[CC110] 久々のカブ散歩(宮ヶ瀬湖近辺散策)

【この記事の所要時間: 615秒】

シルバーウィークの二日目も朝から良い天気。
最近、カブ散歩へのモチベーションが珍しく上がってきているので、今日は久しぶりに宮ヶ瀬湖まで出掛けて近場の林道散策をすることにしました。
この連休中には道志辺りでキャンプを予定しているので下見もしておきたいし、林道の湧き水を アルコールストーブで沸かして珈琲を楽しむのもいいな…。

そんなわけで、昨夜は早寝して今朝6時に自宅を出発。
こんなに朝早くバイクで出掛けるのも随分久しぶりです。

 

 

宮ヶ瀬湖

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途中のコンビニで軽く休憩をして、大体二時間ほどで宮ヶ瀬湖に到着。
直前のトンネル群の辺りから一気に気温が下がり、今日の服装(速乾性ロングTシャツ&フルメッシュライディングジャケット、ジーンズ)では寒いほどでした。
幹線道路を避ける設定でナビしてきたため、ちょっと時間が掛かったけど、 その代わりノンビリ走る事が出来ました。
休日の早朝なので比較的交通量が少ないのも良し。
でも、宮ヶ瀬湖近くではさすがに快晴の休日ということでバイクが多かったですね。 

写真は宮ヶ瀬湖畔にある水の郷観光案内所前の駐車場。

周囲には食堂や売店などが有りますが、まだ朝早いため閉まっています。
ひとまずトイレ休憩をして、そのまま林道へ向かいます。

 

 

林道(荒井線)

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虹の大橋を渡って、下にある地図のポイントを左折して津久井馬術場の方へ走ると林道に入ります。

木漏れ日の中をノンビリ流すのは気持ち良いですね。 

 

湧き水(荒井湧水)

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林道を先に進むと、進行方向右側に湧き水が見えてきます。

前回(昨年6月)に訪れた際には、先に水を汲んでいた方から大きなペットボトルごと湧き水を頂きました。
(via;[CC110] カブ散歩(宮ヶ瀬近辺散策)

今回も年配の男性が汲んでいましたので、軽く挨拶をして持参のボトル(ナルゲン500ml)に汲みました。
その後、この男性(地元の方だそうな)とは、釣りや野鳥観察、林道散策から九州の話(酒、魚、ラーメン)などなど、 一時間半近く話し込んでいました。
こういう遣り取りが楽しいですね。
この方も以前は大型バイクに乗っていたそうで、今は全て手放したものの釣りに行くのに原二が欲しいということで、私のクロスカブにもかなり興味を持たれた様子。
釣り竿を持ち運べるスタンドも出ていますよ…と言うとますます興味が出たようでした。

その後別れて先へ進むと、実際に釣り竿を取り付けた(スタンドでは無く、横にして車体に沿わせるように 固定)赤色クロスカブを見掛けて驚きました。
この林道沿いにはマス釣り場やキャンプ場が点在していて、時間帯によっては結構通行が有ります。 

 

アクシデント(転倒)

気分も良くて、キャンプ道具を持ってきていればこのまま泊まれたのになぁ〜。
暫く走ると前方に対向車が見えたので、擦れ違いやすいように路肩へ寄って行ったところ…ぬかるんだ泥と濡れた落ち葉でスリップして転倒。
一応右足でも踏ん張ったものの…ダメでした。 

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幸いに速度はさほど出ていませんでしたが、クロスカブと自分自身にちょっとした被害が。
クロスカブはブレーキレバーの先端から4〜5cmほどの所で折れて、ナックルバイザーのステーが歪んで曲がり、他にはマフラーのヒートカバーに軽い擦り傷とステップの先端に若干の曲がり。
ステップが可倒式なのとアルミ製だったことで衝撃を吸収することが出来たと思います。
自分自身は右腰と右膝を強打。

幸いにブレーキレバーは操作に差し支え無く、ナックルバイザーも歪みを直してボルトも締め直して応急処置完了。
但し、身体の方はその時はそれほど問題無いような感じでしたが、その後、腰は捻ったようで姿勢によってはかなり酷く痛み、膝も腫れてきて辛うじて階段の上り下りが出来るくらいの痛みが出てきました。
ひとまず帰宅後にロキソニン湿布(鎮痛、抗炎症)を貼って様子見をしているところですが、改善しないようなら病院へ行って来ます。

この連休中に予定していたキャンプは残念ながら見送りです。
まぁ、次の連休にでもまた計画しましょう。

 

昼食

林道をさらに先へ進むと珈琲休憩するのにちょうど良さそうな場所があるのですが、あいにく先日の台風の影響で通行止めになっていました。
アルコールストーブで湯を沸かすのに良さそうな場所は見当たらないし、転倒の痛みも出てきて早めに帰宅したかったため、休憩所のような場所で簡単に済ませました。

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途中のコンビニで買ってきたサンドイッチと、さきほど汲んだ湧き水。
この湧き水が実に美味しい♪

ちなみに場所は下記のポイント。

全面が草地で近くには屋根付きの休憩スペースもあり、キャンプにも良さそうでしたが、近くに「キャンプ禁止」の看板が有りました。

 

給油

帰りを急いだ理由はもう一つあって、実はこの時点で燃料計の針は完全にレッドゾーン(真ん中辺りから左寄り)。
カブの燃料計は針が左に振り切っていても結構走る…と言いますが、最寄りのGSまでかなりありそうな林道の奥でガス欠なんて洒落になりません。
しかも携帯電話(docomo)は圏外ですし。
取り急ぎ、帰路につきます。

実際は結構もって、給油したのは自宅まで30kmほどの所でしたが、給油量は2.97L(クロスカブの燃料タンクは4.3L)なので自宅まで余裕だったかも。
今回の燃費は58.7km/L、ちなみに前回給油したのは昨年の10月4日でした。 

 

 

バイクショップへ

帰宅前にバイクショップへ寄って、折れたブレーキレバーの取り寄せを依頼しました。
ついでにオイル交換とタイヤの空気圧チェック&充填。

 

 

ウィンドシールドの効果

昨日装着したウィンドシールドの効果を体感してきました。
(via;[CC110] カスタマイズ … ウィンドシールド装着

まず防風効果については、シールド面が小振りなためさほど大きくはないものの、これまで腹〜胸全体の辺りに強く感じていた風が胸上〜肩辺りに収まり、以前ほど体感しません。
高速走行時のハンドリングへの影響は全く無いわけではありませんが、そもそもそれほど高速走行をしないため殆ど気にならないと言っても良いでしょう。
副次的な効果としては、ミラーの取り付け位置がやや前方内側へシフトしたため左右とも後ろが見易くなりました。
全体的に満足しています。

 

 

怪我の功名?

さて、折れたブレーキレバーで帰路の60kmほどを走ったわけですが…山間の曲がりくねった道、郊外の快走路、街中の渋滞、など、様々な場面で制動操作をしてみて、意外と悪く無いぞ?いや、むしろノーマルよりも操作し易いかも!…と感じました。

昔からの癖でブレーキは人差し指と中指の二本指で掛け、残りの薬指と小指(と親指)はアクセルを握ったまま。
ブレーキアームを強化タイプへ交換したことでブレーキレバーのストロークが伸び、強く引くとレバーの端がアクセルを握った指に触れそうになります。
もし更にストロークが伸びたら、指に当たってしまうかも。 
また、この先、ハンドルバーエンドまで覆うナックルバイザーへ交換する際にもブレーキレバーの干渉を避けられるというメリットがありますね。 ((この理由で自ら切断してショート化している方も居るようです。))  

そんなわけで短いままで良いかと思い始めてきました。
まずは切断面を滑らかに処理しておましょう。

 

 

ちょっとしたアクシデントはありましたが、久しぶりにそこそこの距離(総走行距離125.8km…GPSナビ計測値)を走って楽しむことが出来ました。
連休後半も、腰と膝が或る程度復調したらまた出掛けるかも(笑