[CC110] 久しぶりのカブ散歩 & デジタル簡易無線プチ移動運用

【この記事の所要時間: 35秒】

連休前半は帰省した当日こそ好天気だったものの、翌日から三日連続で悪天候&寒い日が続いた。
連休後半になってやっとG.W.らしく天候回復、昨日は実家の用事があったので、今日久しぶりのクロスカブ散歩へ出掛けてきた。
ついでに、先日新調したデジタル簡易無線機を持参し、プチ移動運用でもしてみようかと…。

 

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クロスカブのシートに載せたデジタル簡易無線機(ALINCO DJ-DPS70-YA)。
同じ黄色とはいえ、クロスカブはオレンジがかった黄色で無線機はレモンイエロー、並べてみると随分違う。

 

 

ひとまず元気なクロスカブ

エンジンを掛けたのは前回(年末年始)の帰省以来。
バッテリーは少々減っていたものの、セルで難無く始動出来た。
オイルの量も問題無し。

 

そして走り出し…実走はなんと昨年のG.W.以来(かもしれない)。
前回(年末年始)は体調を崩してしまい…その後年明けからも絶不調で実はいまだに完治せず…乗れなかった。
前々回(秋休み)は天候不良や寿命に達したバッテリーの交換で乗る機会無し。

 

幸いにエンジンは快調、ギアの入りも小気味良く、タイヤの空気圧も特に気にならず、電装系も問題無し。
何よりも驚いたのは、一昨年の夏に装着した電波時計が電池切れになることなく動作していたこと。

 

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クロスカブはガレージの奥に常置しているが、電波を強力に受信出来るため、再探査・時刻合わせといった負荷が掛かっていない分、持ちが良いのだろうか。

 

一点心許なかったのが燃料…レッドゾーン振り切れに違い状態。
数回前からの帰省の度にそろそろ給油しなきゃと思いつつ、上に書いたような有り様で乗ることすら無かったため放置してしまった。
以前、自宅(横浜)に置いていた際に、同じくレッドゾーン振り切れ状態から30km近く走った実績があるので、さほど心配はしていなかったけれども。(1) 
早速、走り出して直ぐに実家近くのスタンドで給油。
給油の際には距離計の表示と給油量を記録して燃費計算をしているが、なんと前回の給油は2016年8月…どれだけ走っていないのか。
あと、燃費は前回の給油時までは60km/L台後半だったものが、今回の計算では40km/L後半と激下がり。
乗る頻度や距離が自宅置きしていた頃に比べて大幅に下がっているためだろう。

 

 

プチ移動運用

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デジタル簡易無線機、アンテナ、スピーカーマイク。
アンテナは全長約43cm…結構長いがしなやかで曲がりやすいので、コンパクトなシートバッグにも収納出来る。
特に曲げ癖が付いた様子も無し。

 

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缶珈琲休憩を兼ねて共通チャンネル(CH15)をしばらく聴いてみたけれど…まったくもって静かなもの。
例の秘話コードを設定して他のCHもひとまず聴いてみたものの…な〜んにも聞こえず。
業務すら入って来なかった。

というわけで、缶珈琲飲み終わりとともに撤収。
ちなみにCQは出さず…慣れていないこともあるけど、この状況だと空振り確定な感じもあってね(^^ゞ

 

 

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久しぶりに走って気持ち良かった〜。
気が向いたら、明日また出掛けよう。

  1. この時は近くにスタンドが全く無い所で気付いたので、内心かなり焦った…これが後のサブタンク装着のキッカケになった。 []

固定運用無線機と外部電源新調 … IC-7300、DM-330MV

【この記事の所要時間: 648秒】

さすがにQRP機(FT-818ND…最大出力6W)と屋内ホイップアンテナ(RHM8B…集合住宅室内設置)では期待するほうが無理というもの。
実運用を再開して以来、FT8での交信数は僅か2局(途中立ち消えを含めても3局)、送受信ともにシグナルレベルはかなり低く、殆ど相手局の能力に助けられたと言っても良いだろう。(1)

 

 

アンテナのグレードアップ

先の記事にも書いたが、自宅(集合住宅)の管理規約がかなり厳しく(BS/CSアンテナの設置も不可)、現状では大したグレードアップ(大型や長いアンテナへの変更)は望めない。
試しに管理規約の範囲内でRHM8Bを仮置きしたこともあったが、上下左右と背面を深く壁に囲まれた状態では、室内(窓際)に置いた場合と送受ともに大差無く、結局室内設置に戻した。
RHM8Bが防水ではなく、周波数帯域の手動設定が必要なため屋外常置向きではないこともあるが。

下記の内容で管理組合にベランダへのアンテナ設置許可を諮ろうと考えている。

  • 手摺を含めて構造物には一切固定しない。 
  • 使用時のみ手摺を越えて突き出すが細い棒状で長さは2m程。 
  • 避難の邪魔にならないよう普段は隅に片づける。

もしかすると藪蛇になるかもしれないけれど、筋は通しておきたい。

まずは、今室内に仮置きしているRHM8Bを使用時のみベランダに置いて使い(前回よりも設置場所や向き、角度などを試行錯誤してみるつもり)、許可が下りれば、ATUエレメントとATUの組み合わせを考えている。

また、ベランダの隅で上下(ベランダの天井と床の間)に通っている雨水排水管と壁固定器具がともに樹脂製なので、これを使ったロングワイヤー風アンテナを試してみるのも面白そうだ。
具体的には、排水管と反対側の隅(ベランダ)から排水管最上部に向けてワイヤーを張り、そこから排水管に巻き付けながら下におろしてATUに接続する。
これなら傍目には物干し紐に見えるし、構造物への固定についても許される範囲内だと思う。(2)
天井の真下に当たり、排水管もベランダの窓寄りのため、性能はあまり期待出来ないかもしれないが…ATUはいずれ必要になるし、ワイヤー分の投資は殆ど気にならない。
少なくとも今の室内設置よりは良いだろう(期待)…まずは試してみよう。

尚、アースはカウンターポイズをメインにして状況によっては人工RFグラウンドを併用する予定。

 

 

無線機のグレードアップ

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やはり出力アップは必須。
デジタルモードはQRP向け…再開する前に情報収集した際によく見かけた言葉だけど、実際にはやはりそれなりの出力が無ければ難しい。
特にアンテナがプアなので或る程度は出力で補うしか…本末転倒だという自覚はある。

グレードアップを考え始めて、候補はすぐに決まった。
iCOMのIC-7300とYAESUのFT-991A
どちらも機能・サイズ・デザイン・価格帯がかなり近くて結構悩んだが、メーカーやショップの商品説明・ユーザーインプレ・比較記事などを参考に、IC-7300に決定。
選んだ理由はいろいろあるが、スコープ表示の優秀さとリモート操作のし易さが決め手かな。
尚、144/430には対応していないが、このバンドに自宅から出る予定は無いし、もし出たくなったらFT-818NDが有るので問題無し。
むしろ144/430が無い分、HFに注力していると感じられるし。(3)

IC-7300は(FT-991Aも)、最近の無線機らしくPCとUSBケーブル一本で接続出来る。
また、アンテナチューナーが内蔵されているので、現在の構成に比べて配線がシンプルになる。
FT-818NDではSCU-17(USBインタフェース)やZ-817(アンテナチューナー)が繋がり雁字搦めの有り様で、これではたとえ移動運用しようと思ってもなかなか持ち出す気にならず。
固定機を新調することでFT-818NDを本来の移動機として活用出来るだろう。(期待)

外部電源が必要なため、一緒にALINCOのDM-330MVを購入した。
小型軽量ながら連続30A(最大32A)の余裕ある出力で、ユーザーインプレによるとノイズ(音と電磁いずれも)が少ないと高評価だ。

 

 

設置

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まずは全ての配線を外して、全ての機器を撤去して、一から配置し直し。
FT-818NDでさえ手狭な所に何倍もの大きさをもつIC-7300が鎮座するわけなので、もはやパズルみたいなもの。

救いは、上でも書いたが、IC-7300はアンテナチューナー内蔵だしPCとUSBケーブル一本で接続出来るから、同様の構成のFT-818NDに比べて配線が大幅に簡素化出来ること。
また、これまで固定機仕様で使ってきたFT-818NDが移動用としてフリーになるため、SCU-17(USBインタフェース)とZ-817(アンテナチューナー)は常時接続する必要が無く、とりあえず仕舞っておくことにした。

そして配置完了。
予想通り、IC-7300の置き方に悩んだ。
後部に突き出す配線(アンテナ、電源、USB)で想定以上に奥行が伸びてしまい、結局、斜めに向けて奥行を稼ぐことに。
更にアンテナケーブルはL型中継プラグを介して上方から接続するようにして、僅かでも奥行を減らすようにしている。

 

 

セットアップ

早速、デジタルモード(FT-8)運用に向けてセットアップ。
iCOMの無線機は初めて使うので、先達の方々が公開して下さっている解説を頼りに設定。
大変詳しく判りやすい解説と、IC-7300の情報表示とタッチパネルによる操作のおかげで、特に悩むことなく設定出来た。

PC側はUSBドライバーの入れ直し(FT-818NDの際にインストールしたドライバーを削除後、IC-7300のドライバーをインストール)と、WSJT-Xの設定変更だが、こちらも先達の方々による解説のおかげで滞りなく出来、室内仮設置のRHM8Bで早速受信⇒デコード成功。
送信については、増設申請自体がまだこれからなので保留。(4)

ここで、FT-818NDでは使用をやめていたUSBデバイスサーバ(RaspberryPiで運用)を試してみることにした。
FT-818NDではアンテナチューニングや送信時の回り込みと思われる原因で、SCU-17からのUSB接続のうち音声系のみ繋がらなくなる…という現象が頻発していた。
RaspberryPiの置き場所を変えたり、各所にパッチンコアを追加しても改善しなかったため、結局、SCU-17とPCを直接USBケーブルで繋ぐことにしたが、この「紐付き」はかなり不便。
なので早くワイヤレス接続に戻したかった。

IC-7300とGPSレシーバーをUSBデバイスサーバに繋ぎ直し、RaspberryPiを起動。
PC側で両者の接続を確認。
とりあえずWSJT-Xでの受信は有線接続と変わりなく安定している。
送信時の挙動については…増設申請とデジタルモード追加が完了するまでお預け。

 

 

そして自由の身になったFT-818ND

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付属のホイップアンテナを装着して、とりあえずはFMラジオとして活躍中。
持ち出す時は(このアンテナと)背面に繋がっているDCコネクタを外すだけでOK…随分身軽になった。
ちなみに、左右に装着している保護フレームのハンドル部分(前方)は、ボタンやツマミを操作する際の良い手掛かり(指掛かり)になっている。

  1. まぁ、それほどアクティブでは無いことも伸び悩みの理由かも…CQに
    2回ほど応答してダメなら即諦めるし、自分がCQを出す際も2〜3回繰り返したら止めている。 []
  2. 物干し紐や物干し竿の固定と同じ。 []
  3. 比較記事でも、HF主体ならIC-7300というものが多かった。 []
  4. その後にデジタルモードの追加変更が必要…早く包括免許制にならないかなぁ…。 []

久しぶりのラジオ … ICF-2010(ICF-2001D)

【この記事の所要時間: 539秒】

前回に続いて古いラジオの記事。

 

 

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SONY ICF-2010。

前世紀(1999年頃)、BCLにちょっと熱中していた頃に入手したもの。
ICF-2001Dが欲しかったのだが、既に生産終了していて流通在庫も底をつき(結構探し回ったが国内では新品は見つからず、中古は高騰…いやほぼ暴騰状態)、海外版のICF-2010を海外通販で購入。
今ほど海外通販が一般的では無く手間と時間が掛かったものの、円高ということもあってか送料等を含めても国内で販売されていた頃の新品価格より安かったのは幸い。

 

 

 

火入れ

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この機種にはメイン用(単一×3本)とコンピューター用(単三×2本)の二種の電池を装着する。
メイン用電池はACアダプタ接続時には不要だが、コンピュータ用電池が無いとコンピュータエラーになり起動すらしない。
また、コンピュータ用電池は内蔵時計やメモリ(32CH)の保持にも使用しているため、メイン用電池を交換する際には充分な残容量が必要で、コンピュータ用電池自体を交換する際には極めて短時間で行わないと、時計やメモリが初期化されてしまう。

 

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コンピュータ用電池を装着しメイン用はACアダプタ接続で供給して、先ずは内蔵時計の時刻合わせ…OK。
続いて前面の POWER スイッチを ON にするが…ディスプレイには Error3 の表示。
これはメイン電源が供給されていない場合のエラーだそうだが…ACアダプタの不調か接続コネクタの接触不良か…。
と、つい側面にある MAIN POWER スイッチの存在を忘れてた。
こちらも ON にすることで無事始動。 

 

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10MHzの標準電波局を受信しているところ。
日本のJJYは2001年3月末で短波帯での送信を停止しているので、これは米国の標準電波局WWVH(ハワイ)かな。

 

 

 

変わった仕組み

スタンド

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背面上部には折り畳み式のスタンドが内蔵されている。
机上の寝かせて使う際に、後ろが少し持ち上がるので操作し易くなる。
ただ、やや華奢な作りなのが気になるところ。

 

インフォメーションプレート

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背面からスライドして右側に引き出すプレート。
放送スケジュールやメモなどを貼り付けておくものだけど、紙一枚貼った状態でも収納時に引っ掛かるため、使い勝手は余り良く無さそう。
出しっぱなしだと壊しそうだし…。

 

 

 

改造

フィルター交換

標準実装のフィルターは、ワイドは隣接周波数からの混信やビート音除去が不十分だし、ナローも受信には良いけど音を楽しむには程遠くSSB/CWを聴くには広すぎる。
当時、米国のKIWA Electoronicsから発売されていたICF-2010/2001D用交換フィルタの評判が高かったので、取り寄せて交換した。

 

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ナローバンド用フィルタ:FM 3.5/S
標準実装品に比べてかなり大きくなるため、スピーカー上の空間に実装している。

 

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ワイドバンド用フィルタ:LFH-4S
標準実装品と同サイズ・端子配列なので、差し替えで実装。
プリント基板の部品実装面になるため見えないが、上の写真では赤四角で囲んだ部分になる。
その上の赤楕円で囲んだ部分はナローバンド用フィルタへ繋がるIN/OUTの配線。

 

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交換した標準実装フィルタ。
注文票を見ると購入したのは1999年1月27日…交換作業をしたのは届いた直後だと思う。
ちなみに、ICF-2010自体は1999年1月15日購入なので、ほぼ同時期の入手になる。

 

 

オーディオアップグレードとスーパーキャパシタ

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こちらも同じくKIWAから購入したアップグレードパーツだが、なかなか作業出来ないまま今に至る。
購入日は2002年3月27日。

・オーディオアップグレード … 交換用の高音質コンデンサ。
・スーパーキャパシタ … 蓄電しておき、コンピュータ用電池を交換する際の時計/メモリ保持時間を拡大する。
・ハンダ吸い取り線と銀ハンダ

スーパーキャパシタはいわば大容量コンデンサで、ノートPCのメモリ保持などでも使用されている。
本品はエルナー製の0.1F/5.5V。

 

 

 

キャリングケース

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ICF-2010を購入(海外通販)した先は米国のUniversal Radioだったが、購入時に同社のロゴが入ったキャリングケースをオマケに付けてくれた。
カメラバッグで有名なTENBA製らしい。
送付票を見ると元々は有償オプション品だったようだ。

 

 

 

その他のラジオ

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左:ICF-PRO80(ICF-PRO70の海外モデル)
右:ICF-SW1(海外モデル)

ICF-PRO80はeBayで入手(当時、ヤフオク!は未だ無かった)したが、完動との出品情報だったのに届いた物は音が極端に小さく、実用にならず。
無理を承知でSONY(もちろん日本国内)に修理を依頼したところ、コンデンサ(定番の故障パーツ)の交換で無事直って戻ってきた。
その後しばらくする選局が不安定になってきたので改めて診てもらったら、PLL部分の不良ということで再修理。
前回の修理から直後の故障ということで保証対象になり、無償修理になった。

 

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標準装備のアンテナは長くて使いづらい(倒すと折りそうな)ので、変換アダプタ(TNC⇒BNC)を介してアマ無線用のアンテナ(RHF10)を装着している。
ちょっと短いけれどFM受信用なので必要充分だし、柔軟性が高いので少々なことは破損し難い点も安心。

 

 

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ICF-SW1はニュージーランドのショップから海外通販で購入。
本体、アクティブアンテナ、ソフトケース、ACアダプタ(他で使用中のため写真には無し)、マニュアル(多国籍版だけど日本語は無し)がハードケースに収まっている。

実はこちらも定番のコンデンサ不良に見舞われ、届いてしばらくすると音が殆ど聞こえなくなってしまった。
同じく無理を承知でSONYに修理依頼したところ無事直して戴けて、以来快調に動いている。
内蔵スピーカーはモノラルだが、ステレオイヤホンを使用するとFMステレオ放送を楽しめるので、帰省や出張などにも良くお供させていた。

 

 

 

懐かしのラジオ … COUGAR No.5

【この記事の所要時間: 543秒】

最近、テレビを観ることが減ってきた。
定期的に観ている番組は録画しておいて週末〜休日にまとめて消化するので、特に平日は全く観ないことも珍しくない。

その代わりラジオを聴く機会が増えたね。
テレビと違って耳だけを向けていれば良いので、何かしていても気を散らされることが無いし、それでいて意外と内容が入ってくる。

さらに就寝間際までラジオを聴きたいと思い始めたが…手持ちのラジオは枕元に置いて使うには今一つ条件が合わない。
その条件とはこんな感じ。

  1. ベッド脇の隙間から落ちないように或る程度の大きさ。(1) 
  2. 寝ぼけて叩いたり、寝返りで下敷きにしても壊れない程度の頑丈さ。
  3. 1〜2時間程度のスリープタイマー。
  4. 手探りで操作出来るようなシンプルで大振りな操作系。
  5. 受信バンドはAMだけでも良いがFMも聴ければ尚嬉しい。(2) 
  6. 向きを変えたりアンテナを伸ばしたりしなくても主要局を受信できる感度。
  7. 夜間なので音量を上げなくても聴き取れて、聴き疲れしない柔らかめの音質。

昔のラジオの方がこれらの条件を満たしやすいかも。
特に7番目は古い製品の方が合っている印象がある。
幾つか心当たりの製品が有るので、早速ヤフオク!で品定めしてみた。

 

 

 

National Panasonic COUGAR No.5

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そして見事入手出来たのが、ナショナル クーガー No.5(RF-727)。(3)
真四角で操作系が上部にまとまっているという、ちょっとミリタリー風味の珍しいデザイン。
サイズは幅188×高142×奥行89mm/重量1.35kg(バッテリー込み)で、バイク用バッテリーと同様のサイズ・形状だろうか。

1973年製造なので半世紀近く前の製品になる。
実は以前から気になっていて、ヤフオク!を覗く度にチェックしていたが余り見かけることが無く、稀に出ても古い&さほどマニア向けじゃない(=一般実用向け)製品ということもあってか状態が良くない物が多く、ずっと見送ってきた。

今回入手した物は、外観はほぼ新品同様で割れやヒビ、変形はもちろん、変色(脱色、灼け(4) )や擦れ、金属部分の錆も無く、レタリングの剥げも POWER スイッチの ON が少し欠けている程度。
元の持ち主がかなり丁寧に使っていたんだろうね。
機能面でも、AM/FM共に主要局が強力に受信出来て(FMはアンテナを伸ばす必要無し)、目盛りから判る程度の周波数ズレは見られず。
各スイッチは接触不良無く、ボリューム/トーンも共にガリ無し、ON/OFFタイマーも完動。

 

 

前面

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NationalとPanasonicのダブルネーム。
当時、日本国内ではNational、海外向けでは主にPanasonicを使っていたそうな。
COUGAR(クーガー)はナショナル(松下電器)が出していたBCLラジオのブランドで、同時期にSONYから出ていたSkysensor(スカイセンサー)シリーズとは強力なライバル関係だった。
ちなみに本機はCOUGARと名付けられているが、シリーズの他モデルとは異なり中波放送(525~1605KHz)とFM放送(76~90MHz)のみに対応し、短波放送は受信出来ない。

前面にはスピーカーが配置されていて、直径10㎝とやや小型ながら、重めで厚みのあるボディのおかげで低~中音域に寄った聴き易い音質になっている。

 

 

上面

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操作系は非常にシンプルでツマミやスイッチが大きめなので、暗い中でも手探りで操作し易い。
チューニングメーターやチューニングインジケーターの類は一切無し。
ダイヤル目盛りは指針ではなく背景の目盛りフィルムが動くタイプ。

 

 

側面1

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側面にはチューニングダイヤルとイヤホン/外部スピーカー端子。

 

 

側面2

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もう一方の側面にはMPX OUT端子とSTREO IN/REC OUT端子。
昔はMPXアダプターなる拡張機器が売られていて、ラジオのMPX OUT端子に接続することでFMステレオ放送をステレオで聴くことが出来た。
その下はINとOUTが同じ端子を共有しているが…どういう仕組みなんだろう?
尚、写真では底部が窄んだ逆台形状に見えるが、撮影時のカメラ位置に因るもので、実際は「側面1」と同じくほぼ長方形。

 

 

背面

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背面にはスペックシートと外部電源(AC 100V)入力端子。
この端子部分は結構汚れ易いが、見ての通り隅々まで綺麗でピンも錆一つ無し。

 

 

底面

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底面には電池ボックスが有り、単二×4本で動作する。
古いラジオではこの電池ボックス内の汚れ(電池の液漏れ)が顕著だけど、このラジオでは全く問題無く綺麗。

 

 

ダイヤルライト

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DIAL LIGHT ボタンを押すとダイヤル目盛りが仄かに照らされる。
陽射しがある場所で撮ったためさほど明るく見えないが、暗い中では必要充分の明るさ。
この時代のラジオでは照明電球をLEDに交換している改造品をよく見かける。
電球に比べて格段に明るくなるし消費電流は減るし寿命も長いので効果的だろう。

 

 

ON/OFFタイマー

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最大120分まで指定出来る、ゼンマイ駆動のON/OFFタイマー。
この機構が故障している個体が多い様子。

 

 

ロッドアンテナ

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折れ、曲がり、凹み、錆は一切無く、紛失し易い先端部分(黒い樹脂製)もちゃんと残っている。

 

 

ハンドベルト

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手持ち用に、パラコードでベルトを編んで装着してみた。
ラジオのミリタリー風な外観に良く似合っている…と自画自賛(^^ゞ

 

 

使ってみて…

この真四角な形状がなんともいえず良い感じ。
そして操作系が上面に集中しているので、床置き・傍らに置いた際にも使い易い。
感度の高さには感心した…AM/FMともに主要局が強力に入り、FMもロッドアンテナを折り畳んだままで良好に受信出来るので、寝ながら聴いていてもうっかり倒してアンテナを曲げたり折ったりする恐れが無い。
この受信感度は手持ちのラジオの中でも上位に入るのではないだろうか。

さて、肝心の音は…うんうん懐かしいね、この音だよ。
けっして広帯域ではないけど変に籠もった感じは無くて、耳にとても優しい音。
それでいて音量を絞ってもちゃんと聴き取れる。
ベッドサイドラジオとしてはこの音質がなによりも嬉しい。

登場してから約半世紀、欲しいと思い始めてから十数年にしてようやく手にしたけれど、本当に良かったと思える逸品。

  1. セミダブルベッドなので多少大きいのはOK。 []
  2. 短波は聴く局が殆ど無いため不要。 []
  3. 開始価格=即決価格だったので競り合うことなく落札。その即決価格も程度の良さを考えると破格(格安)だった。 []
  4. 特にDIAL LIGHTボタンやTIMERダイアルが黄土色っぽく変色している個体が多い。 []

Bluetoothヘッドセット買い換え … Jabra STEEL

【この記事の所要時間: 456秒】

通勤ラジオ(YAESU VX-8D…ワイドバンド受信対応でBluetooth機能が搭載されたアマチュア無線用ハンディトランシーバー)で常用しているBluetooth片耳ヘッドセット(Jabra STORM)が充電出来なくなったしまったため、新たなBluetoothヘッドセットに買い換えた。
Jabra STORMを購入したのは2014年末…以来、平日通勤時には行き帰りで欠かさず使用していたので、三年近くなら充分長く使えた方だろう。
しばらく前から接続が不安定(一瞬途切れたり、ノイズが混入したり)になり、最後には接続解除と接続復旧を繰り返したこともあった。
(via;Bluetoothヘッドセット購入 … Jabra STORM
(via;片耳ヘッドセットのイヤーピース交換

 

STORMの装着具合と操作性が結構気に入っていたので今回も同じ物にするつもりだったが、耳の後ろに当たる部分(柔らかめのゴム製)が劣化で断裂したのが気になっていたのと、Amazonの購入者レビューを見ると最近(2016年頃以降)の購入者からの「急に充電出来なくなった」という書き込みが目立っていたので見送り。
改めて機種選定して、同じJabraの製品で防塵・防滴・耐衝撃性が高く操作性も良さそうなSTEELに決めた。 

 

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パッケージ

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紙製ながら蓋留めには磁石が使用されているという凝ったパッケージ。

 

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中にはヘッドセット本体と、付属品が入った黄色の小箱。

 

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蓋の裏側にはタフさ(防塵・防滴・ 耐衝撃)をアピールする写真が。
ちなみに、ペアになるVX-8Dもポリカーボネート樹脂&アルミダイキャスト製の頑丈さとIPX7の防水性を備えたタフな逸品。 

 

 

内容品

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本体と付属品一式。

 

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イヤージェル(左右それぞれ)とサイズ違いのイヤーフック、ウィンドソックス(二つ)が付属している。
このフック付きイヤージェルは耳内側の襞に嵌めて固定するためイヤーフックは必要無いが、併用するとより確実に保持される。

 

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「Made for iPod iPhone iPad」の文字。
Siriとの親和性も良いらしい。

 

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「5年保証」…同社製の他製品(1年保証)に比べて長いのもタフさならではか。

 

 

ヘッドセット

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外観はちょっとゴツいかも。
単三乾電池との比較。
サイズは長65×幅16×厚18mm・約10g(実測・イヤージェル含まず)。

 

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普段使うのはこのスタイルだけども…。

 

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試しにイヤーフックとウィンドソックスを装着すると更にゴツくなった。

 

操作系

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電源のオン/オフボタンは独立していて、約3秒ほど長押しすることでトグル動作(オン⇔オフ)する。
オンではBluetoothインジケーター(三色…青・赤・緑) で状態が表示される。

 

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着信を受けたり通話を終了する際には応答/終了ボタンを押す。
着信時に二度押しすると着信拒否になり、無通話時に二度押しすると最後に掛けた番号をリダイヤルする。 

 

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音声ボタンを押すとSiriやGoogle Nowなどの音声コントロールを呼び出せる。
尚、約1秒程度長押しすることで音声コマンドを使用出来る。 

 

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USB充電ポートはココでゴム製の蓋で覆われている。
以前使っていたSTORMも同様の作りだったけれど、開けにくい上に余り開かないため、蓋がプラグに干渉してケーブルを挿しにくい。
無接触給電を期待したい。

 

 

ペアリング 

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特に問題無くアッサリ完了。
早速聴いてみた感じでは籠もったり聴き取り難いことも無く、良い感じ。
ちなみに、ステレオヘッドセットやヘッドホンを使えばFM放送がステレオで楽しめる。

音量調節機能は無く、接続機器側で調整する必要が有る。
ラジオ専用で使うならさほど不満は無いが、通話のように周囲音や相手の声量に左右されるため不便を感じるかも。 

さて、新調したBluetoothヘッドセットをペアリングしたついでに、VX-8Dの設定を少し見直した。
AF-DUAL受信機能でFMラジオを聴きつつ鉄道無線/航空無線を待ち受け受信しているが、鉄道無線が内容確認出来ない程度の強度でも反応して切り替わってしまうため、スケルチレベルを二段階(出荷設定の2から4へ)上げた。(1) 
また、鉄道無線の通話終了後にFMラジオへ戻るのに少し時間が掛かるため、再開時間を一段階(出荷設定の2秒から1秒へ)下げた。
対象の鉄道無線が強いのか、路線から真横方向に4km以上離れた所でも明瞭に受信出来る場合があり、また内容が判らないのに受信状態になり、その都度ラジオ受信が暫く途切れてしまうのが不便だった。 
尚、航空無線については頻繁に切り替わってしまうので、現在はスケルチを最大にして実質非受信にしている。 

 

 

[note]後日談【2017/11/3】

購入から二週間ちょっと経過…この間、毎日通勤の行き帰りで使用し続けている。

最初は本体だけで使用していたが、ホールド性が今一つで歩いている際の振動で耳からズレたり落ちかけたりして不安定なため、二日目にはイヤーフックを装着しイヤーピースも外耳内固定フックが無いタイプに交換した。
通勤の片道一時間弱で装着しっぱなしだけど、イヤーフックの耳への違和感は無く、なかなか良い感じ。
ただ、イヤーピースが耳孔から若干浮くため音が少し小さめに感じる。
前のヘッドセット(Jabra STORM)に装着していた他社製イヤーピースがなかなか優秀なので転用したかったのだが…残念ながら装着部分のサイズが異なり使えなかった。[/note]

 

 

 

 

  1. 空線キャンセルも設定はしているが…安定性は微妙。 []