古いノートPCの予備バッテリーを発掘

【この記事の所要時間: 32秒】

大片付けしていてノートPC用バッテリーを幾つか見つけ出した。
(via;断捨離と宝探し

 

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先日紹介したThinkPad240ZとVAIO U101/Pの予備として買っておいた物。
(via;古いけど、まだまだ現役のノートPCたち

・上:ThinkPad240シリーズ用FullDayバッテリー
・下左:U101用ラージバッテリー
・下右:U101用スモールバッテリー

いずれも新品・未使用・未開封だけど…バッテリー(特にリチウムイオン)の場合は新品だろうと未使用だろうと長期間放置は非常に宜しくないわけで、過放電劣化により使用出来なくなっている恐れが高い。
適度に充電し適度に使い続けることが長持ちに欠かせないと聞く。

 

 

ThinkPad240シリーズ用FullDayバッテリー

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同機種用としては標準バッテリー(3セル/1550mAh)とラージバッテリー(6セル/3400mAh)、そしてこのFullDayバッテリー(9セル/4950mAh)が提供されていて、240Zにはラージバッテリーが標準添付されていた。

 

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もう少し使用時間を伸ばしたく購入したFullDayバッテリーはラージバッテリーに比べて容積比ではほぼ倍。
底面の出っ張りがボディの横幅一杯に広がり、後部の張り出しも少し増している。 

ただ、厚さがほぼ同じで全体的にはスッキリ纏まっていて、取って付けた様な違和感は無い。

早速充電開始。
充電中を示すランプが点灯し、コントロールパネルでもバッテリーが認識されているが…30分ほど経っても充電量は0%のまま。 ((240Zはシャットダウン状態。))
そして1時間ほど経った頃に充電中ランプが点滅を始め、コントロールパネル内のバッテリーアイコンに「×」が付いている。
危惧していた通り、充電不能になっている様子。
ネットで調べてみると、過放電で充電出来なくなったリチウムイオンバッテリーの復活策と称して様々な方法が公開されているが…物が物だけに安易には実行出来ない。 ((もちろん、公開元でも危険性と自己責任が明記されている。))

再充電で復活する場合もあるそうなので一度だけ充電を試してみて、それでもダメならひとまず諦めよう。
この先、240Zでバッテリー運用が主になるような使い方は無さそうだから。
ただ、新品未開封だっただけに物自体の程度は良いので、バッテリーセル交換を頼んでみても良いかな。
最新のセルに交換するため、純正よりも容量アップするのも魅力。 

[note]この後、ダメもとで再度充電を試してみたところ無事充電出来た♪

使用可能時間は…パーセント値しか表示されないため不明。[/note] 

 

 

U101用バッテリー

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こちらも240用(十数年放置)ほどでは無いとしても十年近く放置していたので、果たしてどうなることやら。

 

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ラージバッテリーは標準添付のスモールバッテリーと比較してほぼ倍の厚さ。
本体がコンパクトなだけに結構厚くなる印象だね。

 

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容量は、ラージバッテリーが5700mAh・スモールバッテリーが2200mAhで倍以上。

 

いよいよ充電、まずはラージバッテリーから。
充電中ランプとコントロールパネルでの表示は問題無し。
そして一時間後には約半分ほど充電が進み、一晩置いておいたら完了(充電中ランプ消灯、充電率100%)していた。
満充電時の使用可能時間表示は8時間弱。

続いてスモールバッテリー。
こちらも問題無く充電完了し、満充電時の使用可能時間表示は2時間半ほど。

 

 

というわけで、TP240用もU101用もひとまず良さそう。 
実際のバッテリー運用時間は改めて調べてみよう。