[Mac/iPad/iPhone] AirPods Pro到着♪

【この記事の所要時間: 441秒】

AirPods(初代)を持っている。

iPhone、iPad mini、MacBookPro…Apple製品であれば最初に一台とペアリング(といっても機器の近くでAirPodsのケースを開くだけ)をすれば他の機器でも使用出来、各機器間の切替もシームレスと、かなり便利に使える。
音質もオーディオ専用機には及ばないものの、スマホやタブレット、パソコンで使うのであれば悪くは無い。

ただ…装着感だけはどうにも満足出来ず。
一般的なインイヤーホンと異なりイヤチップに相当する部分が無く、滑り易い硬質プラスチック素材が直接耳孔に接触するため、今一つ安定せず歩行時はもちろんジッとしていても抜け落ちそうな不安感が拭えない。
サードパーティ製のシリコンカバーが出ているが装着するとケースに収まらない、装着したままケースに収納出来ることを謳っているカバーも有ったが購入者のレポートは芳しくない。
その後、他社製のインイヤーホンを購入したこともあって、AirPodsはすっかり使わなくなってしまった。

 

そんなわけで、AirPods Proが登場した時も特に関心を持たなかった。

最近になってなぜかふと気になり、レビュー記事を眺めてみると、エコーキャンセル機能の優秀さや旧(非Pro)モデルからの音質向上と同じく装着感の向上が評価されていて、それなら試してみようかと思い立った次第。
なんといっても、Apple製品との相性の良さはやはり便利だしね。

 

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購入品

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AirPods Pro、充電ケースカバー、ダストガード。

AirPods Proへの興味が高まった一昨日に購入先を探したものの、いまだに品薄で在庫切ればかり。
AppleStoreでさえも入荷三週間待ちという状況。
そんな中、たまたま見掛けたネットショップ(Apple正規ディーラー)で在庫があり早速購入。
そして昨夜届いた。
欲しいと思ってから手にするまで正味一日という素早さ…たまたま運が良かったんだな。

 

AirPods Pro

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おなじみのAppleらしいパッケージング。
本体が収められた充電ケース、充電用ケーブル、交換用イヤーチップ。

 

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充電ケーブルはLightning⇔USB-C。
充電ケース側もUSB-Cになってくれれば尚良しなんだけどね。

 

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交換用イヤーチップ、サイズはSとL。
本体には出荷時点でMサイズのイヤーチップが装着されている。

尚、iOS13には、AirPods Proのイヤーチップ装着状態をテストする機能が搭載されており、自分の耳に合ったイヤーチップを選ぶことが出来る。

設定Bluetooth ⇒【対象のAirPods Proの情報を表示】⇒ イヤーチップ装着状態テスト

この機能を使うためにiPhone8をiOS12からiOS13にアップデートした。
バグだらけ、バグまみれと超絶不評でバグの多さを公式(Apple)も認めている禁忌のナンバー「13」を持つiOS。
アップデートを決心した時は冗談抜きで清水の舞台から飛び降りるような気持ちだった。
幸いに、いまのところ常用アプリは特に問題無く使えている様子(但し全ての機能を確認したわけではない)。

 

充電ケースカバー

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ヒンジ部分が無く上下が分離している。
薄い素材で作られていて、他製品で見られるキーホルダーやカラビナを装着するホール/リングも無いため、装着してもスッキリした印象。
装着には粘着材などは使わないが、一度装着すると容易には剥がれないしズレることも無し。
底部にLightning接続用の開口部があり、非充電時は充電端子をカバー出来るようになっている。
AirPodsでも購入直後からケースカバーを装着していた。

 

ダストガード

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AirPods Proの充電ケースには複数個の磁石が埋め込まれているが、そのため細かい鉄粉などを吸い寄せてしまう恐れがある。
そうした金属粉の侵入を防ぐため、ケースの開口部(ベース側・蓋側)に貼り付けるダストガード。
非Proモデル用も出ている。

買って開封してから2セット分入っていることに気付いた。

 

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蓋用(上)とベース用(下)。
厚さ0.04mmと極めて薄い金属製プレート。
台紙から剥がして貼るのだが…なかなか神経を使う。

 

 

装着

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ケースカバーの素材が薄いのとダストカバーもブラックなので一体感が有る。

 

 

ワイヤレス充電

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やっぱりこれが便利。

ちなみに、充電ケースのLEDが赤色点灯しているのが分かるが、充電ケースカバーには特に穴が開いているわけではない。
素材が薄いので透けて見えるのだろう。

 

 

試用感

早速iPhone8とペアリングして音楽を聴いてみた。
音質は、低音が籠もり気味で高音が少々硬い…なんといってもまだまだ使い始めなので、これから聴き込むにつれて改善していくだろう。
どう変化(向上)するか楽しみ。

装着感は…非Proモデルよりはマシかな?というのが正直な感想で、けして満足はしていない。
これも耳が馴染んでくれば多少は印象が向上するかも。

そしてエコーキャンセル機能…これは確かに凄い。
今までにエコーキャンセル機能搭載のインイヤーホンやヘッドホンを幾つか使ってきたけれど、そのどれよりも優れていると思う。
これだけでも買って正解だった。

 

 

 

[Mac] MagSafe風USB-Cケーブル … MagaBolt MagX

【この記事の所要時間: 228秒】

以前使っていたMacBook Air(11インチモデルばかり三世代)は電源ケーブルが磁力吸着のMagSafeで、万が一ケーブルを引っ掛けても本体から外れるため、道連れにして落下などの事故が起きる心配が殆ど無かった。
MacBookシリーズにUSB-Cポートが採用されて給電もUSB-Cで行われるようになってからは、ケーブルを引っ張るとほぼ漏れなく本体も付いてくるため、今まで以上にケーブルへの引っ掛けに気をつけるようになった。
とはいえ、狭い場所や置き方によっては引っ掛ける恐れがあるし、ケーブルが繋がっていることを忘れて本体を移動させようとしてケーブルに引っ張られて手から落とす…なんてことも無いとは限らない。
転ばぬ先の杖として磁力吸着で接続したい。

探せばUSB-Cポートに対応した磁力吸着型プラグや接続アダプタは割と見つかる。
試しに幾つか買ってみた…が…サイズが大きくてMacBookPro/13に装着しているカバーと干渉する、大きく突出して却って引っ掛けやすい、磁力が強すぎて引っ張るとプラグ自体が抜ける…など満足出来る物が無い。
サイズや磁力の強さなどMagSafeのバランスの良さに改めて感心した次第。

さて、先日ふと見つけたケーブルがなかなか良さそうだったので試しに買ってみた。

 

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MagaBolt MagX USB-C  MagSafe Magnetic Cable

名前と見た目の通り、MagSafe風の磁気吸着型USB-Cケーブル。
給電能力:100W、データ転送速度:10Gbps
国内での取り扱いは未だ無さそうだが、上記のサイトから購入出来る(中国発送で日本への送料は無料)。

 

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被覆の色は白と黒、ケーブル長は1.5m。
径はやや太目だが、しなやかで引き回しし易い。

 

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両端はUSB-Cタイプ、一方が磁気吸着型プラグになっている。

 

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データ通信にも対応しているため端子数が多い。
端子は金メッキが施され、先端は丸味を帯びている。

 

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MacBook本体に装着する側。
こちらも端子は金メッキで、接触部分は凹面に加工されている。

 

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MacBookPro/13へ装着。
厚さ(高さ)はMacBookPro/13(の下側)とほぼ同じで、突出量は5mmほど。

 

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コネクタを装着した様子。
全体の突出量は約12mm、コネクタの高さは約10mm。
前後の向きは逆も可。

 

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MagSafe同様に給電/充電状態が点灯表示される。

 

 

実際に使ってみて、本家MagSafeに比べると突出量は多いがそれほど飛び出す感じは無く、むしろカバーと干渉しなくて良い感じ。
磁力の強さは本家とほぼ変わらず、しっかり吸着しつつも、万が一ケーブルを引っ掛けた時には容易に外れる。

購入したのは一本だけど、持ち回り用にもう一本買おうかな。
データ伝送にも対応しているので外付けドライブ用としても追加で欲しいかも。

USB-CなのでMacBook以外にも使えるのが良いね。

[Mac] 親亀子亀のモバイルモニター … Mobile Pixels DUEX

【この記事の所要時間: 62秒】

普段常用しているMacBookPro/13のディスプレイは物理サイズ13.3インチ。
最大解像度は2,560×1,600ピクセルだが、Retina表示では実質最大1,680×1050で、今の水準ではさほど広く無い。
そのため、MacBookAirの頃から常用している疑似ハイレゾ化アプリ「QuickRes」を使い、1,920×1,200ピクセルで使用している。
最大解像度まで上げることも出来るが、13.3インチでは流石に字が小さくなりすぎて実用が難しい。

表示拡充のため別画面を追加しようとiPad miniを外部ディスプレイとして使ってみたが、MBP/13との表示サイズの違いが大きいことや、机上で並べて置いた際に高さの差が大きく視点移動に違和感が大きいことから、結局最近は全く使わず仕舞い。
MBP/13のディスプレイに並べて装着するアイテムも有るようだが、使う度に着脱するのは少々手間なので試してはいない。

 

MBP/13のディスプレイとほぼ同サイズの外付けディスプレイとなるとフットプリントがそれなりに大きく、今使っている小さめのテーブルでは並べておくのは少々難しい。
調べてみると、ノートPCのディスプレイ背面に重ねて装着し、使用時には引き出し・未使用時には収納出来る構造のモバイルモニターが有ることを知る。
これなら机上からハミ出しても問題無いし、本体ディスプレイの真横に並ぶため視点移動も容易、サイズも12.5インチなのでほぼ同等だ。
ちょうどタイミング良くクラウドファウンディングで支援が始まり、最も割引率の高いコースに空きが有ったので、早速申し込んだ。
初物ではなく、既に海外のクラウドファウンディングでプロジェクト完遂したものに対して、サポーター達からのフィードバックを受けてアップグレードされた物なので、不安は無かった。

待つこと数ヶ月、ほぼ予定通り発送されて、先日到着。

 

 

Mobile Pixcels DUEX

モバイルモニター

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モバイルモニター本体

  • モニターサイズ:12.5インチ IPSパネル(ノングレア)
  • 最大解像度:1,920×1080ピクセル FHD
  • 画素ピッチ:0.144mm
  • 表示面積:276.48 × 155.52mm
  • 表示色:1,677万色
  • 視野角度:上下 178°/左右 178°
  • 輝度:300cd/㎡(輝度調整有り)
  • コントラスト比:700:1
  • クロック:150MHz
  • リフレッシュレート:60Hz
  • 信号入力(接続ポート):USB-C
  • 本体サイズ:約325×231×12mm
  • 重量:約735g
  • 消費電力:4.5W
  • 対応OS:Windows、macOS、Android、Chrom、Linux

 

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パッケージの蓋裏側には装着方法が図解されている。(1) 
磁力吸着式なので着脱自体は簡単。

 

外観

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素材はPC-ABS、造りは割としっかりしているが若干チープな印象は否めない。
中央にはシンプルなロゴが入っている。

 

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四ヶ所に強力な磁石が装着されている。
この磁石とノートPCに貼り付けたメタルプレートとの磁力吸着で固定する。
右端に少し見えているのが収納されているモニター本体で、引き出して使う。

 

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モニターの端には輝度調整ボタンと信号入力ポート(USB-C)が有る。

 

付属品

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付属品

  • 信号用ケーブル×2本(USB-C⇔USB-C、USB-C⇔USB-A)
  • 装着用メタルプレート×12枚(3セット分)
  • 取扱説明書(英文)
  • ドライバーソフトウェア導入マニュアル(日本語)

メタルプレートをノートPCのディスプレイ背面に貼り付け、そこにモバイルモニター背面の磁石で磁力吸着させる。
かなり強力に貼り付くので大きく傾けたり裏返しても外れることは無いが過信は禁物。
尚、位置合わせなど横方向へは割と動かしやすい。

 

サイズ感

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AndMeshのケース(カバー)を装着したMacBookPro/13を重ねてみたところ。
写真では判り難いが、縦横ともモバイルモニターが周囲約1cmほど大きい。
15インチクラスのノートPCであれば、バランス良く装着出来ると思う。

 

 

Portable Kickstand

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同時入手した簡易スタンド。
モバイルモニターの背面に装着して使用する。

 

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上部にはメタルプレートが有り、モバイルモニター背面の磁石に磁力吸着する。
スタンドというが、二枚のABS板を柔らかめの素材で繋いだ、まるでiPadのバスタブカバーのような簡素な造り。

 

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使用時には引き出したディスプレイ本体を180°回転させる。
スタンドにはロック機構などは無いので、不意の転倒に要注意。

 

 

Mobile Pixcels Sleeve

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最大15.6インチクラスのノートPCにモバイルモニターを装着した状態で収納可能なバッグ(外寸:約42×30×4cm)。
クッション素材が使用され、また、内側は起毛素材使用で傷が付きにくい。
前面には大きなジッパー付きポケット(マチ無し)が有り、Portable Kickstandや接続ケーブルも収納出来る。
上縁には持ち運びし易いようにハンドルが有る。

 

 

使用感

現在MacBookPro/13に装着しているAndMeshのカバーは、表面が抗菌処理や疑似ラバー風のようなサラサラした手触りなのに加えて全体が僅かに湾曲しているため、粘着テープ類の貼り付きが芳しくない。
また、モバイルモニターの重量約735gは単体ではそれほどでもないが、横方向に引き出した状態で傾けた場合は装着部分に対して結構な負荷になり、使用中に剥がれる恐れも十分考えられる。 

それになによりも、上の方でも記したがMacBookPro/13とのサイズ差が気になるところ。
そのまま重ねるだけなら周囲1cm程度の差だが、実際に使う際には下側の縁が設置面に干渉しないように持ち上げる必要があるし、モニター本体を引き出して手前に傾けるためには横方向に2cmほどずらさなければならない。
つまり、上方と側方にそれぞれ2cm程度ハミ出した状態になり、かなりバランスが悪く感じてしまう。

というわけで、MacBookPro/13への装着は保留し、簡易スタンドを使って外付けモニターとして使ってみることにした。
その軽量性と背面の強力な磁石を活かして、何か適当なグリップスタンドを流用し、テーブルの縁に固定することも考えてみよう。

そうそう、ディスプレイとしての性能は、発色・輝度・コントラスト・精細さ・反応速度のいずれも大変満足している。
MacBookPro/13との違いもさほど無く、並べて使っても違和感は無し。
尚、Windowsリモートデスクトップでも拡張ディスプレイとして認識されるし、MacBookPro/13のディスプレイで複数のデスクトップを切り替えながらモバイルモニター側はWindowsリモートデスクトップ固定で使うことも出来た。

 

 

 

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FT-818NDのリモート操作とPC環境セットアップ

【この記事の所要時間: 88秒】

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当初、FT-818NDとSCU-17経由で接続したRaspberryPiにWSJT-Xなど無線関係のアプリを入れて、MacBookPro/13からVNC経由でリモート操作するラジオコントロールサーバー的な運用を目指していたが…。

 

WSJT-Xの受信音レベル(RaspberryPiの音声入力レベル)調整が不十分でデコード率が芳しくない。
SCU-17の出力レベルを最小にしても大きすぎるため、RaspberryPi側で下げたいが音声入力デバイスが見つからない(音声出力デバイスは有る)。
また他にも、使いたいアプリ(818のコントロールや交信ログ管理)がほぼWindows一択という状況のため、RaspberryPiでの運用を諦めた。
現在はひとまず手持ちのWindowsPCに環境を仮構築して試用中だが、いずれは小型軽量なウルトラモバイルPC(UMPC)への移行を検討している。

 

 

USB接続のワイヤレス化思案(USBデバイスサーバ)

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ここで課題になるのがSCU-17とPC間の接続(USB)。
無線機から離れた場所でPCを操作するとなると、このUSBケーブルを長々と引き回さなければならない。

無線機の近くにPCを置いて、別のPC(例えばMacBookPro/13)からVNCでリモート操作する方法もあるが、試してみたところRaspberryPiの場合と比べて反応が遥かに遅くて実用は難しい…しかも手持ち品は常置するには少々大きい。
高性能、且つ、コンパクトな専属PCを新たに買い足すのは出費が厳しい。(1) 

USBを直接ワイヤレス化するアダプタを調べていると、RaspberryPiを用いてUSBデバイスサーバを構築するVirtualHereというアプリが有ることを知った。
ハード的な追加や変更は特に必要無く、RaspberryPi側にサーバアプリ/使用するPC側に各OS(Linux、Windows、MacOS)対応のクライアントアプリをセットアップするだけで、RaspberryPiに接続したUSBデバイスを他のPCから ネットワーク経由で使用出来る…というもの。

対象のUSBデバイスは、キーボードやマウス、プリンタ、メモリ、HDD/SSD(供給電力の強化が必要)等の一般的な機器の他に、ゲーム用コントローラーやICカードリーダー、シリアルI/Fでも使用実績がある様子。
SCU-17での事例は無いが、アプリをセットアップするだけなので先ずは試してみよう。

尚、サーバアプリは、使用するUSBデバイスが一台のみの場合は無料版で良いが、複数のUSBデバイスを使用したい場合や、各プラットフォームに最適化されたサーバアプリ(使用USBデバイス数の制限無し)を使いたい場合は有料版を購入する必要がある。
クライアントアプリは無料で使用USBデバイス数の制限も無い。
サーバ/クライアントのいずれも、RaspberryPiや一般的なNASを含むLinux、Windows、MacOS、Androidの各種OSに対応している。

 

 

セットアップ(RaspberryPi側)

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早速、RaspberryPiに無料版のサーバアプリ/PC側にWindows版のクライアントアプリをセットアップして、SCU-17が使用できるかどうか試してみた。

結論から書くと…問題無く使用できる。
但し、SCU-17は二台のUSB機器として認識されるため、制御と音声入出力を同時に使用するためには有料版のサーバアプリが必要になる。
先ず制御側を有効にした状態でWSJT-Xから818のコントロールを確認し、次に音声入出力側を有効にした状態でWSJT-Xへの受信音入力を確認した。
音声入出力の場合は遅延が気になるところだが、受信に関しては特に問題無くデコード出来ている様子。
送信は今後可能(デジタルモード追加変更が審査終了)になったら試して みよう。

 

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また、RaspberryPiにUSB接続したGPSレシーバーを有効にした状態でNMEATime2での時刻合わせが正常に行えることも併せて確認出来た。
無線環境は窓の近くにあるのでGPSレシーバーの設置がし易く、USBデバイスサーバに収容できればPCに直接繋ぐ必要が無くなる。
先日作ったBluetooth接続のGPSレシーバーも有るが、長時間運用では やはり電池の持ちが気になるので、USB接続が使い易い。

 

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この黒くて丸い物(サイズ:直径φ45×15mm程度)が今回新調したUSB接続のGPSレシーバーだが、 この様に窓から離れた位置に置いても十分な数の衛星を素早く捕捉し時刻補正してくれる。

さて、上記の結果から、これなら十分実用になると確信したので、RaspberryPi 3B+に最適化された有料版サーバソフトを購入。
SCU-17の制御と音声入出力、GPSレシーバーからの受信入力を同時に有効化し、各アプリで正常に認識・使用出来ることを確認した。

併せて、RaspberryPiから発生するノイズを減らすために、装着していたLCDを外した。
ノイズは大幅に少なくなり、無線環境の中に置いてもほぼ影響無し。
ケースもよりコンパクトな物に交換したが、発熱が大きいチップ全てが熱伝導シートを介してアルミ削り出し製ケースに繋がる構造で、ケース全体が放熱器になることで放熱効果が非常に高い。
ユーザー評価(複数)でも、他社の冷却ファン搭載ケースよりも温度上昇抑えられるとのこと。

 

 

セットアップ(PC側)

これで818の制御と音声入出力、GPSレシーバーからの受信入力がWi-Fi経由で行えるようになったので、続いてPC側の環境を整えよう。
今のところデジタルモード(FT8)での交信が主な目的なので、その方向で進める。(2) 

 

ハード構成図 201903100841

ソフト構成図 201903100841

既にセットアップしているWSJT-XとTurboHAMLOGを引き続き使いたいので、この両アプリで818の制御を共有するためにVSPE(Virtual Serial Ports Emulator)を 導入。
VSPEの「Splitter」を使って一対一の仮想COMポートを生成する。(3)
WSJT-XとTurboHAMLOGのCOMポート設定では両方とも同じ仮想COMポートを指定する。
この「両方とも同じ仮想COMポートを指定する」ということになかなか気づかず、しばらく試行錯誤を繰り返した。
一点、VirtualHereによる仮想COMポートだからか、VSPEの起動時に初期化エラーでエミュレーションが開始出来ないことがたまにある。
発生するのは初回起動時のみで、数回エミュレーション始動を繰り返せば正常動作になり、その後はシャットダウンするまで安定稼働するため、実用上の問題は無い。

尚、使用例の多いOmniRigも試してみたが、TurboHAMLOGの挙動が不安定になった ため見送り。
恐らくVSPEの設定を詰めれば解決しそうだけど、現時点でOmnirigを使う必要が無いので現状維持…安定している環境は必要が無ければ弄るなとも言うしね。

 

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他にはWSJT-Xのサポートアプリを二つ。
発信局に関する各種通知やQRZ.comのデータベースと連携した様々な情報を表示してくれるJTAlart、WSJT-Xでの交信記録をTurboHAMLOGへ転送してくれるJT_Linker
余談だが、他者の情報を参照するだけではなく、自分の情報も参照して貰えれば…とQRZ.comへの登録も済ませた。

 

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そして、818の各種コントロールをするHamRadioDelux
818は表示や操作系が小さく、各種機能が深い階層状態になっていて、お世辞にも操作性が良いとは言えない。
PCを使うことでその操作性を補ってくれるのが、このアプリ。
現在は有料だが、無料の旧バージョンがネット上で入手可能だ。
早速、無料最終版(Ver.5.24.38 2012/10公開)を入手して試したところ、事前に試用した有料最新版(Ver.6.50 $99〜)よりも軽くて安定している印象。
818の前機種に当たる817(HRD上では817を選択)は古い機種なので、機能的には無料最終版で必要十分だろう。

JTAlartには、起動時に他のアプリを連続(待ち時間設定可)して自動起動し、終了時にはこの自動起動したアプリを自動終了する機能が有る。
この機能を使い、JTAlartを起動するとTurboHAMLOG⇒WSJT-X⇒JT_Linkerの順でそれぞれ少し時間を空けて起動するようにした。

 

次は音声(マイク/スピーカー)のワイヤレス化。
それと、SCU-17を経由してPCを使ったCWの送受信も可能なので、いずれ試してみたい。

 

ちなみに、冒頭の写真は我がシャック(^^ゞの全景。
幅50×奥行40cmの小さな台(ベッドサイドテーブル)の上に全ての器材を設置している。
見ての通りPCを置くスペースは無いし、ベッドの横ではないけど狭い所に置いているため、離れた場所にPCを置いてリモート操作するのは必須条件だった。
アンテナはモービルホイップ(RHM8B)を簡易スタンドに装着して、室内窓寄りに仮置きしている。

  1. その分をUMPCの購入に充てたい。 []
  2. 音声はそのうち、CWは多分無いかな…PCを使った送受信は試すかも。 []
  3. 他にも様々な機能が有るが、現時点で使うのはこのSplitterのみ。 []

サンポールで工具の錆落とし

【この記事の所要時間: 46秒】

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最近いろいろと電子工作(というほどでもないけれども)をしているが、 切断系の工具は手近にある大きめのニッパーだけ…当然ながら狭い箇所 での切断や細い線の被覆を剥くにはあまり適していない。
そういえば、昔使っていた細線用の工具(ニッパー、ラジオペンチ、 ワイヤーストラッパー)がどこかに有ったはず…と探しに探してようやく 発掘したのものの…長年の放置で赤錆まみれ…。
そんなに湿気が多い場所でも無いのになぁ…手汗が付着したままだったのかも。

高級品でもないし今は安価で高品質の工具がいろいろ出ているので 買い替えても良いけど…錆を落として少し手入れすればまだまだ使える 物を廃棄するのは勿体ない。
それに以前ほどに多用することも無いだろうから買い替えるほどでもないしね。

調べてみると、身近に有る家庭用品で比較的容易に錆落としが出来ると知り、早速試してみることにした。

 

 

Before

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発掘したままのワイヤーストラッパー、ラジオペンチ、ニッパー。 見ての通りあちこちに無残な赤錆が…。
写真は事前準備としてグリップを剥がした状態。

 

 

用意した物

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・カッターナイフ
・ナイロンブラシかステンレスブラシ(酸に強い素材)
・割りばし
・マジックリン
・サンポール
・パーツクリーナー
・グリス

サンポールは錆取り剤としても知る人ぞ知る逸品。
また錆取り後の強酸中和剤としてのマジックリンもこれまた知る人ぞ知る逸品。
洗剤洗浄後に手脂などを付けないように注意すればパーツクリーナーは不要、グリスも潤滑オイルで代用出来る。

 

 

グリップ外し

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各工具のグリップにカッターナイフで切り込みを入れて剥がす。
剥がしたグリップを再利用するのであれば、再貼り付けした際に目立たず力が掛かり難い内側に切れ込みを入れると良い。
今回は、ラジオペンチとニッパーはグリップ自体の劣化も大きいため再利用はしない。
ワイヤーストリッパーのグリップは劣化が殆ど無く、またやや特殊な形状なので流用する。

 

 

ブラッシング

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硬めのブラシで浮いている錆や埃、オイル/グリス滓をおおまかに落としておく。

 

 

洗浄

本体全体をマジックリンで洗浄して湯でしっかり洗い流す。

 

 

脱脂

油分/脂分が付着していると錆が落ちにくいため、パーツクリーナーで脱脂する。
手脂の付着を避けるため、素手で触れないように注意。
上記の洗浄をしっかり行っていれば本作業は省略しても構わない。

 

 

錆落とし

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サンポール沼に脱脂した工具を漬ける。
サンポールの分量は、やや深めの樹脂製容器で工具がひたひたに漬かる程度。

しばらく漬け込むと反応が始まり錆の程度によっては泡立ってくるが、浅い容器ではこの泡や 液が溢れてしまうため、なるべく深い容器を使うか下にトレイなどを 敷いておく。
この泡や液が触れると材質によっては酷く腐食してしまう。
もちろん素手で触れたり、飛び散った液が皮膚や目などに飛散しないよう 十分に注意する。
直接素手では触れず、割りばしやビニール手袋着用(無ければ掌に厚手の ビニール袋を被せる)で取り扱う。

時折、ひっくり返して、ブラシや割りばしで表面を擦ると錆が落ちやすい。

 

 

中和

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適度なところでサンポール沼から引き上げる…今回は約三時間漬け込んだ。
引き上げたまま放置すると強酸の影響で直ぐ錆てくるため、速やかに湯で洗い流して、 マジックリン沼に漬け込んで中和する。
しばらくしたら引き上げて湯で洗い流すが、この時にまだサンポールの 匂いが残っていれば、マジックリン沼への漬け込みから繰り返す。

 

 

乾燥

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湯でしっかり洗い流した後、ドライヤーを使って完全に乾燥させる。

上の写真は乾燥後。
多少の痕跡は残ったが、かなり綺麗になったと思う。
黒染めやレタリングは殆ど落ちてしまったようだ。
この乾燥後に家庭用バーナー(ガス缶バーナー)を使った焼き入れと 焼きなましまでできれば尚良いが、素人には加減が難しいため 今回は見送り…いずれチャレンジしてみたい。

 

 

グリス塗布

潤滑と防錆のため全体に薄くグリスを塗布しておく。
今回使用したグリスは自転車の整備用に購入していた物だが、潤滑成分が 金属組織内部にまで浸透するため、防錆効果も期待出来る。

 

 

After

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グリップを装着して出来上がり。

ラジオペンチとニッパーはオリジナルのグリップを再利用せず、 手持ちの熱収縮チューブで代用する。
そんなに力が加わる使い方はしないため(細いワイヤーの切断や 被覆剥きがメイン)、滑り止めになる程度で十分。
端切れ品を使ったため継ぎ接ぎになってしまったが、段差が微妙に滑り止めにもなって却って良かった。
ワイヤーストリッパーはオリジナルグリップを装着した上から熱収縮チューブで圧着した。

 

 

後記

作業に使ったサンポールとマジックリンの後始末…サンポールは 珈琲用ペーパーフィルターで濾過してトイレ掃除・マジックリンはシンクの掃除にそれぞれ有効活用した。