読書は趣味の一つ。
ジャンルは少々偏りがありますが…量的には結構読んでいますね。
以前から青空文庫やKindleをiPhoneやiPad miniで読んでいますが、もう少し手軽に読みたいと考えて、以前より興味があったAmazon Kindle Paperwhiteを購入しました。
紙書籍や他の携帯端末に感じていた不便な点
紙書籍
・部屋置きする際に嵩張る。(全ジャンル合わせると千数百冊有り、そろそろ限界…。)
・文庫本はコンパクトだけど厚さが割とあるためバッグの中で落ち着かない。
・出先で読み終えると単なるデッドウェイト。(続きものだと続巻が気になる…。)
・厚めの本だと片手持ちが意外と不安定。(無理をすると本を傷める…。)
・混んでる電車内ではA5サイズで文庫本程度の厚さが精一杯。(それ以上は邪魔…。)
・栞を挟み忘れると後から読み位置を探すのがちょっと手間。
上の文庫本は約300ページで厚さは13mmほどです。
携帯端末(iPad mini Retina、iPhone 5s)
・外光が強いところでは照り返しや映り込みが気になる。
・薄暗いところでは輝度調整をしないと目が疲れる。
・メールやSNSなどの着信通知が思考への割り込みになって気が散る。
・思ったよりもバッテリー消費が気になる。
もちろん、それぞれには大きなメリットも有りますが、 自分の読書スタイルだと専用の電子書籍リーダーのほうが使い勝手が良いだろう…たとえ携行品が増えたとしても…と判断しました。
ちなみに、上の写真ではiPad mini Retinaにキーボード一体型ケースを装着しているため、縦横が一回り大きく・厚さと重さが約二倍になっています。
(via;[iPad] キーボード一体型ケース … ClamCase Pro for iPad mini【購入編】
(via;[iPad] キーボード一体型ケース … ClamCase Pro for iPad mini【使用編】
パッケージ
質素…いや、全体が漆黒というのはそれはそれで特徴的かも…なパッケージ。
中も至ってシンプルで、Kindle Paperwhite本体と充電用microUSBケーブル、多国語対応の取扱説明書と保証書が入っています。
ケース(カバー)
電車の中やちょっとした空き時間に読んでいると、咄嗟にバッグの中へ仕舞い込む場面が当然あるわけで、そんな時に余り気を遣わなくても良いように全体を保護出来るケースを装着します。
選んだのはInateckのKindle Paperwhite用 Microfibril PU レザーケース(マグネット付き)・ブルー。
サイズは縦191×横174×厚25mm、重量は109g(Kindle Paperwhiteを含めて324g)。
薄い・軽い・使い勝手が良い・安い…と製品自体が高評価なのに加えて、販売元の対応もかなり良い様子 ((今回、自分が購入した際にも製品到着後直ぐにカスタマサポートからメールが届きました。)) でしたので選んでみました。
ベース側はトレイ状になっているので、そこにKindle Paperwhiteを軽く嵌め込むだけでしっかり保持されます。
前面と下部の一部(充電用microUSBポートとスイッチ)を除いて覆われるので安心。
もちろん蓋を閉めると前面も全て覆われます。
名称に「レザー」が付いている割りには皮革感は全くありませんが、シボ加工が施された表面仕上げは滑ったりベタつく感じが無く、むしろ持ちやすいです。
蓋の裏側は全体にマイクロファイバー素材が貼られていて、Kindle Paperwhite前面の保護性があります。
滑りにくい反面、汚れが目立ちそうな感じですね。
尚、写真の状態から更に180°後ろに回せます。
蓋には磁石が組み込まれていて、開け閉めに連動してKindle Paperwhiteをスリープ解除/移行します。
これが非常に便利。
尚、液晶保護フィルムは貼っていません。
却って見難くなる・操作性(タッチパネルの感触)が悪くなるという評価が割と多く、それに、ケースで液晶面を保護するのだから不要…というわけです。
携行品
というわけで、持ち回りの電脳小物に新顔が一つ加わりました。
感想
サイズと見易さには大変満足しています。
また、30分/日程度の使用で約八週間持つ…という稼動時間は、たとえ話半分だとしても通勤時の読書程度なら優に一ヶ月は持つはず。
数泊程度の出張や帰省、旅行なら充電機器の持ち回りが不要になります。
意外だったのは、通勤時に駅ホームや電車内で自然に使えること。
今までより小さなiPhoneはともかく、一回り大きいだけのiPad miniをバッグから取り出して使うのは結構違和感があったのですが、Kindle Paperwhiteは全く気になりません。
また、位置的に覗き込まれることがあっても、これまた気にならないですね。
つまり、文庫本(紙書籍)を読む際となんら変わらない、ということです。
メールやSNSの着信が無い(どころかアラーム通知や時計表示すら無い)ことで、読書に集中出来ます。
作品に没頭出来る、感情移入出来る…この感覚も紙書籍そのもの。
紙書籍そのもの…といえば、Paperwhiteの表示画質が優れているとはお世辞にも言えません。
普段からiPad mini RetinaやiPhone5sの高精細・高コントラストの画面を見慣れていれば尚更です。
でも、全体に目に優しく見易く、やや粗くてインクが掠れたようなフォントは印刷そのものですし、残像もページ裏の印刷が僅かに透けて見えているようで、 むしろ落ち着いた雰囲気に思えます。 ((あばたもえくぼ?))
とはいえ、精細さが求められる(文字が小さい、カラー)書籍はKindle Paperwhiteでは難しいので、無理せずiPad mini Retinaへ任せます。
Kindle オーナー ライブラリー
それと、一番大きな理由は『Kindle オーナー ライブラリー』の存在。
「Amazonプライムに加入」していて、且つ、「Kindle電子書籍リーダーまたはFireタブレットを所有」 ((タブレットやスマートフォン、パソコンなどのKindleリーダーアプリは対象外。)) していれば、ベストセラーやコミックを含む、2万冊以上の和書・60万冊以上の洋書の「対象タイトル」の中から好きな本を「一ヶ月に一冊」「無料」で読むことが出来る…というサービスです。
いわば、本のレンタル。
借りた本が月内に読了出来なかったり、改めて読み直したい場合はそのまま借りておくことが出来、一度返却することで次の月には新たな本を借りられる仕組み。
欲しい本があっても無料試読のサンプルだけでは良く判らないことが多いので、このサービスで借りて、気に入ったら購入するのも良いですね。
事故保障プラン加入
割と安価(Paperwhite版は1,890円)で補償期間が長く(二年間)、保障内容(落下や水濡れ等の偶発的な事故の際に無償で代替品に交換)も良さそうなので加入しました。
通勤だけでなくプライベートでの外出時にも持ち回っていますし、揺れる電車内などではいつ落下させないとも限りませんし。
備えあれば嬉しいな♪ってやつですね(笑
実はKindle Paperwhite購入時には気づかず、その後いろいろ調べている際に存在を知り、本体購入から30日以内ならOK…ということで早速加入した次第です。
また、加入後60日以内、且つ、本保障未適用の場合であればキャンセル可で全額返済されるとのこと…しませんけどね。
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