帰省先にて録画消化中 … ロケフリ視聴

【この記事の所要時間: 517秒】

年末年始は様々な特別番組が多く、また師走の忙しさで録画の消化がなかなか追いつかず。
反面、帰省すると実家でノンビリ出来て時間に余裕があるので、暇潰しを兼ねて溜まった録画を消化する良い機会です。 

数年前にロケフリ(遠隔視聴)環境を構築し、帰省時に実家で録画を観る機会が増えました。 
また、自宅の書斎や寝室などテレビを置いていない部屋で観る際にも活用しています。
(via;自宅内ロケフリ視聴

 

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実家でロケフリ視聴中。

 

ロケフリ環境

●配信側
・録画番組視聴:録画サーバ ((PT2を二枚搭載したWindowsXP自作PC。)) ⇒ メディアプレーヤー”Buffalo LT-H91DTV” ⇒ Slingbox
・リアルタイム番組視聴:デジタルハイビジョンチューナー”REGZA-TV D-TR1” ⇒ Slingbox

●視聴側
・モバイルWi-Fiルータ & MacBookAir/11/iPad mini Retina/iPhone5s 

 

視聴画面

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MacBookAir/11で視聴する際には”Slingplayer for Google Chrome”を使っています。
今回初めて使いましたが、以前Safariで使用していた頃に比べて操作性と安定性がかなり向上しています。 

一枚目の画像は、メディアプレーヤーの録画番組一覧画面です。
録画サーバ(WindowsXP)の共有ドライブを自宅内LAN経由でマウントし、PT2で録画した生TSファイルにアクセスしています。
二枚目の画像は、録画番組を再生している画面です。
ウィンドウの右横にはメディアプレーヤー付属の実機とそっくり同じデザインのリモコンパッドが表示され、 もちろん全機能(ボタン)が実機通りに操作出来ます。

リモコン操作は、実際にはネット経由でコマンドを送るとSlingboxから赤外線コードを送出し対象機器を操作…という流れのため、実機よりも遅延が有ります。
特にこのメディアプレーヤーはレスポンスが良く無いため全ての操作で結構待たされる感じがあります。
赤外線コード送出による遠隔操作のため、予めSlingboxに登録されている機器(もしくは互換品)以外での使用はかなり厳しいかも。 ((Buffalo LT-H91DTVとREGZA-TV D-TR1は登録機器。)) 

尚、Slingplayer自体でも簡単な操作が可能で(ウィンドウの下に操作ボタンが並んでいる)、リモコンパッドを使うよりもレスポンスが良いですね。

 

視聴後の削除

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消化ですから見終わった番組は当然削除するわけですが、あいにくメディアプレーヤーには番組削除の機能がありません。
どうするか…というと、直接録画サーバにアクセス(VPN)してエクスプローラーで番組ファイルを削除します。

ローテクですが仕方なし、それにシンプルな手段なら確実ですしね。

 

安定稼動♪

今は実に安定稼動している録画サーバですが、構築して暫く経ってからフリーズや勝手にリブートするなど挙動不審が目立ち、特に昨年の今頃は多い時にはリブートした翌日に三度も(そのうち一度は目の前で)フリーズするなど超絶に不安定でした。

不思議なのはこうした挙動不審が起こるのは寒い時期が殆ど…真夏の猛暑では不思議と起きません。
暑さが原因ではないとすると発熱や熱籠もりによる熱暴走は考えにくく、実際内部の温度は特に問題になるほど上がってはいません。

寒くなると不安定になることから、コネクタなど接触部分の嵌合不十分ではないか?…と、今年二月頃にコネクタ等の結合部分を全て一度外し、接点の掃除(埃飛ばし、接点復活剤塗布)をして再結合。
更にタイラップとハーネステープで結合を補強しておきました。

その後は十ヶ月経過してまた寒い時期に入った現在もすっかり安定稼動しています。

 

モバイルWi-Fiルータ

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帰省先でのインターネットアクセス手段がUQ-WiMAX(HWD15)がメイン。

以前はイーモバ(現ワイモバ)LTEを利用していましたが、今年の春から帯域制限(7GB超)が掛かるようになったため、現時点で帯域制限が無いUQ-WiMAXへ乗り換えました。

コトの起こりは今年9月の中頃、前回の帰省時(秋季休暇)のこと。
やはり帰省先で録画消化をしていたところ、視聴の途中で急に著しく画質が低下しコマ落ちや音飛びも激しくなってとても視聴に堪えず。
どうやら帯域制限に達してしまったらしく、以降は月末まで実質100kbps以下の激遅状態に…。
まだ帰省二日目辺りで、自宅に戻るまでこれでは到底使い物にならない…と判断して、即座にUQ-WiMAXへの乗り換えを決めて、その日の内に実家近くの家電量販店でHWD15を契約・購入した次第です。
(via;モバイルWiFiルータ新調 … UQ WiMAX HWD15

今回は実家に帰着してからトータルで十数時間(衛星波:9GB/時間、地上波6GB/時間)の録画番組を最高画質(高画質/HDモードに自動調節)で観ていますが、今のところ安定そのもの。

 

ちょっと不満点

実家はWiMAX2+のエリアでアンテナ強度MAXですが、頻繁にWiMAXへハンドダウンしてしまいます。
WiMAXはアンテナ強度MINなので切り替わる理由が思い当たらない。
稀にWiMAX2+へ復帰(ハンドアップ)することもありますが、殆どはそのままなので戻したい場合は再起動が必要です。
上の写真でもWiMAXへハンドダウンしてしまっていますね。 

もう一つ…これはMacBookAir/11側の問題ですが、OSX10.10(Yosemite)ではUSB接続での通信が出来ません。
HWD15自身は問題無く認識し、ファイルへのアクセスや管理ツールの使用が可能ですが、USB経由でのネットアクセスが不可です。
MacBookAir/11をOSX10.10にアップデートしたのはHWD15を使い始めた後でしたが、今回の帰省までHWD15をUSB接続して使う機会が無かったため、まさか使えなくなっているとは気付きませんでした。
ちなみに、上の写真では給電のためにUSB接続しています。 

他にもOSX10.10にしてからBluetooth接続が酷く不安定になっていますし(ペアリングが出来なかったり勝手に解除される、安定して使えていたアプリが使えなくなった)、通信関係に余計な改悪を加えたのでは無いか?と疑っています。