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昨年末に購入した電動アシスト自転車 VOTANI H3…その特徴でもあるセンターバスケットは積載量自体はそこそこあるものの、前後に長くて左右がやや狭い形状のため収納出来る物が限られる。
たとえば、バッグやポーチ、書籍などの板状の物、さほど長くない棒状の物は良いけれど、食料品などの買い物には向かない。
ボトルや簡易工具、ロック類を置くには実に便利なんだけどね。
当初検討していたフロントバスケット(前カゴ)を装着することにした。
併せて、この機会にリアキャリアも装着しておこう。
いずれはリアバスケットも使いたいし、フロントに対しての見た目のバランスも良くなるしね。
部材
・フロントキャリア(純正オプション)
・フロントキャリア用ブラケット(純正オプション) ※他社製バスケットを装着する際に使用。
・フロントバスケット(ブリヂストン アルミパイプバスケット BK-ALP)
・アルミ製スペーサー ※バスケット固定用
・交換用ネジ ※バスケット固定用
・飛び跳ね防止ネット(OGK技研 飛び跳ね防止ネット TN-5)
・リアキャリア(純正オプション)
フロントキャリア
写真奥(縦になった面)の4つのネジ穴で車体フレーム前面に固定する。
写真手前(先端)のネジ穴には、元々車体に取り付けられているフロントライトを移設する。
最大荷重は10kg…バスケット自体が1kg弱なので実質9kgになるけれど、必要十分だろう。
フロントキャリア用ブラケット
他社製バスケットを装着するためブラケットを使用する。(純正バスケットはそもそもフロントキャリア自体が不要で、直接車体フレームに装着する。)
ブラケットは両端の幅が異なっており、狭い方がフロントキャリア側で、ブラケット⇒フロントキャリア⇒本体フレームの順に共締めする。
フロントバスケット
丸パイプを使った全体が丸みを帯びた形状と艶消し黒の色合いがVOTANI H3のフロントキャリアやセンターバスケットと合っていて、まるで純正品のような感じ。
サイズ:
・高さ150mm×幅340mm×奥行き260mm(上面)/220mm(底面)
アルミ製スペーサー、交換用ネジ
・アルミ製スペーサー…内径Φ6mm×外径Φ12.6mm×厚さ15mm ×二個
・六角穴付きネジ…M5×30mm ×二本 ※バスケット付属のネジでは長さが足りないため交換。
・六角穴付きネジ…M5×16mm ×二本 ※バスケット付属のネジでも問題無し。
フロントバスケットの固定部分背面にはパイプ太さ分の隙間が有り、また、ブラケットとバスケットの固定ネジ穴間隔に僅かな差が有る。
この隙間を埋めて安定して固定するためにアルミ製スペーサーを挿入し、背面の隙間よりも厚いスペーサーが追加になったことでバスケット付属の固定ネジでは短いため、手持ちのネジに交換する。
バスケット底面を固定するネジは付属品(プラスネジ)で問題無いが、上述の交換ネジが六角穴付きなので、こちらも併せて手持ちの六角穴付きに交換。
バスケットとブラケットのネジ穴間隔の差については、使用するネジ(M5)に対してネジ穴の幅に余裕があり、無理無く締め込める。
仮装着(フロントキャリア、ブラケット、バスケット)
元々こういう構成だったのかも…と思うほど一体感が有る。
バスケット底面の固定部分の出っ張りがフロントキャリア上面のやや凹んだ部分にピッタリ合う。
飛び跳ね防止ネット
フロントバスケットの高さ(深さ)は150mmで浅めなため、段差などで跳ねた際に荷物が飛び出さないようにネットを装着する。(もちろん、ひったくり防止も兼ねて。)
かなり伸びるので、バスケットの高さの二倍程度は余裕。
リアキャリア
一般的なリアキャリアでおなじみのゴム紐掛けフックが無く、どうやって積載物を固定するのかと思ったら…ロック機構も有りワンタッチで着脱出来るMIKシステム対応のバスケットやバッグを装着して使うらしい。
ただ、そのMIKシステム対応のバスケットやバッグが結構高価なので暫くは飾りかな。(リアキャリア)
最大荷重は25kg…但し大半のバスケットが最大荷重10kgなので、そちらが上限になるかな。
装着完了
フロントバスケットがコンパクトサイズなのと、フロントバスケットとセンターバスケットの形状や色合いが合っていること、フロントバスケット⇒センターバスケット⇒リアキャリアのラインが滑らかなこと…で、良い感じにまとまっていると思う。
これで、フロントバスケットやセンターバスケットのような形状(アルミパイプもしくは丸棒を使って角が丸まっている)と色合い(艶消し黒)のリアバスケットが有れば…。
フロントキャリア/バスケットは車体フレームに固定されているため、重量物を載せてもハンドル操作に影響しない。
ただ、フロントライトも同様に車体フレーム固定のため転回時に進行方向を照らさないのが少々悩ましい。(移設前はハンドル操作に連動して進行方向を照らしていた。)