NSメスティン新調

【この記事の所要時間: 455秒】

調理だけではなく炊飯器としても優秀で弁当箱や小物入れなど様々な用途にも活用出来る万能クッカーといえばトランギアのメスティン…だと言っても異論は少ないと思う。
小を二個(一個は未使用)と大を一個持っていたのだが…改めて探してみると全て行方不明。
先週末、結構探し回ったものの出て来なかった。
未使用品は恐らく数年前の大断捨離(この時にアウトドア用品もかなり手放した)の際に放出したと思うが、残り二つは中にカトラリーやナイフ、トランギアアルコールストーブ用五徳、燃料ボトルなども入れていたはずなので処分したとも思えないし…他の用具と一緒に実家に送ったのかなぁ。

まぁ、そんなに高い物でも無いし買い直すか…と考えて、ふと以前から気になっていたとあるメスティンを思い出した。
それは、バイク旅寄りのアウトドアショップ(でいいのかな?)快速旅團が出している「NSメスティン」。
NSとはノンスティック加工のことで、メスティン内部をコーティングすることで汚れが付着し難く・焦げ付き難くなる。
メスティン唯一惜しい点とも言えるのが焦げ付き…これは無垢のアルミ素材のままなので仕方が無い。
自分が持っていた物も何度かの炊飯でどうしても落とし切れない焦げ付き痕が幾つもあった。

発売は今から十年ほど前、高価なのと加工に伴う焼きなましで強度が大幅に落ちるため購入を迷っているうちに品切れ…発売開始直後に売り切れたと思う。
その後、焼きなましによる影響が少ないNS加工が採用されてノーマルと同等の強度が確保出来ることになったが、常に品切れ状態…。
それがたまたま覗いたところ小のみ在庫有りになっていたので、今回は迷わずポチ。 ((ちょっと値上がりしていた。)) 

 

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NSメスティン

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外観は普通のメスティン。
焼きなましの影響で柔らかくなってしまうNS加工では、強度低下を補うために外面にセラミックコーティングを施すこともあるそうな。 ((汚れ付着や傷防止の目的も有り。)) 
試しに左右から力を入れて押さえてみたが、ノーマルと比べて軟らかいという印象は全く無し。

 

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隅々まで均一なコーティング。
メスティンといえば新品購入時は縁のバリ取りがお約束だけど、本品は当然ながら綺麗に面取りされている。

 

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リベット部分の様子。
ちなみに、メスティンの用途として多い炊飯では、このリベットの真ん中辺りが米一合を炊く際の水面適量位置(水面)になる。

 

 

サルパウチ・メスティン収納袋

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元々持っていたメスティン(現在行方不明)で使おうと購入しておいたサルパウチメスティンTR210収納袋セット
帆布製の外袋とキルティングの内袋。

 

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メスティンがジャストフィット…薄い折り畳み風防くらいなら同梱出来るかな。

 

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口は巾着絞り、ヌメ革製のコードスライダーで固定する。

 

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底部もしっかり&丁寧な縫製。

 

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メスティン内にカトラリーやアルコールストーブなどを収める際に内袋に入れておけば、メスティン内部への汚れや傷の付着を抑えられる。
箱型に立体縫製されているので、メスティン内から取り出しても自立して小物入れ的に使える。

 

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当然ながらジャストフィット。
開口部がやや絞られているため、メスティンに収納出来るサイズでも長い物や幅が有る物は収まらない。

 

 

長バットアミ

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まるでメスティンの純正オプションみたいにジャストフィットな長バットアミ。
メスティンで蒸し物が出来る♪
焼売とか肉まんを蒸すのに良さそう。
NSメスティンなら皮の貼り付きを気にしなくていいかな。
焼き網としても活用出来るが…燃料用アルコールは燃焼した際に有害成分が発生するため、アルコールストーブでの直火焼きはオススメ出来ないらしい。

ところで余談だけど、グリーンピースが乗った焼売を最近全く見かけなくなってしまった。
焼売といえばグリーンピースだろう。(異論は認める)

 

 

湯沸かしセットも

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サルパウチの内袋を使わなければ湯沸かしセットも同梱出来る。
アルコール燃料ボトルも小さめの物なら一緒に入るかな。
(via;湯沸かしセット … 3セット目

 

 

いつかは炊飯

メスティンといえば炊飯。
ガソリンストーブやガスストーブでは何度か経験があるが、それぞれ火力調節や消火タイミングなど少しコツが要るものの、それほど難しくは無かった。
アルコールストーブや固形燃料ストーブとの組み合わせでは更に手軽らしい。
適量のアルコール/固形燃料を使えば、火が消えるまで放置しておくだけで美味しい御飯を炊くことが出来るとか。 ((もちろん、前後の米研ぎ・含水・蒸らしは必要だけども。)) 
近々トライしてみよう。

 

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ポケットストーブの横方向と平行にメスティンを置くと、五徳の爪先部分で接するため心持ち不安定な印象。

 

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ポケットストーブに対して垂直に置くと、五徳の爪間にスッポリ収まる感じ。
但し、前後方向が短めなので、メスティンの重心をポケットストーブの中央部に合わせないと不安定になる。

 

 

 

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