[CC110] カスタマイズ … グリップヒーター装着

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クロスカブを弄れるのは帰省した時のみ…ということで、今回はいろいろと手を加えている。
自宅に置いていた時は、身近に有るためいつでも弄れる・マンションの駐輪場なので作業に気を遣う…だったし。
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(via;[CC110] カスタマイズ … ベトナムキャリア TypeⅡ へ換装、専用バッグも

 

今回はグリップヒーターの装着。
自宅では冬には基本的に乗らないため需要が無かったが、実家では冬(年末年始)の帰省時もクロスカブに乗る貴重な機会なので、よほど天候が悪かったり路面凍結していなければ乗りたい。
となると、防寒として先ずはグリップヒーターが欠かせない。

クロスカブにはグリップヒーターのオプション設定が無く、巻き付けタイプや汎用品、カブPRO用純正オプション加工品を使っている事例をよく見掛ける。
巻き付けタイプは緩む恐れが有ったりグリップ径が太くなるのが難点、汎用品はスロットルレバー等の加工が難点、カブPRO用純正オプション加工品はグリップ両端の隙間が目立つ…というわけでクロスカブ対応品が出たら考えようと登場を待っていた。

 

昨年秋にエンデュランスからグリップヒーター HG125 クロスカブ用セット(同社製の汎用グリップヒーター HG125と加工済み純正スロットルパイプ、接続ワイヤーのセット) が登場。
但し、この時はまだ必要性を感じていなかったため即時の購入は見送ったが…その後欲しくなった時には既に長らく売り切れで再入荷も未定。
とりあえず再入荷通知を設定して待つこと数週間…待望の再入荷。
早速購入したのは言うまでも無し。

今回の帰省で装着することにしたのだが…ハンドル回りのカバー脱着やグリップの交換が結構な手間なのと電源の引き回しも考えなければならないため、実家から近いショップへお願いした。
そして今日、装着完了の連絡を受けて引き取ってきた。

ちなみに電源のプラスラインは説明書記載のフロントブレーキスイッチよりも配線が太いメインキースイッチから取り、マイナスラインはバッテリーに接続。
更に、ショップ(作業担当者)の配慮でこれら電源ラインをセンターカバー直下に引き出してくれているので、現在はサービスチェックカプラから取り出しているナビ/シフトインジケーター/シガーソケットの電源をこちらに繋ぎ直す予定。
今後装着を検討しているLEDサブライトの電源もここから取ることが出来る。
(via;[CC110] カスタマイズ … シフトインジケーター/ナビ/弁当キャリア装着

 

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ヒーター制御スイッチ

この製品に拘ったのは、機能の多彩さ。

 

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イグニッションキーをONの位置にするとバッテリー電圧を表示する。
LEDバックライトが装備されており、夜間の視認性も良い。
左端のバーはヒーターレベルで、上の写真ではヒーターOFFの状態。
なのでシーズンオフでもそのまま使い続けられる。

ちなみに上記の電圧はエンジン非始動時のため若干低い。
アイドリング時や走行時には14V前後まで上がる。
下も同じく。 

 

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ヒーターレベルは五段階で調整出来る。
上の写真では最大レベルにしているが、素手だと低温火傷しそうなほど温かく(熱く)なる。

本製品には「スタートアシスト機能」という便利な機能があり、
・スタートレベル(加熱開始レベル)
・アシスト時間(加熱時間)
・エンドレベル(通常使用レベル)
を設定することで、始動時は高めのレベルで急速に温めて、暫く経つと普段使うレベルに下げる…といった使い方が可能。

上の写真では判り難いがディスプレイの下に押しボタンが有り、始動後に一度押せば、スタートアシスト機能が有効の場合は設定シーケンスに従って・無効の場合は前回イグニッションキーをOFFにした時のヒーターレベルで加熱を開始する。

また他にも、設定した電圧以下に低下した場合にはヒーターへの通電量を制限する「レギュレート機能」が有り、バッテリーへの過剰な負荷を避けることが出来る。

 

 

グリップ

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グリップ長は125mmで隙間は殆ど目立たない。
グリップ径はφ34mmでノーマルグリップと比べて違和感は全く無し。

 

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グリップは貫通・非貫通の両方に対応しており、今まで使っていた武川製アルミグリップエンドも引き続き装着出来た。

 

 

ハンドル周り

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結構にぎやかになってきた。
あとは時計/気温計が欲しいかな。
メーターの右側に設置すればバランスが取れそう。