エアコンの水漏れ対処 … ドレーンホース洗浄

【この記事の所要時間: 322秒】

書斎にて、棚に置いた物を手に取るとなんだか濡れている?…棚の上に設置しているエアコン(室内機)を見ると送風口の右下辺りから水滴が垂れている?

幸いに垂れた水の量は極僅かでしたが、エアコンから水漏れしているのは確かなので、このまま使い続けるのはまずい。
直ぐに停止して濡れた箇所(エアコン、棚、物)の拭き取り。

その後、外(玄関ポーチ)に出て室外機の辺りを見てみると、ドレーンホースからの排水されていない…どうやらドレーンホースが詰まってしまったようです。
エアコン室内機から水漏れが発生する原因は色々ありますが、このドレーンホースの詰まりが多い様子。
(via;エアコンからの水漏れ!水漏れの原因と修理法(NAVERまとめ)

 

詰まりを取る方法としては、細い針金を差し込んで前後させて詰まった物を掻き出す、掃除機で吸う、口で吸う(!)、専用のドレーンホースクリーナー(ドレーンホース用サクションポンプ)を使う…等。
針金はドレーンホースを傷めたり却って詰まりを悪化させる、掃除機は誤って水を吸い込んで故障の原因になる、口で吸うのは論外 …というわけで専用のクリーナーを使う方法を選びました。

 

ドレーンホースクリーナー

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早速、近所のホームセンターで買ってきたのが TASCO ドレーン用サクションポンプ(TA918SW)。
縮めた状態で全長40cm超×ハンドルの幅が約10cmと結構大きいです。

 

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ハンドルを伸ばすと約二倍の長さになります。

 

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先端は着脱式になっていて、オプションのラバーカップ(各種)を取り付けると様々排水口やトイレの詰まり対処にも使用出来ます。

 

早速使ってみました

※ドレーンホース周りが余り綺麗な状態では無かったため、使用中の写真は有りません。

ハンドルを縮めた状態でノズルをドレーンホースに差し込み、ハンドルを引きます。
この状態でハンドルを押し込むとドレーンホース内の水が室内機に逆流して水漏れする恐れがありますので、一度ホースから外してハンドルを押し込みます。 ((強固な詰まりの場合は、室内機側で水漏れ対処をした上で敢えて逆流させる方法もあるようです。))

ドレーンホースから水が出てくればひとまずOK。
一度で出てこない場合は数回繰り返します。 
今回は一度目で水が出始めて、二度目〜三度目で水の量が増し、四度目以降は出なくなりました。 

 

ひとまず復旧?

その後、エアコンを軽く運転してみたところ水漏れの再発は見られません。
今回は軽症で済んだようですが、数年前にリビングのエアコンで水漏れが発生し、その際もドレーンホース詰まりということでその時は針金で対処して一応直ったのですが、一年後くらいに再発し既に修理不可(買い換えた方が安い)ということがありましたので油断は禁物です。

このリビングのエアコンではスプレータイプの洗浄剤を使用(年に数回)していました。
修理に来られたメーカーの担当者によると、スプレータイプの洗浄剤は内部の撥水コーティングを傷めて故障(水漏れ含む)を発生し易いためメーカーとしては使用を一切勧めない…とのことでした。
修理不可になった故障の内容も、内部の撥水コーティングが傷んで水滴が余計な部分に溜まって溢れたからだそうです。

書斎や寝室のエアコンにもスプレータイプの洗浄剤を使ったことがありましたが幸いに1〜2回程度、上述の話を聞いてからは全く使っていません。

 

ちなみに、この記事は二週間ほど前の出来事。
暇でモチベーションがそれなりに高い時に幾つか書きためておいたネタの一つ。

それにしても、この間にすっかり涼しくなってエアコンの出番も無くなりました。
といっても、普段から年中通してエアコンを使うことは殆ど無く ((夏は窓を開けておけば風がよく通り、冬は元々暖かい上に床暖房があるのでそれで充分。)) 、そのために詰まってしまったのかも。 

 

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