無線LANルーター新調 … Netgear Nighthawk X6 R8000

【この記事の所要時間: 536秒】

自宅で使っている無線LANで暫く前から挙動不審(Wi-Fi接続は出来るもののインターネットへ繋がらない、データ転送が暫く停まる、等)が見られるようになってきました。
また、近隣住戸でWi-Fi導入が急増し干渉の影響を感じるようになってきたこともあって、思い切って無線LANルーターを新調しました。

実は数ヶ月前から思案していて、候補をASUS RT-AC87UNetgear Nighthawk X6 R8000の二機種に絞り込んでいました。

接続範囲や処理スペック、主要機能はほぼ同等で、最高速度と低消費電力の点ではRT-AC87Uが上ですが、結果的にR8000を選びました。
その大きな理由は、5GHz帯を2つ持っていること。
手持ちの機器はIEEE802.11 ac未対応の製品ばかりですので、acによる高速化の恩恵は得られません。
その代わり、 2つの5GHz帯に分けて接続することにより、複数の機器で同時に転送した際の帯域減少による速度低下を避けられます。
また、5GHz帯のチャンネルはRT-AC87UがW52のみ対応に対してR8000ではW52/W53/W56に対応しており、近隣住戸からの干渉に対して有利でしょう。 ((初期状態では、5GHz-1はW52、5GHz-2はW56に設定されています。)) 

他には、名前「Nighthawk」の通り初期のステルス戦闘機のようなデザインや、まるで昆虫の触角(というか、お亡くなりになって仰向けになった際の脚)みたいなアンテナ形状にも惹かれました。

 

 

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右が今回新調した無線LANルーター(Netgear Nighthawk X6 R8000)。
左は今まで使ってきた無線LANルーター(NEC Aterm WR8700N)。
2010年5月に購入したので、かれこれ5年以上使ってきたことになります。 ((当時結構品薄で、帰省した際に実家近くの量販店で見つけて半ば衝動買いでした。))  

 

 

パッケージ

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まだ全体を覆っているフィルムを剥がす前の完全未開封状態です。

 

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「年中無休の日本語サポート」そして「3年間無償保証」も良いですね。

 

開封

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まずは、本体とご対面。
中央縦には初期SSID/接続Keyが記された保護フィルムが貼付されています。 
ちなみに、この初期SSID/接続Keyは本体裏面にも記載されています。

 

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本体の下にはアクセサリ(ACアダプタ、LANケーブル、ドキュメント類)が収められています。
尚、ドキュメントはインストールガイドとユーザー登録案内のみで、その他のマニュアルはNetgearのサイトで入手(ダウンロード)出来ます。

 

 

外観

上面

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中央縦には状態表示用のLEDがずらりと13個も並んでいます。
その左右横に6個並んだ板状の物がアンテナで、使う時には起こして立てます。
大部分を占めているのは三角形の穴が開いた放熱用のメッシュ状パネルで、中の基板が見えるほど。

 

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LEDの発光色は白色で、データトラフィック検出時(WAN/LAN/Wi-Fi/USB)の点滅の有効/無効や電源LED以外を全て消灯するなど管理ツールで設定出来ます。
また、後面に有るスイッチでもLEDの点灯/消灯を切り替えられます。 
「常夜灯になる」とのユーザーコメントを見掛けましたが、確かに結構明るいですね。
自宅では普段使っていない部屋のラック最上段に置いているので少々明るくても問題ありませんが。 

 

後面

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各種接続用ポートは後面に集中しています。
写真左から、USB2.0/LEDのOn/Off切替スイッチ/LANポート×4/WANポート/USB3.0/リセットホール/電源接続/電源スイッチ。

 

アンテナ

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6本のアンテナは二段階(90°、135°)の角度で立てることが出来ます。
上の写真は全て90° で立てた状態です。

 

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更に、隅に有る4本は立てた状態で左右の傾きを二段階に可変出来ます。
上の写真では本体後部の2本が中程・前部の2本が最大に傾けた状態です。
尚、中央の2本は左右の角度は変えられません。

 

サイズ

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サイズは幅295.5×奥行226.8×高54.5mm/1.1kg。
MacBookAir/11(幅300×奥行192×高3〜17mm/1.08kg)と並べると結構大きいですね。

 

 

セットアップ&使用感

自宅のネットワークへ接続した後、MBA/11からWi-Fi接続してWebブラウザから管理ツールへアクセス。
ルーター機能は別の機器(YAMAHA RTX-1200)に任せるので、R8000はAP(アクセスポイント)としての使用。
まずは、ダウンロードしておいたユーザーマニュアルを参考にAPモードへの切り替えを実施。
この後は、iPhoneやiPad miniなど他の機器からの接続設定をして完了。
管理ツールが分かりやすいこともあって、簡単にセットアップ出来ました。
尚、iOS機器用の管理ツールアプリ(NETGEAR Genie)も提供されています。

さて、実際の使用感ですが、まだ大量のデータ転送をしていないことや、時間帯(休日昼間)のためネットのトラフィックが低いこともあって厳密な比較にはなりませんが、直前まで前の無線LANルーターでアクセスしていた場合に比べるとレスポンスが速くなった感じがします。

接続設定はこんな感じ。
・5GHz-1 … MacBookAir/11
・5GHz-2 … iPad mini Retina、iPad mini、iPhone 5S
・2.4GHz … iPhone3GS、Kindle Paperwhite

MacBookAir/11はTimeMachineバックアップで大容量の転送をする場合がありますので独立させました。
自動的に振り分ける「Smart Connect」という機能も有りますが、自分の使い方ではこの振り分けで固定しても構わないため、ひとまずこのままで使いましょう。

 

 

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