマミを小径にしたことでチューニング用ツマミが回し易くなった。

尚、20mmΦを超える径のツマミは、本体を横に寝かせて置いた際に設置面に触れる可能性が有る。

オリジナル品

オリジナル品は樹脂製ベースに薄いアルミ製カバーを被せた構造で軽量。
この重さを増したかったというのも今回ツマミを交換した理由の一つ(交換品は全てアルミ製でやや重め)。

スタンド

本体の底部は(上部も)丸くなっているため、そのままでは立てて置けない。
なので、手持ちのスマホ用携帯スタンドを使うことにした。

使用時

本体と同じくアルミ製シルバーなのでデザイン的に合う。
接する部分には滑り止めと接触傷防止のシリコンテープが貼られている。

折り畳み時

かなり薄くなり、携帯し易い。

底面

底にも滑り止めのシリコンテープが貼られている。

置いた感じ

なかなか良い感じになったが、ちょっと動かす際に掴みどころが無いので、何か取っ手的なものを付けたい。

早速お試し受信

ロッドアンテナとマッチングトランスアダプタ

まずは併せて購入したロッドアンテナとマッチングトランスアダプタの組み合わせ。

FM放送受信(レトロスケール表示)
中波放送受信…不可

FM放送はまぁまぁ受信出来るものの、受信環境(日中、鉄筋集合住宅室内)のせいか、中波放送は在京7局全て不可…強いて挙げれば最も強力なラジオ日本のみ辛うじて音声が聞き取れる程度か。
このクラスのロッドアンテナでの中波放送の受信は厳しいという評価が一般的なので仕方無し。
安価なポケットラジオでさえ良好に受信できるのは内蔵されているフェライトバーアンテナのおかげ…改めて優秀さを実感するね。
このMalachiteもフェライトバーアンテナを使えば中波放送の受信がかなり良くなりそう。

広帯域ループアンテナ(パッシブ)

次は普段IC-705で使用している広帯域ループアンテナ(パッシブ)を使ってみる。

FM放送受信(スペクトラム表示)
FM放送受信(レトロスケール表示)
中波放送受信
短波放送受信

今度は中波放送も良好で、在京7局全て高感度受信出来た。
受信レベル的にはIC-705よりちょっと下がる程度でなかなか優秀。
FM放送も同様に受信レベルが上がった。
尚、FM放送受信時はスペクトラム表示の他に、昔のラジオ風なレトロスケール表示も選択できる。