自宅のパソコン環境を整備して書斎(パソコン部屋)に入り浸るようになってから、初代iPad miniで録画消化や音楽鑑賞をする機会が急増しました。
(via;快適なパソコン環境になった♪
次に出てくる欲求が高音質、せっかくなので良い音で楽しみたい。
というわけで ヘッドホンを新調することにしました。
選定条件
◎は必須、○は有ると嬉しい。
- ◎ Bluetooth 接続… 何かをしながら、自宅内をウロウロしながら聴きたいのでコードレス必須。
- ○ 有線接続にも対応 … 今後もしかするとポータブルアンプ(DAC)を使うかも。
- ◎ 軽量 … 割と長時間聴くので出来るだけ軽い方が良い。
- ○ 圧迫感 … 上記と同じく、長時間装着するのでキツいのは辛い…でも使っているうちに緩くなる可能性もあるため使い始めは少々キツくても構わないかな。
- ◎ アラウンドイヤータイプ … インイヤーは耳孔が痛くなるし、オンイヤーは耳が圧迫されて熱くなる。
- ◎ マルチペアリング … 複数の機器で使い分けたい。
- ○ マルチユーズ … 音楽を聴いている最中にiPhoneへの電話着信に対応出来ると嬉しいかな。
- ○ USB充電対応 … やはり汎用性が有る充電方法が良いね。
試着と試聴、そして決定
早速、量販店へ出掛けて予め想定していた候補のヘッドホンを試してみました。
とはいえ、上述の条件を全て満たすのはもちろん大半を満たすものでさえかなり絞り込まれるため、試したのは店頭展示の関係もあって3機種ほど。
そして選んだのがBose AE2w。 ((ポイントが貯まっていたので追い金は殆ど要りませんでした♪))
希望していた条件を全て満たしたのはもちろん、なんといっても軽量で装着感の良さが決め手でした。
150gという軽さは同等他製品の半分ほど。
掛けていることを忘れる…というのはちょっと大袈裟だけど、全く気にならないのは確か。
これなら長時間掛けていられますし、ウロウロ動き回り、何かをしながら聴くのも問題無しです。
音質については…Boseはスピーカー(301MM2と101MM)を使った経験から低域を強調した音作りのイメージがありましたが、AE2wでは特に低域が耳に付く感じはなく、全体にフラットな良い感じでした。
尚、有線ケーブル接続では更にモニター寄りな音質との評価も有り、楽しみです。
構成品
いたってシンプルなパッケージ。
- ヘッドホン本体(Bluetoothレシーバー装着)
- 専用キャリングケース(といってもただの布袋)
- USB充電ケーブル
- 有線接続用オーディオケーブル
- 説明書類(多国語対応)
外観
このアングルだとBluetoothレシーバー(Bluetoothコントロールモジュール)が強調されて見えますが、実際はさほど気にならない程度のサイズ(出っ張り)だと思います。
イヤーパッドはしっとり感のある柔らかな感触で、これも装着感の良さに貢献しています。
ヘッドパッドは上下で二種類の素材が使い分けられていて、上側はイヤーパッドと同じ素材(たぶん)、下側は細かいメッシュ状の布素材が使われています。
ペアリング
ペアリング(対象機器とのBluetooth接続登録)の容易さもこの製品の特長かも。
Bluetoothレシーバーに貼られているこのラベルは何かというと…ペアリング手順が一目で分かる説明書。
電源(手前、一番下のスライドスイッチ)をONにした後、矢印で示された二つのボタン(上:マルチファンクションボタン、手前:ボリューム増)を同時押しすればペアリングモードになります。
Bluetoothマークの右に書かれている数字「00:01」は同時押しする時間で、僅か1秒です。
対象機器側にAE2wが認識されれば、後は登録するだけ…ペアリングコード(四桁の数字)等の入力は必要ありません。
分かりやすいイラストの説明書も添付されています。
ペアリング対象数は最大8台で、超えた場合は古い登録から削除されます。
同時接続数は最大2台です。
Bluetooth接続時の連続再生時間は約7時間、連続待受時間は約200時間とかなり長い。
有線接続
Bluetoothレシーバーを取り外して付属のケーブルを繋ぐことで通常の有線ヘッドホンとしても使用出来ます。
見た目もまったく普通のヘッドホンになりますね。
Bluetoothレシーバーはかなり複雑な形状です。
とあるサイトのレビューでは簡単に着脱出来るとありましたが…下(USBポート側)にある突起がヘッドホン側と咬み合って結構強く引っ張らないと外れません。
使っている(着け外ししている)内に緩んでくるのかな。
Bluetoothレシーバーにはアクティブ・イコライザー機能が有りBluetooth接続では音質補正が有効です。
また、通話用マイクはBluetoothレシーバに内蔵されているため、ケーブル接続時には純然なヘッドホン機能のみになります。
バッテリー残量が厳しくなってきたらケーブルに換えて有線接続で聴き続けられる、Bluetoothレシーバー単体で充電出来る…という点も使い勝手が良いですね。
ちなみに、Bluetoothレシーバーを外して有線ケーブルに換えてもヘッドホン全体の重量は殆ど変わりません。
使用開始
初代iPad mini、iPhone 5s、MacBookAir/11とペアリングをして、各々で試聴してみました。
その前に装着感ですが、軽量さは試着した時に感じた通りながら、圧迫感については少々強く感じます。
恐らく店頭展示品は試着でかなり使われて若干緩んでいるのに対して、新品なのでまだ固いのかもしれませんね。
いずれ馴染んでくるでしょう。
音質は、まだ慣らしを全くしていないため、低域が強く僅かに篭もり、中域〜高域がやや控えめに感じられます。
慣らしが進んで試聴した際の音質になっていくのが待ち遠しいです。
さて、 初代iPad mini、iPhone 5s、MacBookAir/11の三台とペアリングをしましたが、いずれも近い位置に置いているため、初代iPad miniで使おうとしても先に他の二台と接続してしまい、なかなか接続出来ません。
結局、MacBookAir/11での使用機会は少ないだろうと考えてペアリングを解除しました。
オマケ
録画消化やネットラジオなどお気軽モードの時は以前から使っている廉価なBluetoothヘッドホンで聴いています。
ロジクール ワイヤレスヘッドセット for iPad TH600
近所のパソコンショップで特売(確か二千円未満)だったのでiPad miniでのロケフリ視聴用に購入。
値段と見た目の割りにはそこそこ良い音なので、気軽に使うにはもってこいです。
収納式マイクが有り通話にも使えますが、マルチペアリングではないためiPhone 5sでの併用が出来ず見送り。
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