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Apple純正の電源ケーブル(MacBook用、iPad用、iPhone用、他)での破損報告をよく見聞きします。
その殆どはプラグ近くの被覆破損から内部の断線…といったケースです。
純正ケーブルの被覆はやや硬めで、特に温度が低い場合はしなやかさが低下するため、強く折り曲げたり繰り返して折り曲げるとひび割れて裂け易く、そのまま内部の断線に進んでいる様子です。
幸いに手持ちのケーブル類は、結構古いMacBookAir/11の物も含めてひび割れにも至っていませんが 、転ばぬ先の杖…ということで保護をしておくことにしました。
以前ツィッターのTLで見掛けた「ノック式ボールペンのスプリングを使う方法」です。
用意した物
手元に有ったボールペンの内、インク切れで廃棄することになった物からスプリングだけ回収しておきました。
元が各々異なる種類のボールペンなので、 スプリングもさっぱりバラバラですね。
今回は左端のスプリングを使いました。
サイズは、実寸で内径3mmΦ×長さ24mm程度かな。
完成品
Apple純正Lightningケーブルへの装着例です。
一般的なノック式ボールペンのスプリングは内径がLightningコネクタ根元のやや太くなった部分にちょうど合うサイズになります。
サードパーティ製ケーブルや、MacBook用ACアダプタのケーブルではコネクタ根元の部分が少し太いため、内径に余裕が有るスプリングが必要です。
スプリングの装着手順:
- まず、スプリングの一端を少し開いておきます。
- その開いた部分にケーブルを通します。
- 後は、スプリングの方をクルクル回すようにしてケーブルに嵌めていきます。
- 全て嵌め終わったら、Lightningコネクタの根元に寄せます。
尚、スプリングの端でケーブルの被覆を傷付けないように、テープ等でケーブルを覆っておくと良いでしょう。
この状態で曲げてみるとスプリングが程良い補強になって、無理に曲がることが無く良い感じです。
そういえば、家電品の電源ケーブルではACプラグ側にこんな感じでスプリングが嵌まっていますね。
オーディオ用では布製の被覆も有り、昔懐かしい炬燵やアイロンの電線を見る想いです。
カバーもOK
Lightningコネクタの保護キャップもそのまま使用出来ました。
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