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Thunderbolt Displayの背面にはUSB2.0のポートが3口有り、Apple SuperDrive/iPad mini(初代)/iPhone 5sを繋いでいます。
給電していないぞ?
Super DriveとiPad mini(初代)は常時、iPhone 5sは充電時のみ繋ぐ使い方ですが、今日iPhone 5sを充電しようと繋いでも給電されている気配は無し。
繋ぎっぱなしになっているiPad mini(初代)を見ても同じくバッテリーで動作している状態です。
Thunderbolt Displayは常時USB給電しているはずなんだけど…と思いつつ、MacBookAir/11のスリープを解除してみても変わりません。
試しにSuper DriveへCDを挿入してみても全く引き込まれないので同じく給電されていない様子。
とりあえず復旧
調べてみると類似の報告が幾つか見つかり、Thunderbolt Displayに接続しているMacを再起動するか、Thunderboltケーブルを抜き差ししてThunderbolt Displayの電源を再投入する…という対処方法が挙げられていました。
早速、一度全てのUSBケーブルを抜き、MBA/11を再起動した後でiPhone 5s ⇒ iPad mini(初代)⇒ SuperDriveの順で繋ぎ直してみました。
この順番は単に差しているポートの並び(右側面から遠い順)によるもので特に意味は有りません。
結果は、再び給電されるようになりました。
と、思いきや…
iPhone 5sとiPad mini(初代)は充電出来るようになったものの、最後にSuper Driveを繋ぐとこんなダイアログが表示されました。
電力が足りていないようです。
Thunderbolt Displayを設置して初めて繋いだ際にはこんなダイアログは表示されなかったような…と思ったら、iPhone 5sとiPad mini(初代)は既に満充電だったため充電状態ではありませんでした。
(via;[Mac] Thunderbolt Displayの設置と書斎の片付け
USBの給電能力不足かな
ポートを入れ替えながらいろいろ繋ぎ替えてみたところ、SuperDrive/iPhone 5s/iPad mini(初代)の内、いずれか二つなら問題無く給電されることが判りました。
それぞれの消費電力(最大値)は…。
- SuperDrive … 5V/1.1A
- iPhone 5s … 充電時は5V/0.5A以上
- iPad mini(初代)… 充電時は5V/1.2A以上
USBポート(1口)の出力は「5V/0.5A」ですが ((USB1.1/2.0の場合。USB3.0は「5V/0.9A」。)) 、一部のApple製品では一定の条件を満たしている場合「5V/1.1A」の供給が可能とのこと。 ((最初に認識されたポートに限られるのか複数ポートで可能かは製品によって異なります。))
(via;Apple Computers and Displays:USB 経由の周辺機器への電力供給
Thunderbolt DisplayのUSBポートがどの程度の給電能力なのか不明ですが、上記の特例が効いたとしても三つ全てがフル給電だと確実に電源容量が不足しますね。
どれか二つでもかなり厳しそうです。
というわけで
データ通信が必要でUSBケーブルが短いSuper DriveはこのままThunder DisplayのUSBポートへ接続しておき、給電だけで良くUSBケーブルが長いiPhone 5sとiPad mini(初代)はAC⇒USBアダプタを使うことにしました。