そろそろ暖かくなって自転車散歩もいいなぁ。
…なんてことを言いながら、実にも三年近く乗っていないという。
その理由(言い訳)の一つに「ハンドルポストの大きな亀裂」があるが、昨年秋に交換用パーツを入手しておきながら、いまだに手つかずという体たらく。
「出かける時には自室から持ち出して階段を下ろして…帰宅したらまた持ち上げて片づけて」が結構大きな手間というのも理由(言い訳)だったりする。
それでも自転車関係の便利小物を見聞きすると気になるわけで、以前クラウドファンディングで見つけて支援していた物が先日届いた。
「WingLights360 Mag」という多機能フラッシャー。
ハンドルバーの左右端にそれぞれ装着するもので、堅牢(防水、耐衝撃性)なアルミ製ボディの中に高輝度(30ルーメン)LEDが内蔵されている。
構成品:
・フラッシャーとハンドルバー装着用ベース×左右セット
・携帯用ホルダー(カラビナ付き)
・ハンドルバー固定用ゴム(予備1セット)
・充電用USBケーブル
内蔵LEDは、通常時は前方:白色/後方:赤色に点灯し、左右先端のボタンを押すと黄色点滅になってウィンカーの役割をする。
ウィンカー状態で再度ボタンを押すと通常点灯に戻る。
消灯状態でボタンを長押し(4秒程度)すると通常点灯し、点灯状態でボタンを長押しすると消灯する。
尚、通常点灯時の白色LEDは前方を照らすほどには明るくないため、あくまでも車幅灯として補助用に使う。
別に前照灯を装備する。
フラッシャー本体とハンドルバー装着用ベースの結合は(この写真くらいに離さないと引っ付いてしまうくらいに)強力な磁石による吸着とネジ込み。
磁石はフラッシャーとベースの両方に内蔵されており、右用と左用で極性が異なるため、ベースを取り付ける際は左右を間違えないように注意する。
自転車への着脱は工具不要で簡単に出来、自転車を離れる際に外して持ち回れば盗難防止になる。(1)
磁力吸着に加えてネジ込んでいるので少々の振動や衝撃による落下は無さそうだ。
携帯用ホルダーに左右のフラッシャーを合わせると、それぞれの磁石による吸着で固定される。
このために左右フラッシャーの磁極を変えている。
フラッシャーの底(ベースを合わさる)部分を外すと、充電用のmicroUSBポートが現れる。
内蔵バッテリーは最大30分程度で満充電になる。
連続点灯時間は約3時間でさほど長くないが、夜間長距離・長時間走行でなければ、とりあえず毎回満充電しておけば問題無いだろう。
装着可能なハンドルバーは端部分の内径がΦ14.7〜Φ23mmの物。
予めベース部分のネジを締め込んでゴムを押し広げておき、ハンドルバーの端に差し込む。
差し込んだ後、中央の六角ネジを締めると更にゴムパーツが押し広げられてハンドルバー内側に圧着する。
ライト装着後に照射向きを調整するため回転させる場合があるため、抜け落ちない程度の締め込みに留めておくと良いだろう。
BD-1 tiのカーボンハンドルへ装着した様子。
直径は一般的なハンドルの外径に近いφ30mm、突出サイズは40mm程度。
さほど突出した感じは無く、走行時のボタン操作も容易。
ところで、昼間でさえめったに乗らないのに夜間に乗るだろうか…。
まぁ、備えあれば嬉しいな♪ということで。
(「○○に備えて」という理由付けで購入して置物になっている物が結構有ったり…。)
まずは何をさておき、ハンドルポストの交換をしなきゃね。
- 逆に外し忘れると呆気なく持っていかれるので厳重要注意。 [↩]