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小物作りをしていて小さなパーツに印字された微小な文字が見辛く感じるようになってきた。
スマートフォンのカメラ機能を使ったズーム表示で対処してきたけれど毎度となると少々手間。
(そのまま撮影すればよりじっくり確認出来るというメリットが有るけれども…。)
デジタルカメラで撮影して小型のディスプレイに拡大表示するスタンドタイプのデジタル顕微鏡は以前から知っていて、いずれ小物作り用に欲しいと思っているが、今はまだそれほどの需要は無いかな。
普通の虫眼鏡のように手軽に使えて、影になる部分を照らす照明が有り、出来れば手で持たずとも対象物の上に直接置いた状態でも使える物が欲しい。
まさにその通りの製品がこの携帯型LED顕微鏡 マジックルーペ(3R-MJL01)。
たまたま新品が安値で出ていて、且つ、手持ちのポイントで全て賄えたので購入してみた。
購入品と開封
もはや、この手のガジェットでは必需品ともいえる液晶ディスプレイ保護フィルムとセットで購入。
こういう出て直ぐの或る意味特殊な製品向けにも保護フィルムが用意されているというのは有り難い。
マジックルーペの同梱品は、収納ケース、充電用USBケーブル、取扱説明書。
収納ケースに入れる際に、マジックルーペのディスプレイ面を上にするとUSBケーブルに圧迫されて傷める恐れがあるため、レンズ面を上にするように説明書に明記されている。
外観
ディスプレイ(モニター)のサイズは2インチ(可視部分は1.8インチ)で解像度は320×240ドット。
虫眼鏡っぽいフォルムでディスプレイの上下に操作ボタンが有る。
【上ボタン】電源(短押し:ON/長押し:OFF)/ ズーム(標準5倍/9倍/14倍…サイクリック)※
【下ボタン】ライト(白色LED/UV-LED/消灯…サイクリック)
※5倍は光学ズーム、9倍と14倍は光学ズーム+デジタルズーム(焦点距離:8mm~12mm…倍率毎に固定)
向かって右端にはストラップを装着出来るループが有る。(ストラップは付属しない。)
サイズは約104×65×21mm/約50g。
バッテリー容量は700mAhで使用時間は約140分。(無操作の場合、5分で電源OFF。)
搭載されているカメラモジュールは1/4インチCMOSセンサーで解像度は1280×720ドット…但し実解像度はディスプレイ解像度に依存。
レンズの周囲には白色LEDとUV-LEDがそれぞれ三個ずつ交互に配置されている。
また、LED列の外側には直径Φ55mm×高さ6mmほどの縁が有り、対象面に直接載せた状態でも拡大表示が可能。(対象物の高さが縁より十分低く、LEDを点灯している状態。)
ラベル記載のQRコード先にアクセスすると取扱説明書を参照出来る。
側面には充電端子(USB-C)とインジケーターLED(充電中:赤色表示/充電完了:緑色表示)が有る。
ライト
白色LED/UV-LEDいずれも結構明るい。
通常は白色LEDを使用するが、表面の細かい傷などを調べる際にはUV-LEDの方が分かり易い。
使用
対象面に直置き
書類などの上に直接置いて使用できるので、細かい文字を見る際に使い易い。
ズーム
対象物の高さによっては焦点が合わずぼやけた感じになってしまうため、マジックルーペを多少持ち上げて使う必要が有る。
電源ON/OFFは若干時間が掛かる。
ON…電源ボタンを短押しするとディスプレイが点灯し、1~2秒ほと経って表示される。
OFF…電源ボタンを長押しすると画面内の動きが止まり、1~2秒ほど経ってディスプレイが消灯してOFFになる。