[E-M1] ファームウェアアップデート(⇒ Ver.2.0)

【この記事の所要時間: 39秒】

最近、様々なアップデートが続いていますね。
先日のOSX10.9.5(MacBookAir/11)、iOS8(iPad mini Retina、iPhone5s)に続いて、E-M1のファームウェアアップデートを行いました。
(via;[Mac/iPad/iPhone] … いろいろアップデート

今回はVer2.0へのメジャーアップデートということで、8項目もの新機能追加と16項目の操作性改善、スマートホン/タブレット用アプリ”OI.Share”(OLYMPUS Image Share)の最新版への対応…など多くの変更が盛り込まれています。  

アップデートが公開されたのは休暇で帰省している時。
「デジタルシフト機能」や「カメラコントロール機能」 など新たに追加された機能はもちろん操作性の改善にも興味が有り、写真散歩の前にアップデートしたかったのですが…あいにくUSBケーブルを持参していなかったため見送り。
帰省から戻って早速着手しました。

 

ファームウェアアップデート

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E-M1とレンズのファームウェアアップデートにはパソコン(MacBookAir/11)と接続し、専用アプリケーション(デジタルカメラアップデーター) を使って行います。
また、作業中にアップデーターをダウンロードするためインターネットへの接続が必要になります。

ちなみに、このアプリ自身をアップデートする際にはパソコンの再起動を要求してきます。
単なるファイル転送ツールなのに…一体ナニをやっているのか謎。 

他社製品ではメモリカードを介してカメラ単体でアップデート出来る物も多く、E-M1のアップデート方法は不便で少々不満を感じる点ですね。
また、接続するUSBケーブルが余り一般的では無いため、出先での調達が難しい点も厄介です。

変態USBケーブル(笑)

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一応規格品ですが、一般的な量販店で買えない以上、自分的には特殊品扱いです。
microUSBコネクタへ変更するか、メモリカード経由でのファームウェアアップデートに対応して欲しいですね。
アップデートなんて頻繁にやるものでは無いし、出先など不十分な環境で行う必要性も低いわけですが…。

OLYMPUS Image Share
カテゴリ: 写真/ビデオ
現在の価格: 無料

アップデートは無事完了…でも…

メジャーアップデートのためか、これまで数回おこなってきたアップデートに比べてやや時間が掛かったものの特に問題無く完了。

ここで、ひとつ大きな問題が…。
E-M1の各種設定(表示や記録画質、他)、そしてボディやレンズに装備されたボタンやダイアルの大半で機能の再割り当てを施していましたが…ファームウェアのアップデートでそれが全て初期化されてしまいました。

改めてアップデートの詳細内容に目を通すと冒頭に【ファームウェアアップデート時のご注意】という題で「ファームウェアをアップデートすると殆どの設定がクリアされる」旨が明記されていますが、 今まで大丈夫だったので問題無い…と思い込んで何も考えずに実行しちゃったんですね(苦笑
いわば自業自得です。 

「マイセット」という設定の登録/読み出しの機能が有りますが、撮影関係の設定のみだろうと勘違いしていて使ったことがありませんでした。
尤も、取扱説明書には『撮影モード以外の現在のカメラの設定』と記されているだけなので、全設定のバックアップ/リカバリ用途に使えるかどうかは不明です。

E-M5からの引き継ぎも含めて自分に合わせて結構使い易くカスタマイズしていたので、もちろん再設定しますが…結構面倒ですねぇ。
取扱説明書と設定メニューの使い勝手の悪さが地味〜に効いてきます。
アップデートで追加された機能や改善された操作性については、再カスタマイズが完了してから試すことにしましょうか。