[CC110] カスタマイズ思案…ナビとシガーソケットの接続

【この記事の所要時間: 255秒】

クロスカブのカスタマイズ思案…今回は電装系。

前のバイク(BMW F650GS Dakar)ではETC、GPSナビ、HID、LEDウィンカー、LEDテールライト…などのカスタマイズをしていた。
但し、自分の手で行ったのはGPSナビだけで、それも標準装備のシガーソケット経由で電源供給というカスタマイズとも言い難いお手軽なもの。

クロスカブではここまでは無理だとしても出来る範囲では是非自分の手でやりたい!
バッテリーや各種コネクタへのアクセスは前のバイクに比べれば遙かに容易なのだから。

●GPSナビ
クロスカブにはシガーソケットが無いので何らかの形で給電する必要が有る。

バッテリールーム内に未使用の電源供給コネクタ ((正式には「サービスチェックカプラ」と呼ばれる。)) が有り、ACC出力(キーのOn/Offに連動)も用意されているので、対応するコネクタ(汎用品…4P090型HM防水オス端子側カプラ)を使えば容易に接続出来る。

●シガーソケット
GPSナビにはACC出力から給電するのでシガーソケットは特に必要無いのだが、外部への給電端子が有れば何かと便利なのでついでに装着しておこう。

シガーソケットとUSBポートを組み合わせた物も有るが、シガーソケットに接続するUSB変換アダプタが有るしハンドル回りは込み入っているため、単純なシガーソケット×1口出力の物が小さくて良いだろう。

シガーソケットを付けるのならGPSナビもコレから給電すれば楽だが…他へも給電するには2口以上の出力が必要になり場所を取るし、GPSナビへの配線やコネクタが嵩張るという難点が有る。

●シフトインジケーター
カブ系のギアシフトは現在のポジションが判り難い…自分みたいな未だ乗った事も無い初心者以前はもちろん、乗り慣れた人でも感じている様子で、世の中には便利な物が有る。
「シフト(ポジション)インジケーター」…7セグLEDでシフト番号を表示したり、シフトの段数分のLEDを並べて個別表示するものなどが有る。

実は海外モデルには個別表示タイプが標準で装備されていてクロスカブのメーターにもそのスペースが有るのだが、実際に有効なのはN(ニュートラル)ポジションのみ。
どうせなら搭載してくれればいいのに…。

カブにはシフト位置を示す信号が有り、クロスカブ(JA10系)ではちゃんとコネクタで出力されている。
そのコネクタに繋ぐだけでポジションを表示する7セグLEDタイプのカブ用インジケーターがヤフオクで安く買えるので、後は対応する汎用コネクタを使った延長ケーブルを作って接続するだけ。

というわけで、汎用コネクタ(数種類)とケーブルが調達出来れば後は比較的容易に接続出来る(半田付け不要)のだが…最大の関門がカバー剥がし。
コネクタへの接続や配線を車体内に収めるためにカバー(レッグシールド)を外す必要が有るのだが、これを固定している数本のボルト(プラスネジ)がやたら固いらしい。

手慣れた人がちゃんとした工具(インパクトドライバー、ショックドライバー、等)を使っても失敗(ネジ頭舐め)したり、プロ(バイクショップ)でも散々苦労した…という事例を数多く見聞きする。

この辺が中国製の問題なんだな…適正なトルク管理をせずとにかく力任せに締め込んでいる状態。
HONDAもこれくらいは輸入時に品質チェックしろよ…。

手慣れておらず工具も乏しい自分が成功する確率は果てしなく低い。
納車時にショップで一度緩めて適正トルクで締め直して貰うことにしよう。