Last Updated on 2026/06/25 by りょう

フレームの縁よりも低いので純正バックパネルでも干渉せずに装着出来る
AIO拡張ボード(V2)搭載RTC使用時

赤丸部分がRTC用バックアップバッテリーホルダー
uConsoleにはRTCが搭載されていないため、AIO拡張ボード(初代、V2)のRTCを使用している。
バックアップバッテリーホルダーが拡張ボードの裏面に実装されているため、交換時には拡張ボードを取り外す必要があり、特にV2ではアダプタボードと接続しているフラットケーブルも外すため結構手間が掛かる。
※フラットケーブルを外さなくても交換は可能だが、拡張ボードを裏返す際にフラットケーブルに結構な負担が掛かる。

また、使用しているバッテリーがCR1220とかなり小容量なため交換頻度が高くなりそうなので大容量化したいという希望もある。
Raspberry Pi 5のRTC用バックアップバッテリーで使用されているのは概ねCR2032(もしくは同等の充電タイプ)。
公称容量はCR1220が約35mAhなのに対してCR2032は約220mAhと6倍以上。
RTCバックアップ用途なので消費電流自体は少ないとはいえ、これだけの差が有れば交換頻度を格段に減らせる。
他には…Raspberry Pi CM5自身のRTCを使うことで拡張ボードに依存しない構成に出来る。
AIO拡張ボードV2を外す予定は今のところ皆無だけどね。
Raspberry Pi CM5搭載RTCを使う
Raspberry Pi CM5にはRTCが搭載されているが、uConsole純正のアダプタボードはRTC用バックアップバッテリーの接続に対応していない。(元々CM3/CM4を想定した設計なのでやむを得ないが…。)

赤丸部分がRTC用バックアップバッテリーコネクタ
Raspberry Pi CM4搭載時は使用不可
以前装着したUpgrade KitのアダプタボードはRTC用バックアップバッテリーに対応しているのでバッテリーホルダーを接続し、使用RTCを切り替えることにした。
バッテリーホルダーのコネクタ比較

Raspberry Pi 5のRTCバックアップ用として市販されているバッテリーホルダーが流用出来るだろうと購入したらコネクタの種類が異なっていた。
Raspberry Pi 5用はJST SH 1.0mm/2pinだが、アダプタボードに対応するコネクタは調べたところJST MX 1.25mm Ultra-Thin/2pin(MOLEX 51146)と判明。
該当するコネクタやそのコネクタが使用されているバッテリーホルダーを入手しようと探したものの国内ショップでは見当たらず、辛うじて見つけたコネクタ単品も企業向けと思われる大量ロット販売のみだった。(価格も相応に高価。)
幸いにAliExpressでケーブル付きの商品を見つけることが出来、価格も手頃だったのでお買い上げ。
バッテリーホルダー

ホルダーからのケーブルにコネクタ付きケーブルを繋ぐ。(長さは現物合わせ。)
ホルダーは手持ち品を使ったが同じ商品が見当たらなかったので同等品を紹介。
バッテリー接続確認
ホルダーとコネクタ付きケーブルを接続し、コネクタをアダプタボードに接続する。
CR2032バッテリーをホルダーに装着し、ホルダーの電源スイッチをONにする。
尚、ホルダーはuConsole内の空きスペースに両面テープで貼り付け固定している。
uConsoleを起動したら、下記のコマンドでバッテリーから給電されていることを確認する。
vcgencmd pmic_read_adc BATT_V
「BATT_V volt(25)=3.18375800V」の様に概ね3V以上の電圧値が表示されればOK。
使用RTC切替
AIO拡張ボードV2搭載品からRaspberry Pi CM5搭載品へ切り替える。
「/boot/firmware/config.txt」を開き、下記の通り変更する。
[pi5] #dtoverlay=i2c-rtc,pcf85063a,i2c_csi_dsi0 dtparam=rtc=on
2行目:AIO拡張ボードV2搭載のRTCを無効化。
3行目:Raspberry Pi CM5 搭載のRTCを有効化。
写真(Leica M10-D、Ricoh GRⅢ)、アマチュア無線(JR4WDU)、デジタルガジェット、3Dプリント、ミリタリー(トイガン、小物)…などなど、興味の赴くままに広く浅く細く長く愉しんでいます。
