IC-705 … アンテナ端子の固定

【この記事の所要時間: 326秒】

IC-705のアンテナ端子(BNC)はボディの側面から真横に突き出す形で実装されている。
そのため、アンテナを直結使用する際にはL型変換コネクタを介して繋ぐが、BNCコネクタの特性上容易に回転してしまう。
以前、市販品(他機種用オプション品)を流用したアンテナ固定方法を試したこともあるが、先日、ボディカバー(フィールドガード)とスタンド(カメラ用雲台)を装着したことで使えなくなってしまった。

⇒【IC-705 … アンテナ固定思案
⇒【IC-705 … フィールドガード装着
⇒【IC-705 … スタンドとフィールドガードちょっと弄り

また、これまでのL型変換コネクタのみではフィールドガードに干渉するため、中継コネクタ(BNC-P⇔BNC-J)で延長したが、突き出し長が増えたことにより本体側への負担が心配になってきた。
BNCコネクタの回転を抑えて、更に下から支えるような仕組みが有れば…。

アンテナ接続部分(延長状況)

L型変換コネクタのみでは見ての通りフィールドガードに干渉してしまう。

中継コネクタ(BNC-P⇔BNC-J)を追加して延長。

干渉は無事回避出来たが…延長したことにより本体側への負荷が増す。
BNCコネクタが容易に回転する問題も解決したい。

アンテナ固定金具(ヤフオクで入手)

ヤフオクで見つけた「IC705用 アンテナ固定金具バージョン2」(L型変換コネクタと手回しネジが付属)。
個人作成で、IC-705のアース端子を使用して固定し、L型変換コネクタの四角い部分に噛み合わせることで、回転を防ぎ下支えする。
アース端子へのネジ止め位置(下部に並んだ四つの穴)を変えることで角度を四段階に変えられる。
ブラックアルマイト処理されたアルミ製。

アンテナ固定金具装着

固定金具は素のIC-705への装着を想定しているため、フィールドガードと併用するためには、スペーサーを介して浮かせて装着する必要がある。
実測をもとに、M4×20㎜の真鍮製スペーサーを使用。
平ワッシャ(二枚)とバネ座金はIC-705のアース端子に装着されている物を使う。

IC-705のアース端子に平ワッシャー/バネ座金/スペーサーを装着した様子。

アンテナ固定金具を付属の手回しネジで装着。
この角度ではフィールドガードの開口部にほぼピッタリ収まる感じ。

フィールドガードと固定金具の間は1㎜程度の隙間が空くので、固定金具の角度を変えてもフィールドガードとは接触しない。
写真で見ると、L型変換コネクタを若干押し上げている感じがするので、固定金具の曲がり具合を調整しよう。

アンテナ装着

スペーサー部分の負担を考えると余り重いアンテナの装着は難しいが、GAWANTや軽量ホイップアンテナには良さそう。
最近は国内外のメーカーからIC-705の後部に張り出す形状のアンテナ基台(本体への装着はやはりアース端子を使用)が出ているので、大きめのアンテナを使う際にはそちらが良いだろう。
自分の場合は本体に大きめのアンテナを直結する使い方をしないし、普段の使い勝手(次の章)向上が主目的なため、フィールドガードとの併用も考えるとこれが最適解だと思う。

自宅での使用環境

自宅ではこんな感じで設置しており、IC-705にアンテナを直結して使うことは無く、アンテナも聴く周波数帯に応じて手作業でコネクタを繋ぎ替えることから、着脱しやすい上向きに固定出来て、抜き差しする際に本体への負担を軽減出来るような支えが欲しかった。
・中波/短波…IC-7300からPTRX-7300経由で取り出したRF出力
・FM…ループアンテナ(MK-5212)
※この設置状態では送信しない。(運用はIC-7300任せ)

⇒【IC-7300弄り … PANORAMA ADAPTER PTRX-7300装着

IC-705 … オートアンテナチューナー(mAT-705)導入

【この記事の所要時間: 423秒】

IC-705が発表された際に大いに期待されたものの搭載されなかったのがATU(オートアンテナチューナー)。
まぁ、サイズやコストの点から難しいとは思うけれど、移動運用では機材を抑えつつ、でも、ATUが欲しいというニーズが非常に高いだけに残念。
その後、純正オプションとしてAH-705が発表されたが(最初期ロットの取扱説明書にも記載有り)、今日現在まだ発売の予定は不明。
ただ…AH-705は少々大きい上にデザインがIC-705に合わず(樹脂ボディで辺や角が丸められているところは似ているか…)、今一つ購入意欲が湧かなかった。

そんな折り、MAT-TUNERという海外のメーカー(アンテナチューナーメーカーとしてはメジャー)からIC-705での使用を想定したコンパクトなATU mAT-705 が発表された。
総金属製ボディでコンパクト、もちろんIC-705からの制御も可能。
発売開始を待って早速入手した。

mAT-705

前面

前面パネルには左から電源ランプ(PWR)/チューニングインジケーター(ACT/TUN)、電源スイッチ(POWER)が並ぶ。
パネル面はブラック、ボディ本体はグレーのカラーリング、レタリングはレーザー刻印でクッキリハッキリ…格好良い♪
尚、ゴム脚などは付属しない。

・動作周波数範囲:1.8~54.0MHz
・チューニング時間:0.1~5秒
・使用可能アンテナ:ダイポール、GP、八木、同軸給電アンテナ
・電源:9Vアルカリ乾電池(006P)
・サイズ:横6.7×高2.8×奥行15.1cm(突起物含む)
・重量:250g
最低駆動電力と最大許容電力は不明だけど、IC-705のバッテリー運用(Max5W)と外部電源運用(Max10W)でそれぞれ問題なくチューニング動作とFT8運用が出来ることを確認した。

後面

後面パネルには左からコントロール端子(φ3.5mmミニジャック)/アンテナ接続端子(BNC-J)/無線機接続端子(BNC-J)が並ぶ。

電池の装着

バッテリー(9V/006P)は後部パネルのネジ(四本)を外し、基板を引き出して着脱する。
交換の手間が掛かるが、ラッチングリレー採用でチューニング時を除けばバッテリーの消費は非常に少なく、一度チューニングすると周波数を変えなければ電源をOFFにしてもチューニング状態が維持される。

基板と後部パネルはコネクタ(ケーシングではなく配線部分)のハンダ付けのみで繋がっているため、持ち上げる際には基板側(縁)を持つようにする。
後部パネルだけを持った場合、結合部分に基板の自重(+バッテリーの重さ)が掛かり破断する恐れが有る。

添付品

コントロールケーブル

IC-705と接続するコントロールケーブル。
一般的なオーディオ用のφ3.5mmミニプラグ(三極)付きケーブルかな。
ちなみにフィリップス製だった。
他にはマニュアル(日本語)が添付されていた。

接続

IC-705へのコントロールケーブル、アンテナケーブル、IC-705への同軸ケーブルをそれぞれ繋ぐ。

コントロールケーブルはIC-705の【TUNER】端子に。

チューニング

チューニング未実行

チューニング未実行

チューニングを行っていない場合、【ACT/TUN】が消灯している。(BYPASSモード)

IC-705の【FUNCTION】2ページ目にある【TUNER】ボタンがOFF(BYPASS)になっていることを確認し、1秒以上タッチする。

チューニング実行

【TUNER】ボタンがONになりチューニングが実行される。

チューニング実行中は、【ACT/TUN】がオレンジ色点灯している。

チューニング完了

チューニングが完了すると、【ACT/TUN】が緑色点灯する。

IC-705の画面左上(【FUNCTION】から復帰後)にTUNEが表示されている。

お出かけセット

本体、短めの同軸ケーブル、コントロールケーブルはパソコン用小物ポーチにまとめて収納。

Alexloopアンテナのキャリングバッグにも程よく収納出来る。
⇒【ループアンテナ新調 … ALEXLOOP WALKHAM PREMIER

お試し

早速FT8運用で試用してみた。
Alexloopアンテナを使用したが、鉄筋室内設置という悪条件のため単体では最もSWRが下がった状態で2.0以上、バンドによっては3.0近いという状況。
また、合わせるのもかなりシビアで、Alexloop自体のチューニングツマミを僅かに動かしただけで大きく上がる。
この状態でmAT-705を追加しチューニングしたところ、短時間で1.5前後まで下がった。
尤も見かけ上下がっただけで実際の飛びは条件的に厳しいだろうけれども、PSKreporterで見た感じでは国内(離島を除く)ならほぼ飛んでいる様子。

MacBookPro/13 … バッテリー交換から帰還

【この記事の所要時間: 545秒】

自宅で常用しているMacBookPro/13はMid2017モデル…三年ほどの付き合いになる。
昔からノートPCと携帯電話は一つの機種を長く使っていて、三年程度ならまだ買い替えの対象にはならないが、実はしばらく前からちょっと気になることがあった。
それは、蓋(ディスプレイ)を閉じた際にしっかり閉まらず隙間が空くこと。
ただ、長く使っていると歪やヒンジのガタで隙間が空くことがあり、上下を覆うようなカバーを装着していたので、その干渉もあるかも…とそれ以上は深く考えなかった。

それが…清掃のため上下のカバーを外しても隙間が空き、その隙間も経年変化で生じるにしては少々大きい。
また、そのまま机上に置いたら四隅のゴム脚のすべてが接しないためガタつきが発生する。
ゴム脚も覆うようなカバーなので摩耗は考えられない。
よくよく見ると底部が少し膨らんでいて、それが机上に触れていてゴム脚が届いていない様子。
さらにキーボードとトラックパッドの辺りも定規を当てると中央部が僅かだが明らかに盛り上がっている。
どうやらバッテリーの劣化により膨張が発生し、下側ケースとキーボード/トラックパッドへ強い圧力が生じている様子。

そういえば、以前からいくつか挙動不審があった。
バッテリーの減りが早い、純正ACアダプタで給電していてもバッテリーを消費することがある、トラックパッド操作時にポインタが飛んだり反応が遅いことがある、キー(特に中程辺り)の反応が鈍く感じられることがある、稀にだが画面に横長の赤帯が一瞬表示される…などなど。
バッテリーの劣化、膨張したバッテリーに各部が圧迫されたことによる異常動作だろうか。
そのまま使い続けるとバッテリー破裂や発火の恐れもあるとのことなので、早急に対処することにした。

最初考えたのは本体の買い替え。
バッテリーが膨張していてもそこそこの金額で買い取ってくれる業者が有り、それなら追い金で最新の現行モデルにしようか…と、ただ僅かな追い金を考えても高額な出費は厳しいし、現有機にスペック的な不満は全く無いので、この案は見送り。
となるとバッテリー交換…このモデルはバッテリーが強固に接着されていて外すのが結構大変らしい。
無理に外すことで他の部分に過剰な負担を与える恐れも有る。
それにAppleの正規サービスでバッテリーを交換すれば、下側ケース一式とキーボード、トラックパッドも新品交換されるので、むしろお得な気がする。

というわけでAppleに交換を依頼することにした。
サポートに電話をして(正確にはWebから日時を指定して掛けて頂いた)ヒアリングを受け、宅配修理を依頼。
 8/30:ヒアリングと宅配修理依頼
⇒8/31:宅配業者集荷
⇒9/1:リペアセンター着
⇒9/2:修理完了&発送
⇒9/3:受け取り
まさに日単位での進行で迅速な対応に感謝。
ちなみに掛かった費用は全て込みで19.800円だった。

帰宅時の様子

配送修理での集荷と配送はヤマト運輸の宅急便。
薄く強靭なフィルムと段ボールの折り曲げを使った梱包で、優しくしっかりと固定されている。
集荷時も同様の梱包材持参で来訪されるため、対象品を渡すだけで良い。

修理報告書の抜粋。

保護のため天面と底面にシートが貼られ、内側(ディスプレイとキーボードの間)にも薄いスチロール製シートが挟み込まれている。

再ドレスアップ(保護)

修理時には保護フィルム(ディスプレイ、トラックパッド)などは除去されるとのことなので、改めて購入しておいた。
また、キーボード保護カバーは経年劣化、上下ケース用ラッピングシートはカバーの代わりに購入。

保護フィルム

ディスプレイ用/トラックパッド用/タッチバー用がセットになった物。
ディスプレイの保護フィルムは幸いにそのまま残っていたので、トラックパッドとタッチバーにのみ装着した。

ラッピングシート

天面/底面/トラックパッド周囲/側面を覆うカーボン調のシート。
MacBookPro/13と同時期に購入した物だけど、カバーに変更したため使わずじまいだった。

カバー

装着していたカバー。
ポリカーボネイト製で通気性が良いように全面に穴が開けられている。
久しぶりにカバーを外したところ、天面にはこのカバーの痕と思しき水玉模様の変色?日焼け?が有り、今回のバッテリー交換時の清掃でも落ちなかったようで微かに残ってしまっている。
まぁ、光の加減で見えるか見えないか程度なので気になるほどではないけれども。
カバーのデメリットとして厚さと重さが増す、また、GPD P2 Maxの導入で以前ほど持ち出すことが無くなったため、今回はラッピングシートに替えることにした。
⇒【モバイルPC購入♪ … GPD P2 MAX

ラッピングシート(天面側)
ラッピングシート(底面側)

この手のシートは貼るのが実に大変。
天面側…Appleマークに合わせると上下左右の縁がなかなか合わない、底面側…四つ全てのゴム脚の位置には合わない…そこそこで妥協することも必要。
底面には以前から使っているBluelounge Kickflipを引き続き装着した。
これはお気に入りで社給PCでも使用している。

当然ながら閉じた際には一分の隙間もガタつきも無く、購入当初の一体感や塊感を再び実感することが出来た。

前述の通り、ディスプレイ用の保護フィルムが残っていたのは助かった。
このサイズの保護フィルムを貼るのは結構大変で、このMacBookPro/13も自分で貼ったものだが、奇跡的な出来栄えなので貼り直しは避けたかった。
残っていただけではなく非常に綺麗になっていたことに驚いた。
バッテリーの膨張でキーボードが押し上げられていたのだろう、保護フィルムにはキーボード(カバー)の接触痕や皮脂が付着していて、自分でも清掃したが綺麗にならなかった。
それが全く跡形もなく消えていて、最初に見たときには保護フィルムを剥がされたのかと思ったほど。

SSDの中身も全くそのままだった。
修理時に初期化される場合も有るとのことだったので、戻ってきたらバックアップからの復旧(サイズが大きいので時間もかなり掛かる)から始めなきゃならないかな…と思っていたので、直ぐに使い始めることが出来て本当に良かった。

このMacBookPro/13に対する不満(特にスペック的)は全く無い。
なので、これからも使い続けられることが非常に嬉しい。

IC-705 … スタンドとフィールドガードちょっと弄り

【この記事の所要時間: 312秒】

IC-705に装着したフィールドガードは、操作部分(ダイヤルやボタン)の保護のため上部と左右が出っ張っている。
上部の出っ張りは庇として外光を遮って見やすくするというメリットが有るが、反面、低い位置に置いた場合、上からの視認性が下がるというデメリットも有る。
それなら角度を付けて少し上向きにすれば良い。
IC-705の底面には三脚用のネジ穴が有るので、小型の三脚を使うとか。
但し、安定性を考えれば脚の長さや開脚角度が大きい方が良いが、常用する際に少々嵩張る。

⇒【IC-705 … フィールドガード装着

以前、Twitterで見かけた投稿を思い出した。
雲台(カメラと三脚の間に装着して、カメラの向きや角度を容易に変えて固定する物)の流用。
これなら良さそうだ。

フィールドガードの固定ネジを交換

その前に、フィールドガードでちょっと気になっていた点の対処。

フィールドガードに付属しているネジ(M4×8mm)は皿ネジ。
このタイプのネジは本来使う対象にザグリ(すり鉢状に削る)が施されていて、締め込むとネジの頭が埋まって出っ張りがほぼ無くなるのだが、フィールドガードは鉄板が薄いこともあってかザグリが無く、締め込んでも頭が結構出てしまう。
また、出っ張った部分の縁が鋭角なので引っ掛かり易い。
雲台の接する面がネジの頭に被るため、このままでは浮きが大きく安定性が悪い。

手持ちを探すとちょうど良いネジが有った。(写真右下は付属の皿ネジ。)
極低頭ネジという種類で、頭の部分が薄い円盤状になっていて、出っ張りがかなり抑えられる。
サイズは同じM4×8mm。

付属品はプラスネジだが、この極低頭ネジは六角レンチが必要。
そう頻繁に着脱する物では無いので問題なし。
出っ張りが少なくなり(写真では僅かな差だけど実感的にはかなり違う)、出っ張った部分の縁も滑らかなので引っ掛かりにくい。
これなら雲台の装着にも影響しないだろう。

スタンド(雲台)

購入した雲台。
角度調整は大きめのツマミ(鮮やかな赤色がオシャレ)で、工具を使わず指で操作出来る。
アルミ合金製で、サイズは折り畳んだ状態で10.6× 9.0×2.4cm(出っ張り部分を除く)/388g。
耐荷重は最大3.5kg。
カメラ装着用のネジは1/4インチ。
滑り止めのゴムシートが貼り付けられている。

四隅の滑り止めゴムシートは鮮やかな赤色。
三脚への取り付け用ネジ穴は1/4インチと3/8インチに対応している。

前後の2軸でZ型に展開出来る。
この構造がスタンド的な用途にピッタリ。
ベース部分が大きくガッシリしているので安定性も良さそうだ。

角度調整部分には噛合いが有り、しっかり固定される。

カメラ装着ネジは径が大きく手でも回しやすいが、折り畳んだ状態で着脱する場合や強固に固定したい場合には工具(六角レンチ)を使用することも出来る。

角度調整のツマミを、ベース部分にねじ込まれている未使用ボルトに交換することも可能。
対応する六角レンチも付属している。

IC-705に装着。
フィールドガードの固定ネジ(交換済)との干渉は滑り止めゴムシートで抑えられている。

写真では分かりにくいけれど、雲台の奥行とフィールドガードの奥行がほとんど同じなため、一体感が有る。
中央に見えているネジ(六角)はカメラ(この場合はIC-705)固定用のネジ。

極低頭 キャップボルト M4×8mm
created by Rinker
Andoer Z型 折り畳み式 自由雲台
created by Rinker

IC-705 … フィールドガード装着

【この記事の所要時間: 341秒】

さほど広くも大きくもない無線用ラックの中で、IC-705はIC-7300の上に重ねるように設置している。
IC-7300はスタンド(標準装備)でやや上向けになるようにしているため、そのままでは安定性が良くないが、IC-7300全体を覆うようにスチール製のコの字ラックを設置したことで、安定して重ね置き出来るようになった。

⇒【無線用ラックにIC-705置き場を増築

まだラック内はIC-705の上に空間が有る。
有効活用したいが、IC-705の上は微妙に狭い上に段差が有るため、小物であれ置くには安定性に欠ける。
更に樹脂製ボディなので傷付きも気になるところ。
IC-7300のようにコの字ラックを考えてみたが、手頃なサイズが無く、またIC-705をラックから取り出す際に手間が掛かる。

時々覗いているハムショップ・マッコイさんのWebサイト(Yahoo!ショッピング)で良い物を見つけた。
「IC-705用フィールドガード 705-FG」というオリジナル商品で、IC-705に装着するスチール製のカバーだ。

早速購入、装着してみた。

GAWANT7と組み合わせて

構成品

本体、付属品、取扱説明書。

付属品は装着用皿ネジ(4本)とシリコン製脚(4個)。

装着

IC-705底部の三脚用ネジ穴周囲に有るネジ穴(4ヵ所)を使って装着する。

三脚用ネジ穴はそのまま使用できる。
装着用ネジは皿ネジだが、ガード側にザグリ加工がされていないため頭が少し浮く。
この浮きを含めてガード面からネジ頭の頭頂部までは約1.5mmほどになるため、三脚や雲台を装着する場合はネジ頭との干渉に要注意。
尚、各ネジの間隔はネジ頭の縁同士で横30mm程度・縦20mm程度。

四隅にシリコン製脚を貼り付ける。
上に書いた通りネジ頭が出ているので脚が無いと直置きした際にガタつく。

外観

全体像

サイズ(実測)は幅205×高90×奥行120mmで、IC-705(幅200×高83.5×奥行82mm)より一回り大きい。
スチール板の厚さは約1mm、前面の縁は上下左右とも折り返されていて、強度と触れた時の安全性を高めている。
スチール製なのでマグネット基台でアンテナと一体化するのも良し。

前面

上部と左右はツマミなど出っ張った部分を完全にカバーしており、上部は日除け・左右はキャリングハンドルになっている。
デメリットとして、低い位置に置く場合はミニ三脚などで上向けにしないと視認性・操作性とも大きく低下する。
また、前面と背面を除いてほぼ鉄板で覆うため、Wi-Fi・Bluetooth・GPSの感度が低下するのはやむを得ず。

右側面

DC端子など入出力の接続を妨げないように開口部が設けられている。

付属のDCケーブルを繋いだ様子、全く干渉しない。
着脱の手間は少し増すが、抜け防止になって良いかも。

左側面

こちらも接続のための開口部が設けられているが、ただでさえ抜き差しし難いmicroSDカードの扱いは更に手間が掛かりそう。

L型変換コネクタだけではガードに干渉してアンテナやケーブルの接続が困難なので、BNC-J⇔BNC-P中継コネクタを介して延長する。

後面

こちら側を下にして置いた場合でもIC-705に接触しないよう、5mmほど長くなっている。
バッテリーの着脱には影響無し。
このガードに取り付ける感じで外部ATUや放熱用ファンなどを装着するのも良さそう。

使用感

IC-705は非常にコンパクトなので、もともと持ち回りの手間は掛からないが(鷲掴みでOK)、樹脂製ボディの脆弱さや出っ張ったダイヤルの保護が気になっていた。
このガードを装着することで保護性が向上し、持ち回りもし易くなったかな。
当初の目的、上に物を重ね置きする…は、そもそもコンパクトサイズなので大きな物は無理だが、小物程度なら安定して置けるようになった。
尤も、ラックからの出し入れを考えると常時重ね置きというわけにはいかないけれども。
Wi-Fi・Bluetooth・GPSの感度低下については今のところ特に気にならず。