FT-818ND弄り … サイドアンテナ基台装着&メインダイヤル交換

【この記事の所要時間: 42秒】

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サイドアンテナ基台装着

FT-818ND(以下、FT-818と略)を使用する際には当然だが別途アンテナが必要。
せっかくのポータブル機なので本体に直接装着したいが、前面のBNCコネクタではアンテナの重さに因る負荷が心配だし、後面のMコネクタだと切替リレーの動作に伴い若干だが消費電流が増してしまう。
両者の良い所取りを期待してMコネクタに装着するブラケットを作ってみたものの…Mコネクタへの固定(ネジ込み)が意外と面倒なことと、Mコネクタの嵌合に伴うアンテナの傾きも意外と気になることから、結局実用することなくお蔵入り。

 

先日、ふとネットで別件の調べ物をしていた際に、FT-818(FT-817)の側面にネジ留めするサイドアンテナ基台なる物があることを知った。
本体の上下カバーを固定するネジ穴を使う仕組みで、自分のFT-818にも装着しているescortの折り畳みスタンド付き保護フレーム(817 escort)との共存も可能(というかむしろ推奨)なこともあって、早速購入。

 

 

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817 Club サイドアンテナ基台(817-SAM)…ハムショップ マッコイ 扱い。
基台本体と取り付けネジ(キャップビス)、平ワッシャー、スペーサー(817 escort使用時は不要)のセット。
ちなみに、ハムショップ マッコイでは817 escortなどPORTABLE ZERO LLCの商品も取り扱っている。

 

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基台はアルミダイキャスト製ベースと樹脂製ボックスで構成されている。
尚、BNCコネクタカバーは手持ち品で、商品には付属していない。

 

 

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817 escort付属ビス(左)とサイドアンテナ基台付属ビス(右)の違い。

 

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装着完了。
基台から出ているBNCコネクタ付きケーブルでFT-818と接続する。
ケーブルは割と硬めながらこの写真くらいには無理なく曲がる。

 

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ボックス横のツマミを緩めると角度を変えることが出来る。

 

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GAWANTを装着。
GAWANTのボディと基台のボックスが同じような素材と形状なので(同じシリーズのサイズ違い?)、見た目の相性も良し。

 

 

メインダイヤル交換

自分のFT-818は購入時にメインダイヤルをサードパーティ製(ASAP AS-817DLb)に交換しているが、一点だけ不満が有った。
それは特長の一つでもあるクランクノブ。
このノブを持って回すことで周波数移動が素早く出来る…という謳い文句なのだが、今一つ回し難く、むしろダイヤルの縁に指先を掛けて回したほうが楽に感じる。
また、このノブ部分が保護フレームの先端より突出するため、万が一前面から平らな面などに当たった場合にもガードされず、またこの出っ張りを何かに引っ掛けるなど、エンコーダー部分に衝撃を与える要因になるのではないかと感じて、いっそのことノブを取り外そうかと思ったり。 ((純正と異なりアルミ製というのも交換した理由。)) 

 

これまた先日、ツイッターのタイムラインを眺めていて、フォロワーさんのとあるツイートの写真に目が留まった。
FT-817のメインダイヤルをアルミ製のポテンショメーターノブに交換した写真。
まるで誂えたかのようにピッタリで違和感無く、良い感じ。
早速真似をさせて頂くことにした。

 

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電子機器のエンコーダーやオーディオ機器のボリューム等に使われるノブ。
エレキギターのカスタマイズ用として様々な素材(樹脂製、金属製)とカラーの物が出ている。
ツイートではAliExpressの商品ページが紹介されていたが、Amazonでも扱っていてプライム対応で翌日配達も可能なことから若干高くなるけどそちらで購入した。

 

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全体がアルミ製…樹脂製の本体に薄いアルミ製カバーを被せた構造の物も有るが、軽いと回した時の感触が今一つ。
サイズは、直径φ25mm×厚さ15.5mm、対応軸径φ6mm。
側面は縦横の刻みが有り指掛かりが良い。
前面の「◀」は無い方が好みなので、綺麗に消す方法を思案中。

 

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装着はキツくもユルくも無くスムーズで、回した際のガタつきや偏心も感じられない。
本体とのクリアランスは写真の通りで、これよりも径が大きいと接触してしまう。

 

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保護フレームの先端より内側に収まっている。

 

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違和感無く、むしろ高級感がある感じで大満足。
ダイヤル前面の縁に指先を掛けてクルクルすると速く回すのも容易。