NAS … ドライブ交換、バックアップドライブ追加

【この記事の所要時間: 610秒】

自宅で使用しているNAS(QNAP TS-219P)に搭載している二台のHDDの内、一台でテスト結果に問題が生じたとの通知(メール)が届きました。

 

PC190411 120151220

本体を見る限り、特に異常を知らせるようなLED点灯/点滅は見られませんでしたが…。

 

MBA11 SS 2015 12 18 19 49 34MBA11 SS 2015 12 19 5 32 31

管理画面で状態をチェックすると、ドライブ2で読み取り障害が発生した様子。
現時点では正常に動作していますが、壊れてからは遅いですから交換することにしました。

 

 

購入品

PC180404 120151220

・上左 … 外付けハードディスク
・上中と右 … ハードディスクドライブ ×二台
・下左と中 … ハードディスク外付けケース ×二台
・下右 … NASハードディスクトレイ 

 

外付けハードディスク

PC180405 120151220

I-O DATA HDE-U3.0J

使用しているNASには、USB/SATAで接続した外部ドライブへバックアップする機能が有ります。
NAS自身のRAID1(ミラーリング)に加えてバックアップも有れば更に安心…というわけで、今回の作業ついでに併せてセットアップすることにしました。
この外付けハードディスクのインタフェースはUSB2.0と今では古いスペックですが、NAS自身がUSB2.0ですし、SATA接続も本来の速度は出ない(というかかなり低速)とのことなので、必要充分です。 
また、冷却ファン内蔵、電源内蔵(ACケーブル直出し)も選んだ理由です。

 

 

ハードディスクドライブ

PC180406 120151220

WD WD30EFRX

異常が検知(警告)されたのはドライブ2のみですが、両ドライブとも既に丸五年以上連続稼動してきましたので、まとめて交換することにしました。
また、併せて容量を拡張(1.5TB⇒3TB)します。
NASでの使用を想定したランク(NAS Drives)のHDDということで選んでみました。

 

 

ハードディスク外付けケース

PC180407 120151220

Inateck FE3001

2.5/3.5インチドライブ(SATA-Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ)に対応したアルミ製外付けケースです。
交換で取り出したHDDは、再フォーマットとチェックをして問題が無ければ外付けドライブとして活用します。
特に録画サーバの拡張用として期待ですね。 

 

NASハードディスクトレイ

PC180408 120151220

QNAP SP-TS-TRAY/BLACK

HDDをNASに搭載する際に使うトレイですが、もちろんNASに装備されていますので改めて購入する必要はありませんが、予め交換用HDDを装着しておけば交換が容易になるかな…と。
ただ、現在では旧モデル用ということもあって入手が難しく(調べたショップは全て取り寄せ)、並行輸入品はかなり高価。
そんな時にダメ元でヤフオク!を探してみたら…有りました!新品で格安(一般販売価格の半額程度)の即決有り!しかも送料込み…当然即落札しましたよ。

 

 

交換(容量拡張)作業

交換用ドライブ準備

PC180409 120151220PC180410 120151220

未使用のトレイにHDDを装着します。
2.5インチHDDにも対応しています。 

 

ドライブ交換

NASの管理画面からコントロール・パネル ⇒ ストレージマネージャー ⇒ RAID管理 へ進み、対象のボリュームを選んで、アクション メニューから 容量の拡張 を実行。 

MBA11 SS 2015 12 19 5 35 10

ここでドライブ2を交換対象として選択します。

MBA11 SS 2015 12 19 5 36 17

 

PC190412 120151220

ドライブ2を取り出します。
それにしても…丸々五年経つと埃が結構溜まってしまいます。
もちろん、今回の交換作業で綺麗に掃除しておきます。

 

PC190413 120151220

交換用ドライブを装着します。

 

PC190414 120151220

さて、トレイの色が違いますね。
オリジナルは鈍い銀色、今回入手した物は黒色です。

 

MBA11 SS 2015 12 19 5 42 41

無事認識され、早速再構築(リビルド)が始まりました。

MBA11 SS 2015 12 19 11 15 39

この時点では、ドライブ構成は1.5TB+3TBで、RAID1としての容量は1.5TBです。

 

MBA11 SS 2015 12 19 20 09 03

同様の手順でドライブ1も交換しましたので、いよいよRAID1としての容量を3TBへ拡張します。

 

MBA11 SS 2015 12 20 5 55 17

そして完了、お疲れ様でした。
作業時間は、ドライブ2の交換・再構築が約8時間、ドライブ1の交換・再構築が約5時間、容量拡張が約1時間…その他諸々でトータル15〜16時間といったところでしょうか。
昨日は早朝からほぼ一日中、NAS弄りをしていたようなものですね。

 

 

バックアップドライブセットアップ

PC200423 120151220

NASの右隣に有るのが、バックアップ用のUSB外付けハードディスクです。
たまたまNASとほぼ同じ高さになりました。
そうそう、ついでにNASの周りを少し片付けました。 

 

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外付けハードディスクをNAS背面のUSB2.0端子へ接続(&電源投入)したところ、直ぐに認識されました。
NASの管理画面から コントロール・パネル ⇒ 外部デバイス ⇒ 外部ストレージ で確認出来ます。 

 

MBA11 SS 2015 12 20 12 55 55

続いて、 バックアップマネージャー でバックアップの設定を行います。

早速バックアップを手動で実行したのですが、一部のファイルがバックアップ出来ず、警告通知になりました。
ログを調べてみると、先頭が「.」(ピリオド)で始まるファイル名が認識出来ない様子。
また、これらのファイルはOSXシステムが生成する隠しファイルであることから、アクセス権等も絡んでいるかもしれませんね。
回避策を探しつつ、ひとまず様子眺めです。

 

 

外付けハードディスク化

NASから取り出したHDDを外付け化して再活用します。

PC190415 120151220

Samsung HD154UI

一般用途を想定したランク(Desktop Drives)ですが、丸五年以上特に問題無く安定稼動してきました。

 

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トレイ上にある基板のコネクタへHDDを接続して左右一箇所ずつをネジで留め、トレイをケースに収めてネジ留め(計二箇所)するだけ。
簡単です。

 

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背面には左から、USB3.0端子、DC入力端子、電源スイッチが有ります。
電源LEDとアクセスLEDは、本体後部・上の写真では左端に有ります。 

 

PC190422 120151220

余剰PC(Windows Vista…ちなみにディスプレイはレグザTVを使用)へ繋いで、再フォーマット(1パーティション、NTFS)とディスクチェックを実施。
この作業も時間が結構掛かりました。 
ひとまずチェック結果は無問題でしたので、一台は録画サーバへ、もう一台はMacBookAir/11の外付けドライブにしようかと考えています。 

 

 

 

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