FT-818ND用ハンドセット(仮) … H-250レプリカ改造

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【この記事の所要時間: 228秒】

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FT-818NDの購入目的は、先ずはデジタル通信(FT8、JT65、他)、そして次点が移動運用。
クロスカブで出掛けた先から交信してみたいかな〜と。

屋外での運用で欲しいのはヘッドセットやスピーカーマイク…本機の性格や想定運用スタイルを考えれば有って当然のオプションなのに、メーカー純正はおろかサードパーティからも出ていない。 ((過去に数量限定で或るメーカーから出ていたらしいが。)) 
無い物は作る…まさにアマチュア精神…というわけで、ネット上には他機種/他社製のスピーカーマイクの流用記事がある。
その情報を頼りに自分も作って(流用改造)してみることにした。

どうせならミリタリーっぽくしてみよう…と、軍用ハンドセットのレプリカを使ってみよう。
レプリカといってもスマートフォンやハンディトランシーバー用として出ている物なので、実使用は問題無いだろう。

 

 

目論見外れ

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最初は手持ちのRJ45コネクタと保護ブーツを使ってスマートな見た目に作ろうと考えていたのだが…ハンドセットから出ているケーブルの各線が太くてコネクタに入らず、早々に諦めた。
しかもこの各線は、被覆が硬い上に変に伸び易い素材で剥くのがかなり大変。

 

 

代替案

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それならば…と、既存のLANケーブルから切り出して繋ぐ方法に切り替えた。
このLANケーブルは見た目は異常無しなのに通信エラーを起こすため使っていなかったのだが、一応念のため各線とコネクタ端子間の接続をテスターでチェックしておいた。

 

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ハンドセットからの線、イヤホンプラグからの線、RJ45コネクタからの線をそれぞれ結線して熱収縮チューブで絶縁保護しておく。
上の方でハンドセットからの線は被覆が硬い上に変に伸び易いと書いたが、熱にも弱くて半田付けをしていると結構縮んでしまう…実に扱い難い。
この段階で、とりあえずスピーカー動作(ラジオに繋いで音声出力)は問題無いことを確認しておいた。

 

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全体を熱収縮チューブで覆って、ひとまず出来上がり。
見た目はまぁまぁ悪く無い。
RJ45はマイクとPTTの制御、φ3.5mmプラグはスピーカー/ヘッドホン端子へ。

 

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全体像。

 

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FT-818NDへ接続。

スピーカーからの音声出力は問題無し。
割と聴き易い音かも。

マイクとPTT操作の方は、局免許変更(FT-818ND追加)がまだ完了していないため未確認。
実のところ、PTTについてはRJ45コネクタの端子で「通常オープン⇒押すとGND」は確認しているが、僅かに抵抗値が有るような感じだし少々不安定な気もする。
そもそも元のLANケーブル自体がワケ有り(通信エラー発生)なのも気になるところ。
またマイクも、今回は単純に該当する線を繋いだだけなので、マイクの種類(コンデンサー/ダイナミック)や仕様によっては回路(抵抗)の追加など対処が必要になる。

これがタイトルに入れた「(仮)」の理由。