無線機一式新調 … FT-818ND、他

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ふと、デジタル通信と帰省時の移動運用(移動手段はクロスカブ)をしてみたくなり、長らくコールサインを維持するだけの開店休業状態から実運用の再開局に踏み切ろうと決意。
手持ちの無線機はハンディ(VX-8D)のみなのでHFに出られる物が欲しい。

となると候補はおのずと決定…数年前にも一度再開を考えてFT-817NDを候補にいろいろ検討していたので、今回も同じ機種にしようと調べてみると後継モデルのFT-818NDが出ていることを知る。
ボディ形状が全く変わっていないため既存の関連品が流用できるし、機能的にも殆ど変化が無く或る意味枯れている点も安心要素。

ちなみに初代FT-817(無印)が発表されたのは2000年で、最初で最後に行ったハムフェア(横浜開催)で参考出品されたそうだが、まったく記憶に無し。
この時にVX-5を携帯してFMラジオ代わりに聴きながら展示を見て回り、昔のBCL用受信機(TRIO R-1000)を買おうかどうしようかかなり悩んだ…なんてことは覚えていたりする。

 

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サイドテーブル(幅50×奥行40cm)に諸々を配置した様子。
外部アンテナが未だ準備出来ないため付属のアンテナを装着している。
一応SCU-17経由でラズパイまで繋いでいるけれど未設定のため、現時点では多機能FMラジオ状態(^^ゞ
内蔵スピーカーの音は割と良い。
それにしても…早くスタンドを装着しないと思っていた以上に操作し難い。

 

無線局免許(局免)の変更申請(送信機追加)は昨夜Web(総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite)から手続きを行った。
無事完了したら、次はデジタル通信に向けての変更申請を行う予定。
追加時にデジタル通信関連を含めると手間や時間が掛かるそうなので敢えて分けることにした。

 

さて、今回は購入品の紹介を。

 

 

購入品1

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FT-818ND … HF/50/144/430MHz オールモード・トランシーバー
・SCU-17 … USBインタフェースユニット
・CT-62 … 接続ケーブル(FT-818ND⇔SCU-17)
RHM8B … 7〜50MHz帯広帯域ハンディアンテナ

 

FT-818ND

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ドキュメント類を除いた構成品。

左上から時計回り:
・本体
・マイクとマイク掛け金具
・ACアダプタ
・内蔵バッテリー
・DCケーブルとφ3.5mmモノラルプラグ
・パッチンコア ((ケーブルを挟んでパッチンと留めるフェライトコア。)) と本体底面に貼り付けるゴム脚
・ホイップアンテナセット(50/144/430MHz対応)
・ショルダーベルト

本体のコンパクトさに比べてマイクが大きい…いや、マイクとしてはこれが相場の大きさで、本体がコンパクトなため大きく見えるだけなのか。

 

SCU-17、CT-62

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左上から:
・本体
・USB-A⇔USB-Bケーブル(ELECOMの市販品がそのまま添付されている。)
・付属ケーブルとφ3.5mmモノラルプラグ

運用再開の大きな目的がデジタル通信なので、PCとのインタフェースとして必須。
CT-62はSCU-17とFT-818NDを接続する際に必要。

 

RHM8B

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アンテナ本体とロッドエレメント。
ワイドバンド対応でコンパクトなアンテナ…ということで幾つか候補に挙げた中で、サイズ・デザイン・価格・ユーザー評価で選んだ。

 

 

購入品2

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CQオームオリジナルのFT-817/818用液晶保護シートアサップシステムのFT-817/818用メインダイアル
FT-818NDのダイアルは小さく指掛かりも浅いため、周波数を大きく動かしたい場合は結構面倒。
本品はアルミ削り出しで程良い重量感があり、クランク軸のおかげで高速回転がし易い。

 

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保護シートの貼付とメインダイアルの交換を完了。
保護シートは簡単に貼ることが出来たが、メインダイアルの交換は少々手間取ったかな。
まず最初にダイアル周りのゴムリング(流用する)がなかなか外れず、次はメインダイアル自体がなかなか取れず(もちろんイモネジは完全に緩めている)、最後は交換したメインダイアルがなかなか嵌まらず。
メインダイアルが嵌まらないのは、軸にネジ留め時についた痕が引っ掛かるため付属の紙やすりで軽く削れば良い…とのことだが、その紙やすりが付いていなかった。
幸いに手持ちが有ったので良かったけれども…。

 

 

購入品3

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LDG Z-817 … FT-817/818用オートアンテナチューナー
・MFJ MFJ-1317 … ACアダプタ

実はこれらはFT-818ND一式の購入が確定する前にフライング購入した。
ACアダプタは本体を入手したら直ぐに欲しいし、それなら送料同じだからアンテナチューナーも一緒に買っておこう…と。
万が一、FT-818NDの購入計画が白紙になっても、これらなら放出しても需要が有りそうだしね。
尚、購入先はアメリカのショップ DX Engineering …問合せの対応が良く、発送も迅速丁寧。

 

Z-817

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本体と、FT-817/818との接続ケーブル。

FT-818NDと組み合わせることでアンテナとの結合をワンタッチで自動
チューニングしてくれる軽量コンパクトなアンテナチューナー。
当初購入の予定は無かったが、後述のACアダプタだけを海外通販するのは送料的に勿体ないし、いずれ使う機会が有るだろうから…と併せて購入。
国内販売価格の半額程度なのも大きな理由。

 

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FT-818NDに重ねると程良いサイズ感。

 

MFJ-1317

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FT-818ND付属のACアダプタは内蔵バッテリーの充電専用のため、AC電源で運用するためには別途適合出力のACアダプタが必要。
ノートPC用や汎用のACアダプタを改造しているユーザーも多いが、本品は電圧・電流ともにそのまま適合し、更にノイズも少ないとのことで評価が高い。
国内販売価格は倍以上する上に現在品切れで納期未定のため海外通販した。
ACアダプタの出力プラグ(Φ2.1mm)からFT-818NDの入力ジャック(EIAJ#2)に変換するケーブルが付属している。

 

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付属のACケーブルは少々長く(2m弱)プラグが3Pのため、2Pプラグ(アース線別出し)の短い(50cm)ケーブルを調達した。

 

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DCケーブルには手持ちの大型パッチンコアを装着。
下はFT-818ND付属のパッチンコア。

 

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FT-818ND付属ACアダプタ(上)との比較。
ほぼ倍のサイズ。

 

 

オマケ

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本体他(購入品1)を購入した際にオマケで頂いたYAESUの卓上カレンダーとボールペン。