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Luna DisplayでiPad mini 4をMacBook Pro/13のサブディスプレイとして使う際に、iPad mini 4側に外部キーボードを繋げば文字入力も出来て活用の幅が拡がる。
既にBluetooth接続の折り畳みキーボード(Microsoft Universal Foldable Keyboard)を持っているが、ふと以前から気になっていたバーチャルキーボードを試してみたくなった。
バーチャルキーボードはプロジェクションキーボードとも呼ばれ、レーザーで投射(投影)されたキーボードをタップするとセンサーが感知して文字入力をするというもの。
有線タイプ(USB接続)、無線タイプ(Bluetooth接続)、その両方に対応したものなど、調べてみると国内メーカーも含めていろいろ出ている様子。
その中で、これまた以前から気になっていたのが、名作STAR WARSに登場するR2-D2を象った「imp. R2-D2 バーチャルキーボード IMP-101」。
本来のキーボードとしての性能は他の製品と大きな違いはないが、あのデザインはフィギュアとして置いておくだけでも良い感じ。
ただね…高価(定価が3万超え、新品相場で2万半ば、中古でも美品だと2万弱)でなかなか手が出ない…。
それが、Amazonマケプレで1万未満の美品中古を見つけた。
ショップ評価は100%(もちろん高評価)、発送はAmazon、付属品完備で通常使用での擦れ程度とのこと。
冷静に考えれば1万未満でもお試し目的だと勿体ない気もするけれど、まぁいいか…とポチ(^^ゞ
開封
シンプルでシックなデザインのパッケージ。
パッケージには擦れや剥がれ、破れなどは一切無く綺麗。
R2-D2バーチャルキーボード本体と取扱説明書(日本語)。
取扱説明書も傷みは全く無し。
付属品は充電用ケーブル(USB-A⇔microUSB)のみ。
ケーブルは未使用だった。
外観
サイズは高97×幅69×奥行50mm。
デカール(シール、ステッカー)類は一切使われていなくて、色付け部分は全てエンボス&塗装されている。
但し、可動するのは頭部(電源スイッチ兼用でON/OFF操作時に約45°回転する)のみで、左右の脚は微動だにしない。
背面のパネルを開けると充電ポート(microUSB)と、その右横にBluetoothペアリングスイッチが有る。
充電時間は約3時間で、満充電状態で約2時間使用出来る。
底面は思いっきり簡略化されている。
左右の脚は接地せず僅かに浮いており、写真では判り難いが黒い面に有る三つの小さな突起で接地しているため少々不安定で、使用時には打鍵の振動で左右に振れてしまうことがある。
使用時の様子。
頭部中央の赤色LEDはバッテリー状態表示、その右横の青色LEDはBluetooth状態表示。
ボディ中央やや上の赤く灯っている部分はレーザーダイオード投影部(キーボードイメージ)。
ボディ中央やや下のスロットは読み取り用センサー部。
脚の部分にもスロットがあり内部にパーツが組み込まれているが、特に何か使われているわけではなさそう。
試用
キーボードのサイズは幅240×奥行100mm、キー数は68(英語配列)。
キーピッチは19mmあり、サイズとしては申し分無し。
実際に文字入力してみたところ、キーボードを投影する面の素材や色にかなり左右される印象。
相性が悪いと誤入力や未認識、押してもいないのに勝手に入力される…など散々な結果だが、相性が良いと結構順調に入力出来る。
但し投影型の特性か、通常のキーボードのようにホームポジションに指先を置いた打ち方ではミスタッチが多発するため、指先をキートップ面から高めに置いてタイプライターのように垂直に打ち下ろす感じで、慣れないとかなり戸惑う。
正直なところ、まだまだ発展途上なジャンルだと感じる。
上に書いた打鍵法の他にも、物自体の高さがあるためデバイスの前に置いて使う際に気になるし(=邪魔)、コンパクトさでも折り畳みキーボードに対して有利性が低いし。
この製品で言えばフィギュアとしてもやや物足りないかな…せめて脚部(左右、下)が可動すれば良かったな。 (レーザー投影とセンサー感知の角度が変わるため難しいとは思うけれども。)
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