Bluetoothインイヤーホン購入 … Jabra ROX Wireless

【この記事の所要時間: 710秒】

久しぶりにVX-8Dを通勤用ラジオとして使う様になりましたが、Bluetoothインイヤーホンはやっぱり身軽で良し♪
せっかくなのでiPhone5sやiPad mini Retinaでも使いたい…と思ったら、なんとこのインイヤーホンはマルチペアリング非対応でした。

つまり、ペアリング対象は最後にペアリングした1台(今はVX-8D)のみ。
まぁ、古い(といっても1年少々前)製品ですから仕方がありませんが、マルチペアリングはもちろん複数デバイスと常時接続(マルチポイント)対応の製品が一般的になっている今となっては少々見劣りしますし、今回の目的に合いません。

また、連続使用(音楽再生)時間が最長4時間(スペック上…実際は3時間弱)なのはやはり短いです。
これは左右のイヤーピースを細いケーブル(途中に僅かに太い操作部分有り)で繋いでいるだけのコンパクトな構造ですので、当時はけして多くは無いバッテリー容量を考えて納得していましたが、これも最近は同程度のサイズで5時間(スペック上)を超える物が増えてきましたね。

他には音質がやや堅いことかな。 ((1年ほど使い続けた結果での感想です。))
元々ラジオ用でしたので用途内では充分でしたが、音楽を聴くことを考えると例えiPhone&Bluetoothであってももう少し高音質を望みたい…。

マルチペアリング対応で再生時間が長く音質が良いBluetoothヘッドホンなら先日新調したBose AE2wが有りますが、オーバーヘッド(アラウンドイヤー)タイプのヘッドホンを掛けて出歩くのはちょっと…。
それに割と華奢な造りで、持ち回るのは不安なため自宅内専用です。
(via;Bluetoothヘッドホン購入 … Bose AE2w

そんなこんなで新調しました。

 

Jabra ROX Wireless

主に注目したのはこれらの特長です。

  • マルチペアリング(最大8デバイス)、マルチポイント(最大2デバイス)対応
  • 最長通話時間:5.5時間(スペック上)
  • 最長待受時間:432時間(スペック上)
  • 防水保護等級・防塵保護等級:IP52
  • 2mからの落下試験クリア

マルチペアリングは必須、マルチポイントも並行してiPhoneへの着信待ちをしたいので是非とも欲しい機能。
最長通話時間から考えると最長再生時間は実質6時間ほど…充分でしょう。
通勤での持ち回りや最近増えている突発的豪雨を考えれば防水・防塵・耐衝撃性も欠かせないですね。

パッケージ

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Jabra ROX Wireless

全体が樹脂製で目立つ黄色の帯はゴム製、なかなか凝った造りのパッケージです。

構成品

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  • 本体
  • 充電用USB(micro)ケーブル
  • イヤージェル(チップ)(XS/S/M/L)
  • イヤーウィング(S/M/L) ((装着時に外耳内へ引っ掛けて安定性を高めるフック状のパーツ。))
  • 収納袋(これはちょっと安っぽい)

外観

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イヤーパッドはやや大きめ(高16.5×幅20×奥行16mm)で、丸っこいデザインと艶消しのカラーリング…一言でいえば地味だけど、それがいい。
コントローラーは右側のイヤーパッド近くに有り、細いスティック状でこちらも地味な艶消し黒。 中央に電源スイッチを兼ねたマルチファンクションボタン、その両端に音量増減ボタンが配されています。
音量増減ボタンは僅かに出っ張った「+」「-」の印だけですので薄暗い所では判り難いかも。

イヤーパッドとコントローラーにはステンレス素材、ケーブルにはケブラー素材が採用され耐久性を高めています。
素材とやや大きめな外観ながら、重さは0.67oz(約20g)で割と軽量かな。
ケーブルはやや太目で軟らか過ぎず硬過ぎず、絡んだり引っ掛かったりし難い程度の硬さです。

ペアリング

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VX-8D、iPhone5s、iPad mini Retina、それと写真には写っていませんがMacBookAir/11とペアリングしています。
ペアリング作業は非常に簡単でコード類の入力は一切無し。
VX-8Dもデフォルトの“0000”で難無くペアリング出来ました。

マグネットスイッチ

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イヤーパッドには磁石が内蔵されていて使わない時には背中合わせに貼り合わせることが出来ます。 貼り合わせることで電源がオフ・離すと電源がオンになります。
イヤーパッドを離してから3秒以内に使用可能となるのが便利ですね。
尚、首から提げている際に貼り合わせておけばネックレス状になって不意の落下を避けられます。

充電

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USB経由での充電に対応しています。
イヤーパッド(左側)背面の磁力吸着型カバーを開けるとmicroUSBの充電ポートが現れます。

操作感

ペアリングは上に書いた通り簡単に出来ました。
AVRCP対応で再生時のリモコン操作も出来ますが、再生時の操作は全てデバイス本体で行うため未確認です。
いずれ試してみましょう。

ペアリング操作時や通常使用での接続時などでは音声ガイダンス(日本語)が流れます。
慣れない内は有り難いですが…使用者のコメントではだんだん鬱陶しくなってきたとか(笑

装着感

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最初装着されていたイヤージェルはXSサイズのため当然合わず(ゆるゆる)。
他のインイヤーホンではMサイズを使っているので同様にMを試したら、これもまだ緩くて結局最大サイズのL。
イヤージェルの形状(やや短めのドーム型)と柔らかさのため1ランク大きくしないと緩く感じてしまうようです。

イヤーウィングは取り付け角度で試行錯誤しましたが、ちゃんと合わせると緩く無くキツくない良い感じになりました。
音漏れの心配が無ければイヤージェルのサイズを一つ下(M)にしても良いかもしれません。

使用感

まだ使い始めたばかりですのでやや硬めの音質ですが、特に高音が尖っていたり低音が乏しい/篭もる…ということもなく普通に良い音という印象です。
今後、鳴らし/慣らしていくことで、どう変化するか楽しみですね。

イヤーパッドを磁力で貼り合わせることで電源オフ・離すことで電源オンになる機能は結構便利ですが、再接続までの時間が仕様の3秒より長かったり稀に再接続しないことが有り、やや不安定に感じました。 ((再度貼り合わせて離すことで接続復帰。))
ちなみに、この方法で電源をオフにした際に、接続デバイス(VX-8D)では音声出力がスピーカーに切り換わることは有りませんでした。

専用アプリ

Jabra純正の専用再生アプリ“Jabra Sound”(iOS、Android)が提供されていますが、使用する際には本品添付の認証コードを入力する必要が有ります。
DolbySound対応で確かに音質が良く、プレイリスト作成や曲毎の音質調整(イコライジング)、聴いている曲のTwitterやFacebookへの投稿など様々な機能が有ります。
ただ、iCloudからダウンロードした曲の一部が認識されない(曲リストに表示されない)のが惜しい。

難点

これは他の製品でも割と多いのですが、シリコン素材製のイヤージェルとイヤーウィングに埃が付着し易く、しかも落ちにくい。
元が黒っぽい色で表面がざらついているため更に目立って気になります。 上のUSB充電の写真でも既にかなりの埃が付いてしまっていますね。

 

思えばJabraとの付き合いはかなり長く、十年ほど前に職場の内線(PHS)用に有線タイプの片耳ヘッドセットを個人購入して使い始めたのが最初です。
その後、Bluetoothタイプを数機種(全て個人購入)使ってきて、今も職場で支給されているUSBヘッドセット(両耳、オンイヤータイプ)がJabra製です。 ((オンイヤータイプは耳が熱っぽくなるのが嫌で使っていません。他社製の片耳引っ掛けタイプを個人購入して使用。))

 

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Jabra Sound
カテゴリ: ミュージック
現在の価格: ¥500