uConsole … ChatGPTデスクトップアプリを使う(インストールとセットアップ)

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Last Updated on 2026/09/04 by りょう

uConsoleでChatGPTデスクトップアプリを起動

日頃何かとお世話になっているAI「ChatGPT」のLinux向けデスクトップアプリが提供されていることを知り、uConsoleでも使ってみたいと早速インストール&セットアップすることにした。

ただ気になるのは、使用しているuConsoleはOSがBookworm(Debian12系)でデスクトップシステムがWaylandということ。
このデスクトップアプリが正式にサポートしているDebian系OSは13(Trixie)以降で、Waylandへの対応も現時点では「experimental」(実験的)であり保証外。
動作や表示の異常、日本語の使用(表示/入力)に問題が発生する可能性が有る。

まぁ、ダメならWebブラウザで使えば良いし…と、しっかりバックアップを取ったうえでトライすることにした。

項目公式対応自身のuConsole
CPUARM64対応〇 Raspberry Pi CM5 / ARM64
OSRaspberry Pi OS Trixie / Debian 13系以降× Raspberry Pi OS Bookworm / Debian 12系
デスクトップNative Waylandはexperimental△ Wayland / labwc
 Native WaylandではなくXWayland経由の可能性有り

インストール

アーキテクチャ確認

念のため、uConsoleのCPUアーキテクチャを確認する。

uname -m

CM5(64bit Raspberry Pi)であれば「aarch64」が表示される。
これはChatGPT Linux版の「ARM64」に該当する。

ダウンロード

配布ページ※では「Ubuntu or Debian」用と「Fedora」用にそれぞれ「x64」と「ARM64」のファイルが提供されており、この中から『Ubuntu or Debian – ARM64』(chatgpt_arm64.deb)をダウンロードした。
ダウンロード先は「Downloads」フォルダ。(デフォルトでこのフォルダになっていた。)

※インストールの手順も記載されている。

インストール

ダウンロードしたファイルをインストールする。

cd ~/Downloads
sudo apt install ./chatgpt_arm64.deb

debパッケージのインストールコマンドとしては「dpkg -i」が一般的だが、上記のコマンドは必要な依存パッケージもaptが処理してくれるため、お勧めらしい。

起動確認

対応OSより古いものの依存関連などのエラーも無く正常にインストールが完了した。
早速起動をしてみよう。

chatGPT

インストールは特に問題無く出来たが、公式の対応環境から外れているため起動はどうだろうか?と心配だったものの…結果的には全く問題無く、日本語の表示・入力(fcitx5/mozc)も正常で、AIとの対話も出来ている。

uConsole(Bookworm/Wayland)でChatGPTデスクトップアプリを使用中

早速お試し

挨拶がてら軽く対話を済ませた後は、サイドメニューに有るチュートリアル的な「利用を開始する」に有る操作を試してみた。
「自分のデスクトップにメモを残す」というAIが生成した文章をテキストファイルにしてデスクトップに置くという指示を試行。
文章作成⇒テキストファイル化⇒フォルダ(デスクトップ)格納という一連の流れを実行・確認する。

AIが生成した文章をテキストファイル化してデスクトップに配置(デスクトップフォルダに格納)

AIにプログラムを生成させて指定のフォルダに格納する…という処理に活用できる。
また、指定フォルダに有る既存ファイルを読み込んでAIに処理(加筆、置換、要約、翻訳、など)をさせて別のフォルダへ格納するといった処理にも発展出来るだろう。

もし日本語IMEの使用で問題が有る場合

今回は全くトラブルに遭遇することなくインストールから使用まで進めることが出来たが、環境によっては日本語入力が上手くいかないケースも有る。
日本語IMEの使用で問題が有る場合は、起動時に下記の通りオプションを付与すると正常動作を期待出来る。
(自身はオプション無しで問題無く使用出来ており検証不可のため曖昧な書き方になってしまう。)

chatgpt \
  --enable-features=UseOzonePlatform \
  --ozone-platform=wayland \
  --enable-wayland-ime

Native Waylandでの起動

自身のuConsoleではChatGPTは「Xwayland」と「Native Wayland」経由のどちらで起動しているか?
確認するには起動した状態で下記のコマンドを実行する。

xlsclients | grep -i chatgpt

結果として「clockworkpi ChatGPT」が表示されたのでオプション付与無しの起動では「Xwayland」経由になることが確認出来る。

試しに「Native Wayland」起動するとどうなるか試してみよう。
下記のオプションを付与して起動すると「Native Wayland」経由で起動する。

chatgpt --ozone-platform=wayland

先ほどと同じく下記のコマンドを実行すると…。

xlsclients | grep -i chatgpt

何も表示されないので「Native Wayland」経由での起動であることを確認。
「Xwayland」経由での起動と同じく、日本語の表示・入力を含めて全く問題無く同等に使用することが出来た。

ChatGPT起動ボタンを実装

以前セットアップしたコントローラーボタンへのアプリケーション起動と同じく、空いているボタンにChatGPTの起動を割り当てる。

現在の割り当ては下記の通りで、使っていなかった【Y】ボタンに割り当てる。

コントローラーボタン初期割り当て変更後の割り当てと機能
A【F24】キー【Enter】キー
B【F23】キーfcitx5/mozcの文字入力モード(全角/半角)をトグル切替
※置換せずfcitx5の設定で直接指定
X【F22】キー・短押しで【F14】キーに割り当ててアプリケーションランチャー(fuzzel)を起動
・長押しで【右Alt】キーに割り当てて終了選択(wlogout)を起動
Y【F21】キー・短押しでChatGPTデスクトップアプリを起動
cd ~/.config/xremap
sudo nano config.yml
modmap:
  - name: Global Remap
    remap:
      # Convert the F24 key directly to Enter
      F24: Enter

      # Replace the F22 key with the "Right Alt key (Alt_R)."
      # The "F14" virtual key is output only when you press and release the key briefly.
      F22:
        held: Alt_R
        alone: F14
        alone_timeout_millis: 400

keymap:
  - name: Application Launcher
    remap:
      # [Short Press] Launch fuzzel when you quickly release the F22 key
      F14: { launch: ["/usr/bin/fuzzel"] }

      # [Long Press] Launch wlogout while holding down F22 (with the right Alt key held down)
      Alt_R: { launch: ["/usr/bin/wlogout", "-b", "3", "-p", "layer-shell"] }

      # [Short Press] Launch ChatGPT when you quickly release the F21 key
      F21: { launch: ["/usr/bin/chatgpt"] }

1~12. 押されたボタンに応じてキーの置き換え定義
 5.  【A】ボタン(【F24】キー) ⇒【Enter】キー
 9.  【X】ボタン (【F22】キー)⇒ 長押しなら【右Alt】キー/短押しなら【F14】キー
    長押しの判定は400ms
14~21. 【X】【Y】ボタンが押された場合の処理
 18.  【X】ボタン短押し(【F14】キーに置換)なら「fuzzel」を起動
 21.  【X】ボタン長押し(【右Alt】キーに置換)なら「wlogout」を起動
 24.  【Y】ボタン短押しなら「ChatGPT」を起動

※【Y】ボタンの長押しは現在未設定。
 誤操作回避でChatGPT起動は長押しにしても良かったかも。

早速お試し

対話では入力する文字数が多くなるので純正のキーボード(キータッチが結構固い)では直接打鍵する気にはなかなかなれないが、換装したトラックパッドキーボードはキータッチが軽いため苦にならない。

簡単に試した範囲でも他アプリとの連携も出来そうで組み合わせによる活用や、uConsole(Raspberry Pi)であれば外部機器との連携が容易なのでハードウェアを含めた様々な使い方も出来そう。

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