自転車用ナビ「Beeline Velo 2」購入

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BD-1tiで遠地・遠距離サイクリングへ出掛けていた頃は結構早い時期からGPSナビを使用。
Garmin StreetPilot(多分…横長ボディでモノクロディスプレイ、GPSアンテナは縦/横回転式)に始まり、山歩き兼用のOregon(モデル名失念)やGPSmap64(これもモデル名失念)を使ってきた。
今ならスマホを使うのがお手軽だけど…耐候性や耐衝撃性、防水/防塵性となると心許無く、常時マップを表示しつつ音声案内ともなるとバッテリーの持ちも気になる所。

自転車の場合は移動速度がそこまで速くなく小回りも効くので、寄り道やルート間違いをしてもリカバリは容易。
実際に複数のGPSナビを使ってきて、自分の使用スタイルであれば、詳細なマップ表示や音声案内は不要で進行ルートや分岐点までの距離(もしくは時間)と分岐方向など最低限のナビゲーション機能が有れば必要十分ということに気付いた。
目的地に着いて施設などをピンポイントで探すのであればスマホのナビを併用すれば良い。
また、電動アシスト自転車に装着しても大仰な感じがしないサイズとデザインが望ましい。

BD-1tiのハンドルバーに装着

そんな感じのお手軽ナビを探して選んだのが「Beeline Velo 2」。
初代「Velo」は目的地までの方向と直線距離を示すコンパスモードのみだったが、「Velo 2」では進路や分岐点を表す簡易グラフィックと分岐点までの距離を示すルートモードも搭載された。
このルートモードが目的にピッタリ。
また、他の機能も速度/平均速度/時刻と経過時間/移動距離/到達予定時刻(ETA)/残り時間…と必要十分且つ最小限のシンプルさ。(ETAは特に嬉しい機能。)
操作も本体の上下左右に配置された物理ボタンのみで、上下で項目選択/左右で項目内の選択…と簡単。

購入品

本体(ユニバーサルマウント付属)の他に購入したのは、キャリーケースとディスプレイ保護フィルム。
保護フィルムは保護目的もさることながら、反射し易いディスプレイの視認性向上のための反射低減も大きな目的。

左から、Velo 2本体/キャリーケース/ディスプレイ保護フィルム

構成品

・本体
・ユニバーサルマウント
・ユニバーサルマウント固定用ラバーストラップ(長短✕各二本)
・充電用USB-A⇔USB-Cケーブル
・取扱説明書

Velo 2構成品

キャリーケース

コインケースっぽい作りで内部にメッシュポケットが二面有り、本体と充電用ケーブルを収納出来る。

キャリーケース:外観
キャリーケース:内部

ディスプレイ保護フィルム

素のディスプレイ表面は外光をかなり反射するため、反射防止タイプで且つ防指紋のフィルムを貼付した。

スクリーンバーライトの照射範囲に置いて撮ったが、反射(映り込み)はかなり抑えられている

充電ポート(USB-C)カバー

Velo 2の充電ポートは側面(正対した状態で手前側)に有る。
本体は一応「耐水性、防塵性」が有ると謳っているが、実のところ少々不安なので、手持ちのポートカバーを装着しておく。

側面に有る充電ポート(USB-C)
ポートカバーを装着

自転車での実使用は未だだけど、試しに(戯れに)徒歩で使ってみた。
目的地は新型コロナウィルスのワクチン接種で訪れた近所(徒歩15分程度)のクリニック。
専用アプリ(iOS/Android)の使い勝手が非常に良く、目的のクリニック名を検索で調べてセットするだけでルートを策定。
(近距離なので「バランスのとれた」ルートのみだったが、或る程度の距離になると他に「高速」(所要時間優先)や「静か」(走り易さ優先)も選択出来る。)
コンパクトサイズでシンプルな表示は徒歩でも良い感じ…ストラップを付けられるようなケースが有れば尚良し。

ユニバーサルマウントの裏面にはゴムの滑り止めが有り、ラバーストラップ(要するに輪ゴム)留めでも結構しっかり固定される
実際の表示は写真よりもハッキリクッキリして見易い