[IC-705] PEOVI CARRY CAGE 用拡張フレーム装着

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IC-705には、持ち運びのし易さと(移動運用をしなくても、コンパクトなので自宅内で割と持ち回る)、うっかり前面を下にしてしまった時に操作部分の保護、そして、操作しやすいよう置いた際にやや上向けにしたい…という目的で、PEOVIというメーカーのキャリーケージを装着している。

このキャリーケージに装着して上・下・後面の保護性を高める拡張フレーム「FULL WRAP PROTECTION ADD-ON KIT」が発売されていたので、早速注文した。
受注生産の様で(発送までの)納期は2〜3週間とのことだったが、若干掛かって注文から約一ヶ月半で届いた。

構成品

アドオンキット(右上)は4つのパーツ(アルミ削り出し)で構成され、既に組み立て済み。
その下はキャリーケージ付属の物とソックリなハンドル(こちらもアルミ削り出し)。
他には、各種ネジ類とその工具(六角レンチ)、アドオンキットに貼り付けるゴム足。

左:キャリーケージ付属のハンドル/右;アドオンキット付属のハンドル

ハンドルは全く同じ形状で幅と厚さも同じだけど高さのみ微妙に異なっている。
キャリーケージ付属のハンドルには持ち手中程に「IC-705」の文字がレーザー印字されているが(希望すればコールサインを指定出来る)、アドオンキット付属の方は無地(希望オプション設定も無い)。

パッケージには「USE AS STAND」の文字…つまりハンドルではなくスタンドとして使うということらしい。

組み立て

アルミの塊から削り出された各パーツは精度も高く、無理無く・ガタ無くピッタリ嵌合出来る。
特にキャリーケージ本体とアドオンキットはネジを締めなくてもほぼ固定されるほど。
アドオンキット付属のハンドルは底部に装着する。
ちなみに各部に開けられた穴(真円のみ)は全てネジが切られていて、工夫次第で様々な小物を装着出来る。

装着

底部に装着したハンドル(アドオンキット付属)を手前に倒して設置する。
後方に畳んだ状態ではハンドル固定ネジの頭(結構高い)が接するため、置く場所によっては接触時の傷や凹みが気になるところ。(ゴム足でも貼っておくかな。)

アドオンキットは本体の縁に沿う形状でやや内側に配置されていて、必要最小限の範囲で覆っている。
そのため、ケージというよりも外骨格というイメージ。
保護性という点では他社製品(たとえばWINDCAMP ARK-705)の方が覆う範囲が広く・開口部が狭いので上だと思われるが、反面、素のボディを極力覆わないことで、他社から出ているアンテナベース(ブラケット、サポート)などを装着する際に干渉しないという利点が有る。

スタンドを手前に倒した状態で置くと、後部フレーム(?)の直線部分がちょうど設置する。
この部分には付属のゴム足を貼り付けるようになっている。

同梱されていたメッセージカード。
こういうちょっとした心遣いが嬉しいね♪