[CC110] フロントブレーキの異音対処

【この記事の所要時間: 231秒】

クロスカブでフロントブレーキの操作をするとフロントブレーキ部分から「カコン」という異音が聞こえるという事例を見聞きしていましたが、ついに自分のクロスカブでも発症してしまいました。

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青丸で囲んだ部分、凹(ブレーキドラム側)凸(フロントフォーク側)の噛み合わせ部分にある隙間が影響して「軽く引っ掛かって解除される感じになる」⇒「カコンという音を発する」のではないか?という話。

今のところ、異音とフロントブレーキレバー操作時に僅かに引っ掛かる感触が有る程度で、制動に影響するような実害は出ていないようですが、やはり気持ち悪いですね。

先月の中頃から発生し始めていたものの、頻度が低い(市街地を10kmほど走っている間に気付いたのは2〜3回程度)ため余り気にせず、そのうち梅雨や暑い季節になって更に放置していました。 ((そもそも、先月の中頃以降、クロスカブに乗ってもいないという…。))
今朝、ふと思い立って対処に取り掛かった次第です。 
(via;[CC110] 初回点検

 

スペーサー作り

調べてみると、この噛み合わせ部分の隙間に薄い板状の物(スペーサー)を挟み込むという対処方法が一般的。

早速、スペーサーを作ってみました。

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用意したのは、ハサミ、両面テープ(固定用に用意しましたが結局使わず)、樹脂の薄板(厚/薄の二種類)。

ちなみに、樹脂の薄板で厚い方はカメラ用クランプマウントの製品パッケージ、薄い方は小型ディスプレイ用液晶保護シートの剥離フィルムです。
(via;[Mac] 小型ディスプレイをクランプマウントで空中設置

もっとお手軽に済ませるには、薬(錠剤)のパッケージを薄く潰して挟み込んでいる事例も幾つか見掛けました。

 

さて、噛み合わせ部分の隙間は、塗装の厚さや部品の取り付けによる違いでかなり個体差があるそうですので、何種類かの厚さの薄板を用意して現物合わせをすることになります。

そして出来上がったスペーサーがこちら。

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厚/薄 二種類の薄板をそれぞれ二つ折りにして重ね合わせています。

 

装着

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スペーサーを隙間にしっかり差し込みます。 ((隙間は上下に有りますが、この写真のように上側に差し込んでいる事例が多いです。))

はみ出した部分は後から引き抜く場合を考慮して5mmほど残して切り落とします。
切り落とした残りは約半分ほど有りましたので予備として(リアボックスの中に)入れておきました。

尚、奥深く突き当たるまで差し込むとかなり強く挟み込まれますので接着等はしていません。 

 

試走

たったこれだけの内容、しかも日陰での作業というのに終わった頃にはかなり暑くて、屋外の炎天下で既に渋滞し始めた街中を走るなんてとても無理…というわけで試走は見送り。
次の週末、早朝から軽く走りに出掛けることにしましょう。

 

写真撮影

クロスカブのバイクカバーを剥がしたのは随分久しぶりなので、虫干しついでに何枚か写真を撮ってみました。

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涼しくなったら、また遠出したい。
早く秋にならないかな〜。