FT-818NDはコンパクトなことがメリットでもありデメリットでもある。
そのデメリットというのは、狭いディスプレイと小さくて混み合ったダイアルやボタンのため、横置きした際の操作性が今一つなこと。
操作性の改善目的で前面パネルを上向きに持ち上げるように工夫しているユーザーが多く、ネットで調べるとサードパーティ製品/市販品流用/自作品などの様々な後付けスタンドを見ることが出来る。
まだFT-818NDを購入するかどうか半々の気持ちだった頃、もし買ったとしたらスタンドも必要だな…と調べていて出会ったとある海外メーカーの製品がすっかり気に入って、FT-818ND購入を決める大きなキッカケになった。
その製品が届いたので早速装着した。
購入品
PORTABLE ZEROの817 escort。
実は購入で少々手間取った。
Web上のフォームで発送先などを入力して(英語…但し、国と都道府県はプルダウンメニューで日本語になっていた)、PayPalで支払ったのだが、発送先住所が日本語で書かれているため配送業者(U.S.Postal)で処理出来ない、とのことで返金処理(注文キャンセル)になった。
ショップからの連絡では、フォームに入力された住所ではなくPayPalに登録されている発送先住所で配送業者へ依頼しているが、英語以外は対応出来ないため英語で記載して欲しい、とのこと。
そういえば…直前に国内のショップで利用した際にPayPalの発送先住所を日本語表記版にしたままだったことを思い出して、英語表記版に切り替えて再度発注したが、またもや返金処理通知。
今度は何が理由なのかとショップに問い合わせると、送料が安くなったので差分を返金したもので、注文自体は処理されて既に発送済み、とのこと。
米国内で若干日数が掛かった様だけど(発送受付から航空便に乗るまで一週間近く…豪雪の影響かな)、日本国内に入ってからは連休中にも関わらず迅速に進んで、今日の午後届いた。
梱包箱は凹んだり一部破れてボロボロだったけれど、中身は見ての通り全く無傷。
メールで遣り取りしていた担当者に「届いたよ!とても気に入った!」みたいな連絡をしたら『そりゃぁ良かった!』って返ってきた(^^)
構成品
内容物は、図入りの説明書、保護フレーム(左右)、脚、ネジ類と工具(六角レンチ…二種類)。
肉厚の5052アルミニウム材をレーザーカットした頑丈な造りで、粉体塗装も厚くしっかりしている。
色はブラックとオリーブドラブの二種類有り、オリーブドラブを選択。
同時購入品
一緒に買った817 Spider Kit for LDG Z-817 Tuner。
冒頭の写真のようにFT-818NDの上にZ-817を重ねた状態で固定するネット状の物で、817 escortのフックリングに引っ掛けて使う。
使用頻度はそう高く無いと思うしバイク用の荷掛ネットで流用出来そうだけど、安いし($14.50)送料は変わらないので併せて購入した。
装着
左右側面の前後に有る計8本のネジを外し、保護フレームと折り畳みスタンドを組み付ける。
写真では明るめに映っているが、実際は濃緑色。
スタンド
スタンドは立てる/倒すの二段階で、角度調整などは出来ない。
滑り止めと接触面(対象物)保護のため、ゴムシートを貼る。
スタンドを立てた状態で、設置面から前面パネル下端までの高さは約6cm。
メインダイヤルのクランク部分が突出してしまうが、純正のメインダイアルであれば張り出しの範囲に収まる。
後面のアンテナ端子は張り出し内に収まる。
ミリタリールック
こうなるとボディも同色(OD)で塗りたい。
一緒に写っている軍用ハンドセット(H-250レプリカ)はいずれFT-818NDで使えるように改造する予定。
5.11 PUSH Pack(OD)
FT-818NDを入れてもまだ関連品を入れる余裕が十分あるので、移動運用をする際に良さそう。
今はまだ受信のみなので、局免許の変更申請(無線機追加)完了が待ち遠しい。