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その手軽さとほぼ常に身に付けていることもあってiPhoneで写真を撮る機会が増えてきた。
大体はメモ的なものだけど、最近のスマホは一昔前のコンデジを凌駕するほどの画質なのでブログに使うことも少なくない
大抵は使用後に消しているが、中には残しておきたいものもある。
枚数がそれほど多く無ければiCloudやAirDropでMacBookPro/13に転送が手軽で良い。
但し、枚数が多くなってくると手間や時間が掛かるしiCloudだと容量の制約も出てくる。
多少時間が掛かるのは仕方が無いとしても手間や容量を減らすことが出来れば…と考えて、以前見かけていたQubiiを買ってみた。
Qubiiとは対象デバイス(iPhone/iPad)と充電器の間に繋ぐことで、充電のためにデバイスを接続すると自動で写真とアドレス情報をメモリーカードにバックアップしてくれるというもの。
充電のついでなので転送に時間が掛かっても気にならないし、大容量のメモリーカードなら容量の制約もほぼ無い。
Qubiiと、一緒に購入したmicroSDカード(64GB/CLASS10)。
Qubiiは以前(今年の夏頃)にクラウドファウンディングで完遂したプロジェクトで、その後一般販売され、国内ではサンワダイレクト(サンワサプライの直営オンラインショップ)で取り扱いがある。
対応メディア
・128GBまでのmicroSDXCカード(CLASS6/CLASS10/UHS-I)
・32GBまでのmicroSDHCカード(CLASS2/CLASS4/CLASS6/CLASS10)
・2GBまでのmicroSDカード
・2GBまでのT-Flash
外観
上:microSDカードを装着するスロット。
下:充電器に差し込むUSB-Aプラグ。
microSDカードスロットはプッシュロックタイプで奥まで差し込むとロックされ、更に押し込むと飛び出してくる。
上:microSDカードへのアクセス表示。
下:デバイスからの充電ケーブルを繋ぐUSB-Aポート。
バックアップや読み込みなどmicroSDカードへのアクセス時に白く点滅する。
サイズ感
幅28×高26×奥行25mmで、iPhone付属の充電器(写真右)と同程度のサイズ。
使用時を想定して繋いだ様子。
使用
モバイルバッテリーを使って充電兼バックアップをお試し中。
予めデバイス側に専用アプリ「Qubii」をインストールしておく必要がある。
バインディング
写真を撮り忘れてしまったが、初めてQubiiを接続した場合はバインディングの設定を行う。
これは対象のQubiiを信頼するかどうかの選択で、自動バックアップを行うには信頼するが後から解除も可能。
メニュー
撮影時のホワイトバランス設定の関係でちょっと赤みを帯びてしまった(以下同じ)。
上から:
Qubii メモリーカード内のファイルを確認し、削除/デバイスへの復元/SNSでの転送が可能。
バックアップ デバイス内の全項目をメモリーカードにバックアップする。
復元 メモリーカード内の全項目をデバイスに復元する。
復元 では全ての項目が対象になるため、個別のファイルを復元する場合は Qubii でデバイスへの復元を行う。
バックアップ
最初は全項目をバックアップするが、二回目以降は新たに増えた項目のみの差分バックアップになる。
尚、バックアップ動作はこんな感じ。
- デバイスで追加 ⇒ メモリーカードに追加
- デバイスで削除 ⇒ 既にバックアップしている場合は何もしない(メモリーカードから削除しない)。
- メモリカードで削除 ⇒ デバイスに残っていても何もしない(メモリーカードにバックアップしない)。
一つ気になったのがバックアップ中のカウント表示。
「1026つ目」って日本語として変だよねぇ…。
無理に単位を付けずに「バックアップ中:1026/1213」とかではダメなのかな?
バックアップが完了すると、デバイス内のファイルを全消去するかどうか確認される。
今回はとりあえず残しておこう。
そして謎のメッセージ。
要はiCloudに置いたコンテンツもバックアップ出来るが、今回はその設定を有効にしていなかったためバックアップ出来なかったというわけだが…もう少し分かりやすいと良いな(文字化けも有るし)。
写真/文書/音楽/動画の割と幅広いフォーマットに対応している。
設定
メニュー画面右上の歯車マークをタップすると各種設定を行える。
上の方で書いたQubiiを信頼した場合はここで解除出来る(解除した場合は自動バックアップ不可)。
バックアップ対象は、デバイス内のコンテンツ(カメラロール/連絡先)に加えて各種SNS(Facebook/Instagram/Flickr)も選択出来る。
各種SNSやiCloudからバックアップする際、Wi-Fi時にのみ実施するかどうかの設定。
iCloud内コンテンツのバックアップ有効/無効はここで設定する。
パソコンでの使用
パソコン(のUSBポート)に接続すればドライバ不要(WindowsPC/Mac)でメモリーカード内のファイルへアクセス出来る。
…はずなのだが、MacBookPro/13(2017 TouchBarモデル)ではApple純正のUSB-A⇔USB-C変換アダプタ経由で繋いでも認識出来なかった。
メモリーカードを取り出して、サードパーティ製のカードリーダー/ライターで読み出し。
こちらは問題無くアクセス出来た。
便利ではあるけれども、実際はワイヤレス充電ばかりなので使用頻度は余り高く無さそう。
MacBookPro/13で認識しないのも大きなマイナスかなぁ…この点はちょっと問合せしてみよう。