[iPad] キーボード一体型ケース … ClamCase Pro for iPad mini【使用編】

【この記事の所要時間: 721秒】

新調したiPad mini Retina用キーボードケース”ClamCase Pro for iPad mini”をいざ装着して、早速使い始めました。
(via;[iPad] キーボードケース … ClamCase Pro for iPad mini【購入編】

 

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装着

といってもClamCase Proのディスプレイ部分にiPad mini Retinaを嵌め込むだけなので詳しい手順は割愛します。
開口部には縁にゴム製パーツが装着されていて、そこに嵌め込むことで保持される構造です。
尚、本ケースはiPad mini/iPad mini Retinaの両方に対応しています。
iPad mini Retinaは厚さが0.3mm増しているため僅かにはみ出す感じですが、実用上の問題は全く有りません。

 

サイズ

ClamCase Pro for iPad miniのサイズは、約207.5×150.6×17.5mm・323.0g。
iPad mini Retinaのサイズは、約200.0×134.7×7.5mm・ 331g(Wi-Fiモデル)。

装着した状態で厚さと重さがほぼ二倍になり長短辺が僅かに大きくなります。
元々フルカバータイプのケースを使っていたため、それほど大きくなった感覚はなく、重さについても携行性(気分的なもの)に影響するほどでは無いですね。 

 

選べる使用スタイル

本ケースの大きな特長の一つが三通りのスタイルで使用出来ること。

ラップトップ

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いわゆるノートPCスタイル。
長文入力するならやっぱりコレだね♪
ディスプレイの角度が或る程度任意なので長時間作業しても疲れ難そうですが、余り傾け過ぎるとiPad mini自体の重さに耐えきれずに倒れます(苦笑
ちなみに、画面を開くと底部の奥端が持ち上がって、打鍵し易いように傾斜がつきます。 
一体型の難点は横画面に固定されること…文書作成の時は縦画面のほうが作業し易い。
iPad miniのオートスリープにも対応していて、開くとスリープ解除/閉じるとスリープ状態になります。 

 

タッチスクリーン

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動画を観る場合はコレですね。
相手に画面を見せて説明する場合にも良さそう。

 

タブレット

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そしてコレ。
文章入力が増えてきたとはいえ、用途の大半は従来のタブレット的な操作ですので、タブレットとしての使い勝手も重要です。
実のところ、ちょっとした用途ならこの形態にするまでもなく、本を読む時のようにラップトップスタイルの縦持ち(?) でも充分だったりします。
両手で操作するようなアプリだと難しいですが。 

 

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タッチスクリーンスタイルやタブレットスタイルではキーボードが下向きで露出してしまいます。
置いたり触れたりすると当然キーが押された状態になるのですが、一定以上の角度になるとiPad miniとの接続が解除されるようで、誤って文字入力されることは有りません。
そして一定以下の角度に戻すと自動的に再接続されます。 

 

キーボード

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アイソレーションタイプのキーボード。
先の記事にも書きましたが、こうして見るとMacBookAirに良く似ています。
キーはやや硬質な感じで、少しクリック感が有るキータッチと程々の深さのストローク…これも普段常用しているMacBookAir/11と良く似た感覚のため、違和感が無く打鍵し易いです。
一つ難点は、MacBookAir/11を使っている感覚で、ついトラックパッドを探してしまうこと(苦笑 

 

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キートップのサイズは縦横約14mm(英数字キー)、キーの間隔は約3mmです。

左端中程にはホームボタンと同等の機能を有するホームキーが有ります。
これは結構多用するので、独立したキーが有るのは嬉しいですね。
returnキーが英数字キーと同じサイズでかなり小さいのが惜しいところ。
多くの記号キーの位置を変えているので、”/’  キーも移動してreturnキーを大きくすれば良かったのに…と思ったり。

スペースバーの左横にはcommandキーとfnキー、右横には独立したカーソルキー…カーソル移動やコピー/ペースト/カットがキーボードで操作出来るのは本当に便利です。
iPad miniで文章書きをしていて最大の不満がカーソル移動とコピー/ペースト/カットでしたから。
USレイアウトですが、角カッコやチルダなど一部の記号はfnキー併用ですので最初は戸惑うかもしれません。

 

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添付の取扱説明書に記載されているファンクションキーとショートカットキーの一覧。

使用出来る拡張機能。
・スリープ
・Siri起動
・Spotlight検索
・ソフトキーボード表示/非表示
・ミュージックプレーヤー操作(曲戻し、一旦停止/再生、曲進め)
・音量操作(消音、音量減、音量増)
・言語切り替え ((現在のiOS8.1では、ATOK等サードパーティ製IMEは選択不可のようです。))

他のキーボードでは他に輝度調整やスクロールアップ/ダウンの機能を持った物も有るようです。
輝度調整は特に必要ありませんが、スクロールアップ/ダウンは欲しかったかな。 

 

キーボード比較

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ソフトウェアキーボードとの比較。
このソフトウェアキーボードもキーサイズやピッチ自体にはさほど不満は無く、ツイッター程度の短文でしたら走行中の新幹線車内で車窓を眺めながら(タッチタイピング)でも誤りなく入力出来る程度には使えます。
ただ、爪が伸びているとカチカチ当たる感触が嫌ですね(苦笑

 

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MacBookAir/11で使用しているAppleBluetoothKeyboardとの比較。
こうしてみると格段の違いがありますが、実際に使ってみるとそれほど窮屈な感じはありません。
ちなみに、AppleBluetoothKeyboardにはキーボードカバーを被せているのですが…一枚で全体を覆うタイプのためせっかくのアイソレーション効果が低減して、隣のキーを誤って押す率が上がってしまいました。

 

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SONY VAIO U101/Pとの比較。
このキーボードでも充分タッチタイピング出来ていたので、ClamCase Proのキーボードに不満を感じないのかもしれませんね。

 

インジケーターLED

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deleteキーの上には状態通知のLEDが一つ有ります。
マルチカラーで、ペアリング時は青色、充電中は橙色/充電完了時は緑色、電源投入とバッテリー残量チェック ((点滅回数で大まかな残量が四段階で通知されます。)) 時には白色で点灯します。 ((まだ遭遇していませんが、バッテリー残量が乏しくなったら赤色点灯するのかも。))

 

電源スイッチと充電ポート

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左側面奥には電源スイッチ、右側面奥には充電用のmicroUSBポートが有ります。
連続使用時間:100時間/連続待機日数:6ヵ月ですし、キーボード自体にもオートスリープ機能がありますので、電源はほぼ入れっぱなしで良さそうですね。
尚、満充電に要する時間は120分です。

 

軽く試用してみて

さて、ツイッターやスケジュールなどの短文からメールやブログの下書きなどの比較的長文までを実際に入力してみて、充分以上に使えると実感しました。
iPad mini Retinaと強固に一体化している安定感、これなら少々不安定な場所や姿勢…たとえば電車内での揺れる膝の上など…でも不安無く使えます。

開くだけで即使用状態になるため、キーボードを外してiPad mini Retinaをセッティングする手間が掛からないのが手軽で良し。
ディスプレイの傾斜角度が或る程度自由なので置いている高さに合わせることが出来、 無理な姿勢で見たり操作することなく疲れにくいです。

ほぼ倍になった厚さと重さはさほど気にならず、職場にて今まで通りどこにでも持ち回って活用出来そうです。
ほぼ全体がポリカーボネートで覆われているという安心感も大きいですね。
今まで以上に気楽に使えます。
タブレットスタイルでは裏面に露出するキーボードの感触にやや戸惑いますが、いずれ慣れてくるでしょう。

それにしても、改めて自分はキーボード派なんだなと再認識しました。
久々に小さなキーボード端末に触れて新鮮な喜びを感じます♪
iPad miniを初めて手にした時よりもワクワクしているかも。
タブレットならではの使い勝手に、優れたハードウェアキーボードが組み合わさることで更に活用の幅が広がりそうです。 ((フルカバーケースなので持ち出しの気軽さも大きいです。)) 

 

なんちゃって MacBookAir mini

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上面のメーカーロゴ(二枚貝デザイン)に重ねてAppleマークのステッカーを貼ってみました。
色は艶消しシルバー…ヒンジやボタン類に合わせてブラックにしても良かったのですが、少々目立ちそうだったので。
下地のロゴが僅かとはいえ彫り込まれているため、光の加減では凹凸が浮き上がってしまいますが、殆ど気になりません。