受信用アンテナ新調 AOR LA400

【この記事の所要時間: 346秒】

前回の記事に書いた通り、自宅での屋外アンテナ増設は実質不可能であり、受信用のアンテナは窓際に吊るしたパッシブMLAや受信機に直接装着したロッドアンテナなど屋内設置のみ。
⇒【受信用アンテナ分配器作成

そのためもあってか屋内アンテナには結構興味があり、目新しいアンテナを見かけるとついつい試してみたくなり、自作したり海外通販で購入することも。
⇒【TECSUN PL-365 高利得フェライトバーアンテナ製作
⇒【高利得フェライトバーアンテナ用同調ユニット製作
⇒【MICRO-WHIPアンテナ

そんな屋内アンテナで以前から気になっていたのが、AOR シールドループアンテナ LA400
10kHz〜500MHzという広帯域対応(同調レンジ:150kHz〜30MHz)、ゲイン20dBのローノイズアンプ内蔵(常時有効)、アンテナ部をコントローラー部と離して設置可…などなど、是非とも試してみたい…と思い立ち探してみるが、ショップでもオークションでもフリーマーケットでも新品はおろか中古も見掛けず。
メーカーの製品紹介ページには『一時製造停止品』と明記されているし、ショップの中には『廃番』『生産終了』『販売終了』などと記されているところもあり、いよいよ入手し損ねたか…とガッカリ。
思えば、探し始める前から稀にオークションで見掛けた時には既に高値になっていたっけ。

AOR シールドループアンテナ LA400

そんな中、たまたま覗いたサイトで運良く新品を見つけた。
販売価格も常識的な金額だったので迷わず購入。
ショップやユーザーのレビューでは微妙な評価も無くは無かったが、アンテナは設置環境にも大きく影響を受けるので、実際に自分の環境で試してみたい、もし万が一ダメでも何かに使えるはず…と。
コンパクトなことに加えて、スタンド等不要でデスクトップ設置出来て分離設置も可、LF~UHFの広帯域対応…巷のコンパクトループには無い特長が何よりも気になるしね。

受信周波数10kHz〜500MHz
同調レンジ500kHz〜30MHz(4レンジ)
非同調レンジ10kHz〜500kHz/30MHz〜500MHz
組立時寸法約312(W)×425(H)×112(D)mm
ループ径300mm
アンプゲイン20dB(ローノイズ)
AOR LA400 概略スペック
アンテナ部(上)とコントローラー部

アンテナ部とコントローラー部はBNCコネクタ(アンテナ部側:BNC-J/コントローラー部側:BNC-P)の嵌合と、両端RJ45ストレートケーブルで接続する。
BNC-P⇔BNC-Jケーブルと両端RJ45ストレートケーブル(一般的なEthernetケーブルと同等)の長い物を用いれば、アンテナ部分を離れた場所に設置して使用することが出来る。

コントローラー部

コントローラー部の前面には、電源スイッチ/受信レンジ切り替え/チューニング(同調レンジのみ)が有り、上面に各レンジの受信周波数範囲が記されている。

付属ケーブル使用
手持ちケーブルに交換
左:付属ケーブル/右:交換したケーブル 共に長さは30cm

コントローラー部とアンテナ部を繋ぐ両端RJ45ストレートケーブル…付属品はやや腰が強く、アンテナ部を回転した際にコントローラー部との接触干渉が気になるため、手持ちのケーブルに交換した。
交換したケーブルは軟らかくて曲げやすく、一端がL型になっているためコントローラー部へ接触しない。

付属ACアダプタ

ACアダプタには手持ちのフェライトコア(パッチンコア)を装着し、L型プラグアダプタ(外径φ5.5mm/内径φ2.1mm)を使用。

FT-818NDに繋いで試用してみた。(場所:自宅室内の床置き、窓からの距離は最短で2mほど/時間:午後1時過ぎ)
在京中波放送局(NHK第一/第二、AFN、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送)とラジオ日本、ラジオnikkei(2波)はいずれも「S+」の受信強度、FM放送は受信強度が表示されないが概ね良好、エアバンド(120.5MHz)も最良でS9まで上がる。
昼間ということもあってノイズは少なめ。(夜間は照明や空調など人工ノイズが激増する…。)
設置環境を考えればなかなか良い感じではないだろうか。

受信用アンテナ分配器作成

【この記事の所要時間: 520秒】

現在、自宅に設置している屋外アンテナはアマチュア無線用(HF〜6m)ホイップアンテナ(ATU使用が前提の長さ2m程のアルミパイプで、ベランダに置いた屋根馬に固定)一本のみ。
集合住宅であり規約が厳しいため(構造物への固定不可、目立つほど大きな/長い物も不可、落下や風で振れた際の構造物への衝突/接触は言うまでもなく絶対に禁止、等)、この一本でさえ事前に計画を提示し、設置後に写真を見せて了承を得たほど。
これ以上の屋外(ベランダ)設置は実質無理なので、その後導入した受信用アンテナは、パッシブMLAを窓際に吊り下げるか、受信機自体にロッドアンテナを直付けしている。

そんな環境で無線機や受信機を増やした際に必要になるのがアンテナ分配器や切替器。
アンテナ自体を増やせないのなら、そこに繋がる「線」を増やすしかない。
実は最近また一台受信機が増えたので、分配器か切替器を追加で調達しなければ…と思案を始めて、ふと思いついたことが有り、市販品にはその思いつきを満たす物が無く、それなら自作しようかと。
受信専用なので特性や耐圧的にはさほどシビアではなく、冬休みの小物作りにも良さそう。

受信用アンテナ分配器(1:2)

製作には大進無線の「3D無線クラブ 3D RADIO CLUB -NO.72 2分配器の作り方 (広帯域受信専用 500KHz~1300MHz 対応 50Ω )-」を参考にさせていただき、部品も同社で販売されている部品セット(DS-2)を使用した。

部品セットにはケースは付属せず、タカチ TD5-8-3N(55×30×80mm/95g)が推奨になっている。
今回は対象物に合わせて、一回り小さくブラック塗装の TD4-6-3B(40×27×60mm/56g)に組み込むことにした。

組み立て

基板を作成

部品セット付属の生基板(大きい方)は横幅を10mmほど切り詰め、更に四つ角をケース内の出っ張りに合わせて削り込んだ。
部品点数は、それぞれフェライトビーズを2個使用し自分で巻いたトランスが3個と抵抗が1本のみで非常に簡単。

ケースに組み込み

基板をケースに収め、併せてBNCコネクタ(BNC-J×1、BNC-P×2)を取り付けて、基板と接続。
基板とコネクタの間は極細同軸(モガミ2310)で接続するようになっているが、ケースの小型化に伴ってコネクタと基板間の距離がかなり短くなり、1cm少々の長さでは極細といえど同軸ケーブルで繋ぐのはかなり大変。
結局、HOT側/GND側ともに通常の配線材(撚り線)を使用した。
受信専用で、主に中波帯〜短波帯での使用(FM放送やVHFエアバンドで使えれば尚良し)なので大丈夫だろうと。

また、ケースにBNCコネクタの取り付け穴を開けるのが最も大変な作業だった。
BNCコネクタのネジ部分は空回り防止のため断面が「D」状になっているため、その整形が一苦労。
尚、ケース内部も塗装されているので、蓋側も含めて部分的に塗装を剥がして内側に銅箔テープを貼り、各コネクタと基板(両面を銅箔テープで接続)のGNDを繋いでいる。

ちなみに、通常(BNCコネクタ仕様)の分配器はケーブルを直接繋ぐため入力/出力ともにBNC-Jコネクタを用いるが、今回は冒頭にも書いた「ふと思いついたこと」のため、出力側は2つともBNC-Pコネクタにしている。
ケーブルを繋ぐ場合は、下の写真のようにBNC-J⇔BNC-J中継コネクタを介する。

ケーブルを繋ぐ場合は中継コネクタを介する
推奨ケースとのサイズ比較

製作記事で推奨されているケース(タカチ TD5-8-3)と比較すると容積でほぼ半分のサイズ。
総重量は146g(内ケースは56g)。

厳密な測定はしていないが、分配側へ個別に繋いで中波放送〜短波放送〜FM放送の受信強度で比較すると、両方ともほぼ同じレベルだった。

新規導入ツール

今回使用したケースはアルミダイキャスト製で厚さ2mm。
普段使用しているピンバイスやハンドドリルでも穴開けは出来ると思うが、相手が割と小さなサイズだし、穴開け面が僅かに斜めになっていることもあって、ガッチリ固定して安定して作業をするには少々心許ない。
幸いに精度はさほど要求されないけれど、後修正はできるだけ避けたい。

というわけで、以前から欲しいと思っていた卓上ミニボール盤 HOZAN K-21 デスクドリル を導入することにした。

卓上ミニボール盤 HOZAN K-21 デスクドリル
主軸回転数2100 / 4500 / 6200rpm(ベルト掛け換え方式)
穴あけ能力鉄・非鉄6.0mmφ
主軸の芯ブレ0.04mm(チャック含まず)
チャッキング径0.8~6.0mmφ
定格電圧・周波数AC100V 50/60Hz
消費電力80W
定格時間15分
外形寸法120(W)×350(H)×225(D)mm
重量4kg
HOZAN K-21 概略スペック

重量4kgと軽量なので持ち運びしやすく、また、梱包した状態では宅配便80サイズ相当なので、片付ける際にも仕舞う場所に悩まなくて済む。

併せて、対象物を固定する K-24 ミニバイス と 芯ブレを更に抑える K-21-1 コレットチャック 、下に敷く防振パット(ゴムシート)を同時購入。

懸念の動作音と振動について、レビューで見掛けた「夜間でも作業出来る」は正直どうかな〜と思っていたけれど、実際に使ってみた感じでは対象物の素材やドリル刃のサイズにも因るが、今回の2mm厚のアルミダイキャストにφ4mm径の穴を開けた際の音や振動程度であれば、集合住宅でも夜の早い時間なら作業出来そうな印象。
まぁ、よほどのことじゃなければ夜間作業はしないけれども。(今回も昼間に作業。)

[HiGOLE GOLE1 Pro] 関連小物いろいろ

【この記事の所要時間: 856秒】

何か機器を新規に導入するとさまざまな小物(周辺機器を含む)も欲しくなってくる。
先日入手したHiGOLE GOLE1 Pro用にも、そんな小物を揃えてみた。
⇒【[HIGOLE GOLE1 PRO] 超ミニで拡張性大なWIN11タブレットPC

液晶保護フィルム

液晶ディスプレイ付き小物を新調した際、先ず保護フィルムというのはもはやお約束。
GOLE1 Proでも9H強度の反射低減タイプを購入した…が、購入時点で既に保護フィルムが貼られていて、埃の混入や気泡も見られず、光沢タイプながら反射や映り込みが余り気にならないので、敢えて貼り替える必要は無いだろうとそのままにしている。

それにしても、発売されて割と直ぐ・しかも或る意味ニッチな製品の保護フィルムもちゃんと出してくれていることに感謝したい。

タッチパッド付きミニキーボード

GOLE1 Pro自身での文字入力やタップ操作はそこそこ使えるものの、ソフトキーボードは画面の下半分を専有するし、画面タップでは細かい位置合わせが難しい。
なら、無理せず外付けキーボードを使えばいいじゃないか…というわけで。
取り回しを考えれば当然ワイヤレス、但しBluetoothはWindowsが正常起動していないと使えないため、専用の無線ドングルを使用するタイプが前提。
GOLE1 Proと併せ持つことを考えればなるべく同じくらいのコンパクトサイズで、出来ればタッチパッドも装備されていることが望ましい。
当然ながら文字入力が不満なく行えるキーボードというのが条件。

キーボード面

購入したワイヤレス(専用無線ドングル使用)・ミニキーボード。
サイズは145×75×10mmで、横幅がGOLE1 Proとほぼ同じ。
キートップ(文字キー)のサイズは約8×6mm、各キーの間隔は約2mm、バックライト内蔵、適度なクリック感が有り押しやすい。
一見、一般的な配列に見えるが、一部の記号(黄色表示)が英字キーに割り当てられていて【Fn】キー併用のため、慣れないと戸惑う。
キーのサイズやクリック感など両手で持って親指打ちをしていると、かのHP-200LXを思い出す。(特にクリック感がそっくり。)

変わった機能としては、テレビなどの赤外線リモコンを学習(登録)してリモート操作が出来る。
このリモート操作の際に使う(であろう)電源ボタンが一般的なキーボードでの【BS(BackSpace)】に相当する位置(右上端)に有り、うっかり押しかねない。
このボタン(キー)は、赤外線リモコンを設定していない場合はパソコンの電源ボタン操作に割り当てられているため、結果としてGOLE1 Proでは電源ボタンが短押しされたと見做してスリープしてしまう。
システムの「電源ボタンを押したときの動作」を「何もしない」に変更すれば無反応に出来るが…短押しでスリープ移行も便利だしなぁ…。
(もしかすると、長押しするとGOLE1 Proの電源ボタンを長押ししたのと同じようにシャットダウンするのだろうか?…だとしたらちょっと危険かも。)

タッチパッド

このミニキーボードの大きな特徴は裏側(底面に当たる面)にタッチパッドが有ること。
裏返すことでキーボードとタッチパッドが自動的に切り替わる。
一般的なタッチパッド付きミニキーボードと比べてタッチパネルが広いため(ほぼ二倍)、操作し易い。
また、縦横が変更出来るので、スマホやタブレットの縦長画面(GOLE1 Proも可)時の使い勝手も良し。
タッチパネルの周囲は状態に応じて様々な色で点灯し、初期状態では未接続時(上の写真)は赤色、接続時は緑色(下の写真…ライムグリーンに見える)、設定で他の色も選べるようだ。

GOLE1 Proでキーボード使用中
GOLE1 Proでタッチパッド使用中

指紋認証リーダー

起動時やスリープ解除時にパスコードを入力するのは一般的なキーボードでさえ面倒で、手持ちのPCは極力指紋認証対応にしているほど。
キーボードが小さなGOLE1 Proでは尚の事…より手軽・身軽に使えるよう、指紋認証リーダーを装着することにした。

指紋認証リーダー

Amazonで評価が高く、価格も安かった(セール中で二千円を切っていた)ことから選択。

メタルボディで仕上げも良し

金属製で仕上げも良く、高級感が有る。

装着はスムーズだけど若干ガタつく

GOLE1 Proに装着すると問題無く認識され、WindowsHelloの設定で指紋を登録するとすぐに使えるようになった。
横持ち時用に左手親指、縦持ち時用に左手人差し指を登録している。
USBポートへの差し込みがスムーズな反面、指紋認証時に若干ガタつくのが気になるところ。

Oリングでガタつき解消

手頃なサイズのOリングをUSBコネクタの根元に装着することで、無事ガタつきを無くすことが出来た。
ミニキーボードの専用無線ドングル(下側)はガタつくことは無かったが、隙間埋めということで同様にOリングを装着。

バックアップ用SSD&USBメモリ

パソコン系は万が一のトラブルに備えたバックアップが欠かせない。
ましてやGOLE1 Proのような「一般的ではない」製品の場合は、何か起きれば自身で対処(リカバリ)するしかない。
尤も、自身で対処出来る層を想定した製品なんだろうけど。
というわけで、バックアップ用の外付けSSDと回復ドライブ用のUSBメモリを準備した。
いずれも手持ち品の転用。

USBメモリ、外付けSSD、SSD接続ケーブル

Windows11の回復ドライブは32GB以上とのことなので、ちょうど余っていた64GBのUSBメモリを使用。
※上の写真では間違えて(別PCで使っている)同じシリーズの32GBモデルが写っているが…。
外付けSSDの容量は250GB…GOLE1 Proのストレージ容量は128GBなので余裕だろう。
尚、バックアップツールは「MiniTool® ShadowMaker Free 4.0」を使用…無償のフリー版でもシステム丸ごとのクローンを作成出来るのが非常に有り難い。
手持ちのWindowsPCでは以前からこのツールを使っていて、内蔵SSDの交換でもお世話になってきた。

他に写真には無いが、サブドライブとして256GBのmicroSDXCカードをカードスロットに装着している。

セミハードケース

持ち回る際や、自宅でも普段保管しておく際に小物をまとめて収納出来るセミハードケースが有ると便利。
サイズがほぼ同じである前モデル(GOLE1)では任天堂3DS LL用のケースを流用しているという話を結構見掛けたので、3DS LL用の製品を探した。
尚、2.5″HDD用ケースも近いサイズだけど微妙に小さくて、GOLE1 Pro単体でも厳しそう。
(セミハードケースじゃなくてポーチタイプなら収納出来るかも。)

外観
内部
内部

全体は艶消しの黒色で、ファスナー部分が赤色。
上下収納部の間にはカートリッジ収納ポケット付きの仕切りがあり、メモリカード等の収納にも良さそう。
外寸(実測)は190×120×60mm、結構厚さがありゴロンとしている。

内部の両端にスポンジを貼り付け
GOLE1 Pro(USBドングル装着)を収納した様子

GOLE1 Proを収納すると左右にやや大きめの隙間が出来るため、手持ちのスポンジを切って貼り付けた。
指紋認証リーダーやミニキーボード用無線ドングルを装着したまま収納出来る。

収納状態

下側収納部にはGOLE1 Pro、上側収納部には外付けSSD(バックアップドライブ)/接続ケーブル/USBメモリ(回復ドライブ)/充電用USBケーブル、仕切り板の上にはミニキーボード…をそれぞれ収納。
これでACアダプタも入れば言うこと無しだけど…さすがにあのサイズは無理。
DC給電の仕様が特殊なので他に使えるアダプタやモバイルバッテリーを探すのも大変そう。
なんで、Type-CなのにPD非対応で12V/3A給電なんて使い勝手の悪い仕様にしたんだろう…?

冷却スタンド

GOLE1 Proはファンレスで、金属製ケース自体を放熱に使っている様子もあり、負荷が高いと結構熱くなる。
バッテリーがケース裏板(底板)に装着されており、使用中に充電している際にもかなり熱くなるらしい。(充電しながらの使用はバッテリーへの負担も考えると余り宜しくない。)
また、置いて使う場合には画面がやや上向きになるように傾けたい。
最近はスマホの裏側に装着する冷却ファン(スマホクーラー)が色々出ていて、中にはスタンドタイプも有るので、その中でペルチェ素子とファンを装備して冷却効果が高そうな「サンワサプライ スマホクーラー400-CLN029」を購入してみた。

スマホ装着面

スマホ(今回はGOLE1 Pro)の背面が接する部分には熱伝導シートが貼られていて、その背後にはペルチェ素子が有る。

裏側

裏側にはファンが有る。

上面

中程に通気スロット(底部にも同様の通気スロット有り)、右端に電源スイッチが有る。

右側面

右側面には、上側に充電用microUSBポート、下側に折り畳みスタンドの開閉ボタンが有る。
スタンドの角度は完全に閉じた状態から120°/136°/152°/168°の4段階に調整できる。

GOLE1 Proを載せた状態
GOLE1 Proを載せた状態

スタンドがやや薄い硬質プラスチック製のため破損が心配かも。
もし壊れたら、角度固定でも構わないのでアルミ板で作り直すかな。

電源LED点灯

使用中は右下の電源LEDが緑色点灯する。
また、電源LEDの右横には充電LEDが有り、充電中は赤色点灯する。

[HiGOLE GOLE1 Pro] 超ミニで拡張性大なWin11タブレットPC

【この記事の所要時間: 1038秒】

今の時期になると妙に小物弄りをしたくなる。(って、前回の記事と同じ様な書き出しになった。)
棒茄子という臨時収入があるからか、年末年始など休暇が増えるからか、温度と湿度が低めなので部屋で細かい作業をするのに向いているからか…このブログを読み返してみると、大体何かやらかしている。

それはさておき、フルスペックのWindows(10以降)が実用になり、各種インタフェースが豊富で、色々弄り回せるコンパクトPCが欲しくなってきた。
いずれもWindows10 Proが動くミニデスクトップPC(CHUWI RZBOX AMD Ryzen 7 5800H)とUMPC(GPD P2 Max)を持っているが、前者は使用に際してディスプレイやキーボード/ポインティングデバイスを用意する必要があり、後者はインタフェースがやや物足りないのとブログ用フォトレタッチや無線関連でアプリ群を構成しているので余り変更を加えたくない。
コンパクトで、タッチ可能なディスプレイがありキーボードやポインティングデバイスが無くても操作出来る…となるとタブレットになるが、Windows10以降がフルスペックで動く物となると高価且つ大きいうえに、インタフェースが乏しい。

などと、つらつら考えながらAmazonで品定めしていると…面白そうなPCを見つけた。
サイズは最近流行りのミニPCクラスでタッチ操作可能なディスプレイが搭載され、Windows11 Proインストール済み、肝心のインタフェースも豊富、CPUスペックやメモリ/ストレージ容量も悪くない。
しかも、元がそれほど高価ではないのに更に期間限定で一割引きになっていたので、思わず購入してしまった。

HiGOLE GOLE1 Pro

HiGOLE1 GOLE1 Pro…メーカーのサイトを見ると工業系PC/タブレットを主に製造販売している模様。
このGOLE1 Proも「5.5 Industrial Tablet mini pc」として紹介されている。

スペック

NAMEGOLE1 Pro
Form Factor5.5″ Mini pc+Tablet
Dimensions142 × 91 × 19mm
Weight0.2kg ※実測338g
Screen Size5.5″
Screen Resolution1280 × 720 (IPS)
Touch ModuleG+G Multi-Touch
Battery Typelithium polymer
Battery Capacity2500mAh/7.6V
Battery Working Time5 hours
CPU TypeIntel Celeron J4125
CPU Speed2.0GHz ~ 2.70GHz
GPU TypeIntel HD600 Graphics
Memory8GB LPDDR4 (Unchangeable)
StorageeMMC 128GB (Unchangeable)
SpeakerBuilt-in
WiFiWiFi6.0 (2.4GHz & 5GHz Dual-band)
BluetoothBluetooth 5.2
Ethernet Network1000Mbps Gigabit Lan
USB InterfaceUSB3.0 × 4
USB Type-CType-C × 1 (charge)
TF Card (microSD Card)TF Card (microSD Card) reader/writer × 1 (max 256GB)
Audio Jack3.5mm headphone × 1
HDMIHDMI 2.0 × 2 (HD 4K@60Hz)
Power On/OffHard button × 1
Wake up on LanWake up on Lan by RJ45
PXEPreboot Execution Environment
CE/FCCSupport
Pre-Install OSWindows 11 Pro
付属のマニュアルから引用

重量の乖離が大きいが(スペック値:200g⇒実測値:338g)、バッテリーが内蔵されていないモデルもあるので(Amazonでも扱っている)、スペック値はそちらのモデルかもしれない。

開封

クリーム色で細かなエンボス加工が施されたシンプルなデザインの小箱
内部は二段構成、上段には周囲を硬質ウレタンで囲まれて本体が入っている
下段には少し厚めの硬質ウレタンで囲まれてACアダプタが収められている

内容品

GOLE1 Pro本体(一時保護フィルムではなく一般的な液晶保護シートが貼られている)

ブルーグレーっぽい色合い、角が僅かに丸められているものの無骨な真四角の金属(アルミ)製ボディ…見た目以上の重さ(実測338g)もあり塊感が強い。
しっかりした造りでガタつきや軋み、凹みは無く、塗装も綺麗。
(実は、開封直後に給電ポート近くの引っかき傷とmicroSDカードスロット近くの塗装粗を見つけてちょっとガッカリしたけれど…綿棒にアルコールを付けて軽く拭ってみたら、どちらも綺麗に無くなった。)

付属のACアダプタは多国対応のためACプラグ部分が交換出来るようになっている(他のタイプは付属せず)
本体が小さいためACアダプタが大きく見える

付属のACアダプタは12V/3A出力でUSB-Cコネクタというなかなか見掛けないタイプ。
PD(PowerDelivery)仕様のUSB充電器には12V/3A出力に対応した物もあるが、このGOLE1 ProはPDに対応していないため使用できるかどうかは不明。

付属マニュアル
付属マニュアル

付属のマニュアルは三つ折りになった一枚紙で英語版、記載内容は各部の名称とタッチ操作、スペック表。
保証書の様なものは一切付属せず。

HDMIケーブル

他に別梱包でHDMIケーブルが一本添付されていた。

外観

前面左下隅

前面左下隅(ディスプレイの下側)には電源スイッチとマイク孔が有る。
電源スイッチは数秒間の長押しでON/OFFが切り替わる。
マルチカラーで自照し、下記のように点灯する。
・電源ON時:青色
・電源OFF時(充電中):赤色
・電源OFF時(充電完了):緑色

画面に向かって上面

HDMI×2、USB3.0×2、Gigabit Eternet(RJ45)×1、Type-C(12V充電用)×1

画面に向かって左側面

3.5mmヘッドホン端子×1、USB3.0×2、microSDカードスロット×1
microSDカードは裏表逆(画面側から見ると裏を手前)に挿入する。
挿入後、カードの後端はボディとほぼ面一になり、取り出す際は爪の先などで少し押し込むとバネの反動で出てくる。

画面向かって右側面

排熱口…本品はファンレスで結構発熱するため、もう少し大きめの方が安心かも。
ただ、ケース全体で放熱している様なので、多少大きくなったところで余り変わらないかな。

画面向かって下面

中央にスピーカー用開口部がある。
低音は物足りないけれど音質自体はそう悪くはなく、音量も有る。
尚、一見凹んで見える部分は実際はほぼ面一で、ケースの他の部分とは素材が異なるため、無線(Wi-FI、Bluetooth)を通すため樹脂素材が用いられているのだろう。

裏面(底板)

開口部などは無く、四隅に薄いゴム足が有るのみ。
ゴム足の下に底板を留めているネジが有るとのこと。

開封厳禁シール

ケースの底部から側面に掛けて「少しでも破れたら無効だよ」シールが貼られている。
底板を開けるなということだろうが…貼り方が余りにも適当過ぎる(^^ゞ
GOLE1 Proはメモリ/ストレージ/バッテリーが交換不可のため、そうそう開ける機会は無いと思うけれど、バッテリーは自分でも交換できそう。

セットアップ

電源を入れるとWindows11 Proが立ち上がり、お馴染みの初期設定開始。
英語版であり起動時の選択肢には日本語が無かったため、一通り完了してから日本語化に取り掛かった。
Windows11を使うのは初めてだし、英語版Windowsの日本語化自体も随分久しぶりなので、詳しく解説されているWebページを参考にさせていただいた。
なのでここでは割愛(横着&他力本願…)。

日本語化自体は問題なく完了、続けてWindowsUpdateを実行して再起動したところ、進捗(○○%)が表示されないまま先に進まず。
ネットで情報収集すると、特定の進捗率から先に進まないという事例が結構報告されていて、様々な対処により解決した例もあれば、初期化して一からやり直したという例もあり、大いに焦る。
さて、まずはどの対処から手を付けようか…と調べて悩んで迷っている間に、気がついたら何事も無かったかのように再起動完了。
以降は問題無く普通に使えている。

最も使うであろうWebブラウザはもちろんChromeを選択。
最初はEdgeしかないのでEdgeでダウンロードしていると色々と引き留めるようなメッセージが出てきて、Edgeがちょっと哀れに感じてきた。
Chromeを立ち上げてGoogleアカウントでログインすれば、履歴やブックマーク、拡張機能など他のデバイスと同期されて即同様に使える…これが非常に便利。
続いてメールアプリ(これも他デバイスと同じくSpark)をセットアップして、ひとまず完了。
あとは、アーカイバやバックアップツールなど必要に応じて徐々に入れていく予定。

インタフェースも全て問題無し。

ポートカバー装着

使用頻度の低い上部ポートには手持ちのカバーを装着しておこう。

サイズ比較…左からiPhone SE3(バンパー装着)、GOLE1 Pro、Raspberry Pi 4B

フットプリントはラズパイ(ケース入り)を横に二台並べた程度、厚さはiPhoneを二台重ねた程度。
3DSの大きいモデルくらいのサイズ感だろうか。
余談だが、ラズパイもGOLE1 Proと同じくメモリ:8GB/ストレージ:128GB。(iPhone SE3は4GB/256GB)
⇒【[RASPBERRY PI] SDR受信機のワイヤレス操作思案…準備編

お試し

まだ重たい処理は殆どしていないためパワーについては未確認だけど、起動から各種操作で遅さを感じることは全く無く、用途次第ながら十分実用になる。
ディスプレイは5.5インチと小さいが、解像度1280×720とのバランスが良く、表示倍率100%でも見辛いという感じはしない、また、指先でのタップ操作も或る程度は問題無く出来ている。
発色が良くて(特に青色が綺麗!)、輝度やコントラストも十分満足、これならフォトビューワー/フォトスタンド的な用途にも良さそう。
文字入力もソフトキーボードで事足りる(本体を両手で持って左右の親指でタップ…昔200LXで多用した親指打鍵が楽)とはいえ、画面の半分を占めるため、満足に入力するのであれば外付けキーボードが欲しいところ。

手のひらサイズでフルスペックのWindows11 Proが動き、豊富なインタフェースを装備、タッチパネル搭載で入力/表示も一元化…久しぶりに、買って良かった・持って嬉しい・使って楽しい電脳小物を手に入れた。
それにしても、初めてのWindows11は特にシステム設定関連で結構戸惑う…何か操作する際には解説サイトで確認してから。

縦表示

本体を縦にすると自動的に縦表示へ切り替わる。
ちょっと厚さ(物理的)&熱さ(温度的)があるけれど、書籍ビューワーとしても良さそう。

KiwiSDRでAFNを受信中
使用しているスマホスタンド

レビューなどでは結構発熱するとのことで、セットアップ〜アップデートなど負荷が掛かっている際には確かに結構温かくなり、CPU温度も60℃前後まで上がる。(室温25℃ほど)
置いて使う際には、見易くするためにディスプレイを斜め上に向けることも考えて、スタンドの使用が望ましい。
ちょっと厚めだけどフットプリントはやや大きめのスマホサイズなので、スマホ用のスタンドが使える。
特に背面(底板)が結構熱を持つため、後ろが空いているタイプか逆に金属製で密着して放熱するタイプ、他には最近よく見かけるスマホ用冷却ファン(スマホの裏側に装着する)も良さそう。

[Raspberry Pi] SDR受信機のワイヤレス操作思案…準備編

【この記事の所要時間: 638秒】

寒い時期になると小物弄りをしたくなる。
無線機関連、パソコン関連、電子工作関連、トイガン関連…不思議とこの時期に活動が重なる。
その中でもRaspberry Piが絡んだ物が割と多く、昨年晩秋から今年の初め頃に掛けて、タブレット型端末やロボットカー、アマ無線FT8運用端末(通称「四号機」)など立て続けに作ってきた。
実は…ブログには掲載していないが、「pi-top[4]」も「Expansion Plate」とセットで組んでいる。
⇒【[RASPBERRY PI] RASPAD 3.0でタブレット化】※放出済
⇒【[RASPBERRY PI] ロボットカー PICAR-Xを作ってみた
⇒【[RASPBERRY PI] GPIOの学習を兼ねて色々盛って作ってみた】※ラズパイ四号機

さて、先日導入したSDR受信機「SDRplay RSPdx」はUSBでPCと接続する。
RSPdxの設置場所と普段PCを使用する場所の位置関係から、長い(2m程度)USBケーブルで繋ぐ必要があり邪魔になるし、繋ぎっぱなしには出来ないため使うたびに繋ぐ手間も掛かる。
RSPdxの設置場所にはPCを置くスペースは無く、アンテナを繋ぐ関係でRSPdxをPCの近くに置くのも無理。
それなら、このUSB接続をワイヤレス化出来ないか…と思い立ったのが発端。
⇒【SDRPLAY RSPDX導入

以前、FT-818やIC-7300でFT運用しようとした際に、PCとのUSB接続(FT-818は純正オプションのSCU-17を経由)をワイヤレス化しようとして「Virtual Here」というツールを導入したことがあった。
制御面では全く問題無かったが、送信音声の品質が劣化する(歪む、途切れる、など)場合があり不安定なこともあって常用は諦めた。(現在はIC-705ともどもラズパイ四号機で運用。)
⇒【FT-818NDのリモート操作とPC環境セットアップ
⇒【[IC-7300] PCとワイヤレス接続

FT-818やIC-7300との音声は送受信、対してRSPdxは受信のみなので、その分負荷が軽くて実用になるんじゃないか?…という期待で再トライしてみることにした。
Virtual Hereのサーバアプリ(Raspberry Pi版も有り)は、USB機器×1台の汎用版であれば無償のトライアル版が用意されている。(汎用版でも機器が複数なら有償、他にアーキテクチャに最適化された特化版もあるが、こちらは機器が1台でも有償。)
前述のFT-818とIC-7300は制御と音声というUSB機器×2台の接続だったため有償版を使用したが、これはハード(Raspberry Pi)に紐付けられているため他のハードでは使えない。
今回はUSB機器×1台のため、まずは無償の汎用版を試してみることにした。

先ずは使用するRaspberry Piの調達。
コロナ禍とともに高騰し、一時の大暴騰は収まったとはいえ、まだまだ高価…新調するのは厳しいため、手持ち品を活用する。
今の手持ちはロボットカー、四号機、pi-top[4]…全てRaspberry Pi 4B(8GB)。
この中で、今後の使用が期待できなくなった※ ロボットカーから転用することにした。
※以前はWi-Fi接続のみだったものが、制御/開発用アプリのアップデートに伴ってBluetooth接続も要求されるようになり、CUIのみの現状システムでは接続設定が手間なため保留。
その後、再度のアップデートでログインすら出来なくなり、クラウド上に置いていた自作の制御プログラムにもアクセス出来なくなった。

ナダ電子・Raspberry Pi4用アルミケース
スカイライン2000 Turbo RSを彷彿とさせるカラーリングとヘアライン入りメタリック仕上げのこのケースに惹かれたのも、今回新たに組もうと思い立った大きな理由。
四号機を組んだ際に見掛けて気になったものの、四号機はバッテリーやUPS、回転数可変ファンなど色々組み込むため内容量が合わず見送った次第。
今回は特に追加で組み込む予定も無く、迷わず選んだ。

用意した物

Raspberry Pi 4B,アルミケース、microSDカード。
Raspberry Pi 4Bの空箱が残っていたので、中に収めてわざわざ両面テープで封をして、新品購入感を出してみた。(我ながら暇だね…。)

RTC(Adafruit PiRTC – Precise DS3231 Real Time Clock for Raspberry Pi)、熱伝導シート、ヒートシンク。
RTCは四号機で使おうと考えて購入したものの、目論見違いで中に収まらなかったもの。
今回活用出来れば無駄にならなくて済む。
ヒートシンクは銅製で厚さ1.5mmという極薄品。

アルミケース

アルミケースは天板、放熱板、底板の三枚構成。
他に、固定ネジ、スペーサー、ゴム脚が付属している。

アルミケース付属のネジ(写真内右側)はプラス/ナベ頭タイプでサイズはM2.6×4mm。
出っ張りを極力抑えたいので、手持ちの六角穴/超低頭タイプに交換した。
六角穴はインチサイズで0.9mm弱…かなり小さい。

アルミケースの放熱板はCPUにのみ接する構造(放熱板裏面の出っ張り)のため、他のICチップ(メモリ、USB、PoE)にはヒートシンクを加工して装着。
ヒートシンクは銅製で厚さ1.5mm、最薄部(溝)は厚さ1mmも無いため、金切り鋏で切り出して、ヤスリで整形。
ICチップ周囲の部品に接触しないよう、熱伝導シートを広めに敷いている。
見た目はイマイチだけどケース外からは見えないので良し!

ケース(底板)にRaspberry Piと放熱板を固定してRTCを装着…ジャストフィット♪
RTCの裏面にあるチップと放熱板の間は僅かながら隙間が空いている。
ケース(天板)の固定に影響が出ない程度に押さえられるため、RTCはネジ固定していない。

USBキーボード

Raspberry Piに限らず、PCの初期セットアップ時には有線(USB)接続のキーボード/ポインティングデバイスが欠かせない。
Bluetoothは事前にペアリング必須だし、専用の無線ドングルを使うタイプも稀に相性が悪くて初期設定時には認識出来ない場合があるため。
今までは幸いに専用無線ドングルを使うタイプが使えていたけれど、念の為、USB接続のキーボードを新調することにした。
ポインティングデバイス(マウス)はUSB接続の物を持っているけれど、一緒になっていると扱いやすいよね…というわけで一体型を選択。
これはタッチパッドが搭載されているが、全く同じサイズ・デザインでトラックボールが搭載されたモデルも有る。
230x160x20mmのコンパクトサイズ、USBケーブル長は1.8m。

側面(左側)にUSBポート(USB2.0)が二つあり、HUB的にも使える。
キーボードは結構厚く、一昔前のノートPC並。

底部には折り畳み式の脚が有る。
やや小さい上に立てた際も結構傾斜が有るため、脚としての嵩上げはさほど感じられない。

とりあえず今回はここまで。
Raspberry Piのセットアップを一通り完了し、次はいよいよVirtual Hereのお試し。
Raspberry Piで直接SDR受信機(RSPdx)を操作するアプリも有り、そのアプリ(の一部機能を使用して)TCP経由でWindowsの操作アプリからコントロールする方法も有るようなので、これからいろいろ試してみよう。