Last Updated on 2026/05/01 by りょう

隣の迷彩柄はテレビ…映り込みが強いので目隠しで布を被せている
今回はエンクロージャー外(主に背面)のカスタマイズについて簡単にご紹介。
カスタマイズ内容


上記画像内の番号順に。
- 外部排気ファンシステム
『チャンバー排気ファンキット 3Dプリントモデル』【MakerWorld】
『再利用可能エアフィルター 外部排気ファン用』【MakerWorld】
『外部排気ファン用HEPAエアフィルター』【MakerWorld】
チャンバー内の排気を行う外部ファンで、Bambu Lab公式キットをBambu Labがデータ公開しているケースに収納し、オプションの活性炭フィルターキット(内部収容)とHEPAフィルターキット(外部装着)を組み合わせている。
ちなみに、純正のフィルター(内部収容)は海外でも品切れで入手が難しく(日本国内ではファンキットと共に現時点では取り扱い自体が無い)、この様な有志作成のデータで造形しているユーザーが多い様子。 - フィラメント屑シューター
『排気キット用排出口パイプ』【MakerWorld】…(A)
『モジュール式関節型廃棄物排出管』【MakerWorld】…(B)
①外部排気ファンキットに対応したフィルター屑シューター。
P2Sの排出口から出たフィラメント屑を自在パイプを通してプリンター台の下段に置いた屑入れに廃棄する。
・(A)にはセグメント(カップ状で数珠繋ぎして自在パイプを構成するパーツ)のデータが含まれていないため(B)のセグメントを使用したが、問題無く結合出来ている。
・(A)のオリジナルデータでは排出口の上下に有るネジで共締めする固定方法を、ネオジム磁石の磁力吸着で固定するようにデータを加工した。
・外部排気ファンのバックルとの干渉を回避する凹みが(A)のオリジナルデータでは貫通しているので、排気が極力漏れないようにデータ加工して内側を塞いだ。
・パイプの出口(屑入れの直近)には(B)の排出口アタッチメントを流用し、排出されたフィラメント屑が散らないようにしている。 - ケーブルマネジメント①
『排気ファン + AMS ケーブルマネジメント』【MakerWorld】
排気ファンとAMS 2 PROに繋がっているAMSケーブルを収容する。
背面がかなりスッキリする。
オリジナルは下に有るAMSバッファで支えているが、手持ちのネオジム磁石を嵌め込んで磁力吸着も追加するようにデータを加工した。 - ケーブルマネジメント②
『ループAMSケーブル管理』【MakerWorld】
温湿度計の本体とセンサーを繋ぐケーブルを整理する。
嵌め込んでいるネオジム磁石でリアパネルに磁力吸着している。 - ベルトダストカバー
『ベルトダストカバー』【MakerWorld】
X軸/Y軸駆動ベルトの張りを調整するネジへアクセスするための開口部を覆うカバー。
排気と放熱のためスリットが設けられている。 - 外部スプールベースカバー
『外部スプールベースカバー』【MakerWorld】
外部スプールホルダーを装着するベースを保護するカバー。 - バックメッシュダストカバー
『バックメッシュダストカバー』【MakerWorld】
フィラメント屑排出口の横に有る通気口(メッシュ)への埃の侵入を防ぐためのカバー。
通気性を確保しつつ埃避けを考慮した形状になっている。 - AMSバッファカバー
『AMSバッファカバー』【MakerWorld】
AMSバッファの開口部をへの埃の侵入を防ぐカバー。
こちらも通気性を確保しつつ埃避けを考慮した形状になっている。 - ドアハンドル
『人間工学に基づいたドアハンドル』【MakerWorld】
P2S標準のドアハンドルに被せるタイプ。
左側が広く開口していて奥行きも有り、指掛かりが非常に良いので開閉操作がし易い。
外部排気ファン
排気ファンキット
キットの内容はファン(4pin)/制御基板/AMSケーブル/クッション材/ネジで、Bambu Labがデータ公開しているケースを造形して組み込む。
組み立てとP2Sへの装着については、Bambu Labが公開しているガイド「P2S External Exhaust Fan Installation Guide」(動画有り)で詳しく解説されており、ケースのデータ入手先も記載されている。
純正オプションながら日本国内の公式ストアでは未だ取り扱いが無いためAliExpressで購入した。
※本国や欧米では既に販売されている。
3Dプリント製ケースや新型リアパネルとのセットも有るが、ケースにはクリア素材を使いたかったので自身で造形した。
実際に購入したのは別のセラー。
ちょうどセール中でかなり安かったが、ちゃんと本物で破損や欠品など無く届いた。(梱包自体も傷みや目立つ汚れは無かった。)
改めて見ると既に販売終了したのか商品ページ自体が無くなっていた。
リアパネル
排気ファンを使用するには、ファンの取付孔が有りメッシュになっている新型のリアパネルが必要になる。
旧型のリアパネルが装着されている場合は新型に交換するか(こちらも国内の公式ストアでは未だ取り扱いが無いがAliExpressで購入可)、フィラメント屑排出口の右隣のメッシュ部分を利用する。
フィラメント屑排出口右隣に装着するためのアタッチメントもケースの公開データに含まれている。


購入したP2Sは幸いに新型のリアパネルが装着されていたので、目隠しシールを剥がすだけで準備OK。
余談だが、このシールの粘着剤がしぶとく残って取り除くのに結構苦労した。
システム連携

排気ファンが正常に認識されればシステム制御が可能になる。
【排気】に設定すれば造形完了後に自動的に排気を実施する。
造形中の動作は使用する素材によって下記のように自動的に切り替わる。
- PLA/PETG/TPU/PVAなどの低温素材を使用する場合、外部排気ファンが自動的に起動し、最初は最低速度の30%で動作する。
チャンバー温度の上昇に合わせて速度が同期的に上昇し、チャンバー内からの排熱効率を高める。 - ABS/ASA/PAなどの高温素材を使用する場合、チャンバー内の温度低下を防ぐため外部排気ファンはデフォルトでオフになっており、手動での起動のみに対応している。
実際にPETGで造形すると、開始時点で排気ファンが低速で回転し始め、庫内温度の上昇とともに徐々に回転数が上がり排気の勢いが増していった。
造形が終わりエクストルーダーが所定の位置に戻った後、排気ファンの回転数が上がって暫くしてファンの停止とともに造形完了した。
排気ファンを装着する前はエクストルーダーが所定の位置に戻った直後に造形完了していた。
VentoBoxと併せて肝心の浄化について、以前はPLAやPETGでもドアを開けると僅かながら匂いが残っていたが、浄化対処を施してからは造形後の排気処理が済めばドアを開けても匂わなくなった。
もちろんドアを閉めた状態であれば造形中も含めて匂わない。
あくまでも体感なので、同じ素材で造形して浄化の有無による違いを空気質モニターを使って測定・比較してみたい。
オープン構造のA1 miniで造形すると、PLA+やPETGでも結構匂うことに改めて気付かされた。
フィルター
HEPAフィルターはVentoBoxと同じくロボット掃除機(iLife:V3、V3S、V3S Pro、V5、V5S、V5S Proなど)用が使用可能。
活性炭はpH調整済(pH6.0-8.0程度の中性)※で、水洗いしていないものが望ましい。
ペレット形状でない場合は予め細かい欠片や粉を振るい落としておく。
※酸性だと金属部分を腐食する恐れが有る。
内部収容の活性炭フィルターには3mm厚のウレタン/スポンジシートを装着することも出来る。
写真(Leica M10-D、Ricoh GRⅢ)、アマチュア無線(JR4WDU)、デジタルガジェット、3Dプリント、ミリタリー(トイガン、小物)…などなど、興味の赴くままに広く浅く細く長く愉しんでいます。


