湯沸かしセット … 実は初代

【この記事の所要時間: 448秒】

アウトドア用ストーブ(バーナー)をメインにした湯沸かしセットとして、これまでに何度かこのブログで紹介してきた。

・RSRのアルコールストーブ(現在は実家置き)
⇒【コンパクト湯沸かしセット
・オプティマスのガソリンストーブSVEA123R
⇒【湯沸かしセット … 2セット目
・ハンドメイドのアルコールストーブとエスビット・ポケットストーブ
⇒【湯沸かしセット … 3セット目
・湯沸かしセットで使うドリップ珈琲セット
⇒【お出掛け珈琲セット

この他にもカセットコンロ用ガス(CB缶)を使うストーブ(二種)もあるが、いずれもコンパクトではあるものの上に挙げた物と比べるとやや嵩張るため、お手軽湯沸かしセットとしては扱っていない。
いずれこのブログのネタにするかもしれないけれども。

さて、これでアルコール、ガソリン、カセットガス(CB)にそれぞれ対応したストーブを書き並べてみたが、残るアウトドア用ガス(OD)に対応したストーブも持っている。
セットにしているクッカーもろとも行方不明になっていたのを先日やっと探し出した…といっても、ふと思い出して探し始めたのが先日だったわけだが。

ブログでの紹介は四番目(4セット目)だけど、実は現有品の中では最初に使い始めたストーブ。
手放した物を含めると真の最初はコールマンのピーク1(2レバーモデル)だけどね。

スノーピーク・ギガパワーストーブ チタン 地 オート

スノーピークのギガパワーストーブ チタン 地 オート…現在は廃番になっているモデルだ。
主要部分(バーナーヘッド、五徳、火力調整ハンドル、オートイグナイターカバー)がチタン製で結構軽量。
オートイグナイター(着火装置)が装着されていて着火が容易。

蒼く輝く焼き色

バーナーヘッドと五徳はチタンの焼き色が出てなかなか綺麗。

五徳を折り畳んだ様子

五徳を折り畳んだ姿はまるで花の蕾のようで、これもまた美しい。
まぁ、展開と折り畳みは知恵の輪的なので慣れるまで少し戸惑うけれども(^^ゞ

ウィンドシールド(風防)

チタン製ウィンドシールド(ハンドメイド…ヤフオクで入手)

チタン製ウィンドシールド

このギガパワーストーブ 地 シリーズの弱点といえば、風の影響が大きいこと。
屋外では是非ともウィンドシールドが欲しいところ。
純正オプション(現在は廃番)も持っているが、いくつかの理由から使わなくなり、必要な時は外側に立てる衝立型のウィンドシールドを使っていた。
ただ、衝立型はちょっと嵩張るのと、輻射熱でガス缶が過度に熱せられるのが心配なので、バーナーヘッド周りを覆うコンパクトな物を探してみた。

それがこの、ヤフオクで見つけたハンドメイドの ギガパワーストーブ 地 用ウィンドシールド。
チタン製のバンド状で、五徳の二か所に引っ掛けて固定する。
上の写真では分かりにくいが、ちょうどヘッドの周囲を覆うような高さに設置される。

収納時はクッカーに巻き付けて
パラコード製ループで留める

収納時はクッカーの周りに巻き付けて、パラコードで作成したループで留める。
クッカーのハンドルに引っ掛けられればスマートだったけど、残念ながらウィンドシールドの長さがちょっと足りない。

純正ウィンドシールド(現在は廃番)

純正ウィンドシールド
装着した様子

現在は廃番になっていて、流通在庫は有るものの結構高額(自分が購入した時の4倍前後)になっている。
厚手のステンレス製で、頑丈ながらやや重め。

改造というか破壊というか

バーナーヘッドが通る開口部はオートイグナイターの有無に応じて拡張できるようになっているが、最大に開いてもイグナイターが接触して点火が不安定になったため、無理やり折り曲げて拡げた。

五徳が通る開口部

四か所に五徳が通る開口部があるがサイズが五徳に対してギリギリのため、着脱の際には五徳の角度を微妙に変えつつ通す必要があり結構面倒臭い。
また、その際に五徳とウィンドシールドが触れる擦過音が非常に耳障り(例えればガラスを金属で引っ搔くような音)。
この二点が使わなくなった大きな理由の大半。

収納時はクッカーの下に敷く

使わない時にはクッカーとスタックにするのだが、見ての通りクッカー(スタック時に最も外側に来る物)のフットプリントより一回り大きいため、収納性がよろしくない。
これが使わなくなった大きな理由の残り。

セット(スタッキング)

構成品

エバニューのチタンクッカーセット(鍋、蓋、マグカップ)とA&Fのチタントレールマグで構成。

スタッキング途中

エバニューのチタン鍋の底にOD缶(110サイズ)を逆さに入れて、その上にA&Fのチタントレールマグを置き、その中にストーブを入れる。
写真ではストーブをそのまま入れているが、実際には傷とガタつき防止のためストーブをキッチンペーパーで包んでいる。

スタッキング完成

全ての器具をスタッキング。

500mlペットボトルとのサイズ比較

メッシュバッグのみスノーピーク製。

ヘビーデューティなAir Pods Pro用ケース(UAG)

【この記事の所要時間: 37秒】

AirPodsからAirPods Proに買い替えて、Apple製品ならシームレスで使える、音質も十分良い、そしてなによりノイズキャンセル性能の効果にすっかり満足している。
特にノイズキャンセルは見事に程良く周囲のノイズを抑えてくれて、音楽を聴いていなくても耳栓代わりに使い続けたいほど。

なので、以前より使用頻度も増し、通勤時や外出時にも持ち回るようになったのだが…。
手軽気軽に使うなら直ぐに出し入れ出来るようにしたい、でもバッグの外に置くとなると落下や打撃、雨やゴミの混入が気になる。
一応保護ケースというかカバーを装着していたが、薄手のシリコン製で前述の問題どころかかすり傷を防げる程度の保護性しか無い。

というわけで、耐衝撃性・防水性・防塵性を条件にハードケースを探した。

⇒【[MAC/IPAD/IPHONE] AIRPODS PRO到着♪

UAG ハードケース

UAG AirPods Pro用ハードケース

スマホやノートパソコンのケースでもおなじみUAG(URBAN ARMOR GEAR)のAirPods Pro用ハードケース。
耐衝撃とIP65防塵防水を謳っている。

外観

硬質樹脂製で見るからに頑丈そうな作りとデザイン。
全体はブラック、別パーツのオレンジがアクセントになっている。

ラッチ

ラッチ(閉)
ラッチ(開)

押しボタンを押すとラッチが解除されてバネ仕掛けの蓋が自動で開く。
閉める時は蓋を強く押し込めばラッチが掛かる。
購入者のレビューを見ると、このラッチ解除が固い・解除しても蓋が自動で開かない…など個体差が有る様子。
解除が固い場合はラッチの爪部分にグリスを薄く塗ると良いとのこと。

ヒンジ

ヒンジ

ラッチの反対側にあるヒンジは二軸構造で、より広く開くようになっている。
蓋を自動的に開くためのスプリングは上下それぞれに入っている。

Lightningポート

Lightningポートカバー(閉)
Lghtningポートカバー(開)

底部にLightningポートも有り、有線での充電も可能。
この部分の密閉性も高く、閉める際にはAirPods Pro(ケース)を一度外さなきゃならない(空気抵抗?)なんて購入者レビューも有った。
自分の個体ではさすがにそこまでの密閉性は無いけれども。

ワイヤレス充電とインジケーター

ワイヤレス充電対応

もちろんワイヤレス充電も可能。

インジケータ表示

UAGロゴの上にある丸い部分は、ハードケース層のみ貫通(内部のシリコン層はそのまま)していて防水・防塵性を保ったままインジケータ表示が分かるようになっている。

内装と追加の保護カバー

内部の様子

内側にはシリコン製の保護パーツが装着されているが、下半分のみで上半分(蓋)はAirPods Pro(ケース)との間に結構大きな隙間が空く。
実際には問題は無いと思うけれども、蓋が少々ガタつくのが気になる…。

というわけで、以前使っていたカバーの上半分をケースに被せた。
ハードケースの蓋を閉めた際、もキツ過ぎずユル過ぎず、程良い感じ。

サイズ比較

AirPods Pro(ケース)より全体に一回り以上大きい
iPhone8(メタルバンパー装着)との比較

[Photo] バックパック新調 … Endurance Ext オリーブグリーン

【この記事の所要時間: 59秒】

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器材を更新(X-Pro2からX-Pro3へ買い換え、XF35mmf1.4R再購入)したのに併せて、一泊程度の旅行に使用出来、普段使いにも良さそうなバックパックを新調することにした。

 

カメラ用バックパックはマンフロットのStreetバックパックを持っているが、X-Pro2にグリップ付きウッドカメラベースを装着すると高さが増して若干圧迫されることと、宿泊用小物を追加するには少々厳しいことから、もう少しサイズに余裕がある物が欲しい。

 

また、帰省時にはリモワ・パイロットトローリーを使っていたが、写真散歩も考えると結局カメラバッグを別持ちする必要があるため、それならまとめることが出来れば良いな…と。

 

昨年12月に入った頃からいろいろ調べ始めて、Endurance カメラバッグ Ext(エクステンド)に決定。
その中から、帆布製のオリーブグリーンモデルを選択した。
他のカラー(ブラック迷彩を除く)よりも高価で重いけれど、この色合いと風合いが気に入り、届いてからは手触りも気に入っている。

 

 

外観

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内部で仕切られた二気室構造。
前面には中程と下側にそれぞれポケットがある。
サイズは幅285×高430×厚175mm、重量は他モデル(1.27kg)より400gほど重いとのこと。

 

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幅広で厚さがあるショルダーパットが使われている。

 

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一方の側面には下部気室にアクセス出来るドアとマチ無しポケットが一つ。

 

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もう一方にはペットボトルや三脚を収納出来るポケットが有る。
折り畳み傘を入れておくにも良し。

 

 

上部気室

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上部気室の開口部はロールトップタイプで、バックル(金属製)で留める。
最大に伸ばすと15cmほど伸ばすことが出来る。

 

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ファスナー留めで開閉は容易。
止水タイプではなく、左右に大きな隙間が空いているため、使用時には一回くらい折り曲げて留めておきたい。

 

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底に近い部分(背中側)にはマチ無しのポケットが一つ有る。
尚、底面はベルクロ留めになっており、外すことで下部気室(器材収納部分)と繋げることが出来る。

 

 

前面ポケット①

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前面中程のポケットは内部にマチ無しのメッシュポケット(大小計3個)がある。
ポケット自体もマチが無いため余り厚い物は入れられないが、財布やスマホなどを入れるのに良さそう。

 

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Kindle Paperwhiteを横にして入れた状態。

 

 

前面ポケット②

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こちらもマチ無しポケットで、内ポケットなどは無し。
サイズはKindle Paperwhiteがすっぽり入るほど。

 

 

下部気室

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カメラ器材などを収める部分。
厚くて(芯が)強い仕切りが大×二枚と小×三枚(写真では一枚のみ使用)、両端がベルクロになっている固定ベルトが二本付属している。

 

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X-Pro3(純正メタルハンドグリップとXF35mmF1.4Rを装着)とXF10-24mmF4 OIS Rを納めた様子。
上下にまだ数本のレンズを納められる。

 

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ちなみに、iPad mini 5を置いた様子。
他に良い場所が無かったので、帰省移動時にはこんな感じで入れていた。

 

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Ext(エクステンド)の名前の由来になっているのがこの部分。

 

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三辺を開けることで下部が約5cm弱拡張される。
このため、バッグの厚さを僅かに超えるような長さ/高さの物を入れても圧迫されにくい。

 

 

側面ポケット①とドア

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ドア?にはスマホが入る程度のマチ無しポケットが一つ。

 

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ドアを開くと下部気室へ直接アクセス出来る。

 

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片側のショルダーベルトを外して身体の前へ持ってくれば、背負ったままで器材の出し入れが可能。
X-Pro3に純正メタルハンドグリップを装着した状態では高さ方向は余裕。

 

 

側面ポケット②

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三脚やボトル類が収まるポケット。
開口部上部(縁)にはゴムベルトで伸縮する構造になっている。
三脚などの長物は上にあるコンプレッションベルトで固定する。

 

 

ノートPC収納部

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写真はMacBookPro/13(全面カバー装着)を収めた様子。
15インチクラスまで収納出来るとのことで上下方向には余裕があるものの、マチが薄いため厚い物ではかなり窮屈。

 

 

背面

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全面メッシュ(ショルダーパット裏側も同じ)なので背中が蒸れ難い。
チェストベルトは有るが、ウェストベルトは無し。
トロリーケースなどのハンドルに固定するためのベルトが装備されている。

 

 

レインカバー

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生地もファスナー防水性は無いため、レインカバーが付属している。

 

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広げるとこんな感じ。
収納ポーチが一体になっているため紛失し難い。
また、こういうカバーは一度出すと収納し難いのが定番だけど、このカバーはすんなり収められる。

 

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被せてみた様子。
ミニ三脚やボトル程度なら側面ポケットに収めた状態でも問題無し。

 

 

収納例

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今回の帰省で収納していた物の一部。
帰省なのでいわゆる旅行道具(洗面用具など)は必要最小限で済んでいる。

 

 

使用感

一式収めると流石にそれなりの重量になるが、背負ってしまうとバランスが良いのか、さほど重いとは感じない。
ただ、手に提げるとちょっと厳しいかな…手持ちのループベルトがもう少し幅広で厚みが有れば楽。
あとは、左右の振れを抑えるためにウェストベルトが欲しい。

新幹線車内では普通シート(二列、窓側)で前席シート後方壁寄りに置いていたが特に邪魔にはならなかった。

今回は今のところ撮影散歩では使っていないが、背負ったまま(片側のショルダーベルトを外して)器材の出し入れを試してみた感じでは、なかなか使い勝手が良かった。
ただ、中身を詰め込み過ぎると圧迫や重さで出し入れし難くなるため、そこそこに抑えることが要かな。

 

 

 

無印のカセットこんろ・ミニ&専用ケース

【この記事の所要時間: 229秒】

ふと気が付いたら、メインで利用しているクレジットカードのポイントが結構貯まっていて、しかも年内に少なくないポイントが失効してしまう。
無駄にするくらいなら買い物で使わなきゃ…さて、何を買うかな。

というわけで、以前から気になっていた無印良品の「カセットコンロ・ミニ(MJ-JR)」と「専用ケース(MJ-CJR)」を買うことにした。
アウトドア用のコンロ/バーナー/ストーブは各種燃料用(ガソリン、アルコール、キャンプ用ガス、カセットガス)に複数個持っているけれど、手軽に使えて燃料の入手/コストパフォーマンス性が良いのはなんといってもカセットコンロ。

今までにも買おうと思ったことは何度かあったが、いずれも本体とケースのどちらかが欠品しており、なかなかタイミングが合わなかった。
今回は共に在庫が有ったので早速購入した。
コンパクトさも大きな選定理由だけど、やはり専用ケースが有ることが決め手だね。

 

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純正ガスボンベの使用が推奨されており、他社製は補償対象外なので自己責任で。

 

 

カセットこんろ・ミニ

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サイズは幅243×奥行191×高90mm、重さは約1.2kg。
横に並べたiPhone8(メタルバンパー装着)と比べても結構コンパクトなことがわかる。
但し、五徳の間隔は90mm以上あるため、キャンプ用のクッカー/コッフェルなどは大きめのサイズが必要。

 

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五徳は底板ごと取り外せるので洗いやすい。
尚、逆向きにすると五徳の一つがガスパイプと干渉するため、コンパクトにするため裏返して重ねるのは向かない。

 

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操作は着火/火力調節レバーのみ。

 

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底部の熱遮蔽は無く、本体の金属部分が脚の一部を兼ねているため、熱に弱い場所での直置き使用は避けたい。

 

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ガスボンベは磁力吸着なので切り欠きを合わせて押し込むだけ。
外す際も消火後に引き抜くだけ。
ガスボンベの過熱で内部の圧力が高まった場合は、安全のため自動的にガスボンベを押し外す機構が備わっている。

 

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通常サイズのガスボンベだと60mm程度飛び出す。
ミニサイズならちょうど収まるかも。(1) 
ガスボンベのカバーは固定はされていないため、裏返したり大きく傾けるとパカっと開いてしまう。

 

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バーナーは内炎式。
底面が小さな調理器具でも無駄に炎が拡がらないため効率が良く取っ手が熱くなりにくい、ガスボンベへの輻射熱を多少抑えられる、トロ火が得意というメリットがある。

写真で赤い炎が上がっているのは圧電着火接点の部分から…ちょっと気になるところ。

 

 

専用ケース

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蓋の内側には五徳の突起が収まる窪み、底には脚が収まる窪みがそれぞれ有る。
取り出す時に指掛かりで悩むくらいジャストフィットなので、中でガタつくことは全く無し。

ケースの外寸は幅295×奥行245×高さ100mm、こんろ本体を含めた重さは約2kg。
このコンパクトさならバイクツーリングでも使えそう。

  1. ガスボンベを装着したままケースに収納出来るけど…ダメ!ゼッタイ! []

究極のモバイルバッテリー … Omni Ultimate

【この記事の所要時間: 617秒】

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以前からACコンセントも装備された大容量モバイルバッテリーに興味があった。
災害等による停電に備えて…ということもあるが、単純に屋外でも使える便利な電源として。
出来れば充電/給電方法がいろいろ選べると活用の幅が広がる…とOmnichargeの製品が気になっていたが…自分の想定用途ではちょっと物足りない。
そんな時、とあるクラウドファンディングでOmnichargeの新製品開発プロジェクトへの支援が発表され、まさに自分の想定用途に合致する上に、早期購入なら大幅割引(半額)ということもあって早速支援した。

そして早々にプロジェクトが確定、待ち遠しい日々を経て、つい先日届いた。

 

 

Omni Ultimate

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ロゴなどの印字は天面と前面だけというシンプルなパッケージ。
この中に、同時購入した専用キャリングケースに納められたUltimate本体と付属品が収められている。

 

Ultimate

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Omni Ultimate本体とキャリーケースのセット。
40300mAhの超大容量(18650型セル×12=147W)、大出力(AC:120W、DC:150W)。
サイズ:167.5×145×54mm、重量:1415g。
保護レベル:IP54。

本機自身を充電しながら接続している機器にも給電可能なパススルー充電に対応。
夜間寝ている間にモバイルバッテリーと各機器をまとめて充電できるし、モバイルバッテリー自身をUPS的な多機能テーブルタップとしても使える。
これは是非とも欲しい機能だった。

 

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前面には各種情報を表示するディスプレイとボタンが三つ。
左側のボタンは本体の電源で、長押しするとOn/Offが切り替わる。
右側の縦に並んだボタンは、上がAC出力のOn/Off、下がユニバーサルDC出力のOn/Off。

 

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左側面には、充電用のDCポートとACコンセントが装備されている。
付属の急速充電器の他にも様々な充電手段がある。
USB-C接続や純正ソーラーパネルの他にも、充電用DCジャック(Φ5.5mm/Φ2.1mm)に対応したプラグに変換されていれば、様々メーカー/様々な機器のACアダプタを使うことも可能。
Φ5.5mm/Φ2.1mmプラグは容易に入手できるため、ACアダプタを元の用途で使う予定が無いのであれば、わざわざ変換しなくても先端のプラグ部分を付け替えてもいい。(1) 
入力電圧/電流はDC5〜32V/最大4.5Aに対応している。
DCポートに加えて、右側面に装備されているUSB-Cポートからの並列充電にも対応しており、充電時間の短縮化が図れる。

 

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右側面には、ユニバーサル出力のDCポート、USB-Cポート、USB-Aポート×2が装備されている。
DCポートは出力電圧:5〜60V(0.1V単位)/出力電流:0.1〜8A(0.1A単位)で設定出来、四種類の組み合わせを登録可。
これもまた是非とも欲しかった機能。
但し、他ポートと合わせたトータルの最大出力は150Wが上限になる。
やや特殊な形状のコネクタ(MR30)だが入手は可能で、一般的なDCジャック(Φ5.5mm/Φ2.1mm)に変換するケーブルも付属している。
・USB-C … PD対応USB-Cポートで最大60Wの入出力が可能(双方向)。
・USB-A … QC3.0互換で最大出力5V/3A。

 

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後面は着脱バッテリーで、各種認証やスペックが記されている。

 

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天面と底面は特に無し。
色違い(黒色)部分は海苔巻き状に覆っている保護ラバーで容易に着脱可。
開いている中央部分は凹み状になっていて小物を置くのに良さそう。

 

付属品

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付属の高速充電器(入力:100〜240VAC 50/60Hz 1.4A/出力:18V/3.33A 60W Max)。
Ultimateを最大3時間ほどで満充電するが、結構高温になるため置く場所に要注意。

 

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ユニバーサル出力DCポートのコネクタ(MR30)を一般的なDCコネクタ(Φ5.5mm/Φ2.1mmジャック)に変換するケーブル。
長さは約約10cm。

 

 

純正キャリングケース

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Ultimateがスッポリ収まるセミハードケース。

 

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蓋の内側は某GRID-IT!の様にゴムバンドが縦横に編まれていて、ケーブルなどを固定出来る。
ケースに内寸(厚さ)は少し余裕があるため、ケーブル程度なら挟んだ物でUltimate本体を圧迫することは無い。

 

 

DC出力/入力用チップセット

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別途、「DC出力/入力用チップセット」(純正オプション)を購入した。
これは各社(Dell、Lenovo、HP)のノートPC用ACアダプタに用いられているDCコネクタや一般的なΦ5.5mm/Φ2.5mmバレルポートを充電ポート(Φ5.5mm/Φ2.1mm)に変換する物。

 

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今回はこの中の両端がΦ5.5mm/Φ2.1mmプラグになっているケーブルが目的。
長さは約40cm。

 

 

FT-818NDへ給電

FT-818NDのDCプラグ(EIAJ#2)へ変換すれば、ACアダプタを介することなく、直接バッテリーに接続することが可能。
FT-818NDで使用しているACアダプタ(MFJ-1317)は結構嵩張るので、直結出来れば携行性が大きく向上する。
これは後付けの用途で、プロジェクトを支援した時にはFT-818ND購入どころかアマ無線の実運用再開すら全く考えていなかった(^^ゞ

 

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以前購入しておいた「EIAJ#2プラグ⇔Φ5.5mm/Φ2.1mm変換ケーブル」(秋葉原無線部のFT-817用電源変換ケーブル 約30cm)とUltimate付属の「MR30⇔Φ5.5mm/Φ2.1mm変換ケーブル」。

 

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これらにDC出力/入力用チップセットの両端Φ5.5mm/Φ2.1mmプラグケーブルを組み合わせて、Ultimate⇒FT-818ND接続ケーブルの出来上がり。
長さはトータルで約80cm。

 

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DC出力ポートの出力電圧と電流を設定する。
普段使用しているACアダプタ(MFJ-1317)のスペックに合わせて、13.8V/3A。
設定後の確認画面では、誤った設定で出力すると機器に悪影響を及ぼす…との注意書きが表示される。

 

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DC出力ポートに接続する。

 

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FT-818NDのDC入力に接続すれば準備完了。
ちなみに、FT-818NDの電圧表示は13.6V、受信時の消費電力(Ultimateの表示)は約6Wだった。
尚、これだけ接近させた状態で、Ultimateが原因と思われるノイズは特に感じなかった。

 

 

本体内蔵のリチウムバッテリーと合わせて、移動運用時の電源確保に安心感が増した。
FT-818NDだけではなく他の機器への給電ももちろん可能なので、屋外での活用の幅が大きく拡がるだろう。
ただ、このサイズと重量を持ち回るのは結構な思い切りが必要かも。

 

 

 

  1. 暫定使用であれば、ハンダ付け不要なネジ留めタイプのプラグも売られている。 []