以前使っていたMacBook Air(11インチモデルばかり三世代)は電源ケーブルが磁力吸着のMagSafeで、万が一ケーブルを引っ掛けても本体から外れるため、道連れにして落下などの事故が起きる心配が殆ど無かった。
MacBookシリーズにUSB-Cポートが採用されて給電もUSB-Cで行われるようになってからは、ケーブルを引っ張るとほぼ漏れなく本体も付いてくるため、今まで以上にケーブルへの引っ掛けに気をつけるようになった。
とはいえ、狭い場所や置き方によっては引っ掛ける恐れがあるし、ケーブルが繋がっていることを忘れて本体を移動させようとしてケーブルに引っ張られて手から落とす…なんてことも無いとは限らない。
転ばぬ先の杖として磁力吸着で接続したい。
探せばUSB-Cポートに対応した磁力吸着型プラグや接続アダプタは割と見つかる。
試しに幾つか買ってみた…が…サイズが大きくてMacBookPro/13に装着しているカバーと干渉する、大きく突出して却って引っ掛けやすい、磁力が強すぎて引っ張るとプラグ自体が抜ける…など満足出来る物が無い。
サイズや磁力の強さなどMagSafeのバランスの良さに改めて感心した次第。
さて、先日ふと見つけたケーブルがなかなか良さそうだったので試しに買ってみた。
MagaBolt MagX USB-C MagSafe Magnetic Cable
名前と見た目の通り、MagSafe風の磁気吸着型USB-Cケーブル。
給電能力:100W、データ転送速度:10Gbps
国内での取り扱いは未だ無さそうだが、上記のサイトから購入出来る(中国発送で日本への送料は無料)。
被覆の色は白と黒、ケーブル長は1.5m。
径はやや太目だが、しなやかで引き回しし易い。
両端はUSB-Cタイプ、一方が磁気吸着型プラグになっている。
データ通信にも対応しているため端子数が多い。
端子は金メッキが施され、先端は丸味を帯びている。
MacBook本体に装着する側。
こちらも端子は金メッキで、接触部分は凹面に加工されている。
MacBookPro/13へ装着。
厚さ(高さ)はMacBookPro/13(の下側)とほぼ同じで、突出量は5mmほど。
コネクタを装着した様子。
全体の突出量は約12mm、コネクタの高さは約10mm。
前後の向きは逆も可。
MagSafe同様に給電/充電状態が点灯表示される。
実際に使ってみて、本家MagSafeに比べると突出量は多いがそれほど飛び出す感じは無く、むしろカバーと干渉しなくて良い感じ。
磁力の強さは本家とほぼ変わらず、しっかり吸着しつつも、万が一ケーブルを引っ掛けた時には容易に外れる。
購入したのは一本だけど、持ち回り用にもう一本買おうかな。
データ伝送にも対応しているので外付けドライブ用としても追加で欲しいかも。
USB-CなのでMacBook以外にも使えるのが良いね。