トゥルーワイヤレスイヤホン … RHA TrueConnect

【この記事の所要時間: 548秒】

イヤホン…というかオーディオ機器自体を予約購入したのは初めてかもしれない。

 

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普段、Apple AirPodsとRHA MA750 Wirelessを使っている。
AirPodsはゲームやロケフリ視聴、動画視聴など手軽さ重視の時、そしてMA750 Wirelessは音質重視の時に常用していて、その「音」に大変満足していのだが、唯一の不満点…それも重箱の隅突きレベル…は、本体部分が首回りに当たる感触や本体からイヤホン部分に繋がるケーブルが僅かながら引っ張られる感触が気になるところ。

 

音とイヤホン自体の装着感には非常に満足しているだけに、その僅かな点だけが惜しい。

数ヶ月前、同じメーカーから新たに左右のイヤホン部分が独立した完全ワイヤレスのイヤホン(RHA TrueConnect)が出ると知り、発売を楽しみに待っていた。
当初、10月後半の予定が少し伸びたが発売日が確定し、幾つかのショップで予約受付が始まったので早速注文。
そして今日、発売日に届いた♪

 

 

開封

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漆黒過ぎて細部がさっぱり分からないな(苦笑

チャージングケース(上)とイヤホン本体(下)が綺麗に刳り抜かれたウレタンフォームのトレーに収まっている。

 

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蓋の内側にも同じく成形されたウレタンフォームが貼られている。

 

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トレーを取り外すと下にアクセサリーボックスがある。

 

 

内容品

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共にマットな質感が良い感じのチャージングケースとイヤホン本体。
いずれにもメーカー(RHA)ロゴが目立たないように(角度と光の加減によっては見えないほど)さりげなく入っている。
表面の艶消し黒は抗菌塗装に見られるようなゴム風仕上げだが、皮脂や汗の痕がつきやすいのが難点。
経年劣化でベタつく恐れがあるのもちょっと心配…。 ((手持ちの、この仕上げが施されている少し古い物は、いずれもベタついてしまった。)) 

 

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付属品は取扱説明書、充電ケーブル(USB-A⇒USB-C)、イヤーチップセット。

 

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MA750 Wirelessもそうだったけど、付属しているイヤーチップセットの充実度が素晴らしい。
イヤホン本体に既に装着されている物の他に3種類・3サイズのイヤーチップが付属していて、耳孔のサイズや音の好みに合わせて選べる。

 

 

イヤホン本体

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銀色のドットはチャージングケースに収めた際の充電端子。
イヤーチップと反対側が全面タッチスイッチになっていて、左右や押す回数の違いによって様々な機能が割り当てられている。

通常時(音楽再生時)
・右側…1回:再生/一時停止、2回:音量↑、3回:音量↓、1.5秒保持:外音を聞く、5秒保持:Blutooehペアリング
・左側…1回:再生/一時停止、2回:次曲へ、3回:前曲へ、1.5秒保持:外音を聞く

電話着信時
・右側…1回:通話開始、2回:通話終了
・左側…1回:通話開始、2回:通話終了

電話通話中
・右側…1回:通話終了、2回:音量↑、3回:音量↓
・左側…1回:通話終了、2回:音量↑、3回:音量↓

電源のON/OFFは左右どちらか一方のイヤホンだけを操作すればOK。
また、チャージングケースから取り出すとONになり、ケースに収納するとOFFになる。

 

 

チャージングケース

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充電ポート(USB-C)とバッテリー残量インジケーター。
インジケーターは、イヤホン充電中とチャージングケース自身の充電時、チャージングケースを開いた時に点灯する。

 

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質感が高く、結構厚い金属(アルミ?)が使われていてかなり頑丈。

 

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イヤホンを収納した様子。
磁力で吸着するため、開いた状態で逆さにしても飛び出ることは無い。
イヤーチップ部分は結構余裕があるため、(もし装着出来るのなら)他社製のイヤーチップでも充電は問題無さそう。
ただ、上の写真では向かって左側に右用のイヤホン、右側に左用のイヤホンを収納するのがちょっと違和感…まぁ、チャージングケースをどちら向きに開けるかによるんだけどね。

 

イヤホン本体は最大2時間で満充電出来、満充電状態で最大5時間使用可。
また、15分で約50%まで急速充電出来るので、もし充電し忘れていても、ちょっとした空き時間があれば充分使えるだけの充電が出来そう。
チャージングケースはイヤホンの満充電4回分…つまり最大20時間分のバッテリー容量を持つ。

 

 

試聴

早速、iPhone8とペアリングして聴いてみた。
ちなみに、TrueConnectとiPhone8は共にBluetooth 5.0に対応している。
尚、対応コーデックは公式ではSBCのみのようだが、AAC対応/aptX非対応という情報も有る。

まだ使い始めたばかりなので、やや硬めの音ながら既に好みの音になっている感じ。
正式販売前の試聴インプレでは中低域寄りで高域はややあっさりという評価が多かったが、確かにそんな印象かな。
iPhone8の再生アプリはKORG iAudioGateを常用していて、イコライザ設定で高域を少し強調すると更に好みの音になった。

これから使い続けて慣らし/鳴らしが進んでいった時の変化が楽しみだ。

さて、気になる装着感は…分厚くて大径な見た目からは意外なほど良く ((重さは僅か13g!)) 、少々動いた(頭を振った)程度では外れない安心感が有る。
先ずは最初から装着されているイヤーチップのままで使ってみたが、ジャストフィットではないもののユル過ぎずキツ過ぎずで、このままでも良いかと思えるほど。

 

 

外出時に使用

届いた翌日(2018/11/10)、買い物ついでの散歩で早速使用。
接続切れや雑音混入は一切無し、一部で見かけた「音量が記憶されない」という件も特に遭遇せず。
イヤーチップは最初から装着されている物のままだけど、抜け落ちたり耳に圧迫感を覚えることは無く、安定して耳に収まっていた。
実は、両耳を塞いだ状態で出歩くのは随分久しぶり ((通勤ラジオは片耳だったし、帰省時の両耳イヤホン使用は往復の新幹線車内のみ。)) なので、周りの音が聞こえないことがやはり不安…その分、周囲を見回すことが増えた気がする。

ところで、左右分離タイプならではのデメリットがあった。
店の中など誰かと会話する際にはイヤホンを左右とも耳から外すように心掛けているのだが、左右分離だと外したイヤホンを手に持つかポケットなどに入れておく必要がある。
一般的な左右が繋がったイヤホン/ヘッドホンならそのまま首に掛けておけば良いんだけどね。
不便だけど、イヤホンをしたまま会話するのは不躾で嫌なので、受け入れるしかないかな。

 

 

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