シューティングボックス作成&弾速計導入

【この記事の所要時間: 341秒】

随分久しぶりに銃器趣味のモチベーションが上がってきている。
ゲームやマッチはしないので部屋撃ち専門…これまでは段ボール箱などで作った(とも言えないその場しのぎの)的を撃っているだけだったけれど、それなりにしっかりした物が欲しくなってきた。
市販の手頃な価格の物は大抵過去に試してきたけれど今一つ満足出来ず、それなら自分で作れば良いじゃないか。
ネットで調べてみると、ジョイントマットでシューティングボックスを作っている例が幾つも有り、どれも手軽ながらなかなか良さそう。

部材

右下のクッションテープは使用せず、ステー金具も三本のみ使用

・ジョイントカラーマット(30cm四方、約10mm厚、六枚入り⇒全て使用)
・タイルカーペット(30cm四方、約5mm厚、九枚入り⇒五枚使用)
・ゴムシート(30cm四方、約10mm厚、一枚使用)
・ステー金具(20cm長、7mmΦ穴、三本使用)
他に6mmボルト/ナット/ワッシャー×2セット使用

スポンジ用超強力両面テープ

ジョイントマットやタイルカーペットも強力に貼り付けてくれる。

加工

ジョイントマットの加工

ジョイントマットの三枚を加工する。
・四辺に有る結合用の突出部分を切り落とし、中程上寄りに弾速計(XCORTECH X3200 MK3)が少々キツめに入る程度の四角い穴を開ける。⇒これを二枚
・突出部分を残したまま、弾速計が入る穴を開け、三つに分割する。⇒これを一枚

カーペットシートの加工

タイルカーペットの五枚を加工する。
・26cm四方に切り出す。(ジョイントマットの突出部を除いた一辺は26cmのため)⇒これを四枚
・26cm四方に切り出し、弾速計後部の開口部に合わせた四角い穴を開ける。⇒これを一枚

ゴムシートの加工

ゴムシートを加工する。
26cm幅に切り出す。⇒これを一枚

組み立て

無加工のジョイントマットを四枚(底面、後面、左右面)使って箱状にする。
それぞれの面の内側に加工済みのタイルカーペット(穴開け加工無し)を両面テープで貼り付ける。

ゴムシートの取り付け

無加工のジョイントマットにゴムシートを固定する。
固定位置はジョイントマットのほぼ中央辺りで、ボルト⇒ワッシャー⇒ステー金具⇒ジョイントマット⇒ステー金具⇒ゴムシート⇒ステー金具⇒ワッシャー⇒ナット、の順番で取り付ける。
手持ちのボルトはちょうど良い長さが無く、かなり長く突出してしまったが、35mm長くらいが良いだろう。
固定したゴムシートは後面に沿わせるように湾曲させ、下端と底面の間には切り出して余ったゴムシート片を挟み込んで支えにしている。

弾速計の取り付け

弾速計が入るよう穴開け加工したジョイントマット二枚を、切り出して余ったジョイントマット片を介して(両面テープで貼って)結合する。
一方の面には、穴開け加工済みのタイルカーペットを貼り付ける。

弾速計を差し込む。

完成

的撃ちモード

穴開けと三分割加工したジョイントマットの上端と下端の部分をそれぞれ装着する。
下端の部分には背面にタイルカーペットの切り出し片を貼り付けている。
この状態でターゲットペーパーを貼り付ければ的撃ち用に良し。

弾速測定モード

組み上げておいた弾速計部分を先に格納し、前面にジョイントマットを装着する

試射

ゴムシートの弾痕

早速、弾速測定で100発ほど撃ち込んでみた。
ほぼ同じ個所に着弾したが、ゴムシートの表面は凹みが出来た程度。
ゴムシートの湾曲で着弾後は下向けに落下する。
内側に貼り付けたタイルカーペットのおかげで、着弾音がかなり抑えられ、ゴムシートの重さで撓むことも無し。