[HiGOLE GOLE1 Pro] 関連小物いろいろ

【この記事の所要時間: 857秒】

何か機器を新規に導入するとさまざまな小物(周辺機器を含む)も欲しくなってくる。
先日入手したHiGOLE GOLE1 Pro用にも、そんな小物を揃えてみた。

液晶保護フィルム

液晶ディスプレイ付き小物を新調した際、先ず保護フィルムというのはもはやお約束。
GOLE1 Proでも9H強度の反射低減タイプを購入した…が、購入時点で既に保護フィルムが貼られていて、埃の混入や気泡も見られず、光沢タイプながら反射や映り込みが余り気にならないので、敢えて貼り替える必要は無いだろうとそのままにしている。

それにしても、発売されて割と直ぐ・しかも或る意味ニッチな製品の保護フィルムもちゃんと出してくれていることに感謝したい。

タッチパッド付きミニキーボード

GOLE1 Pro自身での文字入力やタップ操作はそこそこ使えるものの、ソフトキーボードは画面の下半分を専有するし、画面タップでは細かい位置合わせが難しい。
なら、無理せず外付けキーボードを使えばいいじゃないか…というわけで。
取り回しを考えれば当然ワイヤレス、但しBluetoothはWindowsが正常起動していないと使えないため、専用の無線ドングルを使用するタイプが前提。
GOLE1 Proと併せ持つことを考えればなるべく同じくらいのコンパクトサイズで、出来ればタッチパッドも装備されていることが望ましい。
当然ながら文字入力が不満なく行えるキーボードというのが条件。

キーボード面

購入したワイヤレス(専用無線ドングル使用)・ミニキーボード。
サイズは145×75×10mmで、横幅がGOLE1 Proとほぼ同じ。
キートップ(文字キー)のサイズは約8×6mm、各キーの間隔は約2mm、バックライト内蔵、適度なクリック感が有り押しやすい。
一見、一般的な配列に見えるが、一部の記号(黄色表示)が英字キーに割り当てられていて【Fn】キー併用のため、慣れないと戸惑う。
キーのサイズやクリック感など両手で持って親指打ちをしていると、かのHP-200LXを思い出す。(特にクリック感がそっくり。)

変わった機能としては、テレビなどの赤外線リモコンを学習(登録)してリモート操作が出来る。
このリモート操作の際に使う(であろう)電源ボタンが一般的なキーボードでの【BS(BackSpace)】に相当する位置(右上端)に有り、うっかり押しかねない。
このボタン(キー)は、赤外線リモコンを設定していない場合はパソコンの電源ボタン操作に割り当てられているため、結果としてGOLE1 Proでは電源ボタンが短押しされたと見做してスリープしてしまう。
システムの「電源ボタンを押したときの動作」を「何もしない」に変更すれば無反応に出来るが…短押しでスリープ移行も便利だしなぁ…。
(もしかすると、長押しするとGOLE1 Proの電源ボタンを長押ししたのと同じようにシャットダウンするのだろうか?…だとしたらちょっと危険かも。)

タッチパッド

このミニキーボードの大きな特徴は裏側(底面に当たる面)にタッチパッドが有ること。
裏返すことでキーボードとタッチパッドが自動的に切り替わる。
一般的なタッチパッド付きミニキーボードと比べてタッチパネルが広いため(ほぼ二倍)、操作し易い。
また、縦横が変更出来るので、スマホやタブレットの縦長画面(GOLE1 Proも可)時の使い勝手も良し。
タッチパネルの周囲は状態に応じて様々な色で点灯し、初期状態では未接続時(上の写真)は赤色、接続時は緑色(下の写真…ライムグリーンに見える)、設定で他の色も選べるようだ。

GOLE1 Proでキーボード使用中
GOLE1 Proでタッチパッド使用中

指紋認証リーダー

起動時やスリープ解除時にパスコードを入力するのは一般的なキーボードでさえ面倒で、手持ちのPCは極力指紋認証対応にしているほど。
キーボードが小さなGOLE1 Proでは尚の事…より手軽・身軽に使えるよう、指紋認証リーダーを装着することにした。

指紋認証リーダー

Amazonで評価が高く、価格も安かった(セール中で二千円を切っていた)ことから選択。

メタルボディで仕上げも良し

金属製で仕上げも良く、高級感が有る。

装着はスムーズだけど若干ガタつく

GOLE1 Proに装着すると問題無く認識され、WindowsHelloの設定で指紋を登録するとすぐに使えるようになった。
横持ち時用に左手親指、縦持ち時用に左手人差し指を登録している。
USBポートへの差し込みがスムーズな反面、指紋認証時に若干ガタつくのが気になるところ。

Oリングでガタつき解消

手頃なサイズのOリングをUSBコネクタの根元に装着することで、無事ガタつきを無くすことが出来た。
ミニキーボードの専用無線ドングル(下側)はガタつくことは無かったが、隙間埋めということで同様にOリングを装着。

バックアップ用SSD&USBメモリ

パソコン系は万が一のトラブルに備えたバックアップが欠かせない。
ましてやGOLE1 Proのような「一般的ではない」製品の場合は、何か起きれば自身で対処(リカバリ)するしかない。
尤も、自身で対処出来る層を想定した製品なんだろうけど。
というわけで、バックアップ用の外付けSSDと回復ドライブ用のUSBメモリを準備した。
いずれも手持ち品の転用。

USBメモリ、外付けSSD、SSD接続ケーブル

Windows11の回復ドライブは32GB以上とのことなので、ちょうど余っていた64GBのUSBメモリを使用。
※上の写真では間違えて(別PCで使っている)同じシリーズの32GBモデルが写っているが…。
外付けSSDの容量は250GB…GOLE1 Proのストレージ容量は128GBなので余裕だろう。
尚、バックアップツールは「MiniTool® ShadowMaker Free 4.0」を使用…無償のフリー版でもシステム丸ごとのクローンを作成出来るのが非常に有り難い。
手持ちのWindowsPCでは以前からこのツールを使っていて、内蔵SSDの交換でもお世話になってきた。

他に写真には無いが、サブドライブとして256GBのmicroSDXCカードをカードスロットに装着している。

セミハードケース

持ち回る際や、自宅でも普段保管しておく際に小物をまとめて収納出来るセミハードケースが有ると便利。
サイズがほぼ同じである前モデル(GOLE1)では任天堂3DS LL用のケースを流用しているという話を結構見掛けたので、3DS LL用の製品を探した。
尚、2.5″HDD用ケースも近いサイズだけど微妙に小さくて、GOLE1 Pro単体でも厳しそう。
(セミハードケースじゃなくてポーチタイプなら収納出来るかも。)

外観
内部
内部

全体は艶消しの黒色で、ファスナー部分が赤色。
上下収納部の間にはカートリッジ収納ポケット付きの仕切りがあり、メモリカード等の収納にも良さそう。
外寸(実測)は190×120×60mm、結構厚さがありゴロンとしている。

内部の両端にスポンジを貼り付け
GOLE1 Pro(USBドングル装着)を収納した様子

GOLE1 Proを収納すると左右にやや大きめの隙間が出来るため、手持ちのスポンジを切って貼り付けた。
指紋認証リーダーやミニキーボード用無線ドングルを装着したまま収納出来る。

収納状態

下側収納部にはGOLE1 Pro、上側収納部には外付けSSD(バックアップドライブ)/接続ケーブル/USBメモリ(回復ドライブ)/充電用USBケーブル、仕切り板の上にはミニキーボード…をそれぞれ収納。
これでACアダプタも入れば言うこと無しだけど…さすがにあのサイズは無理。
DC給電の仕様が特殊なので他に使えるアダプタやモバイルバッテリーを探すのも大変そう。
なんで、Type-CなのにPD非対応で12V/3A給電なんて使い勝手の悪い仕様にしたんだろう…?

冷却スタンド

GOLE1 Proはファンレスで、金属製ケース自体を放熱に使っている様子もあり、負荷が高いと結構熱くなる。
バッテリーがケース裏板(底板)に装着されており、使用中に充電している際にもかなり熱くなるらしい。(充電しながらの使用はバッテリーへの負担も考えると余り宜しくない。)
また、置いて使う場合には画面がやや上向きになるように傾けたい。
最近はスマホの裏側に装着する冷却ファン(スマホクーラー)が色々出ていて、中にはスタンドタイプも有るので、その中でペルチェ素子とファンを装備して冷却効果が高そうな「サンワサプライ スマホクーラー400-CLN029」を購入してみた。

スマホ装着面

スマホ(今回はGOLE1 Pro)の背面が接する部分には熱伝導シートが貼られていて、その背後にはペルチェ素子が有る。

裏側

裏側にはファンが有る。

上面

中程に通気スロット(底部にも同様の通気スロット有り)、右端に電源スイッチが有る。

右側面

右側面には、上側に充電用microUSBポート、下側に折り畳みスタンドの開閉ボタンが有る。
スタンドの角度は完全に閉じた状態から120°/136°/152°/168°の4段階に調整できる。

GOLE1 Proを載せた状態
GOLE1 Proを載せた状態

スタンドがやや薄い硬質プラスチック製のため破損が心配かも。
もし壊れたら、角度固定でも構わないのでアルミ板で作り直すかな。

電源LED点灯

使用中は右下の電源LEDが緑色点灯する。
また、電源LEDの右横には充電LEDが有り、充電中は赤色点灯する。