[E-M1] RRS製プレートが届いた

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E-M1ではグリップが大きく・深くなって随分握り易くなったものの高さが抑えられていて小指が余るのが惜しい。

前使っていたE-M5にはパワーバッテリーホルダー(HLD-6)のホールディンググリップを装着しており、グリップのサイズアップのみならず小指部分でも握ることが出来た。
ただ、幅と深さが今一つ小さいためE-M1ほどのグリップ感は無かったけれども。

さて、アメリカにRRS(Really Right Stuff)という、三脚や雲台、装着ベースなど様々な高機能・高性能なカメラ用品を出しているメーカーがある。 ((変わったところではiPhone用のバンパーも出している。))
自分が使っているArca-Swiss Monoball B1 Quickという雲台に互換性が有るクイックシューを出していることもあって以前から注目しているメーカーだ。

そのRRSからはカメラボディの底面全体を覆いクイックシューとしても使用出来る拡張プレートが幾つかのメーカー/ボディ用に出ており、E-M1用も既に出ていたので早速取り寄せて見た。 ((直販のオンラインショップのみで販売している。))

 

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BOEM1:Plate for OM-D E-M1
同梱品は、プレート、装着用工具(六角レンチ)、そしてカタログ。

 

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カッチリした造りでエッジ加工や塗装も丁寧でしっかりしている。
右側の写真で手前に見える開口部はオプションの縦用プレート(BOEM1-L:Sub-Item for BOEM1-L Set)を装着する部分。

 

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Monoball B1 Quickにも当然ながらスンナリ着脱出来る。
ちょっと悩むのが固定用ノブをどちら向きにするか。
前に向けるとレンズの真下になるため締め・緩めがし難く、後ろに向けるとファインダーを覗く際に邪魔…。

 

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まったく違和感の無いスタイル。
握ってみると小指にも力が入り、掌全体でしっかり握ることが出来る。
ボディ底部のやや窄まった部分がプレートに収まるためガタつきやズレは無い。

 

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約10mm嵩上げされる。
プレートが無いとレンズ(12-40mm/F2.8 PRO)のフードでやや前が持ち上がるが、プレートを付けると今度はレンズの重さで前屈みになる。 ((写真では「カメラ ざ・ぶとん」で支えている。))

 

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プレートを装着した状態でもバッテリー交換は問題無し。
純正のバッテリーホルダー(縦持ちグリップ)はバッテリー交換の度に取り外す必要があるのが残念。
尚左端にはストラップ装着用のスリットが開いていて、本来の三角環と併せてストラップをサイドに装着することが出来る。

 

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三脚穴が光軸真上に来るのも大きなメリットだろう。
クイックシュータイプの雲台を使用している場合は余り関係無いかな。
三脚穴の右下に見えるボルトでプレートをボディに固定しており、このボルトの位置がE-M1自身の三脚穴の位置でもある。

プレート装着で得られるメリット:
・小指の居場所を作りグリップ感を向上出来る。
・雲台(クイックタイプ)への着脱を容易に出来る。
・ボディ側面にストラップを装着出来る。
・三脚を光軸の真下に設置出来る。
・ボディ底部の保護が出来る。

デメリット:
・高さが増す。(+10mm)
・重さが増す。(+85g)

 

ちなみに、オンラインショップで注文したのが11日(現地の営業時間外)で発送が12日、そして到着は昨日13日の昼過ぎ。
発送方法は二種類有り、安い方は1〜5週間掛かるとのことなので1〜7日で届く高い方(といっても千円未満の差)を選択した。
週末くらいには届くだろうと思ったら…ほぼ翌日に届いたのには驚いた。 ((発送元はアメリカ・カリフォルニア、発送方法はUPS Worldwide Saver。))