これからの旅の相棒 … リモワ・パイロットトローリー

【この記事の所要時間: 94秒】

昨日からゴールデンウィーク…今回は間の平日(5/1,2)も全て休日扱いになったので九連休♪ ((5/1…メーデーは全体的に休みにすればいいのにねぇ…。)) 
いつもの様に様々な電脳小物を携えて帰省したわけだけど…毎回悩むのがバッグ。
手提げや肩提げは疲れるため、大きめのバックパック(ノースフェース・プロヒューズボックス)を使い、スマホなど直ぐに使いたい物は小さめのバッグで別持ちするのがいつものパターン。
だけど、お土産が入らず別持ちする必要がある、とか、ノートPCの大型化(MacBookAir/11⇒MacBookPro/13)や携行品の追加などにより肩・腰への負担が大幅増。
負担を減らすためには、自らの身体で支える(提げる、背負う)手段では限界がある。
となると、今流行のコロコロ…掃除小物ではナイ…キャリーケース系か。

この転がし系のバッグ/ケースってホント増えたね。
今回の帰省でも一般的なバッグと比べて明らかに多い割合で見掛けた。

他者からすると邪魔、危険という声も挙がってはいるけれど、サイズ感を意識して周りに注意を払う、混み合った場所では立てて動かす(四輪)・持ち上げて運ぶ(二輪)、置くときは邪魔にならないよう・勝手に動き出さないよう(四輪)気をつける、安全のため上りエスカレーターでは自分の前の段・下りエスカレーターでは自分の後の段に置く…といった配慮をすればかなり便利な道具。
以前、中国出張ではハードタイプのスーツケースを使ったが、見た目以上の収納性と思ったほど負担を感じないことに感心した。
(via;旅行小物 … スーツケース新調

このスーツケース(正確にはキャリーケース)は、その後使う機会はたぶん無いだろうと大断捨離した際に同僚へ譲ったので、今回新たに購入することにした。

●二輪か四輪か
移動のし易さは四輪だけど、路面の凹凸が多いと車輪径が小さめな四輪はやや不利なのと、置いた際にストッパーが無いと勝手に動き出すので注意が必要。
ストッパー付きとなると選択肢がかなり限られる。
二輪は上記の点では四輪よりも有利だが、移動時に傾けて引くために専有面積が増し、周りへの注意がより必要になる。

●ハードタイプかソフトタイプか
ここは悩むこと無くハードタイプ。
不意の雨でも中身が濡れる恐れはほぼ無いし、軽めの接触程度であれば内容物への影響が少ない。

●フレームタイプかジッパー(ファスナー)タイプか
これもフレーム一択かな。
ジッパータイプだと強めの雨だと浸水が避けられない。
また、ロックしていても先が尖った物で容易に開けられてしまうし ((ロックが破損したなど緊急時に自力で開けられるというメリット?でもあるが。)) 、縫製部分の破損もよく見聞きする問題点。

というわけで、候補は二輪のハードタイプ/フレームタイプ。

 

ここまで条件を決めて、実は以前(というよりも昔)から気になっていたキャリーケースが有る。
タイトルと写真で既にバレバレ(笑)だけど、リモワのパイロットトローリーというモデル。
その「想い」をツラツラと書き綴ってみよう

 

リモワ・パイロットトローリー(29L)

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パイロットトローリー(二輪モデル・29L)と、先日入手した袖形そでなりかばん。
(via;簡便肩掛袋(サコッシュ)… 袖形かばん

実は、パイロットトローリーの二輪モデルは既に廃番になって久しく、流通在庫も少なくとも国内ではもはや無い(と思われる)。
中古での入手になるが、美品クラスは新品流通時よりも高いかも?という高値相場だし、そもそもまず見掛けない。

まぁ、こういうケース類はまっさら新品でも一度使えば傷や凹みは避けられないし ((扱いが激酷い海外の空港を利用したりすると新品購入後の最初の使用でイキナリ大破させられることも珍しくないしね。)) 、金属製ケースの場合はむしろそれらの傷や凹みが却って良い味を出してくれるから、穴が開いていたり裂けているなどよほど酷く無ければ気にしない。
更には、国内業者による修理環境が整っていてしっかり直して貰える。 ((当然有償で、状態によっては高額になる場合も有るが、大きく凹んだり裂けたり歪んだりしていても殆ど判らないほどに修理された姿には感動すら覚える。)) 

まずは例によってヤフオクを探してみる…リモワの二輪モデル自体が廃番になっていることもあって、更に人気のパイロットトローリーとなるとほぼ見掛けない。
有ってもかなり高値(競り上がり、落札価格)だったり、草臥れ度合いが半端無くもはや満身創痍とか。
その後、覗いた中古(買取?)ショップのサイトで入荷したばかりの中古品を見つけ、それなりに草臥れてはいるものの実用には全く問題無い程度、価格もまぁまぁ割安だったので思い切って購入した。 ((割安といってもそこはリモワの人気モデルしかも廃番…余裕で他社製新品キャリーケースが買えてしまう価格だった。)) 

サイズは縦50×横42×奥行23cm・重量4.4kg…機内持ち込みは国内線100席以上でもギリギリアウト!(3辺トータルは範囲内だけども横が2cmオーバー)。
実際に使っている人のインプレではほぼOKっぽいけどね。

 

特徴…蓋の開け方と横長デザイン

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一番の特徴は蓋の開き方。
一般的なケースだと二枚貝を開く様な感じだけど、このパイロットトローリーでは長辺側の面(天面)が開く。
横長なデザインと合わせて、足元や脇に置いて内容物の出し入れがし易い。

 

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ちなみに新幹線内で足元に置いた様子。
グリーン席なら横幅も自エリア?内に収まり、手前に足を収める余裕も有る。
上の写真では前後が逆なので、内容物の出し入れがし難い(苦笑
尚、頭上の荷物棚には無理なく収まり、車輪が程良い滑り止めになる。

 

外観

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お馴染みの刻印。

 

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シリアル番号…モデル名は940.50。
尚、本来は13桁だけど、末尾3桁は画像処理で消してます(^^ゞ

 

Lufthansaモデル

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燦然と輝くロゴマーク♪
このルフトハンザモデルはドイツ国内の限られた場所(国際空港内のLufthansa World Shop)でのみ販売されている。
ただ、個人輸入(現地で買って持ち帰り)や業者の並行輸入などで日本にも結構入っていることがあってか、さほどレアでは無いらしい。 ((とはいえ、自分自身は一度も現物を見掛けたことが無い。)) 
このワンポイントが好きなのでレア度は別にどうでもいい。

 

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表面のワンポイント以外にも、幾つか通常品とは異なる部分がある。
その一つが内装(内張り)。
やや地味な(良く言えば落ち着いた)茶系のカラーリング(年代やモデルによって色が異なるらしい)にLufthansaの文字が入っている。
また、この写真のポケットは蓋を留める部分がボタン(スナップ)やマジックテープなど年式によって異なっていて、本品はマジックテープ留め。

 

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キャリングハンドル下のRIMOWAロゴバッジ。
これも、通常品では青色なのに対してルフトハンザモデルは黒色。

 

年式?

モデル名は明確だけども、ところで製造年はいつ頃だろう。
通常品であればシリアル番号内から判るが、ルフトハンザモデルは番号体系も異なっている。

 

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ロック(バックル)は金属製で三桁、TSAロック非対応。
TSAロックは米国領への渡航時には欠かせないと言われていたが、最近はTSA対応であっても無理矢理こじ開けられるケースが多く、基本的に無施錠だというので、結局TSA非対応でも一緒じゃないかと。
まぁ、今のところ米国領へ行く予定は皆無だけども。
同じパイロットトローリーの二輪モデルでも樹脂製やTSAロック対応品を装備した物がある。

 

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脚は樹脂製で前方から見ると逆扇形。
これまた、前方から見ると長方形のモデルも有る。

 

 

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キャリングハンドルはバネ仕掛けで、未使用時には倒れた状態で半固定される。
その際の緩衝用として軟質樹脂のボタン(パソコン周辺機器の脚としてもよく使われている物)が装着されている。

 

カスタマイズ

静音車輪へ交換

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車輪が結構草臥れていて、実用には問題無いもの経年劣化と素材(硬質樹脂)のせいで振動と騒音が気になる。
リモワの特に二輪モデルは車輪への不満が少なくなく、静音と振動減少を謳った交換用車輪が幾つも出ている。
その中から、ヤフオクで見つけた「リモワ究極静音ホイールNewBlack80 SUS!」を選択。
弾力性が高い軟質素材で静粛性が良く、純正より2mm大きなφ80mm径で移動しやすく且つ底面への距離が僅かでも増すため底着きし難い。
錆に強いステンレス製ベアリングが使用されているのも安心。

併せて、取り付けボルトも同じ出品者の「リモワ純正ホイール・静音ホイール 安心対策ボルト!」に交換した。
純正ボルトに比べてネジが切られている部分が半分程度なので、純正ボルトで発生する経年によるホイール内部のネジ切り問題が起こらない。
尚、旧モデルでは車輪部分の構造が異なっていて、車輪を交換する際には加工(切削、穴開け)が必要とのこと。
自分の物は、ボルトを抜いて車輪を入れ替えるだけだった。

 

底面保護

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段差や溝に車輪が入った場合に漏れなく起こるのが底面の接触。
車輪の内側に樹脂製バンパーが装着されているが、底面には少なくない擦り傷や凹みが見られる。
更なる接触からの保護とワンポイント的な目的で手持ちのカーボン風シートを貼ってみた。
上の写真は帰省で実家に着いた時の物。
今のところ接触は無い様子。

 

ステッカー

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スーツケースといえばステッカーチューン…一昔前は空港などで良く見掛けたけれど、最近はどうなのだろう?
自分の荷物を区別し易いようにワンポイント的に貼っているのは今も割りと見掛けるかな。

シルバーのケースに同じシルバーのトカゲをさり気なく貼ってみた。
意外と目立つようで、迎えにきてくれた家族から「なんでトカゲ?」と(^^ゞ

 

 

収納性

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今回の帰省での収納状況。
いつもの携行品に加えて、お土産や別持ちしているバック(中身ごと)が余裕で収まる。
電脳小物をもう少し減らせば2〜3泊の旅に使えるかな。 ((帰省では実家に着替えや日用品があるため、それらを抑えられる。)) 

内部は、蓋部分には左右に大きめのポケット(ベルクロ留め)が有る。
本体部分には可動(入れ替え可)の間仕切りが有り、一方(手前側、狭い方)には保護ケースに収めたMacBookPro/13が入っている。

 

 

さて、縁あってやってきたパイロットトローリー。
写真ではそれなりに綺麗だけども、現物は経年による擦り傷・引っ掻き傷・凹み・削れが少なくない。
ケース自身が今までに重ねてきた歴史だと思えば、もしかすると自分自身よりも豊富な旅の経験を積んできているかもしれない。
これから旅の相棒として長く付き合っていきたい。

簡便肩掛袋(サコッシュ)… 袖形かばん

【この記事の所要時間: 442秒】

外出時の携行品…たとえば近くのコンビニに行くような最小限のケースでもスマホ、サイフ、キーケースを持って行く。
これからのような薄着の季節になるとシャツの胸ポケットやズボンのポケットに入れるわけだが、いずれも割りと厚みがあるためポケットが膨らんで野暮ったい。
また、胸ポケットだと屈んだ際に落とす恐れもある。
それなら何かバッグに入れて持ち回れば…と考えたが、手持ちのバッグはこうした最小限の携行品を持ち回るには帯に短し襷に長しの状況。

程良い容量で嵩張らず、コンパクトで使い勝手の良いバッグを探してみたところ、サコッシュなるものに出会った。
サコッシュとは元々、自転車ロードレースでレーサーにドリンクや携行食を渡す際に使われる簡易なショルダーバッグで、その使い勝手の良さからか登山やハイキングなどでも多用され、最近は街歩きなどでも人気らしい。

これは良さそう!…といろいろ調べてみて「袖形かばん(そでなりかばん)」(⇒大人の逸品ブログ・コラボ製作秘話)を購入。
落語家の林家彦いちさんが考案し、国内の鞄メーカー「フルクリップ」が製作したもの。

 

 

前面

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サイズは縦20×横30×マチ幅3cm、重さは約230g。
素材は綿(岡山デニム)、ナイロン、パラシュートコード。
岡山県は国内有数のデニム製品産地で、他にも児島デニムや倉敷デニムも有り。 ((児島デニムはかなり以前から知っていて、倉敷デニムは数年前に美観地区のアイビースクエアでのフェア?で知った。岡山デニムは実はこのバッグの記事で知った次第。)) 

 

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前面にはフラップ式ファスナーポケット(縦14.5×横9cm)とファスナーポケット(縦14.5×横19.5cm)がそれぞれ一つずつ有る。

フラップ式ファスナーポケットの方にはやや幅広のバンパーを装着したiPhone8を入れているが、縦が結構すっぽり入るためストラップがないと取り出し難いかな。
iPhone8plusも大きめのケース/カバー/バンパーじゃなければ縦・横とも無理無く収まりそうなサイズ感。

ファスナーポケットは二つ折りサイフとキーケースを入れるのに程良いサイズ。
長サイフはちょっと厳しいと思う。

 

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フラップは面ファスナー(ベルクロ、マジックテープ)留め…爪側が服などに引っ掛かって傷めるため余り好きじゃ無いんだな、コレ。
爪が尖っていない面ファスナーというのもあるので、そちらを積極的に使って欲しい気がする。

裏地は「鮫肌小紋柄」…高級ワサビおろし器を連想した(^^ゞ

 

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Kindle Paperwhiteは縦にすれば入る。
iPad miniクラス(7.9インチ)までなら同様に縦入れ出来る。

 

 

背面

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背面には横幅一杯のオープンポケットが一つ有る。

 

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Kindle Paperwhiteを入れた様子。
スマートフォンや小さめのタブレットも同様に入るが、身体に当たる面のため、ハンカチやティッシュなど柔らかめの物が良いかな。
底が浅いため上から抜け落ちる心配もあるしね。

 

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オープンポケットの底が浅い理由…下部に隠しジッパーの細長いポケットが一つ有る。

 

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その正体は…扇子入れ♪
この「袖形かばん」の一番の特徴ともいえ、噺家さんならではの発想だろう。
噺家さんに限らず扇子を持ち回っている人は多いし、こうした直ぐに出し入れ出来る専用ポケットが有るのは便利。
扇子を使わなくても、筆記用具やペン型ライト、キーを入れるスペースとしても良い。

 

 

内側

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大一個と小二個のマチ無し内ポケットが有る。

 

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大きい方にはKindle Paperwhite(カバー装着)が入るが…窮屈では無いもののジャストフィットなため出し入れ時に軽く引っ掛かる。

 

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小の方にはiPhone8(幅広バンパー装着)が入り、こちらは出し入れ容易。
ただし、大・小ともにマチ無しのため、たとえばKindle PaperwhiteとiPhoneの同時収納は無理だった。

 

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iPad mini 4(7.9インチ)でのサイズ比較。
9.7インチのタブレットが無理なく収納出来ることを想定してサイズを決めたそうな。

内ポケットの縁や内部の縫い合わせた箇所にはいずれもパイピングが施され、全体に丁寧且つしっかりした造り。
さすが日本製といったところ。

 

 

ショルダーベルト

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ショルダーベルトには製作したフルクリップが特許を取得している「ジェットグライド」という仕組みが用いられていて、ワンタッチで長さを調整出来る。

 

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調整範囲は79〜132cm。

肩に掛けた状態でタブの引き手を引くだけで、軽く滑らかに長さを調整出来る。
中身の出し入れをする際にはベルトを伸ばし、携行時にはベルトを縮めて身体に密着させると安定し重さを感じ難くなる。
このベルトも袖形かばんを選んだ大きな理由だ。

 

 

パッチ

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前面右下には革製のオリジナルパッチが装着されている。

考案者である林家彦いちさんのトレードマークで、拳 ((彦いちさんは極真空手の使い手でもあるそうな。)) の上にカタツムリが這っているというデザイン。

革の色合いがデニム素材に合っていて、マーク自体もシンプルなので変に目立ったりせず良い感じのワンポイントになっている。

 

 

使用感

早速数回使ってみて、すっかり満足、購入して本当に良かったと感じている。
マチが薄いのでバッグを持っているという感じではなく手軽だし、そのマチも全く無いわけではなく少し(3cm)あるため、物を入れた際に変に膨らまず形が崩れにくく、身体へ当たる感触も優しい。
薄着の時期だけではなく、上着を着ていても常用したい逸品。
旅行の際にもメインのバッグに加えて行動用バッグとして活用出来そうだ。